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数学好きの人は、誰でも投稿して下さい。
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/1 16:02 (No.1060089)削除
次の文章を補足解説して下さい。

■ユークリッドの互除法の拡張版
次の問題を考えます。

問題
24で割ってr余り、60で割ってs余るような整数nが存在するためのr,sの条件を求め、そのときのnを求めよ。

ユークリッドの互除法の拡張版を利用して答えを求めます。
まずユークリッドの互除法の拡張版を説明します。先ほどの方法では整数の対(a,b)を変形しましたが、拡張版ではax+by=cという式を変形します。その結果、最大公約数dがax+by=dの形で求められます。
具体的に24,60の場合に説明します。はじめに24,60を
24・1+60・0=24,24・0+60・1=60
と表します。右辺の24,60について、前と同様の引き算を繰り返します。ただし、差を計算するときに左辺の式もいっしょに計算します。例えば、60から24を引くとき、
  24・0+60・1=60
-)24・1+60・0=24
————————————————
24・(-1)+60・1=36
のように第3の式を作ります。以下、この操作を繰り返すと次のようになります。差のかわりに割り算で余りを求めます:
 24・(-1)+60・1=36・・・①
 24・1  +60・0=24・・・②
→24・(-2)+60・1=12・・・③=①-②
→24・5+60・(-2)=0・・・④=②-③×2
これがユークリッドの互除法の拡張版です。③が最終的に求めるべき式です。
③の式の辺々を最大公約数12で割った
2・(-2)+5・1=1
を利用すると、問題の解答が求められます。解答に利用するのは左辺の第一項の-4=2・(-2)と第二項の5=5・1です。
まず、nを12(24と60の最大公約数)で割った余りは、r,sを12で割った余りに等しくなければいけません。12は24,60をともに割り切るからです。よって、rとsを12で割った余りは等しいので
r-sは24,60の最大公約数12の倍数であること(*)
が必要です。この条件(*)のもと、問題の整数nとして
5r-4s
が選べます。実際
2(-2)+5・1=-4+5=1
より、この整数は次のように問題の条件をみたします:
5r-4s=(1+4)r-4s=r+4(r-s)
=|r+48{(r-s)/12}
5r-4s=5r+(1-5)s=s+5(r-s)
=|s+60{(r-s)/12}
上式の各行の最後で、条件(*)を使って余り(横線あり)を求めています。
一方、2つの整数m,nが問題の性質をみたすと、m-nは24と60の公倍数です。よって24,60の最小公倍数120の倍数です。ゆえに問題の整数は、r-sが24,60の最大公約数12の倍数であるときに、また、そのときに限り存在し、
5r-4s+120e,eは任意の整数
の形で表されます。
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

>一方、2つの整数m,nが問題の性質をみたすと、m-nは24と60の公倍数です。

>ゆえに問題の整数は、r-sが24,60の最大公約数12の倍数であるときに、また、そのときに限り存在し、
5r-4s+120e,eは任意の整数
の形で表されます。

この2ヶ所を誰にでも分かるように補足解説して下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/1 20:06削除
解説
>一方、2つの整数m,nが問題の性質をみたすと、m-nは24と60の公倍数です。

問題文より「24で割ってr余り、60で割ってs余るような整数n」より、
m=60q1+s=24q2+r———①
n=60q3+s=24q4+r———②
と置ける。(記号は全て整数)
①-②より、
m-n=60(q1-q3)=24(q2-q4)
よって、m-nは24と60の公倍数である。

>ゆえに問題の整数は、r-sが24,60の最大公約数12の倍数であるときに、また、そのときに限り存在し、
5r-4s+120e,eは任意の整数
の形で表されます。

問題文より「24で割ってr余り、60で割ってs余るような整数n」より、
n=24q1+r,n=60q2+sと置けるので、24q1+r=60q2+s
∴r-s=60q2-24q1=12(5q2-2q1)
よって、r-sは24,60の最大公約数12の倍数である。(これが必要十分条件)
因みに、rとsを12で割った余りが等しい時である。
∵r-sが12の倍数より、
r-s≡0(mod12)
∴r≡s(mod12)
だから。
また、「5r-4s+120e,eは任意の整数の形で表されます」の意味は、上に「問題の整数nとして5r-4sが選べます」とあるので、問題の答えである。120eの意味は、m-nが120の倍数よりnの周期である。(下に補足。)

問題
24で割ってr余り、60で割ってs余るような整数nが存在するためのr,sの条件を求め、そのときのnを求めよ。

因みに、その時のnをrとsで表せとなっていれば、
n=24q1+r,n=60q2+sと置けるので、24q1+r=60q2+s
∴r-s=60q2-24q1=12(5q2-2q1)
よって、条件はr-sは24,60の最大公約数12の倍数である。
とした後に、24と60を12で割った商2と5は必ず互いに素となるので、これらを使って1を作れる。5-2×2=1より、5n-4n=n
∴n=5(24q1+r)-4(60q2+s)
=120q1+5r-240q2-4s
=5r-4s+120(q1-2q2)
ここで、q1-2q2=eと置くと、
n=5r-4s+120e
と求められる。(自己流で適当に作った。)

補足:周期の事。
例えば、3で割って1余る数列と5で割って2余る数列の一致する周期は3と5の最小公倍数である。
4,7,10,13,16,19,22,25,28,31,34,37,40,・・・
7,12,17,22,27,32,37,42,・・・
一致するのは、7,22,37,・・・で周期は15である。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/29 13:03 (No.1056523)削除
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/29 16:49削除
問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006160000/

中学数学の別解2通りと何でもありで解いてみました。中学数学の1通りは結構エレガントだと思います。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/30 07:59削除
問題1の何でもありの解法
○の角度をθと置いて、
△BACで余弦定理を使うと、
AC^2=5^2+8^2-2・5・8cosθ———①
△EACで余弦定理を使うと、
AC^2=9^2+8^2-2・9・8cosθ———②
①,②より、
5^2+8^2-2・5・8cosθ=9^2+8^2-2・9・8cosθ
∴25-80cosθ=81-144cosθ
∴64cosθ=56 ∴cosθ=7/8
ここで、△CDEに着目すると、
cos∠ECD=7/8 
ところで、∠ECDもθも共に180°より小さいので、∠ECD=θ 
よって、∠ECD=∠CEAより錯角が等しいので、CD//AE ∴DE⊥AE
よって、△ECD:△CEA=7:9
また、1つの角が等しい面積比の公式より、
△BAC:△EAC=5・8:9・8=5:9
よって、△ABC:△CDE:△ACE=5:7:9 よって、△ABC:四角形ACDE=5:(7+9)=5:16
よって、四角形ACDEは△ABCの16/5倍。

因みに、1つの角が等しい面積比の公式などを使わずに愚直に求めても良い。

①,②から、∴cosθ=7/8
∴sin^2θ=1-cos^2θ=1-(7/8)^2=1-49/64=15/64 
∴sinθ=±√15/8 ここで、θは180°より小さいので、sinθ>0 
∴sinθ=√15/8
∴△BAC=(1/2)・5・8・sinθ
=20(√15/8)=5√15/2cm^2
△EAC=(1/2)・9・8・sinθ
=36(√15/8)=9√15/2cm^2
また、△CDEで三平方の定理を使うと、
DE=√(8^2-7^2)=√15cm
∴△CDE=7√15/2cm^2
∴四角形ACDE=△EAC+△CDE=9√15/2+7√15/2=16√15/2cm^2
また、△ABCの面積は、5√15/2cm^2より、答えは、16/5倍。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/31 07:58削除
問題2の何でもありの解法
●の角度をθと置くと、
cos2θ=4/6=2/3
2倍角の公式より、cos2θ=2cos^2θ-1
∴2cos^2θ-1=2/3 
∴2cos^2θ=5/3 ∴cos^2θ=5/6
∴cosθ=±√(5/6)=±√30/6
0<θ<90°より、cosθ=√30/6
ところで、ACは直径より∠AEC=90°
∴AE=6cosθ=√30cm
よって、△AECで三平方の定理を使うと、
CE=√(6^2-30)=√6cm
∴△AEC=√30・√6・(1/2)=3√5cm^2
よって、答えは、3√5cm^2

問題2の中学数学の別解1
△ABCで三平方の定理を使うと、
BC=√(6^2-4^2)=√20=2√5cm
ここで、△ABCで角の二等分線の定理を使うと、CD:BD=6:4=3:2
∴BD=(2/5)BC=4√5/5=4/√5cm
CD=(3/5)BC=6√5/5cm
また、ACは直径より∠ABC=90°よって、△ABDで三平方の定理を使うと、
AD=√{4^2+(4/√5)^2}=4√(1+1/5)=4√(6/5)=4√6/√5=4√30/5cm
∴AD=4√30/5cm
よって、方べきの定理を使うと、BD×CD=AD×DEより、(4/√5)(6√5/5)=(4√30/5)DE ∴24/5=(4√30/5)DE
∴DE=6/√30=√30/5cm
∴AE=AD+DE=√30cm
よって、△AECで三平方の定理を使うと、
CE=√(6^2-30)=√6cm
∴△AEC=√30・√6・(1/2)=3√5cm^2
よって、答えは、3√5cm^2

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/1 07:57削除
問題2の中学数学の別解2
OEを結ぶと、半径よりOA=OE よって、△OAEは二等辺三角形より∠OEA=∠OAE=● よって、∠OEA=∠EAB=●より、錯角が等しいので、OE//AB
よって、等積変形より、△AOE=△BOE
この両辺に△OCEを加えると、
△AEC=四角形COBE———☆
ところで、ACは直径より∠ABC=90°
また、OE//ABより、OE⊥CB
また、△ABCで三平方の定理を使うと、BC=√(6^2-4^2)=√20=2√5cm
また、半径よりOE=3cm
∴四角形COBE=2√5×3×(1/2)=3√5cm^2
よって、☆より、△AEC=3√5cm^2

蛇足な解法
ABの延長とCEの延長との交点をFとすると、AE⊥CF,AEは∠Aの二等分線より△ACFは二等辺三角形。∴AF=AC=6cm ∴BF=6-4=2cm
ここで、FE=xと置くと、FC=2x,FB=2cm,FA=6cmより、方べきの定理を使うと、x・2x=2・6 ∴x^2=6
∴x=√6cm
よって、△AECで三平方の定理を使うと、
AE=√(6^2-6)=√30cm
∴△AEC=√6×√30×(1/2)=3√5cm^2

模範解答の方が効率が良いのは明らかですね。まぁ、テクニックの勉強には良いかもしれませんが。

おまけ:
返信
返信4
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/31 16:14 (No.1059048)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題1-7a
(1)f(x)の次数が2または3のとき、f(x)が有理数根を持たなければf(x)は(有理数係数多項式として)既約である。

解答
(1)対偶を示す。f(x)が既約でなければf(x)の次数の条件より、f(x)の1次の既約因子x-a(aは有理数)を持つ。よってaはf(x)の有理数根である。
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

今回は難しくありませんが、もっと親切に解説して下さい。念のため、分かり易いのがその人のためになるかどうかはその人次第である。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/31 19:30削除
問題1-7a
(1)f(x)の次数が2または3のとき、f(x)が有理数根を持たなければf(x)は(有理数係数多項式として)既約である。

解答
(1)対偶を示す。f(x)が既約でなければf(x)の次数の条件より、f(x)の1次の既約因子x-a(aは有理数)を持つ。よってaはf(x)の有理数根である。
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

解説
対偶は、「f(x)が(有理数係数多項式として)既約でないならばf(x)は有理数根を持つ」で、これを示す。
f(x)が既約でないので、f(x)=g(x)h(x)と置け、f(x)の次数が2または3より、g(x)かh(x)の少なくとも一方は1次式である。(両方とも2次以上はあり得ないから。)
よって、g(x)=α(x-a)(α,a∈ℚ)と表される。∴f(x)=α(x-a)h(x)
∴f(a)=0
よって、f(x)はx=aを根に持つので、有理数根を持つ。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/30 17:06 (No.1058006)削除
次の文章を完全解説して下さい。

命題1.3(既約多項式の整除性)
既約多項式f(x)がg(x)h(x)を割り切るとき、f(x)はg(x)またはh(x)を割り切る。

命題1.3の証明(スケッチ)
命題の証明はややこみいっているので、とばして先に進んでもかまいません。証明は既約多項式の次数に関する帰納法を利用します。
degf(x)=1のとき、f(x)=x-aとおいて示せば十分です。f(x)がg(x)h(x)を割り切るので、因数定理(問題1-6)よりg(a)h(a)=0となります。よってg(a)=0またはh(a)=0であり、再び因数定理よりg(x)またはh(x)がf(x)=x-aで割り切れます。(degf(x)=1のときは終わり)
degf(x)=nとし、n-1次以下の既約多項式について命題が正しいとします。g(x),h(x)をf(x)で割った余りをg0(x),h0(x)とします。g(x)h(x)がf(x)で割り切れるので、g0(x)h0(x)もf(x)で割り切れます(問題2-5参照)。背理法でg0(x)h0(x)=0を示します。仮にg0(x)h0(x)≠0とすると、g0(x)h0(x)=f(x)k(x)(ただしk(x)≠0)と表されます。次数を評価して
degf(x)+degk(x)=degg0(x)+degh0(x)<degf(x)+degf(x)
よりdegk(x)<degf(x)です。そこでk(x)の既約因子に帰納法の仮定を適用すれば、各既約因子によってg0(x)またはh0(x)が割り切れます。結局、g0(x),h0(x)の因子g1(x),h1(x)によりg1(x)h1(x)=f(x)となります。
一方、g1(x),h1(x)の次数について
degg1(x)≦degg0(x)<degf(x)
degh1(x)≦degh0(x)<degf(x)
がわかり、f(x)はより小さい次数の多項式になります。ところが、これはf(x)が既約多項式であることに矛盾します。ゆえにg0(x)h0(x)=0であり、g0(x)=0またはh0(x)=0がわかります。

問題1-6a
多項式f(x)がx-aで割り切れることは、f(a)=0と同値であることを示せ(因数定理)。

問題2-5b
0でない多項式f(x)で多項式g(x),h(x)を割った余りが、それぞれr(x),s(x)である。このときg(x)h(x)を割った余りはr(x)s(x)を割った余りに等しいことを示せ。
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

具体的には、

>g(x)h(x)がf(x)で割り切れるので、g0(x)h0(x)もf(x)で割り切れます(問題2-5参照)。

>仮にg0(x)h0(x)≠0とすると、g0(x)h0(x)=f(x)k(x)(ただしk(x)≠0)と表されます。

>degk(x)<degf(x)です。そこでk(x)の既約因子に帰納法の仮定を適用すれば、各既約因子によってg0(x)またはh0(x)が割り切れます。

>結局、g0(x),h0(x)の因子g1(x),h1(x)によりg1(x)h1(x)=f(x)となります。

これぐらいですね。https://twitter.com/satndRvjMpc4tl7/status/1751863584324522172

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/30 20:43削除
解説
>g(x)h(x)がf(x)で割り切れるので、g0(x)h0(x)もf(x)で割り切れます(問題2-5参照)。

問題2-5b
0でない多項式f(x)で多項式g(x),h(x)を割った余りが、それぞれr(x),s(x)である。このときg(x)h(x)を割った余りはr(x)s(x)を割った余りに等しいことを示せ。

g0(x),h0(x)は、g(x),h(x)をf(x)で割った余りなので、問題2-5bより、g(x)h(x)をf(x)で割った余りとg0(x)h0(x)をf(x)で割った余りは等しい。そして、g(x)h(x)をf(x)で割った余りが0なので、g0(x)h0(x)をf(x)で割った余りも0。
よって、g(x)h(x)がf(x)で割り切れるので、g0(x)h0(x)もf(x)で割り切れるという事。

因みに、問題2-5bなんか使わなくても、「g(x),h(x)をf(x)で割った余りがg0(x),h0(x)」より、
g(x)=f(x)q1(x)+g0(x)
h(x)=f(x)q2(x)+h0(x)
と置け、2式を掛け合わせると、
g(x)h(x)={f(x)q1(x)+g0(x)}{f(x)q2(x)+h0(x)}
=f(x)^2q1(x)q2(x)+f(x)q1(x)h0(x)+g0(x)f(x)q2(x)+g0(x)h0(x)
で、左辺のg(x)h(x)がf(x)で割り切れるという事なので、右辺もf(x)で割り切れ、f(x)^2q1(x)q2(x)+f(x)q1(x)h0(x)+g0(x)f(x)q2(x)の各項にはf(x)がかかっているのでf(x)で割り切れる。よって、残りのg0(x)h0(x)もf(x)で割り切れるという事である。

>仮にg0(x)h0(x)≠0とすると、g0(x)h0(x)=f(x)k(x)(ただしk(x)≠0)と表されます。

上で、g0(x)h0(x)がf(x)で割り切れるという事を示したからである。

>degk(x)<degf(x)です。そこでk(x)の既約因子に帰納法の仮定を適用すれば、各既約因子によってg0(x)またはh0(x)が割り切れます。

上で、数学的帰納法で、degf(x)=nとし、n-1次以下の既約多項式では命題が正しいとして、ここでdegk(x)≦n-1なので、数学的帰納法の仮定を適用出来るという事。念のため、g0(x)h0(x)=f(x)k(x)でk(x)がg0(x)h0(x)を割り切るから(命題を)適用出来るのである。また、k(x)の既約因子という所もポイント。命題から既約多項式だけだからである。因みに、既約因子は1個だけではなく(k(x)の)全ての既約因子。

>結局、g0(x),h0(x)の因子g1(x),h1(x)によりg1(x)h1(x)=f(x)となります。

上より、「g0(x)h0(x)=f(x)k(x)(ただしk(x)≠0)」で、k(x)の全ての既約因子でg0(x)またはh0(x)が割り切れるので、この左辺はk(x)で割り切れ、g0(x),h0(x)の因子g1(x),h1(x)でg1(x)h1(x)となる。
つまり、g1(x)h1(x)=f(x)となるという事。念のため、このg1(x),h1(x)は既約因子とは限らない。片方は、g0(x)またはh0(x)のままの可能性もある。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/29 07:38削除
右上の頂点から反時計回りにA~Cと振り、辺AB,BC,CA上の点をそれぞれD,E,Fとする。(正方形はDECFとなる。)
ここで、BEの下に縦3cm,横12cmの長方形BGHEを作り、FG,CHを結ぶと、AF//BG,AF=BGより四角形ABGFは平行四辺形より、AB//FG———①
また、正方形よりFC=DE,AF=EH=3cmより、FC+AF=DE+EH
よって、AC=DH また、AC//DHより四角形ADHCは平行四辺形。
よって、AD//CH———②
①,②より、FG//CH
ところで、DH//FCより等積変形で、
△EFC=△HFC———ア
また、FG//CHより等積変形で、
△FHC=△GHC———イ
また、BC//GHより等積変形で、
△CGH=△BGH———ウ
ア,イ,ウより、△EFC=△BGH
この両辺を2倍すると、正方形DECF=長方形BGHE=3×12=36cm^2
よって、答えは、36cm^2

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/28 22:11 (No.1055797)削除
アレンジしてみた。

【問題】
等脚台形ABCDがあり、AD//BCである
∠ABC=∠DCB=45°
∠ACB=15°
∠ACD=30°
AD=10cm
四角形ABCDの面積は?

【想定解法】(少し省略して書きます)
四角形ABCDに外接する円の中心をOと置く(円がおけることの議論は割愛)
中心角の定理より、∠AOB=15°×2=30°、同様に∠DOC=30°、∠AOD=30°×2=60°。
よって、△AOBと△DOCは30°を頂角とする二等辺三角形、△AODは正三角形。
ここで、△AODと△BOCをそれぞれ真ん中の縦線で半分にすると、それぞれ同じ大きさの30°、60°、90°の直角三角形ができるため、△AODと△BOCの面積は等しい。(厳密な議論は省略)
それにより、四角形ABCDの面積は△AOBと△DOCの面積の合計と等しくなる。(五角形ABOCDの面積から△AODの面積を引いたものと五角形ABOCDの面積から△BOCの面積を引いたものが等しいため)
△AOBと△DOCはおなじみの面積が求められる二等辺三角形(30°、75°、75°)であるため、10cm×5cm÷2×2=50cm^2(答え)
引用元:

素晴らしい解答ですね。算数の解答にしてみます。

まず、この四角形が円に内接する事であるが、BAの延長とCDの延長との交点をEとすると、△EBCは直角二等辺三角形になり、EからBCに垂線を下ろしたその延長上に中心Oを取り、半径OBの円を描くとOCまで通り、対称性から等脚台形が出来る事が分かる。つまり、うまく中心を取ればこの等脚台形ABCDの外接円を描く事が出来る事は小学生でも分かる。(算数なので厳密性は必要ない。)
その中心をOとすると、半径からOA=OC よって、△OACは二等辺三角形より、∠OAC=∠OCA=●と置く。よって、∠OCD=●+30°
また、半径よりOC=ODより、△OCDも二等辺三角形。よって、∠ODC=∠OCD=●+30°
よって、∠COD=180°-(●+30°)-(●+30°)=120°-●●(これはマイナスの括弧外しを使わなくても図から分かる。)
よって、∠COD=120°-●●———①
また、△OACの内角の和より、∠AOC=180°-●●———②
①,②より、∠AOD=180°-120°=60°と図から分かる。また、半径よりOA=ODなので、△OADは頂角が60°の二等辺三角形より正三角形である。よって、∠ODA=60°また、∠ADC=135°より、∠ODC=135°-60°=75°
よって、△OCDは頂角が30°の二等辺三角形である。対称性から△OABも頂角が30°の二等辺三角形。よって、△OBCは頂角が120°の二等辺三角形より半分に切って組み直すと正三角形になり、OC=ODなので、△OADと合同になる。つまり、△OBCと△OADの面積は等しい。
ここで、五角形OBADCからこの2つの三角形を引いて残った部分を考えると、台形ABCDと△OAB+△OCDの面積は等しい。
ところで、AD=10cmより、OA=OB=OC=OD=10cmである。
よって、AからOBに垂線を下ろしその足をHとすると、△OAHは30°,60°,90°の直角三角定規型より、AH=10÷2=5cm
よって、△OAB=10×5÷2=25cm^2
よって、△OAB+△OCD=25×2=50cm^2
よって、台形ABCD=50cm^2

こういう依頼があって金になればいいのにね。笑

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/28 22:12削除
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/25 16:38 (No.1052023)削除
問題
平行四辺形ABCDがある。∠ABD=30°,∠DBC=15°である時、∠BACの大きさを求めて下さい。

ヒント:BDを1辺とした正三角形EBDを頂点EがBDに関して点A側に作り、ACとBDの交点をOとしてOEを結んで下さい。

ただし、中学数学で2通り、算数で1通り作って下さい。
アイデア引用元:https://bbs1.rocketbbs.com/shochandas/posts/1691

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/26 07:55削除
問題
平行四辺形ABCDがある。∠ABD=30°,∠DBC=15°である時、∠BACの大きさを求めて下さい。

解法1 中学数学の解法1
BDを1辺とした正三角形EBDを頂点EがBDに関して点A側に作り、AEを結ぶと∠ABD=30°より、BAは∠EBDの二等分線。よって、正三角形の対称性よりAE=AD
また、錯角より∠ADB=∠DBC=15°より、∠ADE=60°-15°=45°
よって、△AEDは直角二等辺三角形。
∴∠EAD=90°———①
ここで、ACとBDの交点をOとして、OEを結ぶと、四角形ABCDは平行四辺形より点OはBDの中点で△EBDは正三角形よりEO⊥BD
∴∠EOD=90°———②
①,②より、円周角の定理の逆により4点E,A,O,Dは同一円周上にある。
よって、円周角より∠AOE=∠ADE=45°∴∠AOB=90°-45°=45°
∴∠BAC=∠BAO=180°-30°-45°=105°

解法2 中学数学の解法2
BDを1辺とした正三角形EBDを頂点EがBDに関して点A側に作り、AEを結ぶと∠ABD=30°より、BAは∠EBDの二等分線。よって、正三角形の対称性より△BAEと△BADは合同。
∴∠AEB=∠ADB=∠DBC=15°
ここで、ACとBDの交点をOとして、OEを結ぶと、四角形ABCDは平行四辺形より点OはBDの中点で△EBDは正三角形よりEO⊥BD
∴∠BEO=30°
よって、EAは∠BEOの二等分線である。また、BAも∠EBOの二等分線より、点Aは△OEBの内心である。よって、OAは∠EOBの二等分線になっている。
∴∠AOB=90°÷2=45°
∴∠BAC=∠BAO=180°-30°-45°=105°

解法3 算数の解法
BDを1辺とした正三角形EBDを頂点EがBDに関して点A側に作り、AEを結ぶと∠ABD=30°より、BAは∠EBDの二等分線。よって、正三角形の対称性よりAE=AD
また、錯角より∠ADB=∠DBC=15°より、∠ADE=60°-15°=45°
よって、△AEDは直角二等辺三角形。
∴∠EAD=90°———①
また、ACとBDの交点をOとして、OEを結ぶと、四角形ABCDは平行四辺形より点OはBDの中点で△EBDは正三角形よりEO⊥BD ∴∠EOD=90°———②
ここで、EDの真ん中の点をMとして、AM,OMを結ぶと、直角三角形の直角と斜辺の真ん中の点を結ぶので、定石によりMA=ME=MD,MO=ME=MD(これは長方形を対角線で斜めに半分に切った形だから。)
よって、MA=MOである。よって、△MAOは二等辺三角形。また、△AEDは直角二等辺三角形で点Mは斜辺の真ん中の点より∠AMD=90°であり、△EODは30°,60°,90°の直角三角定規型で点Mは斜辺の真ん中の点より∠OMD=60°である。よって、∠AMO=90°-60°=30°
よって、∠MAO=(180°-30°)÷2=75°ところで、BAは正三角形BEDの頂角の二等分線で点Mは底辺EDの真ん中の点より、3点B,A,Mは一直線上にある。
よって、∠BAC=180°-75°=105°
(∠MAD=45°から∠DAO=75°-45°=30°よって、∠BAC=135°-30°=105°と求めても良い。)

おまけ:https://www.nostalgic-story.fun/2022/07/21/akagi8/

「18 耳しいよ、聞け。目しいよ、目を注いで見よ。
19 だれか、わがしもべのほかに目しいがあるか。だれか、わがつかわす使者のような耳しいがあるか。だれか、わが献身者のような目しいがあるか。だれか、主のしもべのような目しいがあるか。
20 彼は多くの事を見ても認めず、耳を開いても聞かない。」
「イザヤ書」第42章18節~20節(口語訳)

「ISA42:18耳の聞こえない人よ、聞け。目の見えない人よ、よく見よ。
ISA42:19わたしの僕ほど目の見えない者があろうか。わたしが遣わす者ほど/耳の聞こえない者があろうか。わたしが信任を与えた者ほど/目の見えない者/主の僕ほど目の見えない者があろうか。
ISA42:20多くのことが目に映っても何も見えず/耳が開いているのに、何も聞こえない。」
「イザヤ書」第42章18節~20節(新共同訳)
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/27 07:56削除
問題
平行四辺形ABCDがある。∠ABD=30°,∠DBC=15°である時、∠BACの大きさを求めて下さい。

完全な別解1
点DからCDに対して垂線を立て、BCの延長との交点をEとすると、同位角より∠DCE=∠ABC=30°+15°=45°より、△DCEは直角二等辺三角形になる。
よって、DC=DE———①
また、DEを1辺とした正三角形FDEを頂点FがDEに関して点C側に作ると、
DE=DF———②
①,②より、DC=DF
また、∠CDF=90°-60°=30°より、△DCFは頂角が30°の二等辺三角形。よって、∠DFC=(180°-30°)÷2=75°———③
ところで、△DCEは直角二等辺三角形より、DC=DE また、四角形ABCDは平行四辺形より、AB=DC よって、AB=DE また、AD//BCより、四角形ABEDは等脚台形である。
よって、AEを結ぶと、∠DEA=∠ABD=30°また、△EDFは正三角形よりAE⊥DFとなり、AEとDFの交点をGとすると、点GはDFの中点となる。
よって、AG⊥DFで点GはDFの中点より△ADFは二等辺三角形である。よって、∠AFD=∠ADF=∠ADC+∠CDF=45°+30°=75°よって、∠DFA=75°———④
③,④より、∠DFC=∠GFA
よって、3点A,C,Fは一直線上にある。よって、∠CAE=∠FAG=90°-75°=15°
ところで、四角形ABEDは等脚台形より、∠AEB=∠DBC=15°よって、△ABEの内角の和より、∠BAE=180°-45°-15°=120°よって、∠BAC=∠BAE-∠CAE=120°-15°=105°
よって、答えは、105°

完全な別解2のヒント:BCを1辺とした正三角形EBCを頂点EがBCに関して点A側に作って下さい。ヒントがあっても結構難しいと思います。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/28 07:54削除
問題
平行四辺形ABCDがある。∠ABD=30°,∠DBC=15°である時、∠BACの大きさを求めて下さい。

完全な別解2
BCを1辺とした正三角形EBCを頂点EがBCに関して点A側に作ると、∠EBD=60°-15°=45°
また、平行四辺形よりBC=AD,正三角形よりBC=CE ∴AD=CE———①
また、錯角より∠BDC=∠ABD=30°
また、∠BEC=60°かつEB=ECより、点Eを中心に半径EB(EC)の円を描くと円周角と中心角の関係より、点Dを通る。
∴EC=ED———②
また、正三角形よりEB=EC———③ 
②,③より、EB=ED また、∠EBD=45°だったので、△EBDは直角二等辺三角形である。∴∠BED=90°∴∠CED=90°-60°=30°
よって、△ECDは頂角が30°の二等辺三角形より∠EDC=(180°-30°)÷2=75°また、∠ADC=∠ABC=45°より、∠EDA=75°-45°=30°
∴∠CED=∠EDA また、①,②より、AD=CE=DE
よって、△ECDと△DAEは合同な二等辺三角形である。∴AE=CD
よって、三辺相等で△EAC≡△DCAで四角形ACDEは等脚台形である。∴AC//ED
よって、錯角により∠CAB=∠EDA=30°∴∠BAC=135°-30°=105°

念のため、この解答も他の解答も全て私のオリジナルです。検索しようとも思いません。

おまけ:
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/23 13:16 (No.1049975)削除
問題
https://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/other/%E8%A7%92%E5%BA%A6%E5%BD%93%E3%81%A6%E3%82%AF%E3%82%A4%E3%82%BA-vol-621-x%E3%81%AE%E8%A7%92%E5%BA%A6%E3%81%AF%E4%BD%95%E5%BA%A6/ar-BB1h5Yid?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=1633488e1997418fbe29c5aab32a4e67&ei=2

別解3通り作ってみました。ただし、逆の三角形を回転移動させたり、平行四辺形を作って同じ形状を作る事はなしです。(今回の場合は、ACの延長上にA'C=ACとなる点A'を取ると、平行四辺形ABA'□が出来ますが、回転移動と本質的には同じ解答とみなします。)

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/24 07:47削除
別解1
∠xの頂点をAとして、反時計回りにA~Cと振り、BCの中点をDとしAD上の点をEとする。
AからECと平行な直線を引き、BCの延長との交点をFとすると、△DEC∽△DAFより、DC:DF=EC:AF
これにDC=BD,EC=ABを代入すると、BD:DF=AB:AF
よって、AB:AF=BD:DFより△ABFでの角の二等分線の定理の逆により、ADは∠Aの二等分線。∴∠BAD=∠DAF
また、同位角より∠DEC=∠DAF
∴∠BAD=∠DEC=50°
∴∠x=50°

別解2,3のヒント:ABとECで2つの三角形をくっつけて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/25 07:52削除
別解2
∠xの頂点をAとして、反時計回りにA~Cと振り、BCの中点をDとしAD上の点をEとする。
ここで、△DECを辺ABの外側にECがBAにくっつくように移動させ、点Dの行き先をD'とすると、∠D+∠D'=∠ADB+∠EDC=180°より四角形AD'BDは円に内接する四角形である。また、BD=CD=AD'より、弧BD=弧AD' 
∴∠BAD=∠ABD'=∠CED=50°
∴∠x=50°

別解3
∠xの頂点をAとして、反時計回りにA~Cと振り、BCの中点をDとしAD上の点をEとする。
ここで、△DECを辺ABの外側にECがABにくっつくように移動させ、点Dの行き先をD'とすると、∠D+∠D'=∠ADB+∠EDC=180°より四角形AD'BDは円に内接する四角形である。よって、円周角より∠BDD'=∠BAD'=∠CED=50°
また、BD=CD=BD'より、△BD'Dは二等辺三角形。∴∠BD'D=∠BDD'=50°
よって、円周角より∠BAD=∠BD'D=50°∴∠x=50°

次回は、

「∠ABD=15°、∠DBC=30°、∠BCA=90°、∠ACD=45°である四角形ABCDにおいて∠ADBを求める」
引用元:https://bbs1.rocketbbs.com/shochandas/posts/1691

これをやりますね。念のため、図は∠Cが90°の直角二等辺三角形をABC(Aが上で反時計回りにA~C)を描き、∠ABD=15°の直線と∠BCD=135°の直線の交点をDとすれば良い。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/25 13:25削除
問題
「∠ABD=15°、∠DBC=30°、∠BCA=90°、∠ACD=45°である四角形ABCDにおいて∠ADBを求める」
引用元:

解答
図を描くと、△ABCが∠Cが90°の直角二等辺三角形で∠ABD=15°の直線と∠BCD=135°の直線の交点が点Dである。
ここで、BCを1辺とした正三角形EBCを頂点EがBCに関して点A側に作り、AEを結ぶと、BC=CE,BC=CAより、CE=CA
また、∠ACE=90°-60°=30°より、△CAEは頂角が30°の二等辺三角形である。
よって、∠CEA=(180°-30°)÷2=75°———①
また、△BECは正三角形で∠DBC=30°より、ECとBDの交点をFとすると、点FはECの中点でEC⊥BDである。
よって、DF⊥ECかつ点FはECの中点より△DECは二等辺三角形である。
よって、∠DEC=∠DCE=30°+45°=75°よって、∠CED=75°———②
①,②より、∠CEA=∠CED
よって、3点E,A,Dは一直線上にある。よって、∠ADB=∠EDF=180°-90°-75°=15°
よって、答えは、15°

おまけ:
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/21 13:31 (No.1047906)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006170000/

ただし、相似は使わないという縛りで解いて下さい。意外と難問かもしれません。(何でもありなら2通り作れます。)

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/22 07:43削除
相似を使わない解法1(何でもあり)
AB=xと置くと、三平方の定理より、AE=√(x^2+64),AC=√(x^2+324) また、●=θと置くと、
△ABE=(1/2)x√(x^2+64)・sinθ———①
△ACD=(1/2)・18・√(x^2+324)・sinθ
∴△ABC=(1/2)・18・√(x^2+324)・sinθ———②
ところで、△ABE:△ABC=8:18=4:9より、
(1/2)x√(x^2+64)・sinθ:(1/2)・18・√(x^2+324)・sinθ=4:9が成り立つ。
∴x√(x^2+64):18・√(x^2+324)=4:9
∴72√(x^2+324)=9x√(x^2+64)
∴8√(x^2+324)=x√(x^2+64)
∴64(x^2+324)=x^2(x^2+64)
∴64x^2+8^2・18^2=x^4+64x^2
∴x^4=8^2・18^2
∴x^2=8・18=144 ∴x=12
よって、AB=12cm

相似を使わない解法2(中学数学)は次回。

ついでに、こちらを考えてみて下さい。https://bbs1.rocketbbs.com/shochandas/posts/1691
因みに、まだ何でもありでしか解いていません。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/23 07:52削除
相似を使わない解法2(中学数学)
△CADを辺ABの外側にCDがABにくっつくように移動させ、点Aの行き先をA'とすると、△CADの内角の和より∠ACD+●=90°なので、∠A'AE=90°となる。
ここで、AB=xと置くと、三平方の定理より、AE=√(x^2+8^2),AA'=AC=√(x^2+18^2) また、A'E=18+8=26cm
よって、△AA'Eで三平方の定理を使うと、
x^2+8^2+x^2+18^2=26^2が成り立つ。∴2x^2=26^2-18^2-8^2=(26+18)(26-18)-8^2=44・8-8^2=8・36
∴x^2=4・36 ∴x=2・6=12
∴AB=12cm

>ついでに、こちらを考えてみて下さい。https://bbs1.rocketbbs.com/shochandas/posts/1691

等脚台形ABCDがあり、AD//BCである
∠ABC=∠DCB=45°
∠ACB=15°
∠ACD=30°
AD=10cm
四角形ABCDの面積は?

何でもありの解法
A,DからBCに垂線を下ろしその足をそれぞれH,Iとし、AH=xと置くと、△ABHと△DCIは合同な直角二等辺三角形より、BH=CI=xとなり、BC=2x+10cm
∴台形ABCD={10+(2x+10)}×x×(1/2)=x(x+10)=x^2+10x
=(x+5)^2-25———①
ここで、15°,75°、90°の三辺比を知っていればHCを一発でxで表せるが、一応、普通の中学生用に解くと、HC上に∠AEH=30°となる点Eを取ると、△AEHは1:2:√3の直角三角形よりHE=√3x,AE=2x
また、∠EAC=75°-60°=15°より、∠EAC=∠ECA=15°よって、△EACは二等辺三角形より、CE=AE=2x 
∴HC=√3x+2x=(2+√3)x
ところで、HC=HI+CI=10+xでもあるので、(2+√3)x=10+xが成り立つ。
∴(√3+1)x=10 ∴x=10/(√3+1)=5(√3-1) ∴x=5(√3-1)
∴x+5=5√3———②
②を①に代入すると、
台形ABCD=(5√3)^2-25=75-25=50cm^2
よって、答えは、50cm^2

因みに、そんな工夫は思い付かないよという人は高校生になるまで待てば、HC=xtan75°で、tanの加法定理より、
tan75°=tan(30°+45°)
=(tan30°+tan45°)/(1-tan30°tan45°)
=(1/√3+1)/(1-1/√3)
=(1+√3)/(√3-1)=(√3+1)^2/2
=2+√3
∴HC=(2+√3)x
と授業レベルで求められるようになる。
個人的には、15°,75°,90°の三辺比は覚えておくべきだと思っているが。

おまけ:
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/20 19:30 (No.1047241)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006170002/

一応、何でもありでも解いて下さい。電卓ありです。念のため、算数では秒殺でした。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/21 07:56削除
電卓ありの解法
AB=BC=CD=1と置いて、BDを結ぶと、∠CBD=∠CDB=(180°-108°)÷2=36°∴BD=2cos36°,∠CBD=168°-36°=132°
ここで、∠BDA=xと置くと、∠BAD=180°-132°-x=48°-x
よって、△BADで正弦定理を使うと、
2cos36°/sin(48°-x)=1/sinx
∴2cos36°sinx=sin(48°-x)
=sin48°cosx-cos48°sinx
∴(2cos36°+cos48°)sinx=sin48°cosx
∴sinx/cosx
=sin48°/(2cos36°+cos48°)
∴tanx=sin48°/(2cos36°+cos48°)
∴∠x
=Arctan{sin48°/(2cos36°+cos48°)}
=Arctan(0.7431448/2.2871646)
=Arctan(0.3249197)
=18°
∴∠x=18°
∴∠D=36°+18°=54°

電卓ありの解法2
AB=BC=CD=1と置いて、ACを結ぶと、∠BAC=∠BCA=(180°-168°)÷2=6°∴AC=2cos6°,∠ACD=108°-6°=102°
ここで、∠D=xと置くと、∠CAD=180°-102°-x=78°-x
よって、△CADで正弦定理を使うと、
2cos6°/sinx=1/sin(78°-x)
∴2cos6°sin(78°-x)=sinx
∴2cos6°(sin78°cosx-cos78°sinx)
=sinx
∴2cos6°sin78°cosx
-2cos6°cos78°sinx=sinx
∴(1+2cos6°cos78°)sinx
=2cos6°sin78°cosx
∴sinx/cosx
=2cos6°sin78°/(1+2cos6°cos78°)
∴tanx
=2cos6°sin78°/(1+2cos6°cos78°)
∴∠x=Arctan{2cos6°sin78°/(1+2cos6°cos78°)}
=Arctan(1.9455784/1.4135455)
=Arctan(1.3763819)
=54°
∴∠D=54°

因みに、解法1のBDは(1+√5)/2として計算しても良いです。次回は、何も見ないで2通りでBD=(1+√5)/2を示しますね。念のため、BC=CD=1,∠C=108°です。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/21 19:30削除
問題
等辺の長さが1で頂角が108°の二等辺三角形ABCの辺BCの長さは(1+√5)/2である事を何も見ないで2通りで証明して下さい。

証明1
BC=2cos36°より、α=36°と置くと、
5α=180°∴2α=180°-3α
この両辺のsinを取ると、
sin2α=sin3α
∴2sinαcosα=3sinα-4sin^3α
sinα≠0より両辺をsinαで割ると、
2cosα=3-4sin^2α
∴2cosα=3-4(1-cos^2α)
∴2cosα=3-4+4cos^2α
∴4cos^2α-2cosα-1=0
∴cosα=(1±√5)/4
αは第1象限の角より、cosα>0
∴cosα=(1+√5)/4
∴cos36°=(1+√5)/4
∴BC=2cos36°=(1+√5)/2

証明2
BC上にBD=BA=1となる点Dを取ると、△BADは頂角が36°の二等辺三角形になるので、∠BAD=∠BDA=(180°-36°)÷2=144°÷2=72°
また、∠DAC=108°-72°=36°より、∠DAC=∠DCA=36°
よって、△DACは底角が36°の二等辺三角形より、△ABC∽△DACである。
ここで、BC=xと置くと、DC=x-1
また、AB:BC=DC:ACより、
1:x=x-1:1が成り立つ。
∴x(x-1)=1 ∴x^2-x-1=0
∴x=(1±√5)/2
ところで、x>0より、x=(1+√5)/2
∴BC=(1+√5)/2

おまけ:
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/19 16:38 (No.1046168)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006200000/

算数の別解を作ってみて下さい。念のため、模範解答の方法は瞬殺でした。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/20 07:36削除
算数の別解
正方形縦3個分の長方形を左上の頂点から反時計回りにA~Dと振るとBDは直径となるので、BD=10cm(直径となる理由は対称性から中心Oを通るから。)
ここで、CからBDに垂線を下ろしその足をHとすると、直角と∠CBDの2角が等しいので、△CBDと△HBCは相似である。また、同様に2角が等しいので、△CBDと△HCDも相似である。
よって、△HBCと△HCDと△CBDは相似である。ところで、△CBDの直角を挟む二辺の比は1:3であるので、△HBCと△HCDの直角を挟む二辺の比は1:3である。
よって、BH=①と置くとCH=③で、DH=③×3=⑨である。よって、BD=①+⑨=⑩
また、BD=10cmより、⑩=10cm
よって、①=1cm よって、CH=3cm
よって、△CBD=10×3÷2=15cm^2
よって、長方形ABCD=15×2=30cm^2
よって、小さな正方形3個分の長方形の面積が30cm^2より、小さな正方形1個分の面積は10cm^2 よって、答えは、10cm^2

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/19 11:08 (No.1045952)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題9
可換群Gに対して、G^(k)={a^k|a∈G},G_(k)={a|a^k=e,a∈G}とする(§2演習問題2,3参照)。このとき、G_(k)はGの正規部分群でG/G_(k)≃G^(k)であることを示せ。

証明
f:G→G^(k)(a→a^k=f(a))
なる写像fを考える。fは全射である。このとき、fは群GからGの部分群G^(k)への全準同型写像であることが次のようにしてわかる。Gの元a,bについて、
f(ab)=(ab)^k=a^kb^k=f(a)f(b)(定理2.7)
次に、fの核kerfを調べると、
a∈kerf⇔f(a)=e⇔a^k=e⇔a∈G_(k)
ゆえに、kerf=G_(k) ここで、fは全準同型写像であるから、準同型定理6.5によってG/G_(k)=G/kerf≃G^(k)を得る。

§2演習問題2
Gを可換群,kを正の整数とするとき、G_(k)={x∈G|x^k=e}はGの部分群であることを示せ。

§2演習問題3
Gを可換群,kを正の整数とするとき、G^(k)={x^k∈G|x∈G}はGの部分群であることを示せ。

定理2.7
Gが可換群のとき、Gの任意の元a,bについて次のことが成立する。
(a・b)^n=a^n・b^n

定理6.5(準同型定理)
G,G'を群,fをGからG'への準同型写像とし、K=kerfとする。G/Kの元aKにG'の元f(a)を対応させる写像|fは、剰余群G/Kから群G'への単準同型写像になる。すなわち、G/kerf≃f(G) また|fは、π:G→G/Kを自然な準同型写像とするとf=|f◦πを満たしている。
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

具体的には、「G_(k)はGの正規部分群」の解説が省略されているので、一応、解説して下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/19 13:42削除
解説
>「G_(k)はGの正規部分群」の解説が省略されているので、一応、解説して下さい。

「kerf=G_(k)」で、定理6.3よりkerfは正規部分群だからである。

定理6.3
fをGからG'への準同型写像とすると、Gの部分集合
kerf={a∈G|f(a)=e'}
はGの正規部分群になる。ただし、e'はG'の単位元とする。

一応、直に証明すると、
まず、G_(k)がGの部分群である事を示す。
G_(k)={a|a^k=e,a∈G}
e^k=eよりe∈G_(k) ∴G_(k)≠φ
a,b∈G_(k)に対して、a^k=e,b^k=e
ところで、Gは可換群より、
(ab)^k=a^kb^k=e・e=eが成り立つ。
∴ab∈G_(k)
よって、a,b∈G_(k)⇒ab∈G_(k)———①
また、a∈G_(k)に対して、a^k=e
∴(a^k)^-1=e^-1 ∴(a^-1)^k=e
∴a^-1∈G_(k)
よって、a∈G_(k)⇒a^-1∈G_(k)———②
①,②より、部分群の判定定理より、
G_(k)はGの部分群である。
次に、G_(k)が正規部分群である事を示す。
ところで、Gは可換群よりその部分群であるG_(k)も可換群である。
よって、G_(k)はGの正規部分群である。

補足
∀x∈Gに対して、
xG_(k)x^-1=x(a^k=e)x^-1
=xex^-1=xx^-1=e
=(a^k=e)=G_(k)
∴xG_(k)x^-1=G_(k)
∴xG_(k)=G_(k)x
よって、G_(k)はGの正規部分群である。

ただし、私のオリジナルの書き方なので注意して下さい。まぁ、言いたい事は分かって貰えると思いますが。

>演習問題9
可換群Gに対して、G^(k)={a^k|a∈G},G_(k)={a|a^k=e,a∈G}とする(§2演習問題2,3参照)。このとき、G_(k)はGの正規部分群でG/G_(k)≃G^(k)であることを示せ。

因みに、わざわざ「G_(k)はGの正規部分群で」を入れるのは、剰余類ではなくG/G_(k)を剰余群として扱えるという事を示すためである。(剰余群であるためには正規部分群である必要がある。)
何故かというと、準同型写像は群から群への写像だからである。(準同型定理を使うため。)

定義6.1
演算◦をもつ群(G,◦)と演算*をもつ群(G',*)に対して、GからG'への写像f:G→G'が
∀a,b∈G,f(a◦b)=f(a)*f(b)
なる条件を満足しているとき、fをGからG'への準同型写像という。

念のため、自分で裏を取って下さい。

おまけ:
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