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壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/4 12:36 (No.626912)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
次の各々において、準同型写像はいくつあるか。
(6)ℤ12→ℤ5(全射)(7)以下略。

解答
f:ℤ12→ℤ5(全射)なる準同型写像fが存在したと仮定すると、準同型定理6.5よりℤ12/kerf≃ℤ5である。ゆえに
5=|ℤ5|=|ℤ12/kerf|=|ℤ12|/|kerf|=12/|kerf|
これより、5が12の約数となり矛盾である。よって、全射fは存在しない。

定理6.5(準同型定理)
G,G'を群,fをGからG'への準同型写像とし、K=kerfとする。G/Kの元aKにG'の元f(a)を対応させる写像|fは、剰余群G/KからG'への単準同型写像になる。特に、fが全準同型写像であれば、G/KとG'は同型になる。すなわち、
G/kerf≃G'
また|fは、π:G→G/Kを自然な準同型写像とするとf=|f◦πを満たしている。
(引用終わり)

また、別解や全射じゃない場合も求めて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/5 07:56削除
解説
>|ℤ12/kerf|=|ℤ12|/|kerf|

この左辺は、定義5.1より、kerfを法とするℤ12の剰余類全体の個数であるので、定義4.3より、ℤ12におけるkerfの指数で|ℤ12:kerf|で表される。また、ラグランジュの定理より、|ℤ12:kerf|=|ℤ12|/kerf|なので、左辺=|ℤ12|/kerf|
よって、|ℤ12/kerf|=|ℤ12|/|kerf|

定義5.1
Gのすべての元aに対しaH=Haとなるとき、あるいは、いいかえるとGのすべての元aに対しaHa^-1=Hとなるとき、HをGの正規部分群または不変部分群といい、H⊴Gで表す。このとき、右剰余類左剰余類の区別をしなくてよいので、単に剰余類という。Hを法とするGの剰余類全体の集合をG/Hで表す。(以下略)

定義4.3
Gを群,HをGの部分群とするとき、Hの左剰余類の集合の濃度をGにおけるHの指数といい、|G:H|で表す。

定理4.4(ラグランジュの定理)
Gを有限群,HをGの部分群とすると、Gの位数はHの位数と|G:H|の積になる。すなわち、
|G|=|G:H|・|H|

問題
次の各々において、準同型写像はいくつあるか。
(6)ℤ12→ℤ5(全射)

別解1
ℤ5の部分群は、<|0>,<|1>=ℤ5のみである。
(ⅰ)f(ℤ12)=<0>の場合、fはゼロ写像である。よって、全射ではない。
(ⅱ)f(ℤ12)=<|1>の場合、ℤ12は巡回群でありその生成元は12と互いに素な|1,|5,|7,|11であるので、ℤ12=<|1>とする。
∴f(ℤ12)=f(<|1>)=<f(|1)>=<|1>
∴f(|1)=|1
ここで、例えば、f(|5)=f(|(12n+5))=f(|(1+…+1))=f(|1+…+|1)=f(|1)+…+f(|1)=(12n+5)f(|1)=(12n+5)・|1=|(12n+5)
これを5で割った余りは一定ではないのでfは写像ではない。結局、12と5が互いに素なので、他の全ての場合も同様である。(念のため、初め(左辺)の|1は12で割った余りが1の意味だが、後半(右辺)の|1は5で割った余りが1の意味である。)
よって、全射fは存在しない。

別解2
ℤ12→ℤ5={|0,|1,|2,|3,|4}
(ⅰ)f(|1)=|0の場合、fはゼロ写像である。
(ⅱ)f(|1)=|1の場合、別解1と同様にfは写像ではない。
(ⅲ)f(|1)=|2の場合、例えば、f(|5)=f(|(12n+5))=f(|(1+…+1))=f(|1+…+|1)=f(|1)+…+f(|1)=(12n+5)f(|1)=(12n+5)・|2=|(24n+10)
これを5で割った余りは一定ではないのでfは写像ではない。結局、24と5が互いに素なので、他の全ての場合も同様である。
以下、全て同様でfはゼロ写像以外写像ではない。よって、全射fは存在しない。

>また、全射じゃない場合も求めて下さい。

1個。

おまけ:
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12247640468.html
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/2 16:29 (No.624939)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809190002/

うっかり算数の問題と勘違いして悩んでしまいました。何でもありなら簡単ですね。一応、算数もどきの解法も作ってみました。優秀な小学生なら解けるかもしれません。腕に覚えがある人は是非挑戦してみて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/4 07:38削除
算数もどきの解法(オリジナル)
BFとBGの長さの差が1cmでBAとBCの長さが等しいので、AFとCGの長さの差も1cmである。
よって、AF=□cmと置くとCG=□+1cm
ここで、HからIDに垂線を下ろしその足をJとすると、△HJDと△IHDにおいて、∠HDJは共通していて∠HJD=∠IHD=90°なので2つの角が等しい。ところで、三角形の内角の和は180°で一定なので2つの角が等しければ残りの1角も等しい。
よって、△HJDと△IHDはそれぞれの3つの角が等しいので相似形である。
よって、HD:ID=DJ:DHが成り立つ。
よって、□:ID=DJ:□である。よって、内項の積=外項の積(両辺を分数にして分母を払っても良い)より、ID×DJ=□×□―――①
△HJIと△IHDにおいても同様に2つの三角形は相似形である。
よって、HI:ID=IJ:IHが成り立つ。
よって、□+1:ID=IJ:□+1
よって、ID×IJ=(□+1)×(□+1)―――②
ここで、①+②をやってみると、
ID×DJ+ID×IJ=□×□+(□+1)×(□+1)
ところで、優秀な小学生なら、3×5+7×5は、15+35=50と計算するより、5×10と計算するのではないだろうか。つまり、3×5+7×5=5×(3+7)と計算する訳である。
よって、同じ法則より、
ID×DJ+ID×IJ=ID×(DJ+IJ)である。
よって、ID×(DJ+IJ)=□×□+(□+1)×(□+1)
また、DJ+IJ=IDより、
ID×ID=□×□+(□+1)×(□+1)
ID×ID=25より、結局、
□×□+(□+1)×(□+1)=25である。
□に1から当てはめていくと、
1×1+2×2=25ではない。
2×2+3×3=25ではない。
3×3+4×4=9+16=25で合う。
よって、□=3cmである。
よって、AB=□+7=3+7=10cm
よって、答えは、10cm

優秀な小学生は三平方の定理を先取り勉強していて、この解法は作れないかな?

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/4 16:38削除
普通の解答
AF=x,GC=yと置くと、四角形ABCDは正方形より、x+7=y+6 ∴y=x+1―――①
また、△DIHで三平方の定理を使うと、x^2+y^2=25―――②
①を②に代入すると、x^2+(x+1)^2+25
∴2x^2+2x-24=0 ∴x^2+x-12=0
∴(x+4)(x-3)=0 ∴x=-4,3
x>0より、x=3 ∴AF=3cm 
∴AB=3+7=10cm
よって、答えは、10cm

おまけ:
https://instagrammernews.com/detail/1957386177809337291
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/2 11:04 (No.624664)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
次の各々において、準同型写像はいくつあるか。
(4)ℤ→ℤ8(5)以下略。

解答
(4)ℤ→ℤ8なる準同型写像は8個存在する。
ℤ8の部分群は<|0>,<|4>,<|2>,<|1>=ℤ8である。f(ℤ)はℤ8の部分群であるから(問6.9の(1))、次の4つの場合が考えられる。
f(ℤ)=ℤ8,f(ℤ)=<|2>,f(ℤ)=<|4>,f(ℤ)=<|0>
(ⅰ)f(ℤ)=ℤ8となる準同型写像の場合。ℤ8の生成元は|1,|3,|5,|7であるから、f(1)=|1,|3,|5,|7を満たす4つの写像が考えられる。
(ⅱ)f(ℤ)=<|2>となる準同型写像の場合。<|2>={|0,|2,|4,|6}の生成元は|2,|6であるから、f(1)=|2,|6を満たす2つの写像がある。
(ⅲ)f(ℤ)=<|4>となる準同型写像の場合。<|4>={|0,|4}の生成元は|4であるから、f(1)=|4を満たす唯1つの写像がある。
(ⅳ)f(ℤ)=<|0>となる準同型写像の場合。<|0>={|0}の生成元は|0であるから、f(1)=|0の唯1つの写像がある。

問6.9の(1)
f:G→G'を群の準同型写像とするとき、次を示せ。
(1)HをGの部分群とするとき、f(H)はG'の部分群である。
(引用終わり)

具体的には、

>ℤ8の生成元は|1,|3,|5,|7であるから、f(1)=|1,|3,|5,|7を満たす4つの写像が考えられる。

><|2>={|0,|2,|4,|6}の生成元は|2,|6である

の2ヶ所と別解ぐらいですかね。ただし、別解は全然面白くありません。

おまけ:

https://instagrammernews.com/detail/2982546548581856883
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/3 07:50削除
解説
>ℤ8の生成元は|1,|3,|5,|7であるから、f(1)=|1,|3,|5,|7を満たす4つの写像が考えられる。

定理3.6の系2より、巡回群ℤ8の生成元は8と互いに素な1,3,5,7の元である|1,|3,|5,|7である。
また、巡回群ℤの生成元の1つは1より、ℤ=<1>で表せる。 
よって、f(ℤ)=f(<1>)=<f(1)>=<|1>,<|3>,<|5>,<|7>(ℤ→ℤ8だから。)
∴f(1)=|1,|3,|5,|7

定理3.6の系2
Gをaによって生成される位数nの巡回群とする。このとき、Gの元a^kがGの生成元であるための必要十分条件は、(n,k)=1なることである。
a^kがGの生成元⇔(n,k)=1

念のため、上の場合は加法だからa^kは|1×k=|k また、nは8である。(生成元は8とkが互いに素となる|k)

><|2>={|0,|2,|4,|6}の生成元は|2,|6である

これも定理3.6の系2より、<|2>の位数は4(元の個数)より4と互いに素な1と3で、|2×1,|2×3より、生成元は|2,|6(念のため、a=|2)

別解
ℤ8={|0,|1,|2,|3,|4,|5,|6,|7}より、
(ⅰ)f(1)=|1の場合、f(8n)=|0,f(8n+1)=|1,f(8n+2)=|2,f(8n+3)=|3,f(8n+4)=|4,f(8n+5)=|5,f(8n+6)=|6,f(8n+7)=|7なる写像である。
(例えば、f(8n+1)=f(1+…+1)=f(1)+…+f(1)=(8n+1)f(1)=(8n+1)・|1=|(8n+1)=|1 ∴f(8n+1)=|1)
(ⅱ)f(1)=|2の場合、f(8n)=|0,f(8n+1)=|2,f(8n+2)=|4,f(8n+3)=|6,f(8n+4)=|0,f(8n+5)=|2,f(8n+6)=|4,f(8n+7)=|6なる写像である。
(ⅲ)f(1)=|3の場合、f(8n)=|0,f(8n+1)=|3,f(8n+2)=|6,f(8n+3)=|1,f(8n+4)=|4,f(8n+5)=|7,f(8n+6)=|2,f(8n+7)=|5なる写像である。
(ⅳ)f(1)=|4の場合、f(8n)=|0,f(8n+1)=|4,f(8n+2)=|0,f(8n+3)=|4,f(8n+4)=|0,f(8n+5)=|4,f(8n+6)=|0,f(8n+7)=|4なる写像である。
(ⅴ)f(1)=|5の場合、f(8n)=|0,f(8n+1)=|5,f(8n+2)=|2,f(8n+3)=|7,f(8n+4)=|4,f(8n+5)=|1,f(8n+6)=|6,f(8n+7)=|3なる写像である。
(ⅵ)f(1)=|6の場合、f(8n)=|0,f(8n+1)=|6,f(8n+2)=|4,f(8n+3)=|2,f(8n+4)=|0,f(8n+5)=|6,f(8n+6)=|4,f(8n+7)=|2なる写像である。
(ⅶ)f(1)=|7の場合、f(8n)=|0,f(8n+1)=|7,f(8n+2)=|6,f(8n+3)=|5,f(8n+4)=|4,f(8n+5)=|3,f(8n+6)=|2,f(8n+7)=|1なる写像である。
(ⅷ)f(1)=|0の場合、fはゼロ写像である。
(例えば、f(8n+1)=f(1+…+1)=f(1)+…+f(1)=(8n+1)f(1)=(8n+1)・|0=|0)
以上より、ℤ→ℤ8なる準同型写像は8個存在する。(写像の結果が全部バラバラである事を確認する。)

因みに、全射の場合は、模範解答から、
(ⅰ)f(ℤ)=ℤ8となる準同型写像の場合。ℤ8の生成元は|1,|3,|5,|7であるから、f(1)=|1,|3,|5,|7を満たす4つの写像が考えられる。
から、4個と分かる。
別解の場合は、(ⅰ),(ⅲ),(ⅴ),(ⅶ)の場合が具体的に全射になっているので、4個と分かる。(やってみるとよく分かるが、8と互いに素な場合だけ全射になる。)
別解は全然面白くありませんが、通な人には為になったのではないでしょうか。(もちろん、そんな事は自明だよという人もいると思いますが。)

おまけ:

返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/27 17:00 (No.619564)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809200001/

一応、何でもありで解いて下さい。算数ではちょっと苦労しました。(以前にもやったと思いますが、すぐ忘れちゃうんですよね。)

おまけ:

壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/28 07:57削除
算数の解法
DE=EB=BDより、弧DE上にFD=3cm,FE=5cmとなる点Fが取れる。
すると、六角形ABCDFEのどの頂点も3cmと5cmで挟まれた角になるので、全ての角の角度は等しい。
ところで、六角形の内角の和は180°×(6-2)=720°より、1つの角度は、720°÷6=120°
よって、∠ABC=∠DCB=120°ここで、ABの延長とDCの延長との交点をGとすると、∠GBC=∠GCB=60°より△GBCは正三角形。
よって、GB=GC=3cm よって、GA=GD=3+5=8cm よって、△GADは頂角が60°の二等辺三角形より正三角形。
よって、AD=GA=8cm
よって、答えは、8cm

どういう物議をかもしたのでしょうか。円周角を使えば四角形ABDE(CDEB)だけで解けるからでしょうか。でも、算数なのですからこう解くだけですよね。
因みに、暗算で解きながら書いたので読み難いかもしれません。

おまけ:

https://www3.nhk.or.jp/news/special/fifa_worldcup/matches_schedule_results/game/japan_game_03.html
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/28 20:26削除
何でもありの解法1
EB=BD=DE=xと置いて、四角形AEDBでトレミーの定理https://hiraocafe.com/note/ptolemy.htmlを使うと、x・AD=3・x+5・x
∴AD=3+5=8cm
よって、答えは、8cm

何でもありの解法2,3は次回。さらにその次はあまり意味がない解法4。どれも中学数学で解けます。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/29 15:58削除
何でもありの解法2
円周角より∠EAD=∠EBD=60°ここで、AD上にAF=3cmとなる点Fを取ると、△AEFは頂角が60°の二等辺三角形になるので正三角形。よって、FE=EA
また、正三角形よりED=EB また、∠FED=∠BED-∠FEB=60°-∠FEB,
∠AEB=∠AEF-∠FEB=60°-∠FEBより、∠FED=∠AEB
よって、二辺挟角が等しいので、△FEDと△AEBは合同。よって、FD=AB=5cm
よって、AD=AF+FD=3+5=8cm
よって、答えは、8cm

何でもありの解法3
AEの延長上にEF=5cmとなる点Fを取ると、EF=BA,ED=BD
また、四角形AEDBは円に内接する四角形より、∠FED=∠ABD
よって、二辺挟角が等しいので、△EFDと△BADは合同。よって、DF=DA
また、∠EDF=∠BDA この両辺に∠ADEを加えると、∠ADF=∠BDE=60°
よって、△DAFは頂角が60°の二等辺三角形より正三角形。よって、AD=AF=AE+EF=3+5=8cm
よって、答えは、8cm

何でもありの解法4
AB=DCより弧AB=弧DC ところで、同じ長さの弧の円周角は等しいので、∠ADB=∠DBC よって、錯角が等しいので、AD//BC
よって、四角形BADCは等脚台形。よって、ABの延長とDCの延長との交点をFとすると、△FADは二等辺三角形。ところで、円周角より∠DAB=∠DEB=60°よって、△FADは1つの角が60°の二等辺三角形より正三角形である。また、AD//BCより△FBCも正三角形である。よって、FB=BC=3cm よって、FA=3+5=8cm よって、AD=FA=8cm
よって、答えは、8cm

あまり意味がない何でもありの解法5は次回。

おまけ:

https://instagrammernews.com/detail/2979046561862276595
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/1 07:51削除
何でもありの解法5
四角形AEDBは円に内接する四角形より、
∠EAB=180°-∠EDB=180°-60°=120°
ここで、EAの延長上にBから垂線を下ろしその足をHとすると、△BAHは1:2:√3の直角三角形より、AH=5/2cm,BH=5√3/2cm
∴EH=3+5/2=11/2cm 
よって、△BEHで三平方の定理を使うと、
BE=√{(11/2)^2+(5√3/2)^2}=√(121/4+75/4)=√(196/4)=√49=7cm ∴BE=7cm
ところで、弧DE=弧DBより∠EAD=∠BAD よって、ADは∠EABの二等分線。よって、ADとBEの交点をFとして△AEBで角の二等分線の定理を使うと、EF:FB=AE:AB=3:5
∴EF=(3/8)×7=21/8cm,FB=(5/8)×7=35/8cm また、DからBEに垂線を下ろしその足をIとすると、BI=7/2cm,DI=7√3/2cm また、FI=35/8-7/2=35/8-28/8=7/8cm 
よって、△DFIで三平方の定理を使うと、
DF=√{(7√3/2)^2+(7/8)^2}=7√(3/4+1/64)=7√(49/64)=7×(7/8)=49/8cm
ここで、方べきの定理を使うと、
AF・(49/8)=(21/8)・(35/8) 
∴AF=(21・35)/(8・49)=15/8cm
∴AD=15/8+49/8=64/8=8cm
よって、答えは、8cm

受験的にはあまり意味がありませんが、算数系統の工夫(三平方の定理を使うため以外の補助線)を必要としない根性と算数とは別系統の頭の良さ(秋山仁流に言えば地図で3回曲がる事を読める人)があれば誰でもマスター出来る解法だと思います。(もちろん、ここまで出来るようになるのはほんの一部だと思いますが。)
因みに、次回は三角関数のみの解法です。(これも三角関数をマスターしている人の中のほんの一部の人しか出来ないかもしれません。)

おまけ:
https://twitter.com/satndRvjMpc4tl7/status/1597422509863100417
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/2 07:53削除
何でもありの解法6
四角形AEDBは円に内接する四角形より、∠EAB=180°-60°=120°
△AEBで余弦定理を使うと、
BE^2=3^2+5^2-2・3・5cos120°=9+25+15=49
BE>0より、BE=7cm
また、△BEDで正弦定理を使うと、
7/sin60°=2R ∴7/(√3/2)=2R 
∴2R=14/√3―――①
また、△AEBで正弦定理を使うと、
5/sin∠AEB=2R―――② 
①を②に代入すると、5/sin∠AEB=14/√3 ∴sin∠AEB=5√3/14 
∴∠AEB=Arcsin(5√3/14) 
∴∠AED=60°+Arcsin(5√3/14)
ここで、△AEDで正弦定理を使うと、
AC/sin(60°+Arcsin(5√3/14))=14/√3―――☆

sin(60°+Arcsin(5√3/14)=sin60°cos(Arcsin(5√3/14))+cos60°sin(Arcsin(5√3/14))―――☆☆

cos(Arcsin(5√3/14))は、斜辺14,もう一つの辺5√3の直角三角形を描くと三平方の定理より残りの辺は、√{14^2-(5√3)^2}=√(196-75)=√121=11
∴cos(Arcsin(5√3/14))=11/14
これを☆☆に代入すると、
sin(60°+Arcsin(5√3/14)=(√3/2)(11/14)+(1/2)(5√3/14)=11√3/28+5√3/28=16√3/28=8√3/14
∴sin(60°+Arcsin(5√3/14)=8√3/14
これを☆に代入すると、
AC/(8√3/14)=14/√3
∴AC=8cm よって、答えは、8cm

おまけ:
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0

https://twitter.com/satndRvjMpc4tl7/status/1577486524974669825
返信
返信5
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/1 11:59 (No.623541)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
次の各々において、準同型写像はいくつあるか。
(2)ℤ→ℤ2(3)以下略。

解答
(2)準同型写像は2個存在する。
f:ℤ→ℤ2={|0,|1}とすると、f(1)は|0,|1である。
(ⅰ)f(1)=|0のとき、fはゼロ写像である。
(ⅱ)f(1)=|1のとき、f(2n)=|0,f(2n+1)=|1なる写像である。

また、解説した後に別解を作ってみて下さい。

おまけ:
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/07/12/kiji/20190712s00041000464000c.html
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/1 13:57削除
解説
>(ⅰ)f(1)=|0のとき、fはゼロ写像である。

f(n)=f(1+1+…+1)=f(1)+f(1)+…+f(1)=nf(1)=n・|0=|0
∴f(n)=|0 よって、fはゼロ写像である。
一応、ゼロ写像が準同型写像である事も示しておこう。
ゼロ写像の定義は、∀xに対してf(x)=0
∀x,yに対してf(x・y)=0―――① また、f(x)・f(y)=0・0=0―――②
①,②より、f(x・y)=f(x)・f(y)(加法でも同様)
よって、準同型写像である。

>(ⅱ)f(1)=|1のとき、f(2n)=|0,f(2n+1)=|1なる写像である。

f(2n)=f(1+1+…+1)=f(1)+f(1)+…+f(1)=2n・f(1)=2n・|1=|(2n)=|0
∴f(2n)=|0
f(2n+1)=f(1+1+…+1)=f(1)+f(1)+…+f(1)=(2n+1)・f(1)=(2n+1)・|1=|(2n+1)=|1
∴f(2n+1)=|1

別解
ℤは生成元1の巡回群である。ゆえに、f(ℤ)=f(<1>)=<f(1)>である(問6.6)。
ところで、ℤ2の部分群は<|0>,<|1>=ℤ2で、f(ℤ)はℤ2の部分群である(問6.9の(1))。
よって、次の2つの場合が考えられる。
f(ℤ)=<|0>,f(ℤ)=<|1>
∴<f(1)>=<|0>,<f(1)>=<|1>
∴f(1)=|0,f(1)=|1
よって、ℤ→ℤ2を満たす準同型写像は2個存在する。

問6.6
f:G→G'を準同型写像とするとき、Gの任意の元aについて、次を示せ。
f(<a>)=<f(a)>

問6.9の(1)
f:G→G'を群の準同型写像とするとき、次を示せ。
(1)HをGの部分群とするとき、f(H)はG'の部分群である。

因みに、ℤ→ℤnの準同型写像はn個だろう。f(1)=|0,…,|(n-1)のn個だから。裏は取っていないが、(4)の解答を見れば納得出来るだろう。

おまけ:
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返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/30 14:04 (No.622480)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
次の各々において、準同型写像はいくつあるか。
(1)ℤ→ℤ(全射)(2)以下略。

解答
(1)全射となる準同型写像は2個存在する。
f:ℤ→ℤを加法群の準同型写像とする。ℤの生成元は1と-1である。ゆえに、f(ℤ)=f(<1>)=<f(1)>である(問6.6)。したがって、
fが全射⇔f(ℤ)=ℤ⇔<f(1)>=ℤ⇔f(1)=1または-1
(ⅰ)f(1)=1のとき、f(n)=n(n∈ℤ)となる。すなわち、fはℤの恒等写像であることを示す。
n>0,f(n)=f(1+…+1)=f(1)+…+f(1)=nf(1)=n1=n
n=0,f(0)=0
n<0のとき、n'=-nとおく。定理6.2に注意すると
f(n)=f(-n')=-f(n')=-n'=n
(ⅱ)f(1)=-1のとき、f(n)=-n(n∈ℤ)となることを示す。
n>0,f(n)=f(1+…+1)=f(1)+…+f(1)=nf(1)=n(-1)=-n
n=0,f(0)=0
n<0のとき、n'=-nとおく。定理6.2に注意すると
f(n)=f(-n')=-f(n')=-(-n')=n'=-n

問6.6
f:G→G'を準同型写像とするとき、Gの任意の元aについて、次を示せ。
f(<a>)=<f(a)>

定理6.2
fを群Gから群G'への準同型写像とし、eをGの単位元,e'をG'の単位元とするとき、次が成り立つ。
(1)Gの単位元eは準同型写像fによってG'の単位元e'に移る。
(2)Gの任意の元aに対してはf(a^-1)=f(a)^-1
(引用終わり)

まぁ、今回は適当に。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/12/1 10:33削除
解説
>ℤの生成元は1と-1である。

ℤは巡回群である。そこで、巡回群の定義を再確認しておこう。

定義3.4
群Gのすべての元がGのある元aの累乗になっているとき、Gはaで生成された巡回群であるといい、aをその生成元という。すなわち、
G:巡回群⇔∃a∈G,G=<a>
補足:<a>={a^n|n∈ℤ}

念のため、nは自然数ではなく整数である。ところで、この累乗は演算が積(乗法)の場合である。つまり、演算が加法(和)の場合は、例えば、a^5=a+a+a+a+a=5aとなる。(×の所を+にする。)
そこで、加法群ℤの巡回部分群の生成元を1とすると、例えば、1^-5=-5・1=-5となる。-5とした所をnとして±∞まで考えれば、全ての整数が表せるので、加法群ℤは生成元を1とした巡回群である事が分かる。生成元を-1としても同様の事が言える。

>n=0,f(0)=0

定理6.2の(1)より、f(e)=e' また、ℤは加法群より、e=e'=0 ∴f(0)=0

定理6.2
fを群Gから群G'への準同型写像とし、eをGの単位元,e'をG'の単位元とするとき、次が成り立つ。
(1)Gの単位元eは準同型写像fによってG'の単位元e'に移る。
(2)Gの任意の元aに対してはf(a^-1)=f(a)^-1

おまけ:
https://www.j-cast.com/2008/05/27020641.html?cx_recsOrder=1&cx_recsWidget=articleBottom

https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/11/29/kiji/20221129s00041000451000c.html
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/30 11:43 (No.622382)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
f:G→G'を群の準同型写像とするとき、次を示せ。
(1)HをGの部分群とするとき、f(H)はG'の部分群である。
(2)H'をG'の部分群とするとき、f^-1(H')はGの部分群である。

証明
eとe'をそれぞれGとG'の単位元とする。このとき、定理6.2よりf(e)=e'となっていることに注意する。また、定義よりf^-1(H)={a∈G|f(a)∈H'}
(1)e∈Hであるから、e'=f(e)∈f(H) ゆえに、f(H)≠φ さて、a',b'∈f(H)とすると、a'=f(a)(∃a∈H),b'=f(b)(∃b∈H)と表される。このとき、
a'(b')^-1=f(a)・f(b)^-1=f(a)・f(b^-1)=f(a・b^-1)
ここで、HはGの部分群であるから、部分群の判定定理2.1によってa・b^-1∈H よって、a'・(b')^-1=f(a・b^-1)∈f(H) したがって、再び部分群の判定定理2.1によってf(H)はG'の部分群である。
(2)H'はG'の部分群であるから、e'∈H' ゆえに、f(e)=e'∈H' したがって、e∈f^-1(H')であるから、f^-1(H')≠φ さて、a,b∈f^-1(H')とすると、f(a)=a'(∃a'∈H'),f(b)=b'(∃b'∈H')と表される。このとき、
f(ab^-1)=f(a)・f(b^-1)=f(a)・f(b)^-1=a'・(b')^-1
ここで、H'はG'の部分群であるから、部分群の判定定理2.1によってa'・(b')^-1∈H' よって、f(ab^-1)∈H' ゆえに、a・b^-1∈f^-1(H') したがって、再び部分群の判定定理2.1によってf^-1(H')はGの部分群である。

定理6.2
fを群Gから群G'への準同型写像とし、eをGの単位元,e'をG'の単位元とするとき、次が成り立つ。
(1)Gの単位元eは準同型写像fによってG'の単位元e'に移る。
(2)Gの任意の元aに対してはf(a^-1)=f(a)^-1

定理2.1(部分群の判定定理)
群Gの空でない部分集合をHとする。HがGの部分群であるための必要十分条件は、Hが次の条件(1)と(2)を満足していることである。
(1)∀a,b∈H⇒a◦b∈H
(2)∀a∈H⇒a^-1∈H
(引用終わり)

今回は面白くありません。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/30 13:11削除
解説
>ここで、HはGの部分群であるから、部分群の判定定理2.1によってa・b^-1∈H
>ここで、H'はG'の部分群であるから、部分群の判定定理2.1によってa'・(b')^-1∈H'

この2ヶ所とも、わざわざ部分群の判定定理2.1を使う必要はありませんね。H,H'はそれぞれ群だから逆元が存在し、演算について閉じているからで十分ですよね。もちろん、部分群の判定定理2.1を使っても良いですが。判定定理って名前のわりには必要十分条件ですからね。

定理2.1(部分群の判定定理)
群Gの空でない部分集合をHとする。HがGの部分群であるための必要十分条件は、Hが次の条件(1)と(2)を満足していることである。
(1)∀a,b∈H⇒a◦b∈H
(2)∀a∈H⇒a^-1∈H

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/29 11:27 (No.621372)削除
次の文章を完全解説して下さい。

準同型写像の例
例6.5
f:ℝ^*→ℝ^+(f(x)=|x|,x∈ℝ^*)なる写像は、0を除いた実数のつくる乗法群(ℝ^*,・)から正の実数のつくる乗法群(ℝ^+,・)への全準同型写像である。
f(xy)=|xy|=|x||y|=f(x)f(y)
∴f(xy)=f(x)f(y)
ゆえに、fは準同型写像である。また、fが全射であることも容易にわかる。
f(1)=|1|=1より、乗法群ℝ^*の単位元1は乗法群ℝ^+の単位元1に移る。また6は、逆元については次のようである。
f(x^-1)=|x^-1|=|x|^-1=f(x)^-1

例6.6
θ→e^iθ=cosθ+isinθは実数の加法群(ℝ,+)から絶対値1の複素数のつくる乗法群(E,・)への全準同型写像である。
f:ℝ→E(f(θ)=e^iθ=cosθ+isinθ)と置く。
f(θ1+θ2)=e^i(θ1+θ2)=e^(iθ1+iθ2)
=e^iθ1・e^iθ2=f(θ1)f(θ2)
よりfは準同型写像であることがわかる。また、
f(0)=e^i0=e^0=1
従って、(ℝ,+)の単位元0はEの単位元1へ移る。さらに、逆元については次のようである。
f(-θ)=e^-iθ=(e^iθ)^-1=f(θ)^-1
(引用終わり)

例6.5は加法群から加法群の場合はどうか考えて下さい。例6.6はcosθ+isinθでも示してみて下さい。念のため、どちらもあまり意味はありません。
因みに、私は社会人入試で28歳の時に大学の数学科に入り直しましたが、9ケ月の独学(高校数学)でこういう余分な事ばかりやっていました。性格上、中々暗記数学には徹し切れないんですよね。まぁ、1回やって気が済んだ後は暗記に徹していましたが。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/30 07:55削除
解説
>例6.5は加法群から加法群の場合はどうか考えて下さい。

f:ℝ→ℝ^+(f(x)=|x|,x∈ℝ)とすると、
f(x+y)=|x+y|≦|x|+|y|=f(x)+f(y)より、f(x+y)≦f(x)+f(y)
補足:http://www.ne.jp/asahi/search-center/internationalrelation/mathWeb/arithmetic/AbsoluteValue/AbsThrm8Prf.htm
よって、準同型写像とは言えない。

>例6.6はcosθ+isinθでも示してみて下さい。

f:ℝ→E(f(θ)=e^iθ=cosθ+isinθ)とすると、
f(θ1+θ2)=cos(θ1+θ2)+isin(θ1+θ2)
=cosθ1cosθ2-sinθ1sinθ2+i(sinθ1cosθ2+cosθ1sinθ2)
(cosとsinの加法定理)
=cosθ2(cosθ1+isinθ1)-sinθ2(sinθ1-icosθ1)
= cosθ2(cosθ1+isinθ1)+i^2・sinθ2(sinθ1-icosθ1)
(-1=i^2を代入。)
=cosθ2(cosθ1+isinθ1)+isinθ2(cosθ1+isinθ1)
=(cosθ1+isinθ1)(cosθ2+isinθ2)
=f(θ1)f(θ2)
∴f(θ1+θ2)=f(θ1)f(θ2)
よって、fは準同型写像。
また、f(0)=cos0+isin0=1
f(-θ)=cos(-θ)+sin(-θ)
=(cosθ+sinθ)^-1(ド・モアブルの定理)
=f(θ)^-1
∴f(-θ)=f(θ)^-1
よって、定理6.2を満たしている。
因みに、ド・モアブルの定理を使わない場合は、
f(-θ)=cos(-θ)+sin(-θ)
=cosθ-isinθ
=(cosθ-isinθ)/(sin^2θ+cos^2θ)
=(cosθ-isinθ)/(cosθ+isinθ)(cosθ-isinθ)
=1/(cosθ+isinθ)(cosθ-isinθ≠0より)
=(cosθ+isinθ)^-1
=f(θ)^-1
∴f(-θ)=f(θ)^-1

ド・モアブルの定理:https://manabitimes.jp/math/689(どうでも良い事ですが、昔はド・モアブルの公式と習いましたね。(「演習詳解 線形代数」有馬哲・浅枝陽共著など。)

定理6.2
fを群Gから群G'への準同型写像とし、eをGの単位元,e'をG'の単位元とするとき、次が成り立つ。
(1)Gの単位元eは準同型写像fによってG'の単位元e'に移る。
(2)Gの任意の元aに対してはf(a^-1)=f(a)^-1

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/26 17:25 (No.618562)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809210001/

何でもありで解いて下さい。結構、難しいと思います。因みに、算数でもまぁまぁな速さで解けました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/27 07:37削除
算数の解法
△ADE,△AEBはそれぞれ二等辺三角形より、∠ADE=∠AED=●,∠AEB=∠ABE=〇と置くと、四角形ABEDの内角の和より、●+●+〇+〇+90°=360°よって、●×2+〇×2=270°これは移項で考えないでも、図形的に考えれば分かる。よって、●+〇=270°÷2=135°よって、∠DEB=●+〇=135°よって、∠BEC=180°-135°=45°よって、△BCEは直角二等辺三角形である。よって、CE=CB=1cm
ここで、四角形ABCDを点Aを中心にADがABにくっつくまで右回転で90°回転コピーし、点B,点Cの行き先をそれぞれB',C'とすると、∠DAB=∠BAB'=90°より、3点D,A,B'は一直線上にある。また、四角形ABCDの内角の和を考えると、∠ADC+∠ABC=180°より、∠ABC'+∠ABC=180°よって、3点C,B,C'も一直線上にある。また、∠DCC'=∠B'C'C=90°より、B'C'とDCは平行。つまり、四角形B'C'CDは台形である。ところで、CD=CE+DE=1+2=3cm よって、C'B=3cmよりCC'=3+1=4cm 
また、B'C'=BC=1cm
よって、台形B'C'CD=(1+3)×4÷2=8cm^2
よって、四角形ABCD=8÷2=4cm^2
よって、四角形ABED=4-1×1÷2=4-0.5=3.5cm^2
よって、答えは、3.5cm^2

多分、小学生は定石で正方形にして解くと思いますが、台形で十分なので台形にしました。ただし、算数ではあまり必要のない厳密性を重視しました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/28 07:31削除
何でもありの解法1
勘違いしました。簡単でした。
AD=AE=ABより、点Aを中心とした半径ADの円を考えると、3点D,E,Bはその円周上にあるので、円周角と中心角の関係より、∠DEB=(1/2)×270°=135°∴∠BEC=180°-135°=45°よって、△BECは直角二等辺三角形より、CE=CB=1cm 
∴DC=2+1=3cm
ここで、AD=AB=xと置くと、△ADBは直角二等辺三角形より、DB=√2x
よって、△BCDで三平方の定理を使うと、
1^2+3^2=(√2x)^2が成り立つ。
∴2x^2=10 ∴x^2=5―――①
ところで、四角形ABED=△ADB+△BDE=x^2/2+2×1×(1/2)=x^2/2+1
∴四角形ABED=x^2/2+1―――②
①を②に代入すると、四角形ABED=5/2+1=7/2=3.5cm^2
よって、答えは、3.5cm^2

何でもありの解法2は次回。間抜けな事に面積で方程式を作ってしまいました。まぁ、数学好きの人は追跡してみて下さい。(面倒臭いけど、結構楽しめると思います。厳密性を考えると。)

おまけ:

壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/29 07:57削除
何でもありの解法2
解法1と同様にして、CE=CB=1cm また、AD=AB=xと置いて、AからDE,BEに垂線を下ろし三平方の定理で高さを求め面積をxで表すと、
四角形ABCD=2×√(x^2-1)×(1/2)+√2×√(x^2-1/2)×(1/2)+1×1×(1/2)―――①
また、四角形ABCD=△ABD+△BCD=x^2/2+3×1×(1/2)―――②
①,②より、x^2/2+3/2=√(x^2-1)+{√(x^2-1/2)}/√2+1/2
∴x^2/2+1=√(x^2-1)+{√(x^2-1/2)}/√2
この両辺を2乗して、長々と整理すると、
x^8-4x^6-10x^4+12x^2+65=0
ここで、X=x^2と置くと、
X^4-4X^3-10X^2+12X+65=0
これを因数定理で解くと、X=5を代入してみると、
5^4-4・5^3-10・5^2+12・5+65=625-500-250+60+65=-125+125=0で成り立つ。
よって、組立除法でx-5で割ると、

1 -4 -10  12 65 |5
   5   5 -25 65
1  1  -5  13  0

∴(X-5)(X^3+X^2-5X+13)=0

次に、X^3+X^2-5X+13=0を因数定理で解くと、X=x^2>0と13=1・13より、X=1,13を代入して0とならなければ、有理数解は存在しない。
そこで、X=1の場合、1+1-5+13=10≠0
X=13の場合、13^3+13^2-5・13+13=13(13^2+13-5+1)=13(169+9)=13・178=2314≠0
よって、有理数解はX=5のみである。ところで、問題は算数の問題なので無理数解はあり得ない。
∴X=5 ∴x^2=5
よって、四角形ABDE=x^2/2+1=5/2+1=7/2=3.5cm^2
よって、答えは、3.5cm^2

次回は、算数という限定を解除した解答を作って下さい。

これだけでは面白くないので、pythonでX^4-4X^3-10X^2+12X+65を有理数の範囲で因数分解してみますね。

from sympy import Symbol,factor
X = Symbol('X')
expr = X**4 - 4*X**3 - 10*X**2 + 12*X + 65
factor(expr)
結果:(𝑋−5)(𝑋**3+𝑋**2−5*𝑋−13)

次は、X^4-4X^3-10X^2+12X+65=0をpythonで解いてみますね。

from sympy import Symbol,solve
X = Symbol('X')
expr = X**4 - 4*X**3 - 10*X**2 + 12*X + 65
solve(expr,dict=True)
結果:[{X: 5},
{X: -1/3 + (-1/2 - sqrt(3)*I/2)*(8*sqrt(33)/9 + 152/27)**(1/3) + 16/(9*(-1/2 - sqrt(3)*I/2)*(8*sqrt(33)/9 + 152/27)**(1/3))},
{X: -1/3 + 16/(9*(-1/2 + sqrt(3)*I/2)*(8*sqrt(33)/9 + 152/27)**(1/3)) + (-1/2 + sqrt(3)*I/2)*(8*sqrt(33)/9 + 152/27)**(1/3)},
{X: -1/3 + 16/(9*(8*sqrt(33)/9 + 152/27)**(1/3)) + (8*sqrt(33)/9 + 152/27)**(1/3)}]

実数解は2つですが、1つは無理数解ですね。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/29 19:46削除
何でもありの解法2の補足
X^3+X^2-5X-13=0を手計算で解く。
X=Y-1/3として代入すると、(Y-1/3)^3+(Y-1/3)^2-5(Y-1/3)-13=0
∴Y^3-Y^2+(1/3)Y-1/27+Y^2-(2/3)Y+1/9-5Y+5/3-13=0
∴Y^3-(1/3)Y+2/27-5Y-34/3=0
∴Y^3-(16/3)Y-304/27=0
これを3次方程式の解の公式http://www.suri-joshi.jp/enjoy/cubic_equation/で解くと、
Y=∛[[304/27+√{304^2/27^2+(4/27)(-16/3)^3}]/2]+∛[[304/27-√{304^2/27^2+(4/27)(-16/3)^3}]/2]
=∛[{304/27+√(76032/27^2)}/2]+∛[{304/27-√(76032/27^2)}/2]
=∛{(304/27+48√33/27)/2}+∛{(304/27-48√33/27)/2}
=∛(152/27+24√33/27)+∛(152/27-24√33/27)
=∛(152/27+8√33/9)+∛(152/27-8√33/9)

∴X=∛(152/27+8√33/9)+∛(152/27-8√33/9)-1/3
∴X=(2/3){∛(19+3√33)+∛(19-3√33)-1/2}
これを電卓で計算すると、
X=2.6785735
∴x^2=2.6785735 ∴x=1.6366348

ここで、∠BDC=Arctan(1/3)=18.434949°
∴∠ADE=45°+18.434949°=63.434949°>60°
∴AD>DE=2 ∴x>2より、x=1.6366348は不適。ところで、もう一つは、X=x^2=5より、x=2.2360679より、適正。
以下、省略。

おまけ:
返信
返信4
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/28 13:53 (No.620485)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
位数が等しい巡回群は同型であることを示せ。

証明
(1)位数が有限である場合
(ⅰ)位数がnの巡回群はℤnに同型であることを示す。Gを位数がnの巡回群とすると、Gのある元aによってG=<a>と表される。このとき、a^n=eであって
G=<a>={e,a,a^2,…,a^(n-1)}
と表される(定理3.4^*の証明)。そこで、
f:G―→ℤn(f(a^i)=|i)
なる写像を考える。ここで、定理3.2と第1章定理2.8より、
a^i=a^j⇔i=j(modn)⇔|i=|j
が成り立つことに注意しよう。0≦i,j<nなる整数に対して、i+j≡k(modn)(0≦k<n)とおけば、上の注意よりa^(i+j)=a^k かつ |(i+j)=|kであるから
f(a^i・a^j)=f(a^(i+j))=f(a^k)=|k,f(a^i)+f(a^j)=|i+|j=|(i+j)=|k
ゆえに、 f(a^i・a^j)=f(a^i)+f(a^j)が成り立つ。よって、fは準同型写像である。
次に、f(a^i)=f(a^j)と仮定すると、|i=|jである。ゆえに、a^i=a^jとなるので、fは単射である。また、ℤnの任意の元は|i(0≦i<n)と表されるから、a^i∈Gなる元を考えれば、f(a^i)=|iである。よって、fは全射であることがわかる。
以上によって、fは同型写像である。すなわち、G≃ℤnであることがわかった。
(ⅱ)G1とG2を位数がnの巡回群とする。(ⅰ)よりG1≃ℤn,G2≃ℤnである。したがって、G1≃G2が得られる。
(2)位数が有限でない場合
(1)位数が有限でない無限巡回群はℤに同型であることを示す。Gを無限巡回群とすると、Gのある元aによってG=<a>と表される。このとき、0でない任意の整数nに対してa^nは単位元にならないことに注意しよう。すなわち、a^n=e⇔n=0 このことより、a^i=a^jならばi=jである。したがって、f(a^i)=iによって定まる写像f:G―→ℤを考えると、
f(a^i・a^j)=f(a^(i+j))=i+j=f(a^i)+f(a^j)
ゆえに、f(a^i・a^j)=f(a^i)+f(a^j)が成り立つ。よって、fは準同型写像である。
次に、f(a^i)=f(a^j)と仮定すると、i=jである。ゆえに、a^i=a^jであるから、fは単射である。また、ℤの任意の元iはa^i∈Gを考えれば、f(a^i)=i よって、fは全射であることがわかる。以上によって、fは同型写像である。すなわち、G≃ℤであることがわかった。
(ⅱ)G1とG2が無限巡回群とする。(ⅰ)よりG1≃ℤ,G2≃ℤである。したがって、G1≃G2が得られる。

定理3.4^*の証明の一部
aの位数をnとする。このとき、<a>の部分集合H={e=a^0,a^1,a^2,…,a^(n-1)}を考えると、<a>とHは一致している。
何故ならば、巡回群<a>の任意の元はある整数mによってa^mと表される。ここで、除法の定理(第1章定理1.5)によってm=nq+r(0≦r<n)となる整数r,qが存在する。これより、
a^m=a^nq・a^r=(a^n)^q・a^r=e^q・a^r=a^r∈H
ゆえに、<a>⊂H したがって、<a>=H

定理3.2
群Gの単位元をeとし、Gの元aの位数をnとする。このとき、非負整数k,lについて次が成り立つ。
(1)a^k=e⇔k≡0(modn)
(2)a^k=a^l⇔k≡l(modn)

第1章定理2.8
nを1より大きい整数、a,bを任意の整数とするとき次が成り立つ。
a≡b(modn)⇔Ca=Cb

定義2.2
aを任意の整数とするとき
Ca={x∈ℤ|x≡a(modn)}
(引用終わり)

具体的には、

>Gのある元aによってG=<a>と表される。このとき、a^n=eであって
G=<a>={e,a,a^2,…,a^(n-1)}
と表される(定理3.4^*の証明)。

>ここで、定理3.2と第1章定理2.8より、
a^i=a^j⇔i=j(modn)⇔|i=|j
が成り立つことに注意しよう。

>すなわち、a^n=e⇔n=0 このことより、a^i=a^jならばi=jである。

>次に、f(a^i)=f(a^j)と仮定すると、i=jである。ゆえに、a^i=a^jである

この4ヶ所ぐらいですかね。

おまけ:
「15:13友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。 15:14わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。 15:15もはや、わたしはあなたがたを僕とは呼ばない。僕は主人が何をしているか知らないからである。わたしはあなたがたを友と呼ぶ。父から聞いたことをすべてあなたがたに知らせたからである。」
「ヨハネによる福音書」第15章13節~15節(新共同訳)
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/28 15:55削除
解説
>Gのある元aによってG=<a>と表される。このとき、a^n=eであって
G=<a>={e,a,a^2,…,a^(n-1)}
と表される(定理3.4^*の証明)。

位数がnの巡回群だからa^n=e これはaの位数がnである事を意味している(巡回群だから)。
よって、以下、定理3.4^*の証明に続く。

>ここで、定理3.2と第1章定理2.8より、
a^i=a^j⇔i=j(modn)⇔|i=|j
が成り立つことに注意しよう。

「ここで、定理3.2と定理3.4と第1章定理2.8より」とした方が良いだろう。

定理3.4
aを群Gの元とするとき、元aの位数はaで生成された巡回部分群<a>の位数に等しい。すなわち、|<a>|=|a|

今回は巡回群だから群の位数nと(生成元)aの位数nが等しいから定理3.2をそのまま使える。定理3.2のnはaの位数である。

定理3.2
群Gの単位元をeとし、Gの元aの位数をnとする。このとき、非負整数k,lについて次が成り立つ。
(1)a^k=e⇔k≡0(modn)
(2)a^k=a^l⇔k≡l(modn)

>すなわち、a^n=e⇔n=0 このことより、a^i=a^jならばi=jである。

a^i=a^j⇔a^(i-j)=e⇔i-j=0⇔i=j
よって、a^i=a^jならばi=jである。(念のため、「このこと」は、「a^(i-j)=e⇔i-j=0」で使った。)

>>次に、f(a^i)=f(a^j)と仮定すると、i=jである。ゆえに、a^i=a^jである

上の「a^i=a^j⇔a^(i-j)=e⇔i-j=0⇔i=j」から、a^i=a^j⇔i=j
よって、i=jならばa^i=a^jだからである。

おまけ:
「8 わたしは、あなたのわざを知っている。見よ、わたしは、あなたの前に、だれも閉じることのできない門を開いておいた。なぜなら、あなたには少ししか力がなかったにもかかわらず、わたしの言葉を守り、わたしの名を否まなかったからである。」
「ヨハネの黙示録」第3章8節(口語訳)

「03:08「わたしはあなたの行いを知っている。見よ、わたしはあなたの前に門を開いておいた。だれもこれを閉めることはできない。あなたは力が弱かったが、わたしの言葉を守り、わたしの名を知らないと言わなかった。」
「ヨハネの黙示録」第3章8節(新共同訳)
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壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/25 20:31 (No.617614)削除
問題作ってみました。

問題
直線y=2x上に2点A,Bがあり、また、点C(-1,1),D(0,2)とし、直線ACと直線BDの交点をEとする。△EABが正三角形になる時、△EABの面積を求めて下さい。ただし、点EはCDに関して原点とは逆側にあるとする。

中学数学でも出来ますが、数Ⅰ用ですね。因みに、そんなに難しくはありません。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/26 07:56削除
問題
直線y=2x上に2点A,Bがあり、また、点C(-1,1),D(0,2)とし、直線ACと直線BDの交点をEとする。△EABが正三角形になる時、△EABの面積を求めて下さい。ただし、点EはCDに関して原点とは逆側にあるとする。

解答
CからABに垂線を下ろしその足をそれぞれH,Iとし、点と直線の距離の公式(ヘッセの公式)を使うと、y=2xを変形して2x-y=0 また、点C(-1,1),D(0,2)より、
CH=|-2-1|/√{2^2+(-1)^2}=3/√5
DI=|0-2|/√{2^2+(-1)^2}=2/√5
ところで、△EABは正三角形より、△CAHと△DBIは1:2:√3の直角三角形である。
∴AH=CH/√3=3/√15―――①
BI=DI/√3=2/√15―――②
また、CD=√2(2点間の距離の公式を使っても良いが、直角二等辺三角形を考えれば一発。)
ここで、DからCHに垂線を下ろしその足をJとすると、CJ=CH-DI=3/√5-2/√5=1/√5
よって、△DCJで三平方の定理を使うと、
DJ=√{(√2)^2-(1/√5)^2}=√(2-1/5)=√(9/5)=3/√5
ところで、四角形DJHIは長方形より、
IH=DJ=3/√5―――③
①,②,③より、AB=3/√15+3/√5+2/√15=5/√15+3/√5
また、1辺がaの正三角形の面積は、
S=(√3/4)a^2より、
S=(√3/4)(5/√15+3/√5)^2
=(√3/4)(√5/√3+3/√5)^2
=(√3/4)(5/3+9/5+2√3)
=(√3/4)(52/15+2√3)
=13√3/15+3/2
よって、答えは、13√3/15+3/2
因みに、近似値は、3.0011107(意味はありません。)

高校の実力テストとかにどうでしょう。笑

おまけ:
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返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/23 22:01 (No.615710)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809220001/

一応、別解を作ってみて下さい。因みに、ある定理を知っていれば瞬殺です。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/25 07:56削除
解法1
直角三角形の直角から斜辺に垂線が下りている形なので、アーキタスの定理https://d.hatena.ne.jp/keyword/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%82%BF%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%AE%9A%E7%90%86(4)
を使うと、AH×AH=9×16=3×3×4×4=12×12
よって、AH=12cm

解法2
∠Bを共有している事と直角が等しい事より2角が等しいので、△ABCと△HBAは相似。
また、∠Cを共有している事と直角が等しい事より2角が等しいので、△ABCと△HACも相似。
つまり、△HBAと△HACは相似で面積比は9:16である。(底辺が9:16で高さを共有しているから面積比も9:16)
よって、△HBAと△HACの相似比は3×3と4×4より、3:4である。https://katekyo.mynavi.jp/juken/6451(中学受験でも2乗を使っても良いのかもしれませんね。)
よって、対応する辺の比が3:4より、BH:AH=3:4でBH=9cmより、AH=(4/3)×9=12cm
よって、答えは、12cm

もっとも、解法1を普通に求めると、△HBAと△HACが相似から、BH:AH=AH:CHで9:AH=AH:16 よって、内項の積=外項の積https://president.jp/articles/-/22087?page=1#:~:text=%E6%AF%94%E4%BE%8B%E5%BC%8F%E3%81%AB%E3%81%AF%E3%80%81%E3%80%8C%E5%86%85,40%E3%80%8D%E3%81%A7%E7%A2%BA%E3%81%8B%E3%81%AB%E7%AD%89%E3%81%97%E3%81%84%E3%80%82より、AH×AH=9×16で簡単に求められる。(内項の積=外項の積を使わない場合は、両辺を分数にして分母を払うと良い。)

また、△HBAと△HACが相似である事は直接でも求められる。∠ABH=●と置くと、△ABHの内角の和より、∠BAH=90°-● また、△ABCの内角の和より、∠C=90°-● よって、∠BAH=∠C また、直角が等しいので2角が等しくなり、△HBAと△HACは相似。
何にしても定石の形を覚えておく事大事である。

おまけ:

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