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数学好きの人は、誰でも投稿して下さい。
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/9 10:12 (No.1069438)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006060000/

一応、別解を作ってみて下さい。念のため、模範解答の方法では瞬殺でした。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006050002/

公式を使わずに厳密に解いて下さい。ただし、中点連結定理の逆が成り立つぐらいは使って良いものとする。2通り作ってみました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/11 07:57削除
問題1の別解
図は4個の立方体を組み合わせたものなので、4個の表面積からくっついた部分の面積を引けば良い。
ところで、くっついた部分は3ヶ所で自分と相手のそれぞれ2面あるので、
答えは、6×4-3×2=24-6=18cm^2(立方体は正六面体だから表面積は6cm^2)

問題2の解法1
BAの延長とCDの延長との交点をEとすると、AD//BCより、△EADと△EBCは相似で相似比は4:9
よって、EA:EB=4:9 よって、EA:EM=4:(4+9)/2=8:13
同様に、ED:EN=8:13
よって、EA:EB=ED:EN,∠Eは共通より二辺比と挟角が等しいので、△EADと△EMNは相似で相似比は8:13
よって、MN=(13/8)×4=6.5cm

問題2の解法2
NからBCと平行な直線を引き、ABとの交点をM'とする。また、ACを結びM'Nとの交点をEとすると、△CADでの中点連結定理の逆により、点EはACの中点。また、△ABCでの中点連結定理の逆により、点M'はABの中点である。
よって、点Mと点M'は一致している。つまり、MN//BCで点EはACとMNの交点である。
よって、△ABC,△CADでの中点連結定理より、ME=9/2cm,EN=4/2=2cm
∴MN=9/2+2=13/2=6.5cm

問題2の解法3
ADの延長上にDE=5cmとなる点Eを取ると、AE=BC,AE//BCより、四角形ABCEは平行四辺形になる。
ここで、CEの中点をLとして、MLとCDの交点をN'とすると、四角形ABCEは平行四辺形より四角形AMLEも平行四辺形になり、ML//AE よって、LN'//EDより△CDEでの中点連結定理の逆により点N'はCDの中点である。
よって、点NとN'は一致している。
よって、MN=MN'=ML-N'L=ML-DE/2=9-5/2=13/2=6.5cm

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/9 17:17 (No.1069987)削除
次の文章を完全解説して下さい。

定理3.1(対称式の基本定理)
n変数対称式f(x1,…,xn)は基本対称式s1,…,sn(前節)の多項式として一意的に表される。

ここでは、2変数x,yや3変数x,y,zの場合に証明します。

■2変数の場合(証明)
変数x,yの式を考えます。x,yの対称式はx,yを交換しても不変な式です。したがって、式の中にx^ay^bの項があれば、その係数はx,yを交換した項x^by^aの係数と等しくなります。例えばpx^3+q^2y+rxy^2+sy^3+txyが対称式であることは、
px^3+qx^2y+rxy^2+sy^3+txy
=py^3+qy^2+ryx^2+sx^3+tyx(x,yを交換した式)
より、p=s,q=rと同値です。上の式を観察すると、x^3+y^3,x^2y+xy^2,xyに定数を掛けて足した式になっています。つまりp=s,q=rより
px^3+qx^2y+rxy^2+sy^3+txy=p(x^3+y^3)+q(x^2y+xy^2)+txy
となります。これは一般に正しく、対称式は
x^ay^b+x^by^a,x^by^b(ただしa>b≧0)
に定数を掛けて足した式です。
したがって2変数の場合に定理3.1を証明するには、上の2つのタイプについて証明すれば十分です。
後者のx^by^bはx^by^b=(xy)^bなので自明です。前者はa+bが小さい順に証明します。a+b=1の場合、a=1,b=0となります。このときx^1y^0+x^0y^1=x+yなので、基本対称式そのものです。次にa+b=2を考えます。(a>bなので)a=2,b=0となり、
x^2+y^2=(x^2+2xy+y^2)-2xy=(x+y)^2-2xy
と変形されるので、基本対称式の式になります。
一般のa,bの場合を考えます。a>b>0の場合、x^ay^b+x^by^aは
x^ay^b+x^by^a=(xy)^b{x^(a-b)+y^(a-b)}
と変形されるので、x^(a-b)+y^(a-b)の場合に帰着されます。a-b<a+bより次数が小さい場合に帰着されることから、基本対称式で表されることがわかります。a>b=0の場合は、
(x^a+y^a)-(x+y)^a=x^cy^dの項の和(ただしc,d>0,c+d=a)
を利用します。左辺は対称式なので右辺も対称式です。右辺はすでに述べた場合(x^ay^b,a≧b>0)に帰着されます。よって右辺は基本対称式の式で表され、
x^a+y^a=(x+y)^a+(右辺を基本対称式で表した式)
も基本対称式の式になります。以上が2変数の場合の証明です。
ここで、上の説明をx^4+y^4(a=4,b=0)で確認しましょう。まずx^4+y^4から(x+y)^4を引き、残りの式を変形します:
x^4+y^4-(x+y)^4=x^4+y^4-(x^4+4x^3y+6x^2y^2+4xy^3+y^4)
=-4(x^3y+xy^3)-6x^2y^2(a≧b>0の場合)
=-4xy(x^2+y^2)-6(xy)^2(次数が小さい場合)
=-4xy{(x+y)^2-2xy}-6(xy)^2
=-4xy(x+y)^2+2(xy)^2
∴x^4+y^4=(x+y)^4-4xy(x+y)^2+2(xy)^2
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

具体的には、

>a-b<a+bより次数が小さい場合に帰着されることから、基本対称式で表されることがわかります。

>a>b=0の場合は、
(x^a+y^a)-(x+y)^a=x^cy^dの項の和(ただしc,d>0,c+d=a)
を利用します。左辺は対称式なので右辺も対称式です。右辺はすでに述べた場合(x^ay^b,a≧b>0)に帰着されます。よって右辺は基本対称式の式で表され、

この2ヶ所ぐらいですね。ただし、さっぱり分からないと思います。この先生の日本語の使い方が独特なのでしょうか。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/10 07:51削除
解説
>したがって2変数の場合に定理3.1を証明するには、上の2つのタイプについて証明すれば十分です。
後者のx^by^bはx^by^b=(xy)^bなので自明です。前者はa+bが小さい順に証明します。a+b=1の場合、a=1,b=0となります。このときx^1y^0+x^0y^1=x+yなので、基本対称式そのものです。次にa+b=2を考えます。(a>bなので)a=2,b=0となり、
x^2+y^2=(x^2+2xy+y^2)-2xy=(x+y)^2-2xy
と変形されるので、基本対称式の式になります。
一般のa,bの場合を考えます。a>b>0の場合、x^ay^b+x^by^aは
x^ay^b+x^by^a=(xy)^b{x^(a-b)+y^(a-b)}
と変形されるので、x^(a-b)+y^(a-b)の場合に帰着されます。a-b<a+bより次数が小さい場合に帰着されることから、基本対称式で表されることがわかります。

結局、言いたい事は、
x^3+y^3=(x+y)(x^2+y^2-xy)
x^4+y^4=(x^2+y^2)^2-2x^2y^2
=(x^2+y^2)^2-2(xy)^2

また、(x^2+y^2)(x^3+y^3)=x^5+x^2y^3+x^3y^2+y^5=x^5+y^5+x^2y^2(x+y)より、

x^5+y^5=(x^2+y^2)(x^3+y^3)-(xy)^2(x+y)
x^6+y^6=(x^3+y^3)^2-2(xy)^3



から、x^n+y^nはn>mのx^m+y^mに帰着するという事が言いたいのだろう。そして、x^2+y^2は上で示されているように基本対称式で表せるので、(数学的帰納法的に)全てのx^n+y^nは基本対称式で表されるという事。(念のため、数学的帰納法的にとはドミノ倒し的にという意味。)

>a>b=0の場合は、
(x^a+y^a)-(x+y)^a=x^cy^dの項の和(ただしc,d>0,c+d=a)
を利用します。左辺は対称式なので右辺も対称式です。右辺はすでに述べた場合(x^ay^b,a≧b>0)に帰着されます。よって右辺は基本対称式の式で表され、

これは(x+y)^aを二項定理で考えて、係数のaCrとaCa-rが等しい事から同じ係数とx^my^mでくくれ、上のように小さい次数に帰着されるので、基本対称式で表せるという事。ただし、文章では分からないと思うので、具体例で示す。

(x^5+y^5)-(x+y)^5
=-5C1x^4y-5C2x^3y^2-5C3x^2y^3-5C4xy^4
=-5C1x^4y-5C2x^3y^2-5C2x^2y^3-5C1xy^4
=-5C1xy(x^3+y^3)-5C2x^2y^2(x+y)

(x^6+y^6)-(x+y)^6
=-6C1x^5y-6C2x^4y^2-6C3x^3y^3-6C4x^2y^4-6C5xy^5
=-6C1x^5y-6C2x^4y^2-6C3x^3y^3-6C2x^2y^4-6C1xy^5
=-6C1xy(x^4+y^4)-6C2x^2y^2(x^2+y^2)-6C3(xy)^3

よって、小さい次数に帰着され、全て基本対称式で表せる事が分かるだろう。つまり、右辺は基本対称式で表せるという事。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/8 16:27 (No.1068548)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006090000/

別解2通り作ってみました。系を入れれば4通りですが。模範解答の方法は勿論秒殺です。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/9 07:57削除
別解1
PMの延長上にQM=PMとなる点Qを取ると、四角形AQBPは対角線が互いの中点で交わるので、平行四辺形になる。∴BP=QA
よって、QAの長さを求めれば良い。
ところで、点Pは△ABCの重心になっているので、CP:PM=2:1 ∴CP=QP
よって、二辺挟角が等しいので、△AQP≡△ACP ∴QA=CA=8cm
よって、答えは、8cm

因みに、PNの延長上にQN=PNとなる点Qを取っても良い。

別解2
CMの延長上にDM=CMとなる点Dを取ると、四角形ADBCは対角線が互いの中点で交わるので、平行四辺形になる。
∴BD=CA=8cm———ア
また、BPの延長とACとの交点をEとすると、点Pは△ABCの重心より点EはACの中点になる。また、△APCは直角三角形でPEは直角と斜辺の中点を結んでいるので、定石によりEA=EP=ECである。(△APCの外接円を考えるか長方形を対角線で斜め半分に切った形を考えれば良い。)
よって、△EPCは二等辺三角形より、
∠EPC=∠ECP———① 
また、対頂角より∠EPC=∠BPD———② 
また、DB//ACより錯角で、
∠BDP=∠ECP———③
①,②、③より、∠BPD=∠BDP
よって、△BDPは二等辺三角形より、
BP=BD———イ
ア,イより、BP=8cm

これもANの延長上にDN=ANとなる点Dを取っても出来ます。しかし、別解2は模範解答より効率が悪いのであまり意味がありませんね。まぁ、こちらの方が勉強にはなると思いますが。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/7 15:53 (No.1067140)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題 2-3a
次の多項式f(x),g(x)の最大公約数を求めよ:
f(x)=x^4-2x^2+1
g(x)=x^3-2x^2-x+2

解答
ユークリッドの互除法を利用して求める。
(x^4-2x^2+1)÷(x^3-2x^2-x+2)=x+2 余り・・・3x^2-3
(x^3-2x^2-x+2)÷(3x^2-3)=(x-2)/3 余り・・・0
したがって最大公約数は3x^2である(x^2-1でもよい)。

問題 2-4a
次のf(x),g(x)で割った余りがそれぞれ1,x^2となる多項式を求めよ:f(x)=x^4-2x^2+1
g(x)=x^3-2x^2-x+2

解答
ユークリッドの互除法の拡張版を用いる。
(x^4-2x^2+1)・1+(x^3-2x^2-x+2)・0=x^4-2x^2+1・・・①
(x^4-2x^2+1)・0+(x^3-2x^2-x+2)・1=x^3-2x^2-x+2・・・②
(x^4-2x^2+1)・1+(x^3-2x^2-x+2)・(-x-2)=3x^2-3・・・③=①-(x+2)×②
③の右辺がf(x),g(x)の最大公約式である。よって求める式は
{g(x)/(3x^2-3)}(-x-2)・1+{f(x)/(3x^2-3)}1・x^2+{f(x)g(x)/(3x^2-3)}m(x)
={(x-2)/3}(-x-2)+{(x^2-1)/3}x^2+{(x^2-1)g(x)/3}m(x)
=(1/3){x^4-2x^2+4+(x^5-2x^4-2x^3+4x^2+x-2)m(x)}・・・(答え)
ここでm(x)は任意の多項式を表す。
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

この後半の解説は、本を持っていても難しいと思います。本持っている用と本持っていない用の解説は2回に分けてやりますね。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/7 20:49削除
問題 2-3a
次の多項式f(x),g(x)の最大公約式を求めよ:
f(x)=x^4-2x^2+1
g(x)=x^3-2x^2-x+2

解答
ユークリッドの互除法を利用して求める。
(x^4-2x^2+1)÷(x^3-2x^2-x+2)=x+2 余り・・・3x^2-3
(x^3-2x^2-x+2)÷(3x^2-3)=(x-2)/3 余り・・・0
したがって最大公約数は3x^2-3である(x^2-1でもよい)。

問題 2-4a
次のf(x),g(x)で割った余りがそれぞれ1,x^2となる多項式を求めよ:f(x)=x^4-2x^2+1
g(x)=x^3-2x^2-x+2

解答
ユークリッドの互除法の拡張版を用いる。
(x^4-2x^2+1)・1+(x^3-2x^2-x+2)・0=x^4-2x^2+1・・・①
(x^4-2x^2+1)・0+(x^3-2x^2-x+2)・1=x^3-2x^2-x+2・・・②
(x^4-2x^2+1)・1+(x^3-2x^2-x+2)・(-x-2)=3x^2-3・・・③=①-(x+2)×②
③の右辺がf(x),g(x)の最大公約式である。よって求める式は
{g(x)/(3x^2-3)}(-x-2)・1+{f(x)/(3x^2-3)}1・x^2+{f(x)g(x)/(3x^2-3)}m(x)
={(x-2)/3}(-x-2)+{(x^2-1)/3}x^2+{(x^2-1)g(x)/3}m(x)
=(1/3){x^4-2x^2+4+(x^5-2x^4-2x^3+4x^2+x-2)m(x)}・・・(答え)
ここでm(x)は任意の多項式を表す。
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

解説(本を持っている用)
>問題 2-3a
次の多項式f(x),g(x)の最大公約数を求めよ:
f(x)=x^4-2x^2+1
g(x)=x^3-2x^2-x+2

別解
f(x)=(x^2-1)^2
g(x)=(x-2)(x^2-1)
より、最大公約数は、x^2-1

>(x^4-2x^2+1)・1+(x^3-2x^2-x+2)・(-x-2)=3x^2-3・・・③=①-(x+2)×②

この左辺は計算しても良いが、前問の初めの式から、
(x^4-2x^2+1)÷(x^3-2x^2-x+2)=x+2 余り・・・3x^2-3
つまり、x^4-2x^2+1=(x+2)(x^3-2x^2-x+2)+3x^2+3より、
x^4-2x^2+1-(x+2)(x^3-2x^2-x+2)=3x^2+3
よって、3x^2-3と求められる。

>③の右辺がf(x),g(x)の最大公約式である。

これは前問から自明だろう。

>③の右辺がf(x),g(x)の最大公約式である。よって求める式は
{g(x)/(3x^2-3)}(-x-2)・1+{f(x)/(3x^2-3)}1・x^2+{f(x)g(x)/(3x^2-3)}m(x)

p.27の定理2.1の、

定理2.1
正整数m,nの最大公約数をdとする。このときr=0,1,…,m-1とs=0,1,…,n-1について、次の(1),(2)は同値である。
(1)mで割った余りはrであり、nで割った余りはsであるような整数kが存在する。
(以下省略)
m,nの最大公約数がdなので、am+bn=dとなる整数a,bを求めます。このとき整数k(の1つ)として
k0=(bn/d)r+(am/d)s
(引用終わり)

つまり、③式f(x)・1+g(x)・(-x-2)=3x^2-3がam+bn=dに当たり、f(x)がm,g(x)がn,f(x),g(x)の最大公約式3x^2-3がdに当たる。よって、k0=(bn/d)r+(am/d)sに当たるものを求めれば良い。
よって、{g(x)/(3x^2-3)}(-x-2)・1+{f(x)/(3x^2-3)}1・x^2である。(b=-x-2,r=1,a=1,s=x^2)
そして、{g(x)/(3x^2-3)}(-x-2)・1+{f(x)/(3x^2-3)}1・x^2+{f(x)g(x)/(3x^2-3)}m(x)の
{f(x)g(x)/(3x^2-3)}m(x)の部分は、周期である。それは、p.28の、

m,nの最小公倍数l(=mn/d)の倍数になります。よって(1)をみたすkはすべて、次のように表されます:
k=k0+el=(bn/d)r+(am/d)s+el(eは整数)

のelに当たり、{f(x)g(x)/(3x^2-3)}がlに当たり、m(x)がeに当たる。

>={(x-2)/3}(-x-2)+{(x^2-1)/3}x^2+{(x^2-1)g(x)/3}m(x)
=(1/3){x^4-2x^2+4+(x^5-2x^4-2x^3+4x^2+x-2)m(x)}・・・(答え)

あとは、展開して計算すれば良いだけである。

おまけ:
https://news.yahoo.co.jp/articles/4c456be912f97d4454d5e698b8e9593f32f6b919
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/8 07:58削除
問題 2-4a
次のf(x),g(x)で割った余りがそれぞれ1,x^2となる多項式を求めよ:f(x)=x^4-2x^2+1
g(x)=x^3-2x^2-x+2

別解(私のオリジナル)
h(x)=q1(x)f(x)+1=q1(x)(x^4-2x^2+1)+1———①
h(x)=q2(x)g(x)+x^2=q2(x)(x^3-2x^2-x+2)+x^2———②
f(x)=(x^2-1)^2
g(x)=(x-2)(x^2-1)
また、f(x)÷g(x)=(x^4-2x^2+1)÷(x^3-2x^2-x+2)=x+2・・・3x^2-3
∴x^4-2x^2+1=(x+2)(x^3-2x^2-x+2)+3x^2+3
∴x^4-2x^2+1-(x+2)(x^3-2x^2-x+2)=3x^2+3
この両辺を3x^2-3で割ると、
1=(x^4-2x^2+1)/(3x^2-3)-(x+2)(x^3-2x^2-x+2)/(3x^2-3)
この両辺にh(x)をかけると、
h(x)={(x^4-2x^2+1)/(3x^2-3)}h(x)-{(x+2)(x^3-2x^2-x+2)/(3x^2-3)}h(x)———☆
☆に①,②を代入すると、
h(x)={(x^4-2x^2+1)/(3x^2-3)}{q2(x)(x^3-2x^2-x+2)+x^2}-{(x+2)(x^3-2x^2-x+2)/(3x^2-3)}{q1(x)(x^4-2x^2+1)+1}
ここで、f(x),g(x)の因数分解より、
=(1/3)(x^2-1){q2(x)(x^3-2x^2-x+2)+x^2}-(1/3)(x+2)(x-2){q1(x)(x^4-2x^2+1)+1}
=(1/3)x^2(x^2-1)-(1/3)(x+2)(x-2)+(1/3)(x^2-1)(x^3-2x^2-x+2)q2(x)-(1/3)(x+2)(x-2)(x^4-2x^2+1)q1(x)
=(1/3)(x^4-x^2-x^2+4)+(1/3)(x^2-1){(x^3-2x^2-x+2)q2(x)-(x^2-4)(x^2-1)q1(x)}
=(1/3)(x^4-2x^2+4)+(1/3)(x^2-1){(x^2-1)(x-2)q2(x)-(x+2)(x-2)(x^2-1)q1(x)}
=(1/3)(x^4-2x^2+4)+(1/3)(x-2)(x^2-1)^2{q2(x)-(x+2)q1(x)}
∴h(x)=(1/3)(x^4-2x^2+4)+(1/3)(x-2)(x^2-1)^2{q2(x)-(x+2)q1(x)}
また、(x-2)(x^2-1)^2を展開すると、
=(x-2)(x^4-2x^2+1)=x^5-2x^3+x-2x^4+4x^2-2=x^5-2x^4-2x^3+4x^2+x-2
また、(1/3){q2(x)-(x+2)q1(x)}=m(x)と置くと、
h(x)1=(1/3){x^4-2x^2+4+(x^5-2x^4-2x^3+4x^2+x-2)m(x)}
となり、OK。

おまけ:
https://trilltrill.jp/articles/3468118
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/8 13:33削除
補足解説
>また、f(x)÷g(x)=(x^4-2x^2+1)÷(x^3-2x^2-x+2)=x+2・・・3x^2-3
∴x^4-2x^2+1=(x+2)(x^3-2x^2-x+2)+3x^2+3
∴x^4-2x^2+1-(x+2)(x^3-2x^2-x+2)=3x^2+3
この両辺を3x^2-3で割ると、
1=(x^4-2x^2+1)/(3x^2-3)-(x+2)(x^3-2x^2-x+2)/(3x^2-3)

f(x)÷g(x)をやったのは今回たまたまである。というのは、前問から、

問題 2-3a
次の多項式f(x),g(x)の最大公約式を求めよ:
f(x)=x^4-2x^2+1
g(x)=x^3-2x^2-x+2

解答
ユークリッドの互除法を利用して求める。
(x^4-2x^2+1)÷(x^3-2x^2-x+2)=x+2 余り・・・3x^2-3
(x^3-2x^2-x+2)÷(3x^2-3)=(x-2)/3 余り・・・0
したがって最大公約数は3x^2-3である(x^2-1でもよい)。

3x^2-3が最大公約数で、f(x)÷g(x)から出る事を知っていたからである。最大公約数じゃないと、

>この両辺を3x^2-3で割ると、
1=(x^4-2x^2+1)/(3x^2-3)-(x+2)(x^3-2x^2-x+2)/(3x^2-3)

これが分数になったままだからダメである事は言うまでもない。因みに、普通の場合は、最大公約数を3x^2-3(またはx^2-1)と求めて、定理(下に補足)より、
(x^4-2x^2+1)a(x)+(x^3-2x^2-x+2)b(x)=3x^2-3となる整式a(x),b(x)が存在するので、試行錯誤で求める。4次と3次が2次になるので、a(x)=1,b(x)=-xなどとやっていくと、b(x)=-x-2と見つかるだろう。
検算:(x^4-2x^2+1)-(x+2)(x^3-2x^2-x+2)=x^4-2x^2+1-(x^4-2x^3-x^2+2x+2x^3-4x^2-2x+4)=3x^2-3でOK。

または、ユークリッドの互除法の拡張版で、

>ユークリッドの互除法の拡張版を用いる。
(x^4-2x^2+1)・1+(x^3-2x^2-x+2)・0=x^4-2x^2+1・・・①
(x^4-2x^2+1)・0+(x^3-2x^2-x+2)・1=x^3-2x^2-x+2・・・②
(x^4-2x^2+1)・1+(x^3-2x^2-x+2)・(-x-2)=3x^2-3・・・③=①-(x+2)×②

だが、①-(x+2)×②を見つけるのが結局難しい。要は、前問で3x^2-3が最大公約数と知っていて、x^4-2x^2+1-p(x)(x^3-2x^2-x+2)=3x^2-3となるp(x)を自分で探すという訳である。そして、p(x)=x+2とする。

定理4.8
体K上の2つの多項式f(X)とg(X)の最大公約数がd(X)ならば
d(X)=f(X)ξ(X)+g(X)η(X)
となるようなξ(X),η(X)がK[X]の中に存在する。
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

おまけ:
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/6 16:00 (No.1066149)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問題 2-2a
3で割った余りがa,4で割った余りがbであるような整数a,bを用いて表せ。

解答
3・(-1)+4・1=1である(このような式を見つけるには、一般にユークリッドの互除法の拡張版を利用するとよい)。したがって、3で割った余りがaで、4で割った余りがbであるものはa・4+b・(-3)=4a-3bと12の倍数(3,4の最小公倍数)の和である。
答え:4a-3b+12m(mは整数)
(例えば、a=1,b=3のとき、このような整数は-5+12m(mは整数)である。)
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

この本を持っていないと解説は無理でしょうか。多分、本を持っていても一部の人しか解説出来ないと思いますが。(レビューが2つに分かれている所を見ると。)

おまけ:
間違い探し
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/7 07:59削除
問題 2-2a
3で割った余りがa,4で割った余りがbであるような整数a,bを用いて表せ。

解答
3・(-1)+4・1=1である(このような式を見つけるには、一般にユークリッドの互除法の拡張版を利用するとよい)。したがって、3で割った余りがaで、4で割った余りがbであるものはa・4+b・(-3)=4a-3bと12の倍数(3,4の最小公倍数)の和である。
答え:4a-3b+12m(mは整数)
(例えば、a=1,b=3のとき、このような整数は-5+12m(mは整数)である。)
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

解説
>したがって、3で割った余りがaで、4で割った余りがbであるものはa・4+b・(-3)=4a-3bと12の倍数(3,4の最小公倍数)の和である。

4a-3b=a+3(a-b)
4a-3b=b+4(a-b)
と変形すれば、a・4+b・(-3)が3で割ってa余り、4で割ってb余る数と分かるので、
3で割った余りがaで、4で割った余りがbであるものは、4a-3b+12m(3と4の最小公倍数の周期)と分かると思うが、何故、a・4+b・(-3)を作るかは本でも説明されていない。

因みに、
>一般にユークリッドの互除法の拡張版を利用するとよい

3・0+4・1=4———①
3・1+4・0=3———②
を作り、①-②をすると、
3(-1)+4・1=1
と作るらしいが、3と4から1を作るなら、一発で作れる話である。

ここからは、本とは関係なく、この問題を初見で見た場合の私の解法。

問題 2-2a
3で割った余りがa,4で割った余りがbであるような整数a,bを用いて表せ。

解答
その数をnとすると、
n=3q1+a=4q2+b(q1,q2は整数)———①と置ける。
また、3と4は互いに素より、3x+4y=1となる整数x,yが存在する。(下に補足)
例えば、3(-1)+4・1=1
この両辺にnをかけると、
n=-3n+4n
これに①を代入すると、
n=-3(4q2+b)+4(3q1+a)
=-12q2-3b+12q1+4a
=4a-3b+12(q1-q2)
ここで、q1-q2=mと置くと、
n=4a-3b+12m(mが整数)

補足
定理1.7
2つの整数a,bの最大公約数をdとすれば、d=ax+byを満足する整数x,yが存在する。すなわち
(a,b)=d⇒∃x,y∈ℤ,ax+by=d
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

これに、a=3,b=4,d=1を当てはめれば分かるだろう。

補足2
3で割った余りがa,4で割った余りがbであるような数列は、

・・・a-3,a,a+3,a+6,a+9,・・・
・・・b-4,b,b+4,b+8,b+12,・・・

上に数列の一般項は、a+3m
下の数列の一般項は、b+4n
と置ける。よって、一致した場合を考えると、
N=3m1+a=4n1+b
M=3m2+a=4n2+b
よって、N-M=3(m1-m2)=4(n1-n2)より、3と4の(最小)公倍数が周期である。

おまけ:
間違い探しの解答
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/7 09:55削除
問題 2-2a
3で割った余りがa,4で割った余りがbであるような整数a,bを用いて表せ。

解法2
その数をNとすると、
N=3q1+a=4q2+b(q1,q2は整数)———①と置ける。
また、3で割った余りがa,4で割った余りがbであるような数列は、

・・・a-3,a,a+3,a+6,・・・
・・・b-4,b,b+4,b+8,・・・

上の数列の一般項は、a+3m
下の数列の一般項は、b+4n
と置ける。よって、一致した場合を考えると、
N=3m1+a=4n1+b
M=3m2+a=4n2+b
よって、N-M=3(m1-m2)=4(n1-n2)より、3と4の(最小)公倍数が周期である。
つまり、解の周期は12。
ここで、a+3mを4倍,b+4nを3倍すると、4a+12m,3b+12n
問題の条件よりこれらが一致した場合(①)が求める場合なので、
4a+12m=3b+12nとすると、
4a-3b=12n-12m=12(n-m)
これは4a-3bが周期12である事を意味している。よって、解は4a-3bであり、周期を考えると、
答えは、4a-3b+12m(mは整数)(上のmとは異なる。)

おまけ:
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12839246531.html
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/8 10:08削除
補足解説
解法2
その数をNとすると、
N=3q1+a=4q2+b(q1,q2は整数)———①と置ける。
また、3で割った余りがa,4で割った余りがbであるような数列は、

・・・a-3,a,a+3,a+6,・・・
・・・b-4,b,b+4,b+8,・・・

上の数列の一般項は、a+3m
下の数列の一般項は、b+4n
と置ける。よって、一致した場合を考えると、
N=3m1+a=4n1+b
M=3m2+a=4n2+b
よって、N-M=3(m1-m2)=4(n1-n2)より、3と4の(最小)公倍数が周期である。
つまり、解の周期は12。
ここで、a+3mを4倍,b+4nを3倍すると、4a+12m,3b+12n
問題の条件よりこれらが一致した場合(①)が求める場合なので、
4a+12m=3b+12nとすると、
4a-3b=12n-12m=12(n-m)
これは4a-3bが周期12である事を意味している。よって、解は4a-3bであり、周期を考えると、
答えは、4a-3b+12m(mは整数)(上のmとは異なる。)

鋭い人は、「解の周期が12」で「4a-3bの周期が12」だからと言って、4a-3bが解とは限らないだろうと言うと思う。
これは解の一つである。つまり、他にも解は沢山ある。
例えば、3・(-1)+4・1=1の代わりに、
3(-5)+4・4=1とすると、
a・4+b・(-3)=4a-3bの代わりに、
4a・4+5b(-3)=16a-15b
となり、=15(a-b)+a,16(a-b)+bより、3で割った余りがa,4で割った余りがbよりこれも解の一つである。
つまり、16a-15b+12m(mは整数)
結局、周期が12ならば解という事である。
(4a-3bと16a-15bは同じ周期という事。12a-12bを加えれば分かるだろう。)

おまけ:
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/6 11:31 (No.1065938)削除
素朴な疑問
演習問題6
G=H×Kならば、D(G)=D(H)×D(K)であることを示せ。ただし、D(G)は群Gの交換子を表すものとする(§5演習問題9参照)。

解答
G=H×Kの定義より
① G=HK,② hk=kh(h∈H,k∈K),③ ①の表現は一意的となっている。そこで、
(1)D(G)=D(H)D(K),(2)yz=zy(y∈D(H),z∈D(K)),(3)(1)の表現は一意的
を示せば、定義7.2によってD(G)=D(H)×D(K)を得る。
(2)について:Hの元とKの元は可換であるから、D(H)の元とD(K)の元も可換である。
(3)について:(1)の表現D(G)=D(H)D(K)はG=HKの表現の一意性より出る。
(1)D(G)=D(H)D(K)を示す。
はじめに、D(G)⊃D(H),D(G)⊃D(K)であるから、交換子群の定義によってD(G)⊃D(H)D(K)となっている。
 次に、逆の包含関係D(G)⊂D(H)D(K)を示す。はじめに、[a,b]=[b,a]^-1(a,b∈G)が成り立つことに注意しよう。
∵[a,b]^-1=(aba^-1b^-1)^-1=bab^-1a^-1=[b,a]
このとき、問3.9によって、交換子の有限個の積がD(H)D(K)に属することを示せばよい。さらに、D(H)とD(K)の元が交換可能であるから、1つの交換子がD(H)D(K)に属することを示せば十分である。
 D(G)の1つの交換子を[a,b](a,b∈G)とする。aとbはa=h1k1,b=h2k2(hi∈H,ki∈K)と表せる。Hの元とKの元が可換であることに注意すれば、
[a,b]=aba^-1b^-1
=(h1k1)(h2k2)(h1k1)^-1(h2k2)^-1
=(h1k1)(h2k2)(h1^-1k1^-1)(h2^-1k2^-1)
=(h1h2h1^-1h2^-1)(k1k2k1^-1k2^-1)
=[h1,h2][k1,k2]∈D(H)D(K)
以上によって、D(G)はD(H)とD(K)の直積である。

§5演習問題9
a,bを群Gの2元とするとき、aba^-1b^-1をa,bの交換子という。Gのすべての交換子によって生成される部分群をGの交換子群といい、D(G)で表すことにする。Hを群Gの部分群とするとき、次のことを示せ。
 HがGの正規部分群でかつG/Hが可換群であるための必要十分条件は、HがD(G)を含むことである。
 したがって、特にD(G)は正規部分群であり、剰余群G/D(G)は可換群である。

問3.9
群Gの部分集合をSとするとき次を示せ。
<S>={ai1^±1・ai2^±1…ain^±1|ai1,…,ain∈S,n∈ℕ}
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著

感想
>はじめに、[a,b]=[b,a]^-1(a,b∈G)が成り立つことに注意しよう。
∵[a,b]^-1=(aba^-1b^-1)^-1=bab^-1a^-1=[b,a]
このとき、問3.9によって、交換子の有限個の積がD(H)D(K)に属することを示せばよい。さらに、D(H)とD(K)の元が交換可能であるから、1つの交換子がD(H)D(K)に属することを示せば十分である。

この部分は必要ないのではないでしょうか。ただし、次の「D(G)の1つの交換子」は「D(G)の任意の交換子」に変えますが。
一応、抜いて書きますね。

問題
G=H×Kならば、D(G)=D(H)×D(K)であることを示せ。ただし、D(G)は群Gの交換子を表すものとする。

解答
G=H×Kの定義より
① G=HK,② hk=kh(h∈H,k∈K),③ ①の表現は一意的となっている。そこで、
(1)D(G)=D(H)D(K),(2)yz=zy(y∈D(H),z∈D(K)),(3)(1)の表現は一意的
を示せば、定義7.2によってD(G)=D(H)×D(K)を得る。
(2)について:Hの元とKの元は可換であるから、D(H)の元とD(K)の元も可換である。
(3)について:(1)の表現D(G)=D(H)D(K)はG=HKの表現の一意性より出る。
(1)D(G)=D(H)D(K)を示す。
はじめに、D(G)⊃D(H),D(G)⊃D(K)であるから、交換子群の定義によってD(G)⊃D(H)D(K)となっている。
 次に、逆の包含関係D(G)⊂D(H)D(K)を示す。
D(G)の任意の交換子を[a,b](a,b∈G)とする。aとbはa=h1k1,b=h2k2(hi∈H,ki∈K)と表せる。Hの元とKの元が可換であることに注意すれば、
[a,b]=aba^-1b^-1
=(h1k1)(h2k2)(h1k1)^-1(h2k2)^-1
=(h1k1)(h2k2)(h1^-1k1^-1)(h2^-1k2^-1)
=(h1h2h1^-1h2^-1)(k1k2k1^-1k2^-1)
=[h1,h2][k1,k2]∈D(H)D(K)
∴D(G)⊂D(H)D(K)
∴D(G)=D(H)D(K)
以上によって、D(G)はD(H)とD(K)の直積である。

これではダメなのでしょうか。そもそも問3.9も怪しいと思っていますが。

問3.9
群Gの部分集合をSとするとき、次を示せ。
<S>={ai1^±1ai2^±1…ain^±1|ai1,…,ain∈S,n∈ℕ}

解答
右辺の集合をH={ai1^±1ai2^±1…ain^±1|ai1,…,ain∈S,n∈ℕ}とおき、<S>=Hを示す。定理3.5より、
<S>={ai1^e1ai2^e2…ain^en|ai1,…,ain∈S,ei∈ℤ,n∈ℕ}
であるから、<S>⊃Hである。
逆に、<S>の任意の元をai1^e1ai2^e2…ain^en(ai1,…,ain∈S)とする。各air^erは
e1>0のとき、ai1^e1=ai1^1ai1^1…ai1^1(e1個)
e1<0のとき、ai1^e1=(ai1^-1)^|e1|=ai1^-1ai1^-1…ai1^-1(|e1|個)
と表されるので、ai1^e1ai2^e2…ain^en∈Hと考えられる。したがって、<S>⊂Hである。
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

解説
>逆に、<S>の任意の元をai1^e1ai2^e2…ain^en(ai1,…,ain∈S)とする。各air^erは
e1>0のとき、ai1^e1=ai1^1ai1^1…ai1^1(e1個)
e1<0のとき、ai1^e1=(ai1^-1)^|e1|=ai1^-1ai1^-1…ai1^-1(|e1|個)
と表されるので、ai1^e1ai2^e2…ain^en∈Hと考えられる。

結局、
<S>={ai1^±1ai2^±1…ain^±1|ai1,…,ain∈S,n∈ℕ}(=H)
のai1などは同じものが沢山あるという理解で良いのでしょうか。
そうじゃないと、ai1^e1ai2^e2…ain^en∈Hとはなりませんよね。
しかし、この表示に何の意味があるのでしょうか。巡回群の時にはこんな表示しませんでしたが。因みに、こちらのサイトhttps://mathlandscape.com/group-generate/ではこんな表示していませんが。
ただし、こちらhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%A4%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%88%90%E7%B3%BBではそうしていますが。
よく分かりません。
「2023/11/8 15:11の投稿」より引用。

おまけ:
返信
返信0
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/5 22:00 (No.1065425)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006100000/

算数の別解2通り作ってみました。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006090002/

一応、別解を作ってみました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/6 07:50削除
問題1の別解1
∠B+∠D=360°-90°×2=180°より∠Bと∠Dは補角をなしている。
また、CD=CBより、△CADを点Cを中心にCDがCBにくっつくまで90°回転移動させ、点Aの行き先をA'とすると、3点A,B,A'は一直線上にある。また、CA=CA',90°回転より∠ACA'=90°
よって、△CAA'は直角二等辺三角形である。そして、AA'=AB+AD=6cmより、斜辺が6cmの直角二等辺三角形。
よって、△CAA'=6×3÷2=9cm^2
よって、元の四角形ABCDの面積も9cm^2

別解2
CからABに垂線を下ろしその足をH,CからADの延長上に垂線を下ろしその足をIとすると、∠Bと∠Dが補角をなしているので、∠CBH=∠CDIである。また、CB=CDより、直角三角形の斜辺と他の1角が等しいので、△CBHと△CDIは合同である。
よって、CH=CI ところで、四角形AHCIは3直角より長方形で隣り合う2辺の長さが等しいので正方形である。よって、AH=AI
また、AH+AI=(AB-BH)+(AD+DI)=AB+AD+(DI-BH)=AB+AD(DI=BHより)
よって、AH×2=AB+AD=6cm
よって、AH=3cmより、正方形AHCI=3×3=9cm^2
よって、その正方形から△CDIを切り取り△CBHの所に移動させると、四角形ABCDの面積になるので、答えは、9cm^2

問題2の別解
円Cと円Dの接点をTとし、Ⅹ,T,Yから共通外接線に下ろした垂線の足をそれぞれⅩ',T',Y'とする。
また、YからTT'に垂線を下ろしその足をHとすると、HT'=YY'=4cm(半径より)
また、△TYHは30°,60°,90°の直角三角定規型より、TH=4÷2=2cm
よって、TT'=2+4=6cm
ここで、TからXX'に垂線を下ろしその足をIとすると、ⅠX'=TT'=6cm
また、△XX'Tは頂角が60°の二等辺三角形より正三角形。よって、点ⅠはXX'の真ん中の点である。(△TXX'が正三角形で頂点Tから垂線を下ろした対称性より)
よって、XX'=IX'×2=6×2=12cm
よって、円Cの半径は、12cm

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/5 11:56 (No.1064816)削除
数学おばさんの特別講義6[君も13世紀の数学天才!?]
 13世紀頃、アラビアの代数と10進記数法を紹介したイタリアのレオナルドの本には、次のような実用的な練習問題が載っていました。
 さあ、君は何題解けるでしょうか?

1.[30羽の鳥の問題] ある人がうずら、ハト、スズメの3種類の小鳥を30羽買いました。それぞれの小鳥1羽につきうずらは銀貨3枚、ハトは2枚、スズメは1/2枚必要です。その人は全部で銀貨を30枚支払いました。それぞれ何羽ずつ買ったでしょう。

2.[通貨の両替問題] 帝国通貨の1ソリドスは帝国通貨の12デナリウスです。もし帝国通貨1ソリドスがピサ市通貨の31デナリウスに相当すると、帝国通貨11デナリウスはピサ市の通貨では何デナリウスになるでしょう。

3.[フィボナッチ数列] もし毎月一対のウサギが一対のウサギを生み、生まれた一対のウサギは翌月から一対のウサギを生み始めるとすると、一対のウサギから始めて1年間に合計何対のウサギが生まれるでしょう。
「すぐわかる代数」石村園子著より

念のため、検索はしないで下さい。(私はしませんでした。)

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/5 17:16削除
1.[30羽の鳥の問題] ある人がうずら、ハト、スズメの3種類の小鳥を30羽買いました。それぞれの小鳥1羽につきうずらは銀貨3枚、ハトは2枚、スズメは1/2枚必要です。その人は全部で銀貨を30枚支払いました。それぞれ何羽ずつ買ったでしょう。

解答例(私の解答)
うずらx羽,ハトy羽,スズメz羽と置くと、
x+y+z=30———①
3x+2y+(1/2)z=30———②
が成り立つ。
②-①×(1/2)より、
(5/2)x+(3/2)y=15 ∴5x+3y=30
∴5x=30-3y=3(10-y)
∴5x=3(10-y)
ここで、3と5は互いに素より、10-yは5の倍数である。よって、y=0,5,10
y=0の場合、x=6,z=30-6=24
y=5の場合、x=3,z=30-5-3=22
y=10の場合、x=0,z=30-10=20
よって、(うずら,ハト,スズメ)=(6,0,24),(3,5,22),(0,10,20)
よって、どれも少なくとも1羽入れるとしたら、
うずら3羽,ハト5羽,スズメ22羽

2.[通貨の両替問題] 帝国通貨の1ソリドスは帝国通貨の12デナリウスです。もし帝国通貨1ソリドスがピサ市通貨の31デナリウスに相当すると、帝国通貨11デナリウスはピサ市の通貨では何デナリウスになるでしょう。

解答
帝国通貨の1ソリドス=帝国通貨の12デナリウス———①
帝国通貨の1ソリドス=ピサ市通貨の31デナリウス———②
とすると、①より、
帝国通貨の1デナリウス=(1/12)帝国通貨の1ソリドス
これに②を代入すると、
帝国通貨の1デナリウス=(1/12)×ピサ市通貨の31デナリウス=ピサ市通貨の(31/12)デナリウス
この両辺を11倍すると、
帝国通貨の11デナリウス=ピサ市通貨の11×(31/12)デナリウス=ピサ市通貨の(341/12)デナリウス
よって、答えは、ピサ市通貨の(341/12)デナリウス

3.[フィボナッチ数列] もし毎月一対のウサギが一対のウサギを生み、生まれた一対のウサギは翌月から一対のウサギを生み始めるとすると、一対のウサギから始めて1年間に合計何対のウサギが生まれるでしょう。

私の解答
生まれたてのペアを②で表し、子供を生めるペアを❷で表すと、
          ❷
         ❷ ②
        ❷ ②❷
       ❷ ②❷❷  ②
      ❷② ❷❷②❷②❷
この図の見方は、❷の下の段は次の月で自分達のペアはそのまま移動し(残り)❷は子供を生めるので下の段に②が出来る訳である。そして、②は子供を生めないので、そのまま下の段に行くが大人になるので❷に変化する。
(本当は樹形図のように書きたかったが、しょうがない。)
上の図は4ヶ月後までの図である。
ここで、よく考えると、各段の❷の個数は前の段の全ての個数で②の数は前の前の段の全ての個数になっている。この理由は、大人の数は前の月の大人と子供が成長した数だからであり、子供の数は成長分を考えると、前の前の月の大人の数と一致するからである。(②の数は前の月の❷の数と等しく、❷の数は先の説明より前の月の全ての数から、②の数は前の前の月の全ての数と考えても良い。)
結局、その段の数は、前の前の段の個数と前の段の個数の和より、
1→2→3→5→8→13→21→34→55
→89→144→233→377
よって、12か月後377ペアになっている。
因みに、初めを子供のペアにすると、233ペアに減る。
❷,②なんて意味のない数は付けない方が良かったかな。あと、図は本当に見難い。

おまけ:
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返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/4 14:09 (No.1063879)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006120000/

一応、別解を作って下さい。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006110000/

一応、何でもありで裏を取って下さい。

問題3
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006100002/

一応、何でもありでも解いて下さい。念のため、算数では瞬殺でした。

今回は、あまり面白くないですね。

> AB//DE から ∠DAE = 30° を導く
「∠ABD=15°、∠DBC=30°、∠BCA=90°、∠ACD=45°である四角形ABCDにおいて∠ADBを求める」
というラングレーの問題になりますので、何らかのうまい解法はあると思います。
(算数の範囲で解けるかどうかはわかりませんが)
うまくない天下り的解法でよけれぱ、以下のようにはできます。
中心がOの円に内接する正十二角形ABCDEFGHIJKLにおいて直線BFと直線LHの距離は円の半径に等しいので、
OAの垂直二等分線とBF,LHの交点を順にM,Nとすると四角形AMONは正方形。
そして三角形ACOは正三角形なので、
四角形BCMAは上記のラングレーの問題の四角形ABCDの図と等しく、答えは15°。

No.1707
らすかる
1月24日 12:15
引用元:https://bbs1.rocketbbs.com/shochandas/posts/1691

これは面白かったです。その後、私は上の問題をラングレー問題の手法で解きましたが、なつさんという方は私と別の手法で解いていました。

少し脇道にそれますが、途中で出てきた「∠ABD=15°、∠DBC=30°、∠BCA=90°、∠ACD=45°である四角形ABCDにおいて∠ADBを求める」という問題は、1995年算数オリンピックトライアルで設定されている角度の場所は違いますが同じ図形で問題が出ています。
簡単に解くならこんな感じですかね・・・?
辺ACを1辺とする正三角形を点Bの反対側に作り、頂点をEと置く。
∠BDC=∠DCE=15°なので、BD//CE。…①
また、BC=AC=ECであることから、△BCEは二等辺三角形で、∠CEB=15°
よって、∠DBE=30°ー15°=15°
∠DBE=∠BDC=15°であることと①より、四角形BCEDは等脚台形なので、∠BCE=∠DEC=105°、BC=DE。
もろもろ計算すると△AEDが直角二等辺三角形であることがわかり、AB=ADとなって全部の角度が求まります。

No.1723
なつ
1月26日 22:22


為になりました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/4 20:42削除
問題4
https://trilltrill.jp/articles/3399066

別解を作ってみて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/5 07:57削除
問題1の別解
四分円をOAB(扇形の中心をOとして、反時計回りにA,Bとする)として、弧AB上の点をCとする。
また、AからOCに下ろした垂線の足をH,CからOBに下ろした垂線の足をIとすると、二辺挟角が等しいので△ACHと△AOHは合同。よって、AC=AO
また、半径よりAO=COなので、△OACは正三角形である。よって、∠AOC=60°,∠COB=90°-60°=30°
よって、∠OAH=∠COI=30°また、半径よりOA=CO よって、直角三角形の斜辺と他の1角が等しいので、△OAHと△COIは合同である。
よって、アとイの面積の差はそれぞれに△OAHと△COIを加えても変わらないので、扇形OACと扇形OCBの面積の差と等しい。
それぞれの中心角は60°と30°なので、求める面積は、半径が6cmで中心角が30°の扇形の面積と等しい。
よって、6×6×3.14×(1/12)=3×3.14=9.42cm^2
よって、答えは、9.42cm^2

問題2の何でもありの解法
△OCE∽△BCAで△BCAは3:4:5の直角三角形より△OCEも3:4:5の直角三角形である。よって、CE=3x,OE=4x,OC=5xと置く。また、BCと円との交点の点P以外の点をQとすると、半径よりOQ=OE=4x 
∴CQ=OC+OQ=5x+4x=9x
ところで、四角形OEADは3直角より長方形で半径より隣り合う2辺の長さが等しいので正方形である。∴EA=OE=4x 
∴CA=CE+EA=3x+4x=7x 
また、CA=3cmより、7x=3が成り立つ。∴x=3/7cm
ここで、方べきの定理より、
CP・CQ=CE^2が成り立つので、
CP・9x=(3x)^2=9x^2
∴CP=x=3/7cm

問題3の何でもありの解法
正方形の1辺の長さは、√20=2√5cm
また、小さい直角三角形は大きい直角三角形と相似で大きい直角三角形の直角を挟む二辺の比は1:2より、小さい直角三角形の直角を挟む二辺の比も1:2である。ところで、小さい直角三角形の斜辺の長さは正方形の1辺の半分より√5cm
よって、三平方の定理と1:2を考えると、短い方が1cmで長い方が2cmである。
また、小さい直角三角形と中ぐらいの直角三角形も相似で中点連結定理と、正方形の対称性から中央の四角形も正方形より、ABの長さは1+2=3cmと分かる。
よって、答えは、3cm

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/5 13:05削除
問題4
男3人、女3人が円卓に座る。男と女が交互になる座り方は何通り?

「円卓に座る」ということは、回転して同じ並びになるものは1通りと考えましょう。

現実では、上座・下座があったり、座る場所による違いはあるかもしれませんが、ここではそれを考えません。

あくまでも誰と誰が隣になるか、並び順だけに着目します。
引用元:https://trilltrill.jp/articles/3399066

別解
1列に並べる並べ方は、男を●,女を○とすると、
●○●○●○
○●○●○●
の2通りで、それぞれの●3個に男3人の入れ換え3!=6通り,○3個に女3人の入れ換え3!=6通りあるので、6×6×2=72通りある。
ここで、円卓の座席をA~Fとすると、先の1列の先頭をA~Fのどこに置いても1つずれだけで同じ座り方である。
よって、A~Fのどこでも同じなので6で割る必要がある。よって、答えは、72÷6=12通り

念のため、右回りに座らせても左回りに座らせても同じで2倍にはならない。右回りのABCDEFと左回りのFEDCBAが同じ座り方という事。

おまけ:
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/2 16:59 (No.1061445)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006130000/

一応、何でもありでも解いて下さい。中学数学2通りと高校数学1通り作ってみましたが、中学数学の1通りは非常に面倒臭いです。念のため、算数は秒殺でした。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/3 07:55削除
何でもありの解法1 高校数学の解法
△DBCは直角二等辺三角形より、∠DCB=45°よって、∠ACB=(45/2)°
∴tan(45/2)°=4/AC
∴sin(45/2)°/cos(45/2)°=4/AC———①
また、半角の公式より、
sin^2(45/2)°=(1-cos45°)/2
=(1-1/√2)/2=(√2-1)/2√2
=(2-√2)/4
∴sin(45/2)°=±√(2-√2)/2
(45/2)°は第1象限の角より、
sin(45/2)°=√(2-√2)/2———②
また、cos^2(45/2)°=(1+cos45°)/2
=(1+1/√2)/2=(√2+1)/2√2
=(2+√2)/4
∴cos(45/2)°=±√(2+√2)/2
(45/2)°は第1象限の角より、
cos(45/2)°=√(2+√2)/2———③
②,③を①に代入すると、
{√(2-√2)/2}/{√(2+√2)/2}
=4/AC
∴{√(2-√2)}/{√(2+√2)}=4/AC
∴√{(2-√2)^2/2}=4/AC
∴√{(6-4√2)/2}=4/AC
∴√(3-2√2)=4/AC
∴√(√2-1)^2=4/AC
∴√2-1=4/AC
∴AC=4/(√2-1)=4(√2+1)cm
よって、△ABCで三平方の定理を使うと、
BC=√{16(√2+1)^2+4^2}
=4√(4+2√2)cm
∴△DBC=4√(4+2√2)・2√(4+2√2)・(1/2)=4(4+2√2)=8(2+√2)cm^2
ところで、△CBDで角の二等分線の定理を使うと、BE:ED=CB:CD=√2:1
∴BE:BD=√2:√2+1
∴△EBC={√2/(√2+1)}△DBC
={√2/(√2+1)}・8(2+√2)
={√2/(√2+1)}・8√2(√2+1)
=16cm^2
よって、答えは、16cm^2

次回は、割とエレガントな中学数学の解法をやりますね。ベタな解法はBD=CD=xと置くかBC=2xと置く方法。面倒臭いけど達成感があります。笑

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/4 08:00削除
何でもありの解法2 中学数学の解法1
ABの延長上に∠ECB=●となる点Fを取ると、∠ACF=∠DCB=●●=45°
また、∠A=90°より△AFCは直角二等辺三角形である。∴CA:CF=1:√2
よって、△CAFで角の二等分線の定理を使うと、AB:BF=1:√2でAB=4cmより、BF=4√2cm 
∴AF=4√2+4cm
∴AC=AF=4√2+4cm
よって、△ABCで三平方の定理を使うと、
BC=4√{(√2+1)^2+1^2}
=4√(4+2√2)cm
∴△DBC={4√(4+2√2)}^2×(1/4)
=4(4+2√2)=8(2+√2)cm^2
また、△CDBで角の二等分線の定理を使うと、DE:EB=1:√2より、
△EBC={√2/(√2+1)}×8(2+√2)
={√2/(√2+1)}×8√2(√2+1)
=16cm^2
よって、答えは、16cm^2

何でもありの解法3 中学数学の解法2
DB=DC=xと置くと、△DBCは直角二等辺三角形より、DC:BC=1:√2
よって、△CDBで角の二等分線の定理を使うと、CD:CB=DE:EB=1:√2より、
DE={1/(1+√2)}×DB=x/(1+√2)
=(√2-1)x
EB={√2/(1+√2)}×DB=√2x/(1+√2)=√2(√2-1)x=(2-√2)x
また、△CDEで三平方の定理を使うと、
CE=√[x^2+{(√2-1)x}^2]
=√(4-2√2)x
ところで、直角と対頂角の2角が等しいので、△ABE∽△DCE 
∴AB:BE=DC:CE
∴4:(2-√2)x=x:√(4-2√2)x
=1:√(4-2√2)
∴(2-√2)x=4√(4-2√2)
=4√2・√(2-√2)
∴√(2-√2)x=4√2
∴x=4√2/√(2-√2)=4√(2+√2)
∴△DBC=x^2/2=8(2+√2)cm^2
以後同じ。

因みに、最後の所、△ABE∽△DCEの代わりに△ABEでの三平方の定理でも出来ますが、計算が面倒臭いです。(達成感はありますが。)
また、BC=2xと置いても出来ます。(計算量はほとんど同じ。)

おまけ:
https://news.yahoo.co.jp/articles/faa6132ce06dbbf51f7af1d2761dd54a2a6a9529(是非、東大に行って貰いたいですね。)
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/2 14:09 (No.1061279)削除
次の文章を完全解説して下さい。

以上の解答を一般的にまとめます。上の24,60とその最大公約数12をm,n,dとして一般に述べます。難しいときは次節に進んでください。

定理2.1(指定された余りを持つ整数の存在)
正整数m,nの最大公約数をdとする。このときr=0,1,…,m-1とs=0,1,…,n-1について、次の(1),(2)は同値である。
(1)mで割った余りはrであり、nで割った余りはsであるような整数kが存在する。
(2)r-sはdで割り切れる。
また(1),(2)のいずれかが成り立つとき、(1)の整数kはm,nの最小公倍数の倍数の和を除いて一意的に定まる(つまりkは0,1,…,mn/d-1の範囲では一意的である。)
とくにd=1のとき(つまりm,nが互いに素であるとき)、任意のr,sについて(1)が成立し、kは0,1,…,mn-1の範囲にただ1つある。

この定理は、具体例と同様に計算すれば確かめられます。
(1)⇒(2):r,sをm,nの最大公約数dで割った余りは、kを割った余りに等しいので、ともに等しくなります。よって(2)が成り立ちます。
(2)⇒(1):具体例と同様にkを求める方法を説明します。m,nの最大公約数がdなので、am+bn=dとなる整数a,bを求めます。このとき整数k(の1つ)として
k0=(bn/d)r+(am/d)s
をとります。このk0は(1)に挙げた余りの性質をみたします。(am/d+bn/d=1を利用します):
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(1-am/d)r+(am/d)s
=|r-am{(r-s)/d}
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(bn/d)r+(1-bn/d)s
=|s-bn{(r-s)/d}
これで(1)が成り立ちます。さらに、(1)をみたす2数の差はm,nでともに割り切れるので、m,nの最小公倍数l(=mn/d)の倍数になります。よって(1)をみたすkはすべて、次のように表されます:
k=k0+el=(bn/d)r+(am/d)s+el(eは整数)
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

全体的に分かり易く解説して下さい。また、余裕がある人は何故そんな事をするのかなど余計な事もして下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/2 15:33削除
定理2.1(指定された余りを持つ整数の存在)
正整数m,nの最大公約数をdとする。このときr=0,1,…,m-1とs=0,1,…,n-1について、次の(1),(2)は同値である。
(1)mで割った余りはrであり、nで割った余りはsであるような整数kが存在する。
(2)r-sはdで割り切れる。
また(1),(2)のいずれかが成り立つとき、(1)の整数kはm,nの最小公倍数の倍数の和を除いて一意的に定まる(つまりkは0,1,…,mn/d-1の範囲では一意的である。)
とくにd=1のとき(つまりm,nが互いに素であるとき)、任意のr,sについて(1)が成立し、kは0,1,…,mn-1の範囲にただ1つある。

この定理は、具体例と同様に計算すれば確かめられます。
(1)⇒(2):r,sをm,nの最大公約数dで割った余りは、kを割った余りに等しいので、ともに等しくなります。よって(2)が成り立ちます。
(2)⇒(1):具体例と同様にkを求める方法を説明します。m,nの最大公約数がdなので、am+bn=dとなる整数a,bを求めます。このとき整数k(の1つ)として
k0=(bn/d)r+(am/d)s
をとります。このk0は(1)に挙げた余りの性質をみたします。(am/d+bn/d=1を利用します):
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(1-am/d)r+(am/d)s
=|r-am{(r-s)/d}
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(bn/d)r+(1-bn/d)s
=|s-bn{(r-s)/d}
これで(1)が成り立ちます。さらに、(1)をみたす2数の差はm,nでともに割り切れるので、m,nの最小公倍数l(=mn/d)の倍数になります。よって(1)をみたすkはすべて、次のように表されます:
k=k0+el=(bn/d)r+(am/d)s+el(eは整数)
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

2回ぐらいに分けて解説しますね。

>(2)⇒(1):具体例と同様にkを求める方法を説明します。

具体例の時もそうでしたが、kを求める方法ではないですよね。

「このとき整数k(の1つ)として
k0=(bn/d)r+(am/d)s
をとります。」

k0をいきなりこの形にして、これがkの条件を満たしている事を示しているだけですね。
因みに、具体例の時は、

「この条件(*)のもと、問題の整数nとして
5r-4s
が選べます。実際
2(-2)+5・1=-4+5=1
より、この整数は次のように問題の条件をみたします:」

念のため、因縁を付けている訳ではありません。

また、

>(1)の整数kはm,nの最小公倍数の倍数の和を除いて一意的に定まる(つまりkは0,1,…,mn/d-1の範囲では一意的である。)

これは、「(1)の整数kはm,nの最小公倍数の倍数の場合を除いて一意的に定まる」ではないでしょうか。

さらに、

>m,nの最大公約数がdなので、am+bn=dとなる整数a,bを求めます。

この表現はおかしいのではないでしょうか。
「m,nの最大公約数がdなので、am+bn=dとなる整数a,bが存在します」で、このa,bを使ってk0を表します、ぐらいが妥当ではないでしょうか。上の書き方だとa,bを求めるのかと思ってしまう人が続出すると思います。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/2 20:57削除
定理2.1(指定された余りを持つ整数の存在)
正整数m,nの最大公約数をdとする。このときr=0,1,…,m-1とs=0,1,…,n-1について、次の(1),(2)は同値である。
(1)mで割った余りはrであり、nで割った余りはsであるような整数kが存在する。
(2)r-sはdで割り切れる。
また(1),(2)のいずれかが成り立つとき、(1)の整数kはm,nの最小公倍数の倍数の和を除いて一意的に定まる(つまりkは0,1,…,mn/d-1の範囲では一意的である。)
とくにd=1のとき(つまりm,nが互いに素であるとき)、任意のr,sについて(1)が成立し、kは0,1,…,mn-1の範囲にただ1つある。

この定理は、具体例と同様に計算すれば確かめられます。
(1)⇒(2):r,sをm,nの最大公約数dで割った余りは、kを割った余りに等しいので、ともに等しくなります。よって(2)が成り立ちます。
(2)⇒(1):具体例と同様にkを求める方法を説明します。m,nの最大公約数がdなので、am+bn=dとなる整数a,bを求めます。このとき整数k(の1つ)として
k0=(bn/d)r+(am/d)s
をとります。このk0は(1)に挙げた余りの性質をみたします。(am/d+bn/d=1を利用します):
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(1-am/d)r+(am/d)s
=|r-am{(r-s)/d}
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(bn/d)r+(1-bn/d)s
=|s-bn{(r-s)/d}
これで(1)が成り立ちます。さらに、(1)をみたす2数の差はm,nでともに割り切れるので、m,nの最小公倍数l(=mn/d)の倍数になります。よって(1)をみたすkはすべて、次のように表されます:
k=k0+el=(bn/d)r+(am/d)s+el(eは整数)
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

解説
>次の(1),(2)は同値である。
(1)mで割った余りはrであり、nで割った余りはsであるような整数kが存在する。
(2)r-sはdで割り切れる。

この証明の(1)⇒(2)は、もっと下の方に、
「(1)⇒(2):r,sをm,nの最大公約数dで割った余りは、kを割った余りに等しいので、ともに等しくなります。よって(2)が成り立ちます。」とありますが、自分で証明してみましょう。
(1)より、k=mq1+r,k=nq2+sと置ける。∴mq1+r=nq2+s
∴r-s=nq2-mq1———①
ところで、m,nの最大公約数がdより、
n=n'd,m=m'd(n'とm'は互いに素)と置ける。よって、これらを①に代入すると、
r-s=n'dq2-m'dq1=d(n'q2-m'q1)
よって、r-sはdで割り切れる。
よって、(1)⇒(2)が示された。

>(2)⇒(1):具体例と同様にkを求める方法を説明します。m,nの最大公約数がdなので、am+bn=dとなる整数a,bを求めます。このとき整数k(の1つ)として
k0=(bn/d)r+(am/d)s
をとります。このk0は(1)に挙げた余りの性質をみたします。(am/d+bn/d=1を利用します):
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(1-am/d)r+(am/d)s
=|r-am{(r-s)/d}
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(bn/d)r+(1-bn/d)s
=|s-bn{(r-s)/d}
これで(1)が成り立ちます。さらに、(1)をみたす2数の差はm,nでともに割り切れるので、m,nの最小公倍数l(=mn/d)の倍数になります。よって(1)をみたすkはすべて、次のように表されます:
k=k0+el=(bn/d)r+(am/d)s+el(eは整数)

(2)⇒(1)の証明は、m,nの最大公約数がdなので、定理(下に補足)よりam+bn=dとなる整数a,bが存在し、そのa,bを使って、整数kとして、
k0=(bn/d)r+(am/d)s———①
を取ります。
ここで、am+bn=dの両辺をdで割って、
am/d+bn/d=1 ∴bn/d=1-am/d これを①に代入すると、
k0=(1-am/d)r+(am/d)s
=|r-am{(r-s)/d}
ここで、(2)r-sはdで割り切れる。を使うと、k0=|r-amxとなり、k0をmで割った余りはrとなる。———ア
また、am/d+bn/d=1からam/d=1-bn/dとして、①に代入すると、
k0=(bn/d)r+(1-bn/d)s
=|s-bn{(r-s)/d}
ここで、(2)r-sはdで割り切れる。を使うと、k0=|s-bnyとなり、k0をnで割った余りはsとなる。———イ
ア,イより、k0をmで割った余りはrでk0をnで割った余りはsである。
よって、(1)が成り立つk0が存在するので、(2)⇒(1)が示された。

定理1.7
2つの整数a,bの最大公約数をdとすれば、d=ax+byを満足する整数x,yが存在する。すなわち
(a,b)=d⇒∃x,y∈ℤ,ax+by=d
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

続きは次回にしますね。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/2 22:54削除
解説の続き

定理2.1(指定された余りを持つ整数の存在)
正整数m,nの最大公約数をdとする。このときr=0,1,…,m-1とs=0,1,…,n-1について、次の(1),(2)は同値である。
(1)mで割った余りはrであり、nで割った余りはsであるような整数kが存在する。
(2)r-sはdで割り切れる。
また(1),(2)のいずれかが成り立つとき、(1)の整数kはm,nの最小公倍数の倍数の和を除いて一意的に定まる(つまりkは0,1,…,mn/d-1の範囲では一意的である。)
とくにd=1のとき(つまりm,nが互いに素であるとき)、任意のr,sについて(1)が成立し、kは0,1,…,mn-1の範囲にただ1つある。

この定理は、具体例と同様に計算すれば確かめられます。
(1)⇒(2):r,sをm,nの最大公約数dで割った余りは、kを割った余りに等しいので、ともに等しくなります。よって(2)が成り立ちます。
(2)⇒(1):具体例と同様にkを求める方法を説明します。m,nの最大公約数がdなので、am+bn=dとなる整数a,bを求めます。このとき整数k(の1つ)として
k0=(bn/d)r+(am/d)s
をとります。このk0は(1)に挙げた余りの性質をみたします。(am/d+bn/d=1を利用します):
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(1-am/d)r+(am/d)s
=|r-am{(r-s)/d}
k0=(bn/d)r+(am/d)s
=(bn/d)r+(1-bn/d)s
=|s-bn{(r-s)/d}
これで(1)が成り立ちます。さらに、(1)をみたす2数の差はm,nでともに割り切れるので、m,nの最小公倍数l(=mn/d)の倍数になります。よって(1)をみたすkはすべて、次のように表されます:
k=k0+el=(bn/d)r+(am/d)s+el(eは整数)
「本質を学ぶ ガロワ理論 最短コース」梶原健著より

解説
>さらに、(1)をみたす2数の差はm,nでともに割り切れるので、m,nの最小公倍数l(=mn/d)の倍数になります。よって(1)をみたすkはすべて、次のように表されます:
k=k0+el=(bn/d)r+(am/d)s+el(eは整数)

(1)mで割った余りはrであり、nで割った余りはsであるような整数kが存在する。
より、k1=mq1+r=nq2+s———①
k2=mq3+r=nq4+s———②
と置けるので、①-②より、
k1-k2=m(q1-q3)=n(q2-q4)
よって、(1)を満たす2数の差はm,nで共に割り切れる。以後は簡単なので省略。
また、自己流を紹介しましょう。
dがm,nの最小公倍数より、定理により、
am+bn=dとなる整数a,bが存在する。
この両辺をdで割ると、am/d+bn/d=1
この両辺にkをかけると、
k=(am/d)k+(bn/d)k———①
また、(1)より、k=mq1+r
k=nq2+sと置ける。
これらを①に代入すると、
k=(am/d)(nq2+s)+(bn/d)(mq1+r)
=(am/d)s+(bn/d)r+(am/d)(nq2)+(bn/d)(mq1)
=(am/d)s+(bn/d)r+(mn/d)(aq2+bq1)
∴k=(am/d)s+(bn/d)r+(mn/d)(aq2+bq1)———☆
ところで、最大公約数と最小公倍数の積はもとの2数の積と等しいので、mn=dl(lを最小公倍数とする)∴l=mn/d また、aq2+bq1=eと置いて、これらを☆に代入すると、
k=(am/d)s+(bn/d)r+le
∴k=(bn/d)r+(am/d)s+el
よって、上の「k=k0+el=(bn/d)r+(am/d)s+el(eは整数)」が導かれた。

>(1)の整数kはm,nの最小公倍数の倍数の和を除いて一意的に定まる(つまりkは0,1,…,mn/d-1の範囲では一意的である。)

前々回指摘したように、
(1)の整数kはm,nの最小公倍数の倍数の場合を除いて一意的に定まる(つまりkは0,1,…,mn/d-1の範囲では一意的である。)
と解釈する。
dはm,nの最大公約数より、m=m'd,n=n'd(m'とn'は互いに素)と置け、m,nの最小公倍数をlとすると、l=m'n'dである。
よって、kをm,nの最小公倍数の倍数とすると、定数a,bでk=am'n'd=bm'n'dと2通りで表せる。
また、(1)より、k=mq1+r,k=nq2+sと置ける。これらにm=m'd,n=n'dを代入すると、k=m'dq1+r,k=n'dq2+s
これらにk=am'n'd=bm'n'dを別々に代入すると、
am'n'd=m'dq1+r———①
bm'n'd=n'dq2+s———②
①-②より、
am'n'd-bm'n'd=m'dq1-n'dq2+r-s
∴r-s=am'n'd-bm'n'd-m'dq1+n'dq2
=d(am'n'-bm'n'-m'q1+n'q2)
∴r-s=d(am'n'-bm'n'-m'q1+n'q2)
よって、r-sがdで割り切れるので、(2)を満足している。つまり、kを2通りにとっても成り立つので、一意的には定まらないという事である。

>つまりkは0,1,…,mn/d-1の範囲では一意的である。

つまり、最小公倍数より小さい範囲では一意的という事である。

おまけ:
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返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/1/31 20:32 (No.1059308)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202006130002/

2通り作ってみました。念のため、もう一方も中学数学です。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2024/2/2 07:33削除
解法1 模範解答
BDを結ぶと、円周角より∠ADB=∠ACB
また、二等辺三角形より∠ABC=∠ACB
∴∠ADB=∠ABC また、∠Aは共通より2角が等しいので、△ABE∽△ADB
よって、AB:1=3:ABが成り立つ。
∴AB^2=3 ∴AB=√3cm
∴AC=√3cm

解法2
EC=x,EB=yと置くと、方べきの定理より、xy=2・3=6———①
また、AからBCに下ろした垂線の足をHとすると、△ABCは二等辺三角形より点HはBCの中点。∴EH=(x+y)/2
また、CH=(x+y)/2-x=(-x+y)/2
ここで、△ACHと△AEHで三平方の定理を使うと、AC^2-{(-x+y)/2}^2=3^2-{(x+y)/2}^2が成り立つ。
∴AC^2=9-{(x+y)/2}^2+{(-x+y)/2}^2
=9-(x^2+2xy+y^2)/4+(x^2-2xy+y^2)/4
=9-xy
∴AC=√(9-xy)———②
これに①を代入すると、
AC=√(9-6)=√3cm

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