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数学好きの人は、誰でも投稿して下さい。
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/10 19:17 (No.603164)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201810030001/

これは難しいですね。というより、理詰めで解くにはある知識が必要ですね。ただし、そのある知識も数学的に証明して下さい。

おまけ:

https://www.tv-asahi.co.jp/reading/goodmorning/page/23/
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/12 07:57削除
解答
百の位はお互い9か8,十の位は7か6,一の位は5か4である事は自明だろう。
つまり、2×2=4通りを実際に計算すれば必ず解ける問題である。(理詰めじゃない方法。)
つまり、
 975  965  974  964
×864 ×874 ×865 ×875
―ーーーーー――――――――――――――
を計算すればよい。計算すると、
842400
843410
842510
843500
よって、最大は、843500より、答えは、

964
875

模範解答は次回。

おまけ:

https://danseiana.com/kusanagi-kazuki/
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/12 14:20削除
模範解答
百の位はお互い9か8,十の位は7か6,一の位は5か4である事は自明だろう。
ところで、2数の和が一定ならば2数の積が最大になるのは2数の差が最小の場合である。
例えば、1と9とか2と8とか2数の和が10の場合、2数の積が最大になるのは2数の差が最小、つまり、4と6の場合である。(証明は数学で後で。)

ここで、百の位は9か8,十の位は7か6,一の位は5か4なので、それぞれをどちらにしても出来る2数の和は、900+800+70+60+5+4=1839で一定である。
よって、2数の差が最小の組み合わせを考えると、大きい方が最小で小さい方が最大である。
つまり、964と875の組み合わせである。
よって、答えは、
964
875

定理
2数の和が一定ならば2数の積が最大になるのは2数の差が最小の場合である。

証明
2数をx,yとすると、x+y=a(aは定数)―――①
また、xy={(x+y)^2-(x-y)^2}/4―――②
①を②に代入すると、
xy={a^2-(x-y)^2}/4
aは一定だから、この右辺が最大になるのは(x-y)^2が最小になる時。つまり、x-yが最小になる時なので、2数の差が最小になる時である。
よって、2数の積が最大になるのは2数の差が最小になる場合である。
よって、示された。

おまけ:

https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E6%84%9B%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE-%E7%B4%94%E7%99%BD-%E4%BD%B3%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE-%E6%B7%B1%E7%B4%85-%E3%83%9E%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%81%8C%E8%AA%AD%E3%81%BF%E8%A7%A3%E3%81%8F-%E7%B4%85%E7%99%BD-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%87%E3%81%AB%E7%A7%98%E3%82%81%E3%82%89%E3%82%8C%E3%81%9F%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/ar-AA140WpM?ocid=msedgntp&cvid=0292e6ff37284792b89a507d1e0e1591
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/12 16:49削除
補足
定理
2数の和が一定ならば2数の積が最大になるのは2数の差が最小の場合である。

参考程度
2数をx,yとすると、x>0,y>0より、相加相乗平均を使うと、(x+y)/2≧√xy
両辺正より両辺を2乗すると、
(x+y)^2/4≧xy
ところで、x+yが一定より2数の積xyが最大になるのは等号成立の時である。
よって、x=yの時、2数の積は最大になる。
∴x-y=0
ここで、x,yは整数より2数の和が偶数の場合は2数の差は0になる(例えば、x=y=5とか)が、2数の和が奇数の倍は0にならず差が最小の場合がそれに当たる。(整数に限らない場合は、例えば和が11だったらx=y=5.5)
よって、2数の和が一定ならば2数の積が最大になるのは2数の差が最小の場合(0も含む)である。

因みに、2数の条件はx>0,y>0でない場合も成り立つので、前回の証明が大事である。念のため、私のオリジナルではありません。

>例えば、1と9とか2と8とか2数の和が10の場合、2数の積が最大になるのは2数の差が最小、つまり、4と6の場合である。

うっかり、5と5の場合を忘れましたね。今回の問題の場合は、百の位が8と9で分かれるので、絶対に等しくなりませんが。

参考程度2
2数をx,yとすると、条件よりx+y=a(aは定数)―――①
また、z=xy―――②
と置くと、①より、y=a-x これを②に代入すると、z=x(a-x)=-x^2+ax
∴z=-x^2+ax
これをxで微分してイコール0とすると、
z'=-2x+a=0 ∴x=a/2 
増減表は省略するが、この極値は極大値(極大点のx座標)である。また、これを①に代入すると、
y=a-a/2=a/2
よって、x=yの時、zつまり、xyは最大になる。
以後同じ。

おまけ:

https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E7%A7%98%E5%AF%86%E3%81%AE%E6%81%8B%E4%BA%BA%E3%81%8B%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A8%E3%82%82%E5%A9%9A%E6%B4%BB%E3%81%8B-%E8%B5%A4%E6%96%87%E5%AD%97%E7%B3%BB-%E4%BD%B3%E5%AD%90%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%AE%E6%81%8B%E6%84%9B%E4%BA%8B%E6%83%85%E3%81%A8%E7%B5%90%E5%A9%9A%E3%81%AE%E8%A1%8C%E6%96%B9-%E3%81%8A%E6%B0%97%E3%81%AB%E5%85%A5%E3%82%8A%E3%81%AE%E8%A3%85%E3%81%84%E3%81%AF%E6%B5%81%E8%A1%8C%E3%82%8A%E3%81%AE%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BC%E7%B3%BB/ar-AA1411Oh?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=f94fd884ffce4eff8f0b09ff90da6b72
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/9 20:26 (No.602073)削除
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/12 07:31削除
算数の解答なので、アバウトに解説しますね。

解答
直径より上の半円と正三角形に注目すると、左右2つの弓形は合同で1つを中央の所に移動させると正三角形になり、もう一つをふたを被せるようにくっつけると中心角が60°の扇形になる。また、その半径は、6÷2=3cmである。
これを半径より下の部分でも同様にやると、色付き部分全体の面積は、半径が3cmで中心角が60°×2=120°の扇形の面積と等しい事が分かる。
よって、6×3.14×(1/3)=2×3.14=6.28cm^2
よって、答えは、6.28cm^2

おまけ:

https://post.tv-asahi.co.jp/post-200343/(念のため、叔父さん目線です。)
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/11 11:59 (No.603826)削除
定理5.1
Hを群Gの部分群とするとき、次の命題は同値である。
(1)∀a∈G,aH=Ha
(2)∀a,b∈G,a(≡l)b(modH)⇔a(≡r)b(modH)注:(≡l)は左合同,(≡r)は右合同を表す。
(3)∀a,b,c,d∈Gに対して次が成り立つ。
a(≡l)b(modH),c(≡l)d(modH)⇒ac(≡l)bd(modH)
(4)∀a∈G,aHa^-1⊂H
(5)∀a∈G,aHa^-1=H

証明
(1)⇒(2):左合同,右合同の定義よりわかる。
(2)⇒(3):定理4.2を使うと、
a(≡l)b(modH)⇔a(≡r)b(modH)
         ⇔ac(≡r)bc(modH)
         ⇔ac(≡l)bc(modH)
一方、再び定理4.2により
c(≡l)d(modH)⇒bc(≡l)bd(modH)
以上より、ac(≡l)bc(modH),bc(≡l)bd(modH)であるから、推移律によりac(≡l)bd(modH)
以下省略。

定理4.2
Gを群,HをGの部分群とし、a,b∈Gとするとき、次が成り立つ。
(1)Hを法として左合同および右合同という関係は同値関係である。
(2)Gの任意の元a,b,c∈Gについて、
a(≡l)b(modH)⇔ca(≡l)cb(modH)
a(≡r)b(modH)⇔ac(≡r)bc(modH)

今回は、解説は簡単なので、(1)⇒(3)を証明して下さい。念のため、(1)⇒(2)⇒(3)⇒(4)⇒(5)⇒(1)を示すと、(1)から(5)が全て同値関係である理由も述べて下さい。(普通は、逆を示さなければなりませんよね。)

おまけ:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%BC#%E5%86%8D%E8%87%A8
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/11 13:45削除
定理5.1
Hを群Gの部分群とするとき、次の命題は同値である。
(1)∀a∈G,aH=Ha
(2)∀a,b∈G,a(≡l)b(modH)⇔a(≡r)b(modH)注:(≡l)は左合同,(≡r)は右合同を表す。
(3)∀a,b,c,d∈Gに対して次が成り立つ。
a(≡l)b(modH),c(≡l)d(modH)⇒ac(≡l)bd(modH)
(4)∀a∈G,aHa^-1⊂H
(5)∀a∈G,aHa^-1=H

証明
(1)⇒(3):
a(≡l)b(modH)より、aH=bH
よって、定理4.1より、a^-1b∈H よって、あるh1∈Hがあって、h1=a^-1bと表せる。この両辺に左からaをかけると、ah1=b 
∴b=ah1―――①
また、c(≡l)d(modH)より、cH=dH
よって、定理4.1より、c^-1d∈H よって、あるh2∈Hがあって、h2=c^-1dと表せる。この両辺に左からcをかけると、ch2=d 
∴d=ch2―――②
①×②より、
bd=ah1ch2=a(h1c)h2―――③
ここで、(1)より、h1c∈Hc=cH 
∴h1c∈cH よって、あるh3∈Hがあって、
h1c=ch3―――④と表せる。
④を③に代入すると、
bd=a(ch3)h2=(ac)h3h2∈acH
∴bd∈acH 
よって、定理4.1より、acH=bdH
∴ac(≡l)bd(modH)
よって、示された。

>念のため、(1)⇒(2)⇒(3)⇒(4)⇒(5)⇒(1)を示すと、(1)から(5)が全て同値関係である理由も述べて下さい。

例えば、(3)⇒(2)は、(3)⇒(4)⇒(5)⇒(1)⇒(2)より、(3)⇒(2)が示せる。

おまけ:

返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/10 11:37 (No.602721)削除
問題
https://manabitimes.jp/math/1189

こちらの定理2の別解を考えてみて下さい。ただし、厳密じゃなくても納得出来れば良いとします。(念のため、具体例を挙げるだけじゃないです。)

定理2
ab≡ac(modn)でaとnが互いに素なら
b≡c(modn)

証明
ab≡ac(modn)のとき、
ab-ac=a(b-c)がnの倍数。
ここで、nの素因数分解をp1^e1・p2^e2・…・pk^ekとする。
● a(b-c)は素因数p1をe1個以上持つ。
● aはnと互いに素なのでaは素因数p1を1つも持たない。
以上より、(b-c)が素因数p1をe1個以上持つ。
同様にi=2,…,kの対しても、(b-c)が素因数piをei個以上持つことが分かる。よって、b-cがnの倍数、つまり、b≡c(modn)となる。

為になりましたね。では、別解を考えてみて下さい。自分で言うのも何ですが、為になると思います。

おまけ:https://www.tiktok.com/@osa_mu7/video/6983533201742384386?is_from_webapp=v1&item_id=6983533201742384386

https://www.tiktok.com/@caster_woman/video/7134279367277972738?is_from_webapp=v1&item_id=7134279367277972738
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/10 14:00削除
定理2
ab≡ac(modn)でaとnが互いに素なら
b≡c(modn)

別解
b,c∈ℤn^*とする。 ただし、ℤn^*はℤnから零元を除いたものとする。(ℤnはnで割った余りの集合。)
ここで、ℤn^*の積に関する演算表を考える。

n=4の場合
ℤ4^*={|1,|2,|3}(|1はnで割った余りが1の集合という意味。)
  |1 |2 |3
|1 |1 |2 |3
|2 |2 |0 |2
|3 |3 |2 |1

|2に対してだけ乗法の単位元|1が現れない。つまり、4と互いに素でない数だけ逆元が存在しない。(4と互いに素な数は必ず逆元が存在する。)

n=6の場合
ℤ6^*={|1,|2,|3,|4,|5}
  |1 |2 |3 |4 |5
|1 |1 |2 |3 |4 |5
|2 |2 |4 |0 |2 |4
|3 |3 |0 |3 |0 |3
|4 |4 |2 |0 |4 |2
|5 |5 |4 |3 |2 |1

|2,|3,|4に対して単位元が現れない。つまり、6と互いに素でない数だけ逆元が存在しない。(6と互いに素な数は必ず逆元が存在する。)

以上の推察から、ab≡ac(modn)のaがnと互いに素の場合はaの逆元が必ず存在する。それをa^-1として、両辺に左からかけると、
a^-1・ab≡a^-1・ac(modn)
∴(a^-1・a)b≡(a^-1・a)c(modn)
∴e・b≡e・c(modn)
∴b≡c(modn)
よって、示された。

一応、厳密な証明も考えてみました。

定理2.10より、nを法とする既約剰余類の全体U(ℤn)は剰余環ℤn=ℤ/nℤにおける乗法に関して群をなす。ただし、U(ℤn)={|a∈ℤn|(a,n)=1}
よって、nと互いに素な元aについては必ず逆元が存在する。それをa^-1として、両辺に左からかけると、
a^-1・ab≡a^-1・ac(modn)
∴(a^-1・a)b≡(a^-1・a)c(modn)
∴e・b≡e・c(modn)
∴b≡c(modn)
よって、示された。

因みに、U(ℤn)を既約剰余群という。一応、1つぐらい群表を挙げておきますね。

U(ℤ8)={|1,|3,|5,|7}
  |1 |3 |5 |7
|1 |1 |3 |5 |7
|3 |3 |1 |7 |5
|5 |5 |7 |1 |3
|7 |7 |5 |3 |1

見事に全てに単位元が現れますね。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/10 15:37削除
定理2
ab≡ac(modn)でaとnが互いに素なら
b≡c(modn)
引用元:https://manabitimes.jp/math/1189

別証
nを法としてaとnが互いに素より、定義2.3により、aを含む剰余類は既約剰余類である。
よって、定理2.10より、乗法に関して群をなす。よって、aには逆元a^-1が存在する。
それを両辺に左からかけると、
a^-1・ab≡a^-1・ac(modn)
∴(a^-1・a)b≡(a^-1・a)c(modn)
∴e・b≡e・c(modn)
∴b≡c(modn)
よって、示された。

定義2.3
nを法とするaの剰余類Caは(a,n)=1であるとき、既約剰余類であるという。nを法とする剰余類の集合ℤnにおいて、既約剰余類の集合をU(ℤn)で表す。

定理2.10
nを法とする既約剰余類の全体U(ℤn)は剰余環ℤn=ℤ/nℤにおける乗法に関して群をなす。
ただし、U(ℤn)={|a∈ℤn|(a,n)=1}

清書してみました。慣れていないので、ちょっとおかしな所があるかもしれませんが、大目に見て下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/11 07:43削除
上の証明の補足
b,cは既約剰余群の元(b,c∈U(ℤn))とは限らないのに、既約剰余群の単位元e(e∈U(ℤn))とで、
e・b≡e・c(modn)
∴b≡c(modn)
としてしまって良いのだろうか。もっとも、行列と定数の関係を考えれば良いのだろう。ただ、

定理2
ab≡ac(modn)でaとnが互いに素なら
b≡c(modn)

別証
nを法としてaとnが互いに素より、定義2.3により、aを含む剰余類は既約剰余類である。
よって、定理2.10より、乗法に関して群をなす。
よって、消去律より、b≡c(modn)

としてはいけないのだろう。b,cはaと同じ群の元ではないのだから。(とは限らないのだから。)

定理1.4(消去律)
群Gにおいては、消去律が成り立つ。
すなわち、群Gに属する任意の元a,b,cについて、
a◦c=b◦c ならば a=b
c◦a=c◦b ならば a=b

おまけ:



https://heather-diary.jp/human/161203
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/7 20:20 (No.599753)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201810050001/

一応、何でもありの別解も作ってみました。算数は2,3分かかりました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/9 07:41削除
算数の解法
3×3=9=5×5-4×4
5×5=25=13×13-12×12
11×11=121=61×61-60×60

これらから規則性を考えると、5,13,61は、その前の9,25,121のそれぞれに1を加えて2で割った数となっている。
よって、29×29=841 
(841+1)÷2=842÷2=421より、
29×29=421×421-420×420
検算すると、841=177241-176400でOK。
よって、答えは、(ア)421(イ)420

何でもありの解法
三平方の定理、特にピタゴラス数をかじった事がある人ならピンと来るだろう。
3^2+4^2=5^2
5^2+12^2=13^2
11^2+60^2=61^2

そこで、ピタゴラス数の生成式、
m^2-n^2,2mn,m^2+n^2(m>n,mとnは互いに素な自然数)より、
m^2-n^2=29とすると、(m-n)(m+n)=1・29より、m-n=1―――① m+n=29―――②
①+②より、2m=30 ∴m=15 ∴n=14
∴2mn=2・15・14=420
m^2+n^2=15^2+14^2=225+196=421
よって、29^2+420^2=421^2
∴29^2=421^2-420^2
よって、答えは、(ア)421(イ)420

何でもありの解法2は次回。因みに、ピタゴラス数の生成式のような飛び道具を使わない、思考力(試行力)だけで解ける解法です。

おまけ:

https://www.weblio.jp/content/%E8%A6%AA%E3%82%AC%E3%83%81%E3%83%A3

https://www.tiktok.com/@cent.force/video/6825858988639259905?is_copy_url=1&is_from_webapp=v1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/10 07:51削除
何でもありの解法2
三平方の定理、特にピタゴラス数をかじった事がある人ならピンと来るだろう。
3^2+4^2=5^2
5^2+12^2=13^2
11^2+60^2=61^2

そこで、問題文でも述べているように一番左の数字は奇数。また、2番目と3番目の数の差は1である。
よって、(2n+1)^2+x^2=(x+1)^2と置いて展開すると、4n^2+4n+1+x^2=x^2+2x+1
∴2x=4n^2+4n ∴x=2n^2+2n
よって、3数は、
2n+1,2n^2+2n,2n^2+2n+1である。
ところで、問題の一番左の数字は29より、
2n+1=29とすると、n=14
これを2n^2+2nに代入すると、2n(n+1)=28×15=420 
よって、2n^2+2n=420,2n^2+2n+1=421
よって、答えは、(ア)421(イ)420

おまけ:

返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/8 20:26 (No.600907)削除
素朴な疑問
問題
(1)a1,・・・,atを群Gの互いに可換な元で、aiの位数をmiとする。m1,・・・,mtの最小公倍数をlとすれば、ある整数r1,・・・,rtが存在して、Gの元x=a1^r1・・・at^rtの位数がlに等しくなることを示せ。
(2)Gを有限可換群とする。Gのすべての元の位数の最小公倍数をlとすれば、Gに位数lの元が存在することを示せ。

証明
(1)tに関する帰納法によって示す。
t=2のとき、定理3.8である。そこで、t>2として、t-1まで主張が正しいと仮定する。[m1,m2,…,mt-1]=l'とすると、帰納法の仮定によってある整数r1,r2,・・・,rt-1が存在してy=a1^r1・・・at-1^rt-1,|y|=l'とすることができる。このとき、yとatについて、再び定理3.8を使うと、ある整数h,kが存在してx=y^hat^k,|x|=[l',mt]=lを得る(第1章問1.13)。このとき、x=y^hat^k=a1^hr1・・・at-1^hrt-1at^k
(2)Gは有限可換群であるからG={a1,a2,…,at}と表される。このとき、(1)を適用すればよい。

定理3.8
群Gの可換な2つの元a,bの位数がそれぞれm,nとする。mとnの最小公倍数をlとするとき、Gに位数lの元が存在する。

第1章問1.13
[a1,a2,…,an]=[[a1,…,an-1],an]を示せ。

今回は証明は関係ありません。(2)についての素朴な疑問。

Gの位数をnとすると、ラグランジュの定理の系2より、Gの全ての元の位数はnの約数である。よって、Gの全ての元の位数の最小公倍数はnである。∴l=n
ところで、Gが巡回群である事とGが位数nの元を持つ事は同値(Gが巡回群⇔Gが位数nの元を持つ)なので、Gは巡回群限定ではないのだろうか。
つまり、(2)は、 Gが有限可換群ならばGに位数l(lは全ての元の位数の最小公倍数)の元が存在する、だが、
Gが巡回群ならばGに位数l(lは全ての元の位数の最小公倍数)の元が存在する、ではないのだろうか。

ラグランジュの定理の系2
有限群Gの元の位数はGの位数の約数である。

>よって、Gの全ての元の位数の最小公倍数はnである。

例えば、Gの位数が12だったら、その約数は1,2,3,4,6,12なので、全ての元の位数はこのどれかで全ての元の位数の最小公倍数は12である。

>Gが巡回群である事とGが位数nの元を持つ事は同値

https://pc1.math.gakushuin.ac.jp/~shin/html-files/Alg1/2017/g03.pdf(定理3.3)

因みに、§4演習問題12でこの定理を使っているので困った事になりますが、まぁ、大丈夫でしょうね。(分かる人は教えて下さい。)
因みに、ネットで別証を見つけましたが、ラジオを聴きながらなので読んでいません。https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1480393629

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/9 11:04削除
素朴な疑問
問題
(1)a1,・・・,atを群Gの互いに可換な元で、aiの位数をmiとする。m1,・・・,mtの最小公倍数をlとすれば、ある整数r1,・・・,rtが存在して、Gの元x=a1^r1・・・at^rtの位数がlに等しくなることを示せ。
(2)Gを有限可換群とする。Gのすべての元の位数の最小公倍数をlとすれば、Gに位数lの元が存在することを示せ。

証明
(1)tに関する帰納法によって示す。
t=2のとき、定理3.8である。そこで、t>2として、t-1まで主張が正しいと仮定する。[m1,m2,…,mt-1]=l'とすると、帰納法の仮定によってある整数r1,r2,・・・,rt-1が存在してy=a1^r1・・・at-1^rt-1,|y|=l'とすることができる。このとき、yとatについて、再び定理3.8を使うと、ある整数h,kが存在してx=y^hat^k,|x|=[l',mt]=lを得る(第1章問1.13)。このとき、x=y^hat^k=a1^hr1・・・at-1^hrt-1at^k
(2)Gは有限可換群であるからG={a1,a2,…,at}と表される。このとき、(1)を適用すればよい。

間違い探し
まず、定理3.8を調べてみる。

定理3.8
群Gの可換な2つの元a,bの位数がそれぞれm,nとする。mとnの最小公倍数をlとするとき、Gに位数lの元が存在する。

証明
mとnを素因数分解して、
m=p1^e1・・・pr^er・pr+1^f1・・・pr+s^fs(0≦ei,fi)
n=p1^e'1・・・pr^e'r・pr+1^f'1・・・pr+s^f's(0≦e'i,f'i)
(e1≧e'1,…,er≧e'r,f1≦f'1,…,fs≦f's)
となるように表現することができる。このとき、mとnの最小公倍数lは、
l=p1^e1・・・pr^er・pr+1^f'1・・・pr+s^f's
そこで、
m1=p1^e1・・・pr^er,m2=pr+1^f'1・・・pr+s^f's
n1=p1^e'1・・・pr^e'r,n2=pr+1^f'1・・・pr+s^f's
とおけば、
m=m1・m2,n=n1・n2,l=m1・n2
今、a1=a^m2,b1=b^n1なる元を考えると、a1,b1の位数は定理3.6の系1によって、
|a1|=|a^m2|=m1,|b1|=|b^n1|=n2
(m1,n2)=1であるから、前定理3.7よりa1b1の位数はm1n2=lである。

定理3.6の系1
r,sを自然数とする。群Gの元aの位数をrsとすると、元a^rの位数はsであり、元a^sの位数はrである。すなわち、
|a|=rs⇒|a^r|=s,|a^s|=r

定理3.7
群Gの2つの元a,bが可換で、位数が、それぞれm,nとする。このとき、mとnが互いに素であれば元abの位数はmnである。

証明のどこにも誤りはなさそうですね。しかし、私はこの定理3.8は間違っていると思います。その理由は次回。

おまけ

https://www.tiktok.com/@cent.force/video/6827376866786135297?is_from_webapp=v1&item_id=6827376866786135297

https://www.tiktok.com/@cent.force/video/7009268803129462017?is_from_webapp=v1&item_id=7009268803129462017
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/9 13:46削除
間違い探し
まず、定理3.8を調べてみる。

定理3.8
群Gの可換な2つの元a,bの位数がそれぞれm,nとする。mとnの最小公倍数をlとするとき、Gに位数lの元が存在する。

証明
mとnを素因数分解して、
m=p1^e1・・・pr^er・pr+1^f1・・・pr+s^fs(0≦ei,fi)
n=p1^e'1・・・pr^e'r・pr+1^f'1・・・pr+s^f's(0≦e'i,f'i)
(e1≧e'1,…,er≧e'r,f1≦f'1,…,fs≦f's)
となるように表現することができる。このとき、mとnの最小公倍数lは、
l=p1^e1・・・pr^er・pr+1^f'1・・・pr+s^f's
そこで、
m1=p1^e1・・・pr^er,m2=pr+1^f'1・・・pr+s^f's
n1=p1^e'1・・・pr^e'r,n2=pr+1^f'1・・・pr+s^f's
とおけば、
m=m1・m2,n=n1・n2,l=m1・n2
今、a1=a^m2,b1=b^n1なる元を考えると、a1,b1の位数は定理3.6の系1によって、
|a1|=|a^m2|=m1,|b1|=|b^n1|=n2
(m1,n2)=1であるから、前定理3.7よりa1b1の位数はm1n2=lである。

定理3.6の系1
r,sを自然数とする。群Gの元aの位数をrsとすると、元a^rの位数はsであり、元a^sの位数はrである。すなわち、
|a|=rs⇒|a^r|=s,|a^s|=r

定理3.7
群Gの2つの元a,bが可換で、位数が、それぞれm,nとする。このとき、mとnが互いに素であれば元abの位数はmnである。

次に、定理3.6の系1を調べてみる。

定理3.6
Gをaによって生成される位数nの巡回群とする。このとき、Gの元a^kの位数はn/(n,k)となる。ただし、(n,k)はnとkの最大公約数を表す。
|a^k|=n/(n,k)

定理3.6の系1は、これのnをrsとし、k=r,k=sとしたものである。つまり、定理3.6の系1はGが巡回群の時にしか使えない。ところが、定理3.8の証明では、巡回群ではない普通の群(可換群)に使っているのである。だから、定理3.8は使えない。つまり、

定理3.8-改
巡回群Gの(可換な)2つの元a,bの位数がそれぞれm,nとする。mとnの最小公倍数をlとするとき、Gに位数lの元が存在する。

これなら良い。念のため、巡回群は可換群である。しかし、困った事になりましたね。定理3.8の上に色々な定理が作られているでしょうから。
因みに、こちらhttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1480393629もじっくり読んでみましたが、証明の体をなしていませんね。仮定してそれを確認したような形です。

おまけ:

https://twitter.com/satndRvjMpc4tl7/status/1588829403051872256
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/6 21:59 (No.599009)削除
改題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201810050002/

この糸で切った断面積を求めて下さい。ただし、本当の何でもありです。因みに、問題の方は暗算で解けました。
改題の方は、本当のほとんどの大人が解けない問題だと思います。ただし、そういうプログラムを使える人は除く。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/8 07:52削除
解答
展開図を描いて、扇形の中心角を求めると、24π×(x/360)=4πを解いて、x=60°
よって、扇形をPAA'とすると、AA'が最短距離で、△PAA'は頂角が60°の二等辺三角形より正三角形。
よって、AA'=PA=12cm
ここで、弧AA'の中点をMとし、PMとAA'の交点をNとすると、△PANは1:2:√3の直角三角形より、PN=6√3cm
また、PM=12cmより、NM=12-6√3cm
ここで、円錐を平面PAMで切った断面図△PAMを描くと、立体の糸の所は△PAMの辺PM上の点Nとなる。
また、AからPMに垂線を下ろしその足をHとし、PからAMに垂線を下ろしその足をIとすると、PA=12cm,AI=2cmで、2角が等しいので△PAI∽△AMHである。また、AM=4cmより、MH=(2/12)×4=2/3cm
∴NH=NM-MH=12-6√3-2/3=34/3-6√3cm
また、△AMHで三平方の定理を使うと、
AH=√{4^2-(2/3)^2}=√(16-4/9)=√(140/9)=2√35/3cm
よって、△ANHで三平方の定理を使うと、
AN=√{(34/3-6√3)^2+(2√35/3)^2}=√(1156/9+108-136√3+140/9)=√(144+108-136√3)=√(252-136√3)cm
∴AN=√(252-136√3)=4.0547614cm
ところで、円錐のこの切り方での切断面は楕円になる(証明は検索すれば出ます)ので、長半径はこの半分で、長半径=2.0273807cm
ここで、楕円周の公式が存在すれば周の長さが分かっているので、短半径も求められるが、残念ながら楕円周の公式は無限級数の形でしか存在しない。(興味がある人は検索して下さい。)
そこで、こちらのサイトhttps://keisan.casio.jp/exec/user/1495672323を利用して、楕円周が12cmになるように何回も少しずつ求めると、短半径=1.7886156cmと分かる。
よって、楕円の面積の公式より、
S=abπ=2.0273807×1.7886156×π=11.392058cm^2
よって、答えは、約11.4cm^2

おまけ:

https://post.tv-asahi.co.jp/post-196602/
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/7 13:46 (No.599487)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
H1,・・・,Hrを群Gの指数有限の部分群とすれば、H=H1∩・・・∩Hrも指数有限であることを示せ。

証明
r=2の場合に示せば十分である。すなわち、H,Kが指数有限のとき、H∩Kも指数有限であることを示す。
|G:H|<∞,|G:K|<∞⇒|G:H∩K|<∞
演習問題7より
|K:H∩K|=KHに含まれるHの左剰余類の個数≦|G:H|<∞
そこで、Kをその部分群H∩Kで類別する。|K:H∩K|=nとして、
K=b1(H∩K)∪・・・∪bn(H∩K)(bi∈K)―――①
一方、Gを部分群Kで類別する。|G:K|=mとして、
G=a1K∪・・・∪amK(ai∈G,i≠jのときaiK∩ajK=φ)―――②
したがって、
G=⋃(i=1~m)aiK=⋃(i=1~m)ai{⋃(j=1~n)bj(H∩K)}=⋃(i=1~m)⋃(j=1~n)aibj(H∩K)
ここで、(i,j)≠(k,l)のとき、aibj(H∩K)∩akbl(H∩K)=φである。何故ならば、もしaibj(H∩K)∩akbl(H∩K)≠φとすると、定理4.1より、
(aibj)^-1akbl=bj^-1ai^-1akbl∈H∩K―――③
ゆえに、bj^-1(ai^-1ak)bl∈Kであることがわかる。ところが、bj,bl∈Kであるから、ai^-1ak∈K ゆえに、aiK=akK 類別②よりi=k このとき、③よりbj^-1bl∈H∩K ゆえに、bj(H∩K)=bl(H∩K) したがって、類別①よりj=lであるから(i,j)=(k,l)であることが示された。
以上より、G=⋃(i=1~m)⋃(j=1~n)aibj(H∩K)は共通部分のない和集合である。また、
|aibj(H∩K)|=|H∩K|(1≦i≦m,1≦j≦n)
であるから、
|G:H∩K|=m・n=|G:K|・|K:H∩K|≦|G:K|・|G:H|<∞
よって、|G:H|<∞,|G:K|<∞⇒|G:H∩K|<∞であることが示された。

上の証明の中で以下のことが成り立つことに注意しよう。
● |G:H∩K|≦|G:K|・|K:H∩K|, |G:H∩K|≦|G:H|・|H:H∩K|

演習問題7
Gを群とし、H,Kを指数有限の部分群とするとき、次を示せ。
(1)KHに含まれるHの左剰余類の個数=|K:H∩K|
(2)KHに含まれるKの右剰余類の個数=|H:H∩K|

定理4.1
Gを群,HをGの部分群とする。このとき、Gの元a,bについて、次の(1)から(5)の命題は同値であり、また(1')から(5')の命題も同値である。
(1)aH=bH   (1')Ha=Hb
(2)a^-1b∈H   (2')ab^-1∈H
(3)b∈aH    (3')b∈Ha
(4)a∈bH    (4')a∈Hb
(5)aH∩bH≠φ (5')Ha∩Hb≠φ
(引用終わり)

具体的には3ヶ所ぐらいですかね。

>KHに含まれるHの左剰余類の個数≦|G:H|

>以上より、G=⋃(i=1~m)⋃(j=1~n)aibj(H∩K)は共通部分のない和集合である。また、
|aibj(H∩K)|=|H∩K|(1≦i≦m,1≦j≦n)
であるから、|G:H∩K|=m・n

>● |G:H∩K|≦|G:K|・|K:H∩K|, |G:H∩K|≦|G:H|・|H:H∩K|

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/7 15:47削除
解説
>KHに含まれるHの左剰余類の個数≦|G:H|

これは、演習問題7の証明の途中で、
f:K/H∩K→G/H
という写像を作り、KHに含まれるHの左剰余類の集合=Imfとなる事を示し、また、fが単射になる事を示している。よって、|K/H∩K|=|Imf|≦|G/H|(等号はfが全射、つまり全単射の時。)
よって、KHに含まれるHの左剰余類の個数=|Imf|≦|G/H|=|G:H|
よって、KHに含まれるHの左剰余類の個数≦|G:H|

>以上より、G=⋃(i=1~m)⋃(j=1~n)aibj(H∩K)は共通部分のない和集合である。また、
|aibj(H∩K)|=|H∩K|(1≦i≦m,1≦j≦n)
であるから、|G:H∩K|=m・n

G=⋃(i=1~m)⋃(j=1~n)aibj(H∩K)は共通部分のない和集合であるから、|G:H∩K|=m・nですね。
つまり、|aibj(H∩K)|=|H∩K|(1≦i≦m,1≦j≦n)は不要ですね。念のため、この等式は合ってますが。

>● |G:H∩K|≦|G:K|・|K:H∩K|, |G:H∩K|≦|G:H|・|H:H∩K|

|G:H∩K|=|G:K|・|K:H∩K|ですよね。上に、|G:H∩K|=m・n=|G:K|・|K:H∩K|とありますからね。
また、 |G:H∩K|=|G:H|・|H:H∩K|の方は、演習問題7の(2)を使わないと解説できませんね。もちろん、同様と言えば良いだけですが。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/6 07:55 (No.598187)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201810060002/

まぁ、10秒以内でしたが、速さには全く意味がないのでじっくり考えて下さい。

おまけ:

https://instagrammernews.com/detail/2963322232525344680
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/7 07:55削除
解答
10秒以内で解けた人は、公式AP=(AB+AC-BC)/2を知っている人だけでしょう。
これで解くと、AP=(8+7-9)/2=6/2=3cm
よって、答えは、3cm

ただし、ここでは厳密に解いてみましょう。円と接線の関係より、AP=AR
これは、適当に円を描いて、さらに円の外側に適当に点を打つと、どこに点を取っても円の対称性から2本の接線の長さが等しくなる事が分かると思うが、ここでは厳密に証明しながら話を進める。
図の内接円の中心をI、つまり内心をIとすると、円の中心と接線の関係より、IP⊥ABとなる。これも対称性から∠IPA=∠IPBなので、∠IPA=∠IPB=180°÷2=90°だからである。
同様に、IR⊥AC
ここで、AI,PI,RIを結ぶと、△APIと△ARIは直角三角形でAIを共有している。また、半径より、IP=IR よって、直角三角形の斜辺と他の1角が等しいので、△APIと△ARIは合同である。
よって、AP=AR
同様に、BP=BQ,CQ=CR
今、AP=AR=xcmと置くと、BP=8-xcm よって、BQ=8-xcm 
よって、CQ=BC-BQ=9-(8-x)=x+1cm
よって、CR=x+1cm よって、AR=AC-CR=7-(x+1)=6-xcm
ところで、AP=ARより、x=6-xが成り立つ。
よって、2x=6 よって、x=3cm よって、AP=3cm
よって、答えは、3cm

これは算数では無理ですね。

因みに、AP=AR=x,BP=BQ=y,CQ=CR=zと置くと、
x+y=8―――① y+z=9―――② z+x=7―――③ が成り立つ。
①+②+③より、2×x+2×y+2×z=8+9+7=24 よって、x+y+z=12―――④
④-②より、x=12-9=3cm
よって、AP=3cm
これなら、ぎりぎり算数で行けるのではないでしょうか。

おまけ:

https://takeoff-site.jp/ryusei-nanase/(相性良さそう。)
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/5 13:55 (No.597565)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201810070001/

一応、何でもありでも解いて下さい。因みに、何でもありで2通り作ってみました。ただし、1つは算数とほとんど同じです。ただ、アプローチの仕方が違うだけです。算数は瞬殺でした。

おまけ:

壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/5 20:57削除
算数の解法
△ECDを点Cを中心にDCがBCにくっつくまで180°回転させ点Eの行き先をE'とすると、
3点A,C,E'は一直線上にあり、AB=DE=DE'=BE'より、△BAE'は二等辺三角形になる。
ところで、△CABの内対角の和より、∠CAB=110°-70°=40°
よって、∠BE'A=∠BAE'=∠CAB=40°
よって、∠CED=40°

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/6 07:18削除
何でもありの解法1
点CはBDの中点より、定石の1つによりECの延長上にFC=ECとなる点Fを取ると、
四角形EBFDの対角線は互いの中点で交わるので、定理により平行四辺形になる。
∴BF=ED,BF//ED 
よって、錯角より∠CED=∠BFC
また、条件よりAB=DEなので、AB=BF 
よって、△BAFは二等辺三角形である。
ところで、△CABの内対角の和より、∠CAB=110°-70°=40°
よって、∠BFA=∠BAF=∠CAB=40°
よって、∠CED=∠BFC=∠BFA=40°
よって、答えは、40°

基本的な定石を押さえていれば、算数の奇天烈な技を使わなくても解ける問題でしたね。ただし、何でもありの解法2はちょっと奇天烈かもしれません。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/6 16:44削除
何でもありの解法2
AからDEと平行な直線を引き、BDの延長との交点をFとすると、△CED∽△CAFより、
CE:CA=CD:CF―――①
また、∠ACB=180°-110°=70°より、∠ABC=∠ACB
よって、△ABCは二等辺三角形より、AB=AC また、条件より、AB=DE ∴AC=DE
ここで、①の左辺=CE:CA=CE:ED
=CA:AF=BA:AF=AB:AF
∴CE:CA=AB:AF―――②
また、①の右辺=CD:CF=BC:CF
∴CD:CF=BC:CF―――③
①,②,③より、AB:AF=BC:CF
よって、△ABFでの角の二等分線の定理の逆により、ACは∠BAFの二等分線である。
∴∠CAF=∠BAC=180°-70°×2=40°
よって、同位角より、∠CED=∠CAF=40°
よって、答えは、40°

おまけ:

返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/3 22:07 (No.595444)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809020000/

あまり意味はありませんが、2通り作ってみました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/5 07:49削除
解法1
条件より、あ+う+き+け=20―――①
また、い+え+か+く=20―――②
①+②より、あ+い+う+え+か+き+く+け=40―――③
ところで、あ~けには1~9の数が入っているので、あ+い+う+え+お+か+き+く+け=1+2+3+4+5+6+7+8+9=45
よって、あ+い+う+え+お+か+き+く+け=45―――④
④-③より、お=45-40=5
よって、答えは、5

解法2
条件の20の正方形6個を考えると、四隅の「あ,う,き,け」は2回ダブっていて、「い,え,か,く」は3回ダブっていて、「お」は4回ダブっている。
よって、「あ,い,う,え,お,か,き,く,け」は2回ダブっていて、それらを除いて考えると、「い,え,か,く」は1回ダブっていて、「お」は2回ダブっている。
ところで、あ~けには1~9が当てはまるので、
「あ,い,う,え,お,か,き,く,け」の2回ダブり分は、(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×2=45×2=90
また、初めの色々ダブった状態の総和は20×6=120より、
「それらを除いて考えると、「い,え,か,く」は1回ダブっていて、「お」は2回ダブっている」という段階の総和は、120-90=30
また、「い,え,か,く」の総和は条件より20なので、「お」2つ分は、30-20=10である。
よって、「お」=10÷2=5である。
よって、答えは、5

おまけ:

返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/2 22:37 (No.594475)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809030001/

とりあえず、暗算で5通り作ってみました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/4 07:32削除
解法1(思い付いた順)
DからBAと平行な直線を引き、ACとの交点をEとすると、錯角より∠ADE=∠DAB=20°
よって、△DAEの内角の和より、∠DEA=180°-80°-20°=80°
よって、∠DAE=∠DEAより△DAEは二等辺三角形である。よって、DE=DA=4cm
また、△CDEと△CBAは相似で相似比は3:7より、AB=(7/3)×DE=(7/3)×4=28/3cm
よって、答えは、9と1/3cm

解法2
DからACと平行な直線を引き、ABとの交点をEとすると、錯角より∠EDA=∠DAC=80°
よって、△ADEの内角の和より、∠AED=180°-20°-80°=80°
よって、∠ADE=∠AEDより△ADEは二等辺三角形。よって、AE=AD=4cm
また、DEとCAは平行より、定理によりBE:EA=BD:DC(証明は相似で簡単。)
よって、BE:4=4:3 よって、BE=(4/3)×4=16/3cm
よって、AB=4+16/3=28/3cm
よって、答えは、9と1/3cm

因みに、△BEDと△BACの相似比4:7とAE=4cmから、AB=(7/3)×4=28/3と一発で求めても良い。(わざとちょっとだけ変えてみました。)

おまけ:

https://news.yahoo.co.jp/articles/a66130dc6313b05c8aaad6a7064752c247283a9e?page=1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/4 11:58削除
解法3
BからACと平行な直線を引き、ADの延長との交点をEとすると、錯角より∠BED=∠DAC=80°
よって、△ABEの内角の和より、∠ABE=180°-20°-80°=80°
よって、∠AEB=∠ABE=80°より△ABEは二等辺三角形。よって、AB=AE
また、△DBEと△DCAは相似で相似比は4:3より、DE=(4/3)×AD=(4/3)×4=16/3cm
よって、AE=4+16/3=28/3cm
よって、AB=AE=28/3cm
よって、答えは、9と1/3cm

解法4
CからABと平行な直線を引き、ADの延長との交点をEとすると、錯角より∠DEC=∠DAB=20°
よって、△EACの内角の和より、∠ECA=180°-20°-80°=80°
よって、∠EAC=∠ECA=80°より△ECAは二等辺三角形。よって、EC=EA
また、△DBAと△DCEは相似で相似比は4:3より、DE=(3/4)×AD=(3/4)×4=3cm
よって、EA=4+3=7cmより、EC=7cm
よって、AB=(4/3)×EC=(4/3)×7=28/3cm
よって、答えは、9と1/3cm

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/4 15:57削除
解法5
CからADと平行な直線を引き、BAの延長との交点をEとすると、同位角より∠AEC=∠BAD=20°
また、錯角より∠ECA=∠DAC=80°
よって、△EACの内角の和より、∠EAC=180°-20°-80°=80°
よって、∠EAC=∠ECAより△EACは二等辺三角形。よって、EA=EC
また、△BADと△BECは相似で相似比は4:7より、EC=(7/4)×AD=(7/4)×4=7cm
よって、EA=EC=7cm また、BA:AE=BD:DC=4:3より、BA:7=4:3
よって、BA=(4/3)×7=28/3cm
よって、答えは、9と1/3cm

解法6
BからADと平行な直線を引き、CAの延長との交点をEとすると、同位角より∠BEA=∠DAC=80°
また、錯角より∠EBA=∠DAB=20°
よって、△BEAの内角の和より、∠BAE=180°-80°-20°=80°
よって、∠BEA=∠BAEより△BAEは二等辺三角形。よって、BA=BE
また、△CADと△CEBは相似で相似比は3:7より、BE=(7/3)×DA=(7/3)×4=28/3cm
よって、BA=28/3cm
よって、答えは、9と1/3cm

解法1~解法6まで全て暗算で解きながら書いたので、ミスがあるかもしれません。因みに、解法6は解法5と対称なだけなので省略しようかと思いましたが、やってみたら解法6の方がちょっとだけエレガントでしたね。(無駄だと思ってもやってみるものですね。)

おまけ:
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