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壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/3 11:37 (No.594856)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
素数ベキp^rを位数とする群Gの中心Z(G)は単位元e以外の元を含むことを示せ。

証明
演習問題5(4)の類等式を使うと、
p^r=l1+・・・+ls+z(1<li,i=1,…,s)
と表される。各i(1≦i≦s)については、
li=|Ci|=|G:N_G(ai)|(ai∈Ci)
であるから、p|liである。したがって、上の等式よりp|zが得られる。
よって、|Z(G)|=z≧p>1 
ゆえに、単位元でない元aがGの中心Z(G)に存在する。

演習問題5
(2)Gを有限群とする。Gの共役類をC1,C2,・・・,Ckとする。Ciに属する元の個数をliとし、ai∈Ciとすれば、li=|G:N_G(ai)|が成り立つことを示せ。
(4)Gの位数をn,Gの中心Z(G)の位数をzとし、適当にliの番号iを付けかえれば、n=z+l1+l2+・・・+ls(1<li)と表せることを証明せよ。この式をGの類等式という。

おまけ:

「36 イエスは彼らに「何をしてほしいと、願うのか」と言われた。
37 すると彼らは言った、「栄光をお受けになるとき、ひとりをあなたの右に、ひとりを左にすわるようにしてください」。
38 イエスは言われた、「あなたがたは自分が何を求めているのか、わかっていない。あなたがたは、わたしが飲む杯を飲み、わたしが受けるバプテスマを受けることができるか」。
39 彼らは「できます」と答えた。するとイエスは言われた、「あなたがたは、わたしが飲む杯を飲み、わたしが受けるバプテスマを受けるであろう。
40 しかし、わたしの右、左にすわらせることは、わたしのすることではなく、ただ備えられている人々だけに許されることである」。」
「マルコによる福音書」第10章36節~40節
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/3 13:57削除
解説
>各i(1≦i≦s)については、
li=|Ci|=|G:N_G(ai)|(ai∈Ci)
であるから、

念のため、演習問題5(2)から。

>各i(1≦i≦s)については、
li=|Ci|=|G:N_G(ai)|(ai∈Ci)
であるから、p|liである。

厳密には、li>1(類等式の条件)だからである。
また、ラグランジュの定理より、|G:N_G(ai)|=|G|/|N_G(ai)|=p^r/|N_G(ai)|
この右辺は整数でpは素数よりp^r/|N_G(ai)|はpの倍数である。よって、右辺がpの倍数より左辺もpの倍数。よって、|G:N_G(ai)|がpの倍数より、liもpの倍数。よって、p|li

定理4.4(ラグランジュの定理)
Gを有限群,HをGの部分群とすると、Gの位数はHの位数と|G:H|の積になる。すなわち、
|G|=|G:H|・|H|

>したがって、上の等式よりp|zが得られる。

上の等式とは、p^r=l1+・・・+ls+zで、p|liより、p|(l1+・・・+ls) よって、zがpの倍数でなかったら等式が成り立たない。よって、zはpの倍数。∴p|z

>よって、|Z(G)|=z≧p>1

厳密には、z≠0より、z≧p(z≠0は上の段階でか。)

>ゆえに、単位元でない元aがGの中心Z(G)に存在する。

|Z(G)|>1よりZ(G)の元の数が2以上なので、単位元e以外に少なくとももう1つの元が存在する。

おまけ:
「34 地上に平和をもたらすために、わたしがきたと思うな。平和ではなく、つるぎを投げ込むためにきたのである。
35 わたしがきたのは、人をその父と、娘をその母と、嫁をそのしゅうとめと仲たがいさせるためである。
36 そして家の者が、その人の敵となるであろう。
37 わたしよりも父または母を愛する者は、わたしにふさわしくない。わたしよりもむすこや娘を愛する者は、わたしにふさわしくない。
38 また自分の十字架をとってわたしに従ってこない者はわたしにふさわしくない。
39 自分の命を得ている者はそれを失い、わたしのために自分の命を失っている者は、それを得るであろう。
40 あなたがたを受けいれる者は、わたしを受けいれるのである。わたしを受けいれる者は、わたしをおつかわしになったかたを受けいれるのである。」
「マタイによる福音書」第10章34節~40節
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/2 10:22 (No.593824)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809040001/

暗算で2通り作ってみました。念のため、算数です。因みに、超簡単な方法も思い付きましたが、面白くないので却下しました。というより、中3以上かと思っていました。

おまけ:

https://www.j-cast.com/2018/08/06335645.html?p=all
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/3 07:43削除
解法1(思い付いた順)
扇形BAC(色付きの方)=2×2×3.14×(3/4)=3×3.14=9.42cm^2―――☆
また、△BACは直角二等辺三角形より、ACの真ん中の点をOとすると、OA=OB=OCとなり、これらは半円の半径でもある。
ここで、△BACの面積を考えると、△BAC=2×2÷2=2cm^2―――①
また、△BAC=AC×OB÷2=直径×半径÷2=半径×半径―――②
①,②より、半径×半径=2
よって、半円=半径×半径×3.14×(1/2)=2×3.14×(1/2)=3.14―――☆☆
☆,☆☆より、
色付き部分の面積=9.42+3.14=12.56
よって、答えは、12.56cm^2

解法2
半円の中心をOとし、半円の弧の真ん中の点をMとすると、半径よりOM=OA=OC
また、対称性より∠AOM=∠COM=90°よって、△OAMと△OCMは合同な直角二等辺三角形より△MACも1つの直角二等辺三角形になり、ACを共有しているので△BACと合同である。
よって、△BACと△OCMの面積比は2:1で、扇形BACと扇形OCMの面積比も相似で2:1である。
つまり、扇形BACの面積と半円の面積は等しい。(半円の面積も扇形OCMの面積の2倍だから。)
よって、求める面積は、左の大きな円の面積と等しい。よって、答えは、2×2×3.14=12.56cm^2

因みに、模範解答はヒポクラテスの三日月を使うようです。これは一番初めに思い付きましたが、邪道だと思ってスルーしました。興味がある人は検索して下さい。

おまけ:

https://ciatr.jp/topics/159715
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/1 20:55 (No.593288)削除
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/2 07:29削除
解答
△EADの内対角の和より、∠AEC=50°+30°=80°よって、∠ACE=∠AEC よって、△AECは二等辺三角形よりAE=AC―――①
また、∠EAC=180°-80°×2=20°より、∠CAD=20°+30°=50°よって、∠CDA=∠CADより△CDAは二等辺三角形。
よって、AC=DC―――② 
①,②より、AE=DC―――③
また、BD=ECの両辺にDEを加えると、BE=DC―――④ ③,④より、AE=BE
よって、△EBAは二等辺三角形より、∠EBA=∠EAB また、△EBAの内対角の和より、∠EBA+∠EAB=80°
よって、∠EBA=∠EAB=80°÷2=40°
よって、∠ABD=40°

暗算で解ける問題でしたね。ただし、④の所は慣れていないと難しいかもしれませんが。

おまけ:(昔からイギー好きなんですよね。)
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/1 12:23 (No.592718)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
Gを群,Hをその部分群とし、HのGにおける指数をnとする。a1,a2,・・・,anがHを法とする左剰余類の完全代表系とするとき、次を証明せよ。
(1)a1^-1,a2^-1,・・・,an^-1はHを法とする右剰余類の完全代表系である。
(2)任意のGの元aに対して、aa1,aa2,・・・,aanもHを法とする左剰余類の完全代表系である。

証明
はじめに、a1,a2,・・・,anはHを法とする左剰余類の完全代表系であるから、G=a1H∪・・・∪anH,aiH∩ajH=φ(i≠j)となっている。
(1)(ⅰ)G=Ha1^-1∪・・・∪Han^-1であることを示す。Gの任意の元をxとする。Gは群であるから、x^-1∈G=a1H∪・・・∪anH ゆえに、ある番号iがあって、x^-1∈aiHとなっているのでx^-1=aih(h∈H)と表される。
したがって、x=(aih)^-1=h^-1ai^-1∈Hai^-1
(ⅱ)Hai^-1∩Haj^-1≠φ(1≦i,j≦n)と仮定すると、定理4.1よりHai^-1=Haj^-1
定理4.3の証明でaiH=ajH⇔Hai^-1=Haj^-1を示した(aiH=ajH⇔ai^-1aj∈H⇔Hai^-1aj=H
⇔Hai^-1(aj^-1)^-1=H⇔Hai^-1=Haj^-1)。ゆえに、aiH=ajH
したがって、仮定よりai=ajである。
(2)は省略。

定理4.1
Gを群,HをGの部分群とする。このとき、Gの元a,bについて、次の(1)から(5)の命題は同値であり、また(1')から(5')の命題も同値である。
(1)aH=bH   (1')Ha=Hb
(2)a^-1b∈H   (2')ab^-1∈H
(3)b∈aH    (3')b∈Ha
(4)a∈bH    (4')a∈Hb
(5)aH∩bH≠φ (5')Ha∩Hb≠φ

定理4.3の証明の一部
Gの任意の元a,bに対して、
aH=bH⇔Ha^-1=Hb^-1
が成り立つ。
∵aH=bH⇔a^-1b∈H(定理4.1)
      ⇔b^-1a∈H
      ⇔b^-1(a^-1)^-1∈H
      ⇔Ha^-1=Hb^-1(定理4.1)
(引用終わり)

おまけ: https://instagrammernews.com/detail/2960337147556786911
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/1 20:31削除
解説
>(ⅰ)G=Ha1^-1∪・・・∪Han^-1であることを示す。Gの任意の元をxとする。Gは群であるから、x^-1∈G=a1H∪・・・∪anH ゆえに、ある番号iがあって、x^-1∈aiHとなっているのでx^-1=aih(h∈H)と表される。
したがって、x=(aih)^-1=h^-1ai^-1∈Hai^-1

この続きに、∴x∈Hai^-1 
∴G⊂Ha1^-1∪・・・∪Han^-1
また、G⊃Ha1^-1∪・・・∪Han^-1は自明。(HはGの部分群でa1^-1~an^-1は全てGの元でGは群で演算について閉じているから。)
∴G=Ha1^-1∪・・・∪Han^-1
と付け加える。

>定理4.3の証明でaiH=ajH⇔Hai^-1=Haj^-1を示した(aiH=ajH⇔ai^-1aj∈H⇔Hai^-1aj=H
⇔Hai^-1(aj^-1)^-1=H⇔Hai^-1=Haj^-1)。ゆえに、aiH=ajH
したがって、仮定よりai=ajである。

>Hai^-1(aj^-1)^-1=H⇔Hai^-1=Haj^-1

この間に、ai^-1(aj^-1)^-1∈Hを入れた方が良い。つまり、Hai^-1(aj^-1)^-1=H⇔ai^-1(aj^-1)^-1∈H⇔Hai^-1=Haj^-1(定理4.1の系)

定理4.1の系
Gを群,HをGの部分群とする。このとき、Gの任意の元aについて次の(1),(2),(3)は同値である。
(1)a∈H,(2)aH=H,(3)Ha=H

>ゆえに、aiH=ajH
したがって、仮定よりai=ajである。

仮定とは、aiH∩ajH=φ(i≠j)また、この続きは、 
よって、矛盾。よって、背理法により、
Hai^-1∩Haj^-1=φ

しかし、「ゆえに、aiH=ajH」の時点で、指数がnである事に矛盾するので、これはa1,a2,・・・,anがHを法とする左剰余類の完全代表系である事に矛盾する、として良いのではないだろうか。
∴Hai^-1∩Haj^-1=φ

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/1 19:05削除
解答
EからABに垂線を下ろしその足をHとすると、△ABEは直角二等辺三角形より△EAHと△EBHも直角二等辺三角形になり、EH=AH=BH
ここで、EH=AH=BH=4cmとすると、△ABE=8×4÷2=16cm^2となるので、AB=8cmである。

もっと、正しく求めたい人は、△ABEをABに関して折り返して点Eの行き先をE'とすると、四角形E'BEAは正方形となり、面積は16×2=32cm^2
また、正方形E'BEA=E'E×AB÷2=AB×AB÷2=32cm^2となるので、AB×AB=32×2=64cm^2 よって、AB=8cm

ところで、△ACEは30°,60°,90°の直角三角定規型より、AE:AC=1:2
また、△ADCも直角二等辺三角形より、△ABEと△ADCは相似で相似比は1:2である。
よって、AB:AD=1:2でAB=8cmより、AD=16cm
今、BAの延長上にDから垂線を下ろしその足をIとすると、∠DAI=180°-45°-60°-45°=30°より、△DAIは30°,60°,90°の直角三角定規型である。よって、DI=AD÷2=16÷2=8cm
よって、△ABD=AB×DI÷2=8×8÷2=32cm^2
よって、答えは、32cm^2

おまけ:

https://news.yahoo.co.jp/articles/d4de5a48af340e69181a545f4330e72db6efac7d
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/11/1 07:50削除
解答
まず、へこみがない所だけを考えると、コーナーは半径3cmの四分円になり、他の所は色部分の直線の長さと同じである。
要は、へこみの部分が問題である。そこで、円がはまった状態を考えると、半径=3cm,色部分の小さな正方形の1辺の長さが3cmより、正三角形が出来る。
円の中心をO,へこみの部分の2つの角(かど)を左からA,Bとすると、△OABが正三角形。よって、∠OAB=∠OBA=60°より、落ち込むまでの回転角度は90°-60°=30°である。また、落ち込みから復活するまでの回転角度も対称性から同じである。
よって、へこみの部分の円の中心が動く線の長さは、6×3.14×(30/360)×2=3.14cm
また、それ以外の部分は、9×3+6×3.14=27+18.84=45.84cm
よって、答えは、3.14+45.84
=48.98cm

読んでもイメージ出来ない人は、こちらの図を参考にして下さい。https://sansu-seijin.jp/nyushimondai/2018-nyushimondai/9161/

おまけ:

https://hochi.news/articles/20220616-OHT1T51097.html?page=1
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/31 11:59 (No.591774)削除
次の解答の補足解説をして下さい。

問題
位数が素数pのベキである群G≠{e}は位数pの元をもつことを示せ。

解答
|G|=p^nとする。Gの元で単位元でないものをaとすると、
|a|=p^m(m≦n)と置ける。
よって、a^p^m=e 
今、a^p^(m-1)=b(b∈G)と置いて両辺をp乗すると、
(a^p^(m-1))^p=b^p ∴a^p^m=b^p ∴b^p=e
よって、bの位数はpである。
よって、Gは位数pの元を持つ。
アイデア引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12106483947

因みに、「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著を1回目の読書中に検索したものですが、あまりよく理解していなかったようです。(お恥ずかしい。)
また、この後、「演習 群・環・体 入門」新妻弘著を手に入れたので検索しないで済むようになりました。この問題に関しては、「演習 群・環・体 入門」新妻弘著の解答の方が完璧ですね(別解)。

おまけ:

https://news.yahoo.co.jp/articles/4c56d2866b3ebaa97ff09ec86b3357637aebd959
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/31 13:39削除
解説
>|G|=p^nとする。Gの元で単位元でないものをaとすると、
|a|=p^m(m≦n)と置ける。

ラグランジュの定理の系より、有限群Gの元の位数はGの位数の約数だから。

>∴b^p=e
よって、bの位数はpである。

pが素数だからである。pが素数ではない正の整数の場合、b^p=eから言える事は、bの位数はp以下であるという事だけである。念のため、bの位数はb^p=eとなる最小のpである。

pが素数の場合、bの位数はpである証明は、
pが最小でないと仮定すると、b^s=e(1<s<p)となるs(s=1の場合は、b=eでbの仮定に反する)が存在する。この両辺をt(t>1)乗すると、(b^s)^t=e^t=e ∴b^st=e 
このtはb^p=eとなるtとする。(そういうtが存在する事は定理3.2によって保証される。)
∴p=st ところが、pは素数より矛盾。
よって、背理法により、pは最小である。
よって、bの位数はpである。
よって、pが素数ならばbの位数はpである。

定理3.2
群Gの単位元をeとし、Gの元aの位数をnとする。このとき、非負整数kについて次が成り立つ。
a^k=e⇔k≡0(modn)

おまけ:

壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/31 17:11削除
問題
位数が素数pのベキである群G≠{e}は位数pの元をもつことを示せ。

別解(「演習 群・環・体 入門」新妻弘著の模範解答)
単位元eと異なるGの元をaとする。定理4.4の系2よりaの位数はpのベキである。ゆえに、|a|=p^k(k∈ℕ)と表される。もし、k>1であれば定理3.6の系1より|a^p^(k-1)|=pである。

定理4.4の系2
有限群Gの元の位数はGの位数の約数である。

定理3.6の系1
r,sを自然数とする。群Gの元aの位数をrsとすると、元a^rの位数はsであり、元a^sの位数はrである。すなわち、
|a|=rs⇒|a^r|=s,|a^s|=r

読めば分かるが、一応解説すると、

>定理4.4の系2よりaの位数はpのベキである。ゆえに、|a|=p^k(k∈ℕ)と表される。

pは素数よりpのベキ乗の約数はpのベキ乗なので、p^kと置ける。(Gの位数がp^nとすると、k≦nである。)

>もし、k>1であれば定理3.6の系1より|a^p^(k-1)|=pである。

定理3.6の系1より、|a|=p^k⇒|a^p^(k-1)|=pである。(p^k=p・p^(k-1)だから。)
k=1の場合、|a|=p^1=pとなり、aの位数はpより位数pの元を持つ事は自明。
念のため、ネットの解法ではこの場合分けは必要ありませんね。

おまけ:
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/30 07:52 (No.590547)削除
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/31 07:35削除
解答
扇形の中心をOとして、四分円の弧を時計回りA,Bと振り、弧AB上の点をCとする。
OCを結び、BからOCに下ろした垂線の足をH,CからOAに下ろした垂線の足をIとすると、
OH=CH また、OC=OBより、OH:OB=1:2である。よって、△BOHは30°,60°,90°の直角三角定規型である。
よって、∠BOH=60°よって、∠COI=90°-60°=30°よって、△OCIも30°,60°,90°の直角三角定規型で半径よりOB=COなので、△BOHと△OCIは合同である。
よって、ア-イ=(ア+△BOH)-(イ+△OCI)=扇形OBC-扇形OAC=扇形OAC1つ分
よって、ア-イ=6×6×3.14×(30/360)=6×6×3.14×(1/12)=3×3.14=9.42cm^2
よって、答えは、9.42cm^2

中途半端な別解は次回。念のため、算数です。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/31 07:54削除
別解
扇形の中心をOとして、四分円の弧を時計回りA,Bと振り、弧AB上の点をCとする。
OCを結び、BからOCに下ろした垂線の足をH,CからOAに下ろした垂線の足をIとすると、
OH=CH また、OC=OBより、OH:OB=1:2である。よって、△BOHは30°,60°,90°の直角三角定規型である。
よって、∠BOH=60°よって、∠COI=90°-60°=30°
ここで、OからBCに垂線を下ろしJとしその延長と円との交点をKとすると、図形KJCと図形KJBと図形AICは合同である。
よって、ア-イはアから図形KJCを引いた面積である。ところで、△OCBは頂角が60°の二等辺三角形より正三角形で、BC=OC よって、BJ=CHである。よって、図形KJBをCHの所に移動させると、半径が6cmで中心角が30°の扇形になる。(扇形OACの所を参照すると良く分かる。)
よって、6×6×3.14×(30/360)=6×6×3.14×(1/12)=3×3.14=9.42cm^2
よって、答えは、9.42cm^2

おまけ:
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/30 19:34 (No.591143)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809080001/

じっくり考えれば出来ると思います。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/30 21:39削除
解答
図1で釣り合っているので、両方から同じ分だけ取り除いても釣り合う。よって、両方からCとDを取り除くと、A+B=E+Fで釣り合っている。
A,B,E,Fのどれか1つだけ重さが違っていたら釣り合わないので、全部等しい。
よって、A=B=E=F―――①
また、図2より、F+C=B+Eで釣り合っていて、どれか1つだけ重さが違っていたら釣り合わないので、全部等しい。
よって、B=C=E=F―――②
①,②より、A=B=C=E=F
ところで、ボールは、A,B,C,D,E,Fだけなので、1つだけ重さが違うのはDである。
よって、答えは、D。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/29 14:02 (No.589879)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809110001/

図はこちら。https://smile2001x.exblog.jp/29463457/

そんなに難しくはありませんでしたが、それは私が慣れているからだと思います。因みに、1分ぐらいで解けました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/30 07:34削除
解答
PD+FD=BFより、FDの延長上にP'D=PDとなる点P'を取ると、
FP'=FD+P'D=FD+PD=BF
よって、FB=FP'より△FBP'は二等辺三角形。ところで、∠BFD=35°より、∠FP'B=(180°-35°)÷2=145°÷2=72.5°
また、点DはBCの真ん中の点 かつ PP'の真ん中の点より、定理によって四角形PBP'Cは平行四辺形である。よって、BP'とPCは平行。よって、錯角が等しいので、∠DPC=∠FP'B=72.5°
また、条件より△ADCは頂角が24°のの等辺三角形より、∠PDC=(180°-24°)÷2=156°÷2=78°
よって、△PDCの内角の和より、
∠PCD=180°-72.5°-78°=180°-150.5°=29.5°
よって、答えは、29.5°

暗算で解きながら書いたので、読み難いかもしれません。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/27 22:33 (No.588170)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809130001/

これは簡単ですね。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809120002/

これも簡単ですね。

問題3
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201809120001/

これはテレビ見ながら考えていたら出来ました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/29 07:16削除
問題1の解答
15%が降りるという事は85%になるという事なので、120%×0.85=102%
よって、答えは、102%

知っておいて欲しい話。
「C型肝炎治療に関する医者向けの解説書(2003年刊)を書店で購入して読んでいたら、次のような記述があった。C型肝炎の肝臓の状態が、

・F1であれば、今後1年間で肝臓癌になる確率は0.5%。したがって、今後20年間で肝臓癌になる確率は10%。

・F2であれば、今後1年間で肝臓癌になる確率は1.5%。したがって、今後20年間で肝臓癌になる確率は30%。

・F3であれば、今後1年間で肝臓癌になる確率は3.8%。したがって、今後20年間で肝臓癌になる確率は60%。

・F4であれば、今後1年間で肝臓癌になる確率は7%。したがって、今後20年間で肝臓癌になる確率は140%。

これを読んで私は、思わず絶句した。確率が140%と書いてあったからである。著者、編集者、校正者のうちの誰かが「これは変だ」と思わなかったのだろうか。医者向けの本を出している出版社の信用にかかわることではないか。確率は0以上1以下であることは、昔から変わらない。パーセントで書けば、確率は100%以下だ。100%ということは、必ず起こるということである。F4の状態なら20年の間に必ず癌になる、と言いたいなら100%と書けばよい。計算で140%になったら、その計算が違っているのは明らかだから、よく考えてやり直さねばならない。著者は肝炎治療の権威者で東大医学部教授である。このような記述があるということは、著者が確率論をまったく理解していないことを意味する。肝臓癌という怖い病気に関することなので、ことは重大である。」
「いいたかないけど数学者なのだ」飯高茂著より

感想
F1の状態で今後1年間で肝臓癌にならない確率は、99.5%。よって、20年間肝臓癌にならない確率は、(0.995)の20乗=0.9046104・・・。よって、20年以内に肝臓癌になる確率はこの余事象より、1-0.9046104・・・=0.0953895・・・。
よって、約9.5%。

F2の場合も同様なので解説抜きで計算すると、

1-(1-0.015)の20乗=1-(0.985)の20乗=1-0.7391364・・・=0.2608635・・・
よって、約26.1%

F3の場合 1-(1-0.038)の20乗=1-(0.962)の20乗=1-0.4607883・・・=0.5392117・・・ 
よって、約53.9%。

F4の場合 1-(1-0.07)の20乗=1-(0.93)の20乗=1-0.2342388・・・=0.7657611・・・ 
よって、約76.6%。

因みに、この考え方をサイコロや天気に使ってしまうと赤っ恥をかく事になる。サイコロは毎回1/6なので、例えば、20回連続1の目が出ていなくても次も確率は1/6である。天気も同様である。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/29 07:48削除
問題2の解答
180=2×90=2×2×45=2×2×3×3×5より、180×5=2×2×3×3×5×5=(2×3×5)×(2×3×5)=30×30より、
180×5=30×30で最小の数は5である。
よって、答えは5
因みに、次に小さいのは、180×5=2×2×3×3×5×5×2×2=(2×2×3×5)×(2×2×3×5)=60×60で、
180×(2×2×5)=60×60より、20である。

念のため、問題1のおまけ話の補足。別にサイコロや天気が特別な訳ではなく、F4で19年間肝臓がんになっていなくても20年目に肝臓がんになる確率が76.6%という訳ではない。まぁ、当然と言えば当然な話である。

因みに、
・F3であれば、今後1年間で肝臓癌になる確率は3.8%。したがって、今後20年間で肝臓癌になる確率は60%。

となっていて、3.8×20≠60なので誤植かな。(念のため、私の誤植ではない。)

おまけ:

https://news.yahoo.co.jp/articles/83057ab4f3659ab3b2bdd3aff8a2b87ddea93c12
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/29 16:54削除
問題3の解答
① A,Bを同時にひっくり返す。
② Aが終わったら、再びAをひっくり返し、それが終わったらさらにもう一度ひっくり返す。
③ その間に初めのBが7分で終わるので、それと同時にまだ終わっていないAをさらにひっくり返す。
④ すると、Aの砂は7-3-3=1分ぶんだけ落ちた状態なのでそれをひっくり返す事によって、そのAが終わる時には初めから考えて、3+3+1+1=8分経っている事になる。
⑤ よって、更にAをひっくり返して全部落ちるのを待つと3分で、計8+3=11分となる。

おまけ:

https://news.yahoo.co.jp/articles/b85fee2f4467b598854675567d60a8a8690f0f52
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/28 11:27 (No.588707)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題
位数が素数である群は、真部分群を持たない巡回群であることを証明せよ。

証明
Gを位数が素数pである群とする。HをGの部分群とすると、ラグランジュの定理4.4の系1より、Hの位数は群Gの位数pの約数である。pは素数であるから、|H|=1または|H|=pである。
|H|=1のとき、H={e}であり、|H|=pのとき、H=Gである。よって、Gは真部分群をもたない。
aを単位元でないGの元とすると、上の議論によって、<a>=Gとなるので、Gは巡回群である。すなわち、Gは単位元ではないすべての元が生成元となっている巡回群である(§3 演習問題3参照)。

定理4.4の系1
有限群Gの部分群の位数はGの位数の約数である。

§3 演習問題3
Gを群,eをその単位元とする。Gが真部分群をもたなければ、Gは位数が素数pの巡回群であることを示せ。ただし、G≠{e}とする。

証明
(1)単位元でないGの元をaとする。このとき、aによって生成された巡回部分群<a>を考えると、{e}⊊<a>⊂Gである。仮定により<a>=Gでなければならない。よって、Gはaを生成元とする巡回群である。
(2)Gの位数は有限である:もし、<a>=Gの位数が有限でないとすると、
∀n∈ℤ^*=ℤ-{0},a^n≠e―――(*)
このとき、<a^2>≠<a>である。何故ならば、<a^2>=<a>とすると、
a∈<a>=<a^2>⇒∃n∈ℤ^*,a=(a^2)^n
∴a^(2n-1)=e,2n-1≠0
これは(*)に矛盾する。ゆえに、{e}⊊<a^2>⊊<a>=G したがって、<a^2>はGの真部分群となり仮定に反する。以上より、Gの位数は有限であることが示された。
(3)G=<a>の位数nが素数でないとすると、n=rs(r,s∈ℕ,1<r,s)と分解される。このとき、定理3.6系1より<a^r>は位数sの部分群で、1<s<nであるから、{e}⊊<a^r>⊊<a>=Gとなっている。これは、Gが真部分群をもたないことに矛盾する。
以上(1),(2),(3)より真部分群をもたない群G(≠{e})は位数が素数pの巡回群であることが示された。

定理3.6の系1
r,sを自然数とする。群Gの元aの位数をrsとすると、元a^rの位数はsであり、元a^sの位数はrである。すなわち、
|a|=rs⇒|a^r|=s,|a^s|=r
(引用終わり)

「上の議論によって、<a>=Gとなるので、Gは巡回群である。」という所と「すなわち、Gは単位元ではないすべての元が生成元となっている巡回群である(§3 演習問題3参照)。」という所を解説して下さい。
「§3 演習問題3」については別に解説する必要はありません。(気が向いたらやりますが。)

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/28 13:14削除
解説
>上の議論によって、<a>=Gとなるので、Gは巡回群である。

「よって、Gは真部分群をもたない。」(上の議論の一部)事より、§3 演習問題3によって、Gは巡回群である。

§3 演習問題3
Gを群,eをその単位元とする。Gが真部分群をもたなければ、Gは位数が素数pの巡回群であることを示せ。ただし、G≠{e}とする。

>すなわち、Gは単位元ではないすべての元が生成元となっている巡回群である(§3 演習問題3参照)。

定理3.6の系2より、a^kがGの生成元⇔(n,k)=1で、Gの位数は素数pより2~p-1までの全ての数と互いに素なので、単位元ではないすべての元が生成元となっている。

定理3.6の系2
Gをaによって生成される位数nの巡回群とする。このとき、Gの元a^kがGの生成元であるための必要十分条件は、(n,k)=1なることである。すなわち、
a^kがGの生成元⇔(n,k)=1

おまけ:https://www.tiktok.com/@shinjinshu/video/7137132206748601602?is_copy_url=1&is_from_webapp=v1&lang=ja-JP
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2022/10/28 16:03削除
§3 演習問題3の解説

§3 演習問題3
Gを群,eをその単位元とする。Gが真部分群をもたなければ、Gは位数が素数pの巡回群であることを示せ。ただし、G≠{e}とする。

証明
(1)単位元でないGの元をaとする。このとき、aによって生成された巡回部分群<a>を考えると、{e}⊊<a>⊂Gである。仮定により<a>=Gでなければならない。よって、Gはaを生成元とする巡回群である。
(2)Gの位数は有限である:もし、<a>=Gの位数が有限でないとすると、
∀n∈ℤ^*=ℤ-{0},a^n≠e―――(*)
このとき、<a^2>≠<a>である。何故ならば、<a^2>=<a>とすると、
a∈<a>=<a^2>⇒∃n∈ℤ^*,a=(a^2)^n
∴a^(2n-1)=e,2n-1≠0
これは(*)に矛盾する。ゆえに、{e}⊊<a^2>⊊<a>=G したがって、<a^2>はGの真部分群となり仮定に反する。以上より、Gの位数は有限であることが示された。
(3)G=<a>の位数nが素数でないとすると、n=rs(r,s∈ℕ,1<r,s)と分解される。このとき、定理3.6系1より<a^r>は位数sの部分群で、1<s<nであるから、{e}⊊<a^r>⊊<a>=Gとなっている。これは、Gが真部分群をもたないことに矛盾する。
以上(1),(2),(3)より真部分群をもたない群G(≠{e})は位数が素数pの巡回群であることが示された。

定理3.6の系1
r,sを自然数とする。群Gの元aの位数をrsとすると、元a^rの位数はsであり、元a^sの位数はrである。すなわち、
|a|=rs⇒|a^r|=s,|a^s|=r

証明は読めば分かると思うので、補足的な解説をしてみる。
(2)より、Gが真部分群を持たなければGは有限群である。
この対偶を取ると、無限群ならば真部分群を必ず持つ。まぁ、当然と言えば当然ですね。

おまけ:https://twitter.com/55wakako/status/1192099646996283393?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1192099646996283393%7Ctwgr%5Eab08335aefc5145678fa1f1ca340f141978fdb19%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.kiita.net%2Farchives%2F3060(しっかり反省して欲しいですね。笑)

https://news.yahoo.co.jp/articles/e68c3c9b54d87e8076d0c90755ec62daa33deaec
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