欠陥発覚したので修正しました。
=x^(p^n-p)+・・・+1
=x^{p^(n-1)・(p-1)}+・・・+1
これはおかしいですよね。改訂版をどうぞ。
問題 7-6b
Φp^n(x)=Φp(x^p^(n-1))=Φp^(n-1)(x^p)を示せ。
証明
まず、Φp^n(x)=Φp(x^p^(n-1))を示す。
定義4.1 円分多項式
ζ=cos(360°/n)+isin(360°/n)のとき、
Φn(x)=Π(k,n)=1,1≦k≦n (x-ζ^k)
を円分多項式という。
より、Φp^n(x)=(x-ζ)(x-ζ^2)(x-ζ^4)(x-ζ^5)・・・{x-ζ^(p^n-1)}———①
(ここで、抜けているのはp=3としているが要はpの倍数の指数のものが抜ける。)
また、
定理4.7 1のn乗根
ζ=cos(360°/n)+isin(360°/n)とおくとき、1のn乗根は、
ζ^0(=1),ζ^1,ζ^2,・・・,ζ^(n-1)
のn個である。1のn乗根を用いると、
x^n-1=(x-1)(x-ζ)(x-ζ^2)・・・(x-ζ^(n-1))
と因数分解出来る。
より、x^p^n-1=(x-1)(x-ζ)・・・{x-ζ^(p^n-1)}=(x-ζ)・・・{x-ζ^(p^n-1)}(x-ζ^p^n)———②
ここで、①で抜けているpの倍数を集めたものを作ると、
(x-ζ^p)(x-ζ^2p)・・・(x-ζ^p^n)で、
この括弧の数はp^n÷p=p^(n-1)個より、
x^p^(n-1)-1=(x-ζ^p)(x-ζ^2p)・・・(x-ζ^p^n)———③
(ζ^p~ζ^p^nは1のp乗根の全てだから定理4.7より)
①=②÷③より、
Φp^n(x)=(x^p^n-1)/{x^p^(n-1)-1}
=[{x^p^(n-1)}^p-1]/{x^p^(n-1)-1}
={x^p^(n-1)-1}[{x^p^(n-1)}^(p-1)+{x^p^(n-1)}^(p-2)+・・・+x^p^(n-1)+1]/{x^p^(n-1)-1}
={x^p^(n-1)}^(p-1)+{x^p^(n-1)}^(p-2)+・・・+x^p^(n-1)+1
=x^p^(n-1)・(p-1)+x^p^(n-1)・(p-2)+・・・+x^p^(n-1)+1———ア
一方、Φp(x^p^(n-1))の方は、
Φp(x)=x^(p-1)+x^(p-2)+・・・+x+1より、
Φp(x^p^(n-1))={x^p^(n-1)}^(p-1)+{x^p^(n-1)}^(p-2)+・・・+x^p^(n-1)+1
=x^p^(n-1)・(p-1)+x^p^(n-1)・(p-2)+・・・+x^p^(n-1)+1———イ
ア,イより、Φp^n(x)=Φp(x^p^(n-1))
項数はp個で係数も指数の間隔も完璧に一致しますね。
Φp(x^p^(n-1))=Φp^(n-1)(x^p)の方は次数が一致する証明だけで十分とします。
>Φp^(n-1)(x^p)も同様である。
前回と同様に、
φ(p^(n-1))=p^(n-1)(1-1/p)(公式)
=p^(n-1)-p^(n-2)=p^(n-2)(p-1)より、
Φp^(n-1)(x)はp^(n-2)(p-1)次の多項式で、このxにx^pを代入すると、
(x^p)^{p^(n-2)(p-1)}から次数は、
p・p^(n-2)(p-1)=p^(n-1)(p-1)
よって、前回の、
Φp^n(x)=p^(n-1)(p-1)———①
と一致するのでΦp^n(x)=Φp^(n-1)(x^p)
(上から引用。)
おまけ:
「秘教哲学者の書物からすると、大ピラミッドの構造には、地球上の人類が持つ本性とその宇宙との大変特殊な関係が物質的に表現されているということになる。大ピラミッドの本質は、ベイリー著『秘教占星学』に書かれたプレアデス星団からのメッセージの本質に関わる部分の中に読み取ることができる。これを次に引用しておこう。
「彼らからの光は、他の光とは違っている。それは反応を呼び起こす。―――私は凝結した世界(ヤギ座)の一番奥深い所にいる。私は墓なのだ。そして、私は子宮(カニ座)でもある。私は物質性に深く沈んでしまった岩だ。私は太陽が誕生した山の頂上であり、そこからは太陽が見え、光の最初の光線を把えることができる。―――人類は本日あるがごとく、本日の性質を備えている。母の息子として生まれ、墓から生まれ、誕生してからは光を示すものとなる・・・・」」
「ピラミッド大予言」マックス・トス著(1982年)
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12790025389.html