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数学好きの人は、誰でも投稿して下さい。
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/19 13:49 (No.980014)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202004050001/

別解を作って下さい。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202004020000/

証明のいらない算数の解法(答えだけあっていれば良い)と何でもありでも解いてみて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/20 07:55削除
問題1の別解
正方形の左上の頂点から反時計回りにA~Dと振り、ADの3等分点を左からE,F、BCの3等分点を左からG,Hとし、AHとEB,FGとの交点をそれぞれI,J、ECとFG,DHとの交点をそれぞれK,Lとする。
ここで、EGを結び、AHとの交点をMとすると、△MAEと△MHGは合同でEM=GM
つまり、点MはEGの真ん中の点。また、△IABと△IMEは相似で相似比は2:1になるので、面積比は2×2:1×1=4:1
よって、△EIMは△IABの面積の1/4 
また、点MはAHの真ん中の点でIJの真ん中の点でもある。よって、△EIMは△EIJの1/2の面積でひし形EIJKの1/4の面積。
よって、△IABの面積とひし形EIJKの面積は等しい。ところで、ひし形KJHLとひし形EIJKは合同より、△IABとひし形EIJKの面積は等しい。
よって、等積移動をすると、色部分の面積は、平行四辺形FGHDと等しい。
よって、答えは、2×6=12cm^2

おまけ:
https://gonkaku.jp/articles/6964
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/20 13:58削除
問題2
次の計算をしてください。
1+2+4+8+…+256+512

算数の別解
1+2=3
1+2+4=7
1+2+4+8=15
1+2+4+8+16=31
1+2+4+8+16+32
ここぐらいまでやれば面倒臭くなってきて前のに新しい1つを足すだけでいいんじゃないかと気付くだろう。つまり、
1+2+4+8+16+32
=31+32=63
1+2+4+8+16+32+64
=63+64=127
このままでもあと3つ(128,256,512)なので、求められるが、欲を言えば答えが、3,3,7,15,31,63,127,・・・
となっている事の変な感じに気付いて欲しい。つまり、1を足すと、4,8,16,32,64,128,…となっている。よって、倍々ゲームという事である。(元の数列も倍々ゲームとなっている。)
そこで、1+2+4+8+…までを再度見ると、
1+2に1を足すと4になって、
1+2+4に1を足すと8になる。
つまり、1+2+4+8+…+256+512に1を足すと、512の次の数になる。
よって、
1+2+4+8+…+256+512+1=1024である。よって、答えは、1023

結局、初めの諦めない心が大事なのである。(あと3つは簡単に計算出来る。)

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/20 23:06削除
問題2
次の計算をしてください。
1+2+4+8+…+256+512

何でもありの解法1
与式=1+2+^2+2^3+…+2^8+2^9
2進法で表すと、
1+10+100+1000+…+100000000+1000000000
=1111111111
これに1を加えると、
=100000000000(0が10個)
これを10進法に戻すと、
2^10
よって、与式=2^10-1=1024-1
=1023
よって、答えは、1023

おまけ:https://with.kodansha.co.jp/article/interview-misatougaki-3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/20 23:34削除
問題2
次の計算をしてください。
1+2+4+8+…+256+512

何でもありの解法2
因数分解の公式
x^n-1
=(x-1)(x^(n-1)+x^(n-2)+…+x+1)
よって、
x^(n-1)+x^(n-2)+…+x+1
=(x^n-1)/(x-1)
よって、
1+x+x^2+x^3+…+x^(n-2)+x^(n-1)=(x^n-1)/(x-1)———☆
ところで、与式=1+2+2^2+2^2+…+2^8+2^9より、☆式にx=2,n=10を代入すると、
1+2+2^2+2^2+…+2^8+2^9
=(2^10-1)/(2-1)=2^10-1
=1024-1
=1023
よって、答えは、1023

因みに、等比数列の和の公式と同じですが、求め方が違います。

おまけ:
返信
返信4
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/18 14:16 (No.978752)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202004070000/

一応、何でもありでも解いて下さい。3通り作ってみました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/18 16:52削除
うち、1つは算数の別解に昇華させました。算数の別解を作れる人はほとんどいないと思います。因みに、模範解答方法は定石の1つです。

おまけ:https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%99%BE%E6%81%B5%E3%81%95%E3%82%93-%E4%BF%B3%E5%84%AA%E6%AC%A1%E7%94%B7%E3%81%AE%E6%B7%B1%E5%88%BB%E3%81%AA-%E8%B1%86%E8%85%90%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB-9%E6%9C%88%E3%81%AB%E3%81%AFsns%E3%81%A7%E5%BC%95%E9%80%80%E3%82%82%E7%A4%BA%E5%94%86/ar-AA1k6OZq?ocid=msedgntp&cvid=6be2ad9fd33a428b8a5275aeff9c7066&ei=40
二世タレントあるあるなのかな? 早く結婚して女房子供のために仕事すれば緊張なんかしないと思うよ。因みに、お袋さんの「蒼い時」を読んでみるといいかも。緊張なんかしている場合じゃないかもしれないね。まぁ、真面目な人なんだろうね。
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/18 22:19削除
何でもありの解法1
△BCEは1:2:√3の直角三角形より、BE=8cm また、△FBEは直角二等辺三角形より、FE=8/√2=4√2cm
ところで、∠FED=180°-60°-45°=75°∴∠EFD=15°∴∠BFA=180°-15°-90°=75°
また、BF=FEより、直角三角形の斜辺と他の1角が等しいので、△BAF≡△FDE
よって、この2つの三角形をBA,FDでくっつけると頂角が30°で等辺が4√2cmの二等辺三角形が出来る。
よって、△BAFをFDの上側に移動させて点Fの行き先をF'として、F'からFEに垂線を下ろしその足をHとすると、△F'FHは1:2:√3の直角三角形になり、F'H=4√2÷2=2√2cm ∴△F'FE=4√2×2√2×(1/2)=8cm^2 また、△FBE=4√2×4√2×(1/2)=16cm^2 よって、色付き部分の面積は、8+16=24cm^2
よって、答えは、24cm^2

何でもありの解法2
△BAF≡△FDEで斜辺が4√2cmの15°,75°,90°の直角三角形までは解法1と同じ。
ここで、15°,75°,90°の三辺比を使うと、FD=(√6+√2)×√2=2(√3+1)cm,DE=(√6-√2)×√2=2(√3-1)cm ∴AF=DE=2(√3-1)cm
∴AD=AF+FD=2(√3-1)+2(√3+1)=4√3cm
∴台形DABE={2(√3-1)+2(√3+1)}×4√3×(1/2)=(4√3)^2・(1/2)=24cm^2
よって、答えは、24cm^2

算数の別解は次回。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/19 07:53削除
算数の別解
∠EFD=●,∠FED=×と置くと、△FDEの内角の和より、●+×=90°
また、∠BFA+∠BFE+∠EFD=180°より、∠BFA+∠EFD=90°
よって、∠BFA+●=90°で∠BFA=×である。つまり、△BAFと△FDEは2角が等しいので相似でBF=FEなので合同である。(念のため、具体的な角度を求めて示しても良い。)
よって、AB=DF,AF=DE また、∠ABE+∠DEB=360°-90°×2=180°より、∠ABEと∠DEBは補角をなしている。
ここで、四角形ABEDを180°回転させて、EBがBEにくっつくようにコピーして、点A,Dの行き先をそれぞれA',D'とすると、四角形AD'A'Dは正方形になる。(AD'=AB+ED=AB+AF,AD=AF+FD=AF+ABより、AD'=ADより、隣り合う二辺が等しい長方形になるから。)
よって、正方形AD'A'Dの面積の1/2を求めれば良い。
今、CからBEに垂線を下ろしその足をHとすると、△BCEと△CHEはそれぞれ30°,60°,90°の直角三角定規型であるので、BE=4×2=8cm,EH=4÷2=2cm
よって、BH=8-2=6cm
また、△BHCも30°,60°,90°の直角三角定規型なので、△BCEと△BHCは相似である。よって、BC:BH=BE:BCが成り立つ。よって、BC:6=8:BC 
よって、BC×BC=6×8=48 
よって、AD×AD=48
よって、正方形AD'A'D=48cm^2
よって、答えは、この1/2で、24cm^2

因みに、四角形ABEDを向かい合わせに2倍にすると正方形になる事は、算数的には、(逆から考えて)適当な正方形に適当な正方形を内接させその小さい方の正方形の対角線で切れば大きい方の正方形も二等分される事を言えば、ちまちま証明しなくても良い。(図形的には対称性から自明である。)

おまけ:
https://instagrammernews.com/detail/3236566012325980208
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/16 22:38 (No.977036)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201912270000/

別解を作って下さい。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202004070002/

算数の別解を2通りと何でもありの解法を作って下さい。
ただし、何でもありの解法は合同などを使わないで完全な方程式だけで解いてみて下さい。結構、難しいと思いますよ。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/17 07:53削除
問題1の別解
ADの延長とBCの延長との交点をEとすると、四角形ABCDは等脚台形より△EDCは二等辺三角形になる。
また、△EDCと△EABは相似で相似比は1:2より、ED=EC=1cm
よって、△EDCも△EABも正三角形である。また、三辺相等で△AECと△ABCは合同より、∠EAC=∠BAC
よって、∠ア=60°÷2=30°

「よりシンプルな解法があればコメントをお待ちしております」とありますが、どうでしょう。しかし、模範解答の方は補助線1本ですしね。

問題2の別解1
∠B+∠D=360°-90°×2=180°より、∠Bと∠Dは補角をなしている。
そこで、ACを結び、△ACDをADがABにくっつくまで90°回転移動させ、点Cの行き先をC'とすると、C'BCは一直線になり、∠C'AC=90°,AC=AC'となる。
よって、△AC'Cは直角二等辺三角形である。よって、C'C=6×2=12cm
よって、△AC'C=12×6÷2=36cm^2 よって、元の四角形ABCDも36cm^2である。

おまけ:
https://twitter.com/Nana74851240735
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/17 16:25削除
問題2の別解2
∠B+∠D=360°-90°×2=180°より、四角形ABCDを点Aを中心にABがADにくっつくまで回転移動コピーし、点C,Dの行き先をそれぞれC',D'とすると、3点B,A,D'と3点C,D,C'はそれぞれ一直線上にあり、D'C'⊥DC',BC⊥CDより、D'C'//BC
つまり、D'BCC'は四角形になり台形である。
また、AからBCに下ろした垂線の足をHとして、Hの行き先をH'とすると、HH'は台形D'BCC'の真ん中での平行線となる。
よって、台形の中点連結定理より、
HH'=(D'C'+BC)/2が成り立つので、HH=6cmを考えると、12=D'C'+8
つまり、D'C'=4cmである。よって、DC=D'C'=4cmより、C'C=8+4=12cm
よって、台形D'BCC'=(4+8)×12÷2=72cm^2 よって、四角形ABCD=72÷2=36cm^2 よって、答えは、36cm^2

台形の中点連結定理は受験算数では使っても良いと思います。もうちょっと複雑な台形の平行線の長さを中点ではなく比にした公式を使っているようですから。

何でもありの解法のヒント:DC=x,BH=yと置いて方程式を作って下さい。因みに、DC=x,AB=yと置いても出来ますが、計算がこっちの方が楽です。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/18 07:49削除
問題2の何でもありの解法
AからBCに下ろした垂線の足をHとし、DC=x,BH=yと置くと、三平方の定理より、
AB=√(y^2+6^2) また、△ABDは直角二等辺三角形より、
BD=√2・√(y^2+6^2)
また、△DBCで三平方の定理を使うと、
BD=√(x^2+8^2)
よって、√(x^2+8^2)=√2・√(y^2+6^2)が成り立つ。∴x^2+64=2y^2+72
∴x^2-2y^2=8———①
また、面積より、
四角形ABCD=△ABD+△DBC=台形AHCD+△ABH
∴(y^2+36)/2+4x=(x+6)(8-y)/2+3y
∴y^2+36+8x=(x+6)(8-y)+6y
∴y^2+36+8x=8x-xy+48-6y+6y
∴y^2+xy=12 ∴xy=12-y^2
∴x=12/y-y———②
②を①に代入すると、
(12/y-y)^2-2y^2=8
∴144/y^2+y^2-24-2y^2=8
∴y^2+32-144/y^2=0
∴y^4+32y^2-144=0
∴y^2=-16±√(16^2+144)
=-16±√400=-16±20
=-36,4
∴y^2=4 ∴y=2 
これを②に代入すると、x=4
これらを四角形ABCD=(y^2+36)/2+4xに代入すると、
四角形ABCD=20+16=36cm^2
よって、答えは、36cm^2

因みに、①からx=√(2y^2+8)として②の前身y^2+xy=12に代入しても求まります。

おまけ:
「9 知恵ある人が愚かな人と争うと、愚かな者はただ怒り、あるいは笑って、休むことがない。
11 愚かな者は怒りをことごとく表わし、知恵ある者は静かにこれをおさえる。
15 むちと戒めとは知恵を与える、わがままにさせた子はその母に恥をもたらす。
17 あなたの子を懲らしめよ、そうすれば彼はあなたを安らかにし、またあなたの心に喜びを与える。」
「箴言」第29章9節,11節,15節,17節(口語訳)
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/17 11:59 (No.977517)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題8
位数2n(n>1)の群には、a^2=eとなる元が単位元以外に少なくとも1つは存在することを示せ。

証明
a,b∈Gについて、
a~b⇔a=bまたはb=a^-1
によってGにおける関係を定義する。~は同値関係である。
反射律a~a:これはa=aより成り立つ。
対称律a~b⇒b~a:仮定a~bよりa=bまたはb=a^-1 したがって、b=aまたはa=b^-1 ゆえに、b~aである。
推移律a~b,b~c⇒a~c:
(a=bまたはb=a^-1),(b=cまたはc=b^-1)⇒(a=cまたはc=a^-1)
を示せばよい。4つの場合に分けて調べる。
(ⅰ)a=b,b=cのとき、a=c
(ⅱ)a=b,c=b^-1のとき、c=b^-1=a^-1
(ⅲ)b=a^-1,b=cのとき、c=b=a^-1
(ⅳ)b=a^-1,c=b^-1のとき、c=b^-1=a
以上によって推移律が示された。
aの同値類はCa={a,a^-1}であり、特にa=eのときにはCe={e}となっている。|a|=2のとき、a^2=eだから、a=a^-1 ゆえに、このときCa={a}
|a|=1のとき、a=eだから、Ca={e}
したがって、
|a|≦2⇔|Ca|=1,|a|≧3⇔|Ca|=2
Xをこの同値関係の完全代表系とすると
G=⋃(a∈G)Ca=⋃(a∈X)Ca
と表される。ここで、Xの中の位数2の元の集合をX1,Xの中の位数3以上の元の集合をX2とする。すなわち、X={e}∪X1∪X2 このとき、
|G|=1+∑(a∈X1)|Ca|+∑(a∈X2)|Ca|=1+|X1|+2|X2|
ゆえに、2n=1+|X1|+2|X2|という式が得られるので、|X1|≠0 ゆえに、X1≠φである。すなわち、位数が2の元が存在する。
「演習 群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

初学者にも分かるように解説して下さい。何故そんな事をするのかなども。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/17 14:05削除
解説
>a,b∈Gについて、
a~b⇔a=bまたはb=a^-1
によってGにおける関係を定義する。

問3.8より、aとa^-1の位数は同じである。つまり、位数が同じ同値類でGを類別するためにこの同値関係を定義するのである。

問3.8
群Gの元をaとするとき、|a^-1|=|a|であることを示せ。
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

念のため、類別が分からない人のために。例えば、3で割り切れる数の集合と3で割って1余る数の集合と3で割って2余る集合は互いに重なりを持たずに全体集合のℤを分類する。こういうのを同値類による類別という。

>反射律a~a:これはa=aより成り立つ。
対称律a~b⇒b~a:仮定a~bよりa=bまたはb=a^-1 したがって、b=aまたはa=b^-1 ゆえに、b~aである。
推移律a~b,b~c⇒a~c:
(a=bまたはb=a^-1),(b=cまたはc=b^-1)⇒(a=cまたはc=a^-1)
を示せばよい。4つの場合に分けて調べる。
(ⅰ)a=b,b=cのとき、a=c
(ⅱ)a=b,c=b^-1のとき、c=b^-1=a^-1
(ⅲ)b=a^-1,b=cのとき、c=b=a^-1
(ⅳ)b=a^-1,c=b^-1のとき、c=b^-1=a
以上によって推移律が示された。

この部分は、定義したa~b⇔a=bまたはb=a^-1が、同値関係である事の証明で、読めば解読出来るので省略。

>aの同値類はCa={a,a^-1}であり、特にa=eのときにはCe={e}となっている。|a|=2のとき、a^2=eだから、a=a^-1 ゆえに、このときCa={a}

上の同値関係を定義する事によって、同値類Ca={a,a^-1}が定義され、位数が同じものの同値類である。位数が1の場合は、Ca={a,a^-1}のaをeとすると、Ce={e,e^-1=e}より、Ce={e}
また、位数が2の場合は、位数の定義よりa^2=e この両辺にa^-1をかけると、a=a^-1
よって、Ca={a,a^-1}はCa={a}となる。

>したがって、
|a|≦2⇔|Ca|=1,|a|≧3⇔|Ca|=2

位数が1または2の場合は、Ce={e},Ca={a}だったので、|Ca|=1である。
また、位数が3以上の場合は、普通にCa={a,a^-1}なので、|Ca|=2である。

>Xをこの同値関係の完全代表系とすると
G=⋃(a∈G)Ca=⋃(a∈X)Ca
と表される。

要は、Gが位数の種類で類別されると言っているだけである。因みに、完全代表系とは、3で割り切れる数の集合だったら0,3で割って1余る数の集合だったら1,3で割って2余る数の集合だったら2というような話である。(他の数でも良い。例えば、3で割り切れる数の集合だったら3や6でも良いという事。)

>ここで、Xの中の位数2の元の集合をX1,Xの中の位数3以上の元の集合をX2とする。すなわち、X={e}∪X1∪X2 このとき、
|G|=1+∑(a∈X1)|Ca|+∑(a∈X2)|Ca|=1+|X1|+2|X2|

完全代表系の集合をX={e}∪X1∪X2で類別する(位数の種類の集合Xを位数1の元の集合{e}と位数2の元の集合X1と位数3以上の元の集合X2で類別するという事)。
このとき、Gも{e}∪X1∪X2で類別され、Gの元の個数は、
|G|=1+∑(a∈X1)|Ca|+∑(a∈X2)|Ca|で表される。
ここで、「位数が1または2の場合は、|Ca|=1で、位数が3以上の場合は、|Ca|=2」だったので、
|G|=1+|X1|+2|X2|となる。

>ゆえに、2n=1+|X1|+2|X2|という式が得られるので、|X1|≠0 ゆえに、X1≠φである。すなわち、位数が2の元が存在する。

Gは位数2nの群なので、|G|=2n よって、左辺は偶数で右辺は1+2|X2|が奇数なので、|X1|=0では矛盾が起こる。よって、X1≠φでX1は位数が2の元の集合だったので、位数が2の元が少なくとも1つは存在するという事である。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/16 11:52 (No.976450)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題6
自然数r,sの最大公約数をdとする。群Gの元aに対して、次が成り立つことを示せ。ただし、eはGの単位元とする。
a^r=e,a^s=e⇒a^d=e

証明
(r,s)=dとすると、定理1.7よりmr+ns=d(m,n∈ℤ)と表される。
したがって、
a^d=a^(mr+ns)=a^mr・a^ns=(a^r)^m(a^s)^n=(e)^m(e)^n=e・e=e

定理1.7
2つの整数a,bの最大公約数をdとすれば、d=ax+byを満足する整数x,yが存在する。すなわち、
(a,b)=d⇒∃x,y∈ℤ,ax+by=d
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

別解を作ってみました。念のため、オリジナルです。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/16 13:48削除
演習問題6
自然数r,sの最大公約数をdとする。群Gの元aに対して、次が成り立つことを示せ。ただし、eはGの単位元とする。
a^r=e,a^s=e⇒a^d=e

別解
dはrとsの最大公約数より、
r=dr',s=ds'(r'とs'は互いに素)と置ける。
ここで、aの位数をnとすると、a^r=e,a^s=eより、定理3.2(1)により、
r≡0(modn),s≡0(modn)
よって、r,sは共にnの倍数である。
また、r=dr',s=ds'より、
nはdの約数である事が分かる。
(∵左辺に因数nがあるので右辺にも因数nがあり、r'とs'は互いに素だから。)
つまり、dはnの倍数である。
よって、d=nd'と置くと、
a^d=a^nd’=(a^n)^d'=e^d'=e
∴a^d=e
よって、示された。

定理3.2
群Gの単位元をeとし、Gの元aの位数をnとする。このとき、非負整数k,lについて次が成り立つ。
(1)a^k=e⇔k≡0(modn)
(2)a^k=a^l⇔k≡l(modn)
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

おまけ:
https://news.yahoo.co.jp/articles/ae897f5ad2a45c184b75e3ff04f2ec8d09fab99b
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/14 22:18 (No.975194)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202001070000/

何も見ないで積分で解いて下さい。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202001050000/

一応、別解を作って下さい。

問題3
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/202001040000/

一応、何でもありでも解いて下さい。念のため、算数では秒殺でした。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/15 07:54削除
問題1の積分の解法
扇形の中心をxy座標の中心に置き、下の半径をx軸に取ると、円の方程式はx^2+y^2=6^2より、上半円の方程式は、
y=√(36-x^2)
また、1:2:√3の直角三角形を利用すると、斜線部の面積Sは、
S=∫(3~3√3)√(36-x^2)dx―――☆
で求まる。
ここで、x=6sinθと置いて、両辺をθで微分すると、dx/dθ=6cosθ 
∴dx=6cosθdθ―――①
また、x=3~3√3の所は、6sinθ=3~3√3より、6sinθ=3とすると、sinθ=1/2 ∴θ=π/6
また、6sinθ=3√3とすると、sinθ=√3/2 ∴θ=π/3
∴∫(π/6~π/3)―――②
また、x=6sinθ―――③
として、①,②,③を☆に代入すると、
S=∫(π/6~π/3)√(36-36sin^2θ)・6cosθdθ
=36∫(π/6~π/3)√(1-sin^2θ)cosθdθ
=36∫(π/6~π/3)cos^2θdθ
∴S=36∫(π/6~π/3)cos^2θdθ―――★
また、2倍角の公式より、
cos^2θ=(1+cos2θ)/2
これを★に代入すると、
S=36∫(π/6~π/3){(1+cos2θ)/2}dθ
=18∫(π/6~π/3)(1+cos2θ)dθ
=18[θ+sin2θ/2](π/6~π/3)
=18(π/3+sin(2π/3)/2-π/6-sin(π/3)/2)
=18・(π/6)=3π
よって、答えは、3πcm^2

因みに、30年ぐらい前の記憶だが、x=6cosθと置いても出来るが符号が逆になって面倒臭い(勘違いし易い)と思った。
(今回、検証していない。もう興味ないからね。家庭教師でもやるんだったらもう一度やるけど。)

問題2,3は次回。

おまけ:
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a0397d20c3570f84634d520b2f62e2ead77bb76
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/16 07:56削除
問題2の別解
24と15の最大公約数は3より公約数は1と3 よって、CGは1cmか3cm
また、40と15の最大公約数は5より公約数は1と5
よって、CDは1cmか5cm
ここで、長方形CGHDの面積が15cm^2より、CG=3cm,CD=5cm
よって、BC=8cmと分かる。(40÷5でも24÷3でもどちらでも良い。)
よって、直方体の体積は、
V=3×5×8=120cm^3

問題3の何でもありの解法
細かい解説は省略で、斜線部の四角形は対称性から正方形で、その1辺の長さは、
6sin75°-6cos75°
=6(sin75°-cos75°)———①
また、加法定理より、
sin75°=sin(30°+45°)
=sin30°cos45°+cos30°sin45°
=(1/2)(1/√2)+(√3/2)(1/√2)
=(1+√3)/2√2
=(√2+√6)/4———②
cos75°=cos(30°+45°)
=cos30°cos45°-sin30°sin45°
=(√3/2)(1/√2)-(1/2)(1/√2)
=(√3-1)/2√2
=(√6-√2)/4———③
②,③を①に代入すると、
正方形の1辺の長さ
=6{(√2+√6)/4-(√6-√2)/4}
=3√2cm
よって、答えは、(3√2)^2=18cm^2

何でもありの解法2は15°,75°,90°の直角三角形の三辺比を使うものだが、あまり面白くないので省略。ただし、実戦的には遥かに強力な武器。

おまけ:
https://www.msn.com/ja-jp/news/entertainment/%E5%A4%A7%E6%A9%8B%E7%B4%94%E5%AD%90%E3%81%95%E3%82%93%E9%80%9A%E5%A4%9C-%E5%8F%82%E5%88%97%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E6%98%8E%E5%AD%90%E3%81%AF%E6%B6%99-%E3%81%B3%E3%81%A3%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%81%97%E3%81%9F-%E3%82%AB%E3%83%90%E3%83%BC%E6%9B%B2%E3%81%AF-%E5%A4%A7%E5%88%87%E3%81%AB%E6%AD%8C%E3%81%84%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%81%9F%E3%81%84/ar-AA1jXA6b?ocid=msedgntp&cvid=966e543e610d435ebf1c78776ad636f2&ei=35
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/15 11:37 (No.975566)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題1
n次の交代群Anの位数を求めよ。

解答
n次の交代群AnはSnの偶置換の全体である。Snの奇置換の全体の集合をBnとおけば、Sn=An∪Bn,An∩Bn=φとなっている。AnとBnの個数が一致していれば、上の事実より|An|=|Sn|/2=n!/2であることがわかる。そこで、以下においてAnとBnの個数が一致していることを証明する。
Snの置換の1つである互換τ=(12)を固定する。互換τ=(12)は奇置換であるからτ∉An ここで、次のような写像を考える。
f:Sn→Sn(σ→στ=f(σ))
この写像fが全単射であることを示そう。
単射であること:Snの元σ1,σ2について、f(σ1)=f(σ2)と仮定する。このとき、
f(σ1)=f(σ2)⇒σ1τ=σ2τ⇒(σ1τ)τ^-1=(σ2τ)τ^-1⇒σ1=σ2
全射であること:Snの任意の元をρとする。このとき、ρτ∈Snである。すると、
f(ρτ)=(ρτ)τ=ρτ^2=ρ
よって、ρτがρの原像である。
上の写像fの対応において、偶置換σに互換τをかけて得られる置換στは奇置換であるから、f(An)⊂Bn また、全射のときの証明において、Snの任意の奇置換をρ∈Bnとすると、原像ρτは偶置換となり、ρτ∈Anゆえに、ρ=f(ρτ)∈f(An) ゆえに、ρ=f(ρτ)∈f(An)
以上より、f(An)=Bnが得られる。したがって、fはAnからBnへの全単射となるので|An|=|Bn|である。
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

適当に分かり易く解説して下さい。

演習問題2
可換群Gにおいて、位数が有限である元の全体はGの部分群であることを示せ。

証明
可換群Gにおいて、位数が有限である元の集合をHとおく。すなわち、
H={a∈G||a|<∞}
(ⅰ)a,b∈Hとする。|a|=m,|b|=nとおくと、定理2.7より
(ab)^mn=a^mnb^mn=(a^m)^n(b^n)^m=e・e=e
ゆえに、(ab)^mn=eであるから、|ab|≦mn<∞ よって、ab∈H
(ⅱ)a∈Hとする。|a|=m<∞とすると、(a^-1)^m=(a^m)^-1=e^-1=e ゆえに、|a^-1|≦m<∞ よって、a^-1∈Hである。
(ⅰ),(ⅱ)が示されたので、部分群の判定定理2.1よりHはGの部分群である。

定理2.7
Gが可換群のとき、Gの任意の元a,bについて次のことが成立する。
(a・b)^n=a^n・b^n

定理2.1(部分群の判定定理)
群Gの空でない部分集合をHとする。HがGの部分群であるための必要十分条件は、Hが次の条件(1)と(2)を満足していることである。
(1)∀a,b∈H⇒a◦b∈H
(2)∀a∈H⇒a^-1∈H
さらに(1),(2)は、次の(3)と同値である。
(3)∀a,b∈H⇒a◦b^-1∈H
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

証明は読めば分かるので、

>ゆえに、(ab)^mn=eであるから、|ab|≦mn<∞

|ab|=mnの場合とmn→∞の場合を解説して下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/15 13:27削除
解説
演習問題1
n次の交代群Anの位数を求めよ。

解答
n次の交代群AnはSnの偶置換の全体である。Snの奇置換の全体の集合をBnとおけば、Sn=An∪Bn,An∩Bn=φとなっている。AnとBnの個数が一致していれば、上の事実より|An|=|Sn|/2=n!/2であることがわかる。そこで、以下においてAnとBnの個数が一致していることを証明する。
Snの置換の1つである互換τ=(12)を固定する。互換τ=(12)は奇置換であるからτ∉An ここで、次のような写像を考える。

ここまでは同じ。

f:An→Bn(σ→στ=f(σ))
σ1,σ2∈Anに対して、f(σ1)=f(σ2)とすると、σ1τ=σ2τ 
∴(σ1τ)τ^-1=(σ2τ)τ^-1 
∴σ1(ττ^-1)=σ2(ττ^-1)
∴σ1=σ2
よって、f(σ1)=f(σ2)⇒σ1=σ2より、
fは単射である。———①
また、どんなστ∈Bnに対してもf(σ)=στより、στに対応するσ∈Anが存在するので、
fは全射である。———②
①,②より、fは全単射である。
よって、|An|=|Bn|

これではダメなのかな?

>ゆえに、(ab)^mn=eであるから、|ab|≦mn<∞

|ab|=mnの場合とmn→∞の場合を解説して下さい。

|ab|=mnの場合は、定理3.7より、mとnは互いに素である。
mn→∞の場合は、(ab)^mn=eとならない。

定理3.7
群Gの2つの元a,bが可換で、位数が、それぞれm,nとする。このとき、mとnが互いに素であれば元abの位数はmnである。

定義3.2
単位元をeとする群Gの元aに対して、a^n=eとなるような最小の正の整数を(それがあるときは)aの位数という。そのような整数がないとき、aの位数は無限という。記号|a|でaの位数を表すことにする。aの位数が無限のとき、|a|=∞と表す。

素朴な疑問だが、無限は数ではないのに「=」で結んで良いのだろうか。
「aの位数が無限のとき、|a|→∞と表す」ではおかしいか? 
ところで、鋭い人は定理3.7は逆も成り立つのかと突っ込んでくると思うが、証明を読まなくても逆も成り立つだろう。
念のため、信じる信じないはあなた次第だが、全ては自己責任である。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/14 11:59 (No.974672)削除
次の文章を完全解説して下さい。

定理3.8
群Gの可換な2つの元a,bの位数がそれぞれm,nとする。mとnの最小公倍数をlとするとき、Gに位数lの元が存在する。

証明
mとnを素因数分解して
m=p1^e1…pr^erpr+1^f1…pr+s^fs(0≦ei,fi)
n=p1^e'1…pr^e'rpr+1^f'1…pr+s^f's(0≦e'i,f'i)
(e1≧e'1,…,er≧e'r,f1≦f'1,…,fs≤f's)
となるように表現することができる。このとき、mとnの最小公倍数lは
l=p1^e1…pr^erpr+1^f'1…pr+s^f's
そこで、
m1=p1^e1…pr^er,m2=pr+1^f1…pr+s^fs
n1=p1^e'1…pr^e'r,n2=pr+1^f'1…pr+s^f's
とおけば、
m=m1・m2,n=n1・n2,l=m1・n2
今、a1=a^m2,b1=b^n1なる元を考えると、a1,b1の位数は定理3.6の系1によって、
|a1|=|a^m2|=m1,|b1|=|b^n1|=n2
(m1,n2)=1であるから、前定理3.7よりa1b1の位数はm1n2=lである。

定理3.6の系1
r,sを自然数とする。群Gの元aの位数をrsとすると、元a^rの位数はsであり、元a^sの位数はrである。すなわち、
|a|=rs⇒|a^r|=s,|a^s|=r

定理3.7
群Gの2つの元a,bが可換で、位数が、それぞれm,nとする。このとき、mとnが互いに素であれば元abの位数はmnである。
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

分かり易く厳密に解説して下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/14 13:27削除
解説
>mとnを素因数分解して
m=p1^e1…pr^erpr+1^f1…pr+s^fs(0≦ei,fi)
n=p1^e'1…pr^e'rpr+1^f'1…pr+s^f's(0≦e'i,f'i)
(e1≧e'1,…,er≧e'r,f1≦f'1,…,fs≦f's)
となるように表現することができる。

0乗で同じ個数にする事が出来、指数の大小で順番を変えてひとまとめに出来るという事。

>今、a1=a^m2,b1=b^n1なる元を考える

m2はmの指数が低いパートで、n1はnの指数が低いパート。なぜ、これを作るかは証明を全部読まないと分からないが、定理3.6の系1を使う事によって、a1=a^m2からm1,b1=b^n1からn2が出て、m1n2が最小公倍数になるからである。(m1はmの指数が大きいパートでn2はnの指数が大きいパートで、l=m1n2)

>a1,b1の位数は定理3.6の系1によって、
|a1|=|a^m2|=m1,|b1|=|b^n1|=n2

定理3.6の系1
r,sを自然数とする。群Gの元aの位数をrsとすると、元a^rの位数はsであり、元a^sの位数はrである。すなわち、
|a|=rs⇒|a^r|=s,|a^s|=r

aの位数はmでm=m1m2より、a^m2の位数はm1になるという事。bの方もbの位数がnでn=n1n2より、b^n1の位数はn2という事。

>(m1,n2)=1であるから、前定理3.7よりa1b1の位数はm1n2=lである。

定理3.7
群Gの2つの元a,bが可換で、位数が、それぞれm,nとする。このとき、mとnが互いに素であれば元abの位数はmnである。

|a1|=m1,|b1|=n2より、a1,b1の位数がそれぞれm1,n2でm1とn2が互いに素より、a1b1の位数はm1n2=lであるという事。
因みに、厳密にはa1とb1が可換である事を言わなければいけないが、それはa1=a^m2,b1=b^n1で、条件よりaとbが可換よりa1とb1も可換だからである。(a^m2とb^n1も可換だから。)

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/14 07:57削除
何でもありの解法
正方形の1辺の長さをa,DF=b,BE=cと置いて、ABの延長とDEの延長との交点をHとすると、EC=a-c,FC=a-b
また、△EHB∽△EDCより、c:a-c=BH:aが成り立つ。∴BH=ac/(a-c)
∴AH=a+ac/(a-c)=a^2/(a-c)
また、△GAH∽△GFDで相似比a^2/(a-c):b=a^2:b(a-c)=a^2:ab-bc
よって、GからAB,DCに垂線を下ろしその足をそれぞれI,Jとすると、
GI={a^2/(a^2+ab-bc)}BC
=a^3/(a^2+ab-bc)
GJ={(ab-bc)/(a^2+ab-bc)}BC
=ab(a-c)/(a^2+ab-bc)
よって、△GAE=△GAH-△EAH
={a^2/(a-c)}×{a^3/(a^2+ab-bc)}×(1/2)-{a^2/(a-c)}×c×(1/2)=30が成り立つ。
∴{a^2/(a-c)}{a^3/(a^2+ab-bc)-c}=60
∴{a^2/(a-c)}{(a^3-a^2c-abc+bc^2)/(a^2+ab-bc)}=60―――①
ここで、後半の分子をaについての方程式にまとめると、
a^3-ca^2-bca+bc^2
これを因数定理でa=cを代入すると、
c^3-c^3-bc^2+bc^2=0で成り立つ。
よって、a-cで割ると、計算省略で、
(a-c)(a^2-bc)となる。
∴a^3-ca^2-bca+bc^2=(a-c)(a^2-bc)―――②
②を①に代入すると、
{a^2/(a-c)}{(a-c)(a^2-bc)/(a^2+ab-bc)}=60
∴a^2(a^2-bc)/(a^2+ab-bc)=60―――ア
また、△GFD=b×ab(a-c)/(a^2+ab-bc)×(1/2)=10が成り立つ。
∴ab^2(a-c)/(a^2+ab-bc)=20―――イ
ア÷イより、a(a^2-bc)/b^2(a-c)=3
∴a(a^2-bc)=3b^2(a-c)
∴a^3-abc=3ab^2-3b^2c
∴a^3-3ab^2=abc-3b^2c
∴c(ab-3b^2)=a^3-3ab^2
∴c=(a^3-3ab^2)/(ab-3b^2)―――☆
また、イより、
ab^2(a-c)=20(a^2+ab-bc)
∴a^2b^2-ab^2c=20a^2+20ab-20bc
∴(ab^2-20b)c=a^2b^2-20a^2-20ab
∴c=(a^2b^2-20a^2-20ab)/(ab^2-20b)―――☆☆
☆,☆☆より、
(a^3-3ab^2)/(ab-3b^2)=(a^2b^2-20a^2-20ab)/(ab^2-20b)
∴(ab-3b^2)(a^2b^2-20a^2-20ab)=(a^3-3ab^2)(ab^2-20b)
これを展開すると、
a^3b^3-20a^3b-20a^2b^2
-3a^2b^4+60a^2b^2+60ab^3
=a^4b^2-20a^3b
-3a^2b^4+60ab^3
これをまとめると、-20a^3bと60ab^3と-3a^2b^4は相殺され、
a^3b^3+40a^2b^2-a^4b^2=0
∴a^2b^2(ab+40-a^2)=0
∴ab+40-a^2=0 ∴a^2-ab=40
ところで、グレー部分の面積は、
(a-b)×a×(1/2)=(a^2-ab)/2=40/2=20cm^2となる。
よって、答えは、20cm^2

次回は、因数定理を使わない方法でやりますね。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/14 11:20削除
何でもありの解法2
正方形の1辺の長さをa,DF=b,BE=cと置いて、BCの延長とAFの延長との交点をKとすると、EC=a-c,FC=a-b
また、△FDA∽△FCKより、b:a-b=a:CKが成り立つ。∴CK=a(a-b)/b
∴EK=(a-c)+a(a-b)/b
=(a^2-bc)/b
また、△GDA∽△GEKより、
AG:GK=a:(a^2-bc)/b
=ab:a^2-bc
また、△AEK={(a^2-bc)/b}×a×(1/2)=a(a^2-bc)/2b
よって、△EAK=a(a^2-bc)/2bで、
AG:GK=ab:a^2-bcより、
△EAG={ab/(a^2+ab-bc)}×{a(a^2-bc)/2b}=30が成り立つ。
∴a^2(a^2-bc)/(a^2+ab-bc)
=60―――ア
また、DG:GE=AG:GK
=ab:a^2-bc
△GDF=(DG/DE)△EDF
={ab/(a^2+ab-bc)}×{b×(a-c)×(1/2)}=ab^2(a-c)/2(a^2+ab-bc)=10が成り立つ。
∴ab^2(a-c)/(a^2+ab-bc)=20―――イ
以後同じ。
因みに、DF=bでなく、FC=bと置いても出来ますが、計算が面倒臭くなります。グレー部分は単純化されますが。これは止めておきますね。

おまけ:
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/13 11:37 (No.973730)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問3.10
n次の対称群Snはn-1個の互換(1,2),(1,3),…,(1,n)によって生成されることを示せ。すなわち、<(1,2),(1,3),…,(1,n)>

解答
n次の対称群Snの任意の元は互換の積として表される。また、任意の互換(a,b)に対して、
(a,b)=(1,a)(1,b)(1,a)
なる関係が成り立つ。ただし、置換の積は右側から順番に行うものとする。したがって、n次の対称群Snの任意の元は、n-1個の互換(1,2),(1,3),…,(1,n)によって生成される。すなわち、Sn=<(1,2),(1,3),…,(1,n)>
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

具体的には、

>n次の対称群Snの任意の元は互換の積として表される。

>また、任意の互換(a,b)に対して、
(a,b)=(1,a)(1,b)(1,a)
なる関係が成り立つ。

>したがって、n次の対称群Snの任意の元は、n-1個の互換(1,2),(1,3),…,(1,n)によって生成される。

この3ヶ所ぐらいですね。ただし、初学者にも分かるように解説して下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/13 23:38削除
解説
>n次の対称群Snの任意の元は互換の積として表される。

例えば、S3の元ρ2=(312)はρ0=(123)の1と2を入れ換えた後に2と3を入れ換えたものなので、(312)=(2,3)(1,2)

>また、任意の互換(a,b)に対して、
(a,b)=(1,a)(1,b)(1,a)
なる関係が成り立つ。

例えば、(2,3)=(1,2)(1,3)(1,2)
123→213→231→132
よって、2と3が入れ換わる。
また、上の(312)=(2,3)(1,2)に、
(2,3)=(1,2)(1,3)(1,2)を代入すると、
(312)=(1,2)(1,3)(1,2)(1,2)で、
互換は2回やると元に戻るので、
(312)=(1,2)(1,3)
123→321→312

>したがって、n次の対称群Snの任意の元は、n-1個の互換(1,2),(1,3),…,(1,n)によって生成される。

例えば、S3の元μ1=(132)は、
μ1=(1,2)(1,3)(1,2)なので、
S3=<(1,2),(1,3)>
よって、2個なのでSnの任意の元は、n-1個の互換(1,2),(1,3),…,(1,n)によって生成されるという事。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/11 19:41 (No.971875)削除
問題1
√(4a^2-4a+1)+|a+4|=a+7たるaの値を全て求めよ。

問題2
文字a,a,b,c,dを横一列に並べる。
(1)並べ方は全部で何通りあるか。
(2)文字列“ab”が現れる場合は何通りか。
(3)文字abが隣り合う場合は何通りか。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/13 07:56削除
問題1
√(4a^2-4a+1)+|a+4|=a+7たるaの値を全て求めよ。

解答
√(2a-1)^2+|a+4|=a+7
∴±(2a-1)±(a+4)=a+7
(ⅰ)++の場合、2a-1≧0,a+4≧0 ∴-4≦aかつ1/2≦a
よって、a≧1/2の時で、
(2a-1)+(a+4)=a+7
∴2a=4 ∴a=2 よって、適正。
(ⅱ)+-の場合、2a-1≧0,a+4<0 ∴a<-4かつ1/2≦a よって、不能。
(ⅲ)-+の場合、2a-1<0,a+4≧0 ∴-4≦aかつa<1/2 ∴-4≦a<1/2
この時、-(2a-1)+(a+4)=a+7
∴-2a+1+a+4=a+7 ∴2a=-2
∴a=-1 よって、適正。
(ⅳ)--の場合、2a-1<0,a+4<0 ∴a<-4かつa<1/2 
よって、a<-4の時で、
-(2a-1)-(a+4)=a+7
∴-2a+1-a-4=a+7 
∴4a=-10
∴a=-5/2 よって、不適。
(ⅰ)~(ⅳ)より、a=-1,2

問題2
文字a,a,b,c,dを横一列に並べる。
(1)並べ方は全部で何通りあるか。
(2)文字列“ab”が現れる場合は何通りか。
(3)文字abが隣り合う場合は何通りか。

解答
(1)解法1 
同じもののある順列の公式より、5!/2!=5×4×3×2×1/2×1=60通り

解法1の系 小学生用の解法
aを2つ区別してa1,a2とすると、並べ方は5個の入れ換えより最初が5種類のうちのどれかなので5通り。2番目が初めの1個を除いた4種類より4通り。3番目は残りを考えると3種類なので3通り。4番目も残りは2種類なので2通り。最後の5番目は残りもので1通りなので、5個の入れ換えの並べ方は、5×4×3×2×1=120通りである。
しかし、これはaを区別した場合である。実際は、a1,a2,b,c,dと並んでいるのとa2,a1,b,c,dと並んでいるのは同じである。これが例えば、b,a2,d,a1,cの場合などもb,a1,d,a2,cの場合なども全て同じなので、全体をダブり分の半分にしなければならない。
よって、答えは、120÷2=60通り

解法2は次回。

(2)abを1つの固まりと見ると、a,ab,c,dの順列(4種類の入れ換え)である。
よって、4!=4×3×2×1=24通り

小学生用の解説は省略するが、次回あまり意味がない別解をやりましょう。(裏取りも兼ねて。)

(3)abが隣り合うのでbaの場合も考えると、(2)の答えの2倍で48通り。ここで、ダブり分を考えなければいけない。
つまり、abaが入っているのは双方に存在するので、abaを1つの固まりと見て、aba,c,dの入れ換えを考えると、3!=3×2×1=6通り よって、答えは、48-6=42通り

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/13 13:51削除
問題2
文字a,a,b,c,dを横一列に並べる。
(1)並べ方は全部で何通りあるか。
(2)文字列“ab”が現れる場合は何通りか。
(3)文字abが隣り合う場合は何通りか。

(1)の解法2
5つを並べた時に2つのaが何番目と何番目にあるかで、5C2=10通り。
また、残りの3個の順列で3!=6通りより、
答えは、10×6=60通り

(1)の解法2の系 小学生用の解法
例えば、abcadだったら、aは1番目と4番目にある。これで場合分けすると、
(番目,番目)
(1,2),(1,3),(1,4),(1,5)
(2,3),(2,4),(2,5)
(3,4),(3,5)
(4,5)
よって、10通り。
例えば、(1,4)だったらa○○a○で、○の中身はb,c,dの入れ換えより、全部でbcd,bdc,cbd,cdb,dbc,dcbの6通り。
よって、答えは、10×6=60通り

(2)の別解(裏取り用)
(1)よりa,a,b,c,dの並べ方は、60通り。これから“ab”が現れない場合を引く。
(ⅰ)acb,adbが入っている場合、
a,acb,dの順列より3!=6通り 
また、adbの場合も同様で6×2=12通り
(ⅱ)acdb,adcbが入っている場合、
a,acdbの順列より2!=2通り 
また、adcbの場合も同様で2×2=4通り
(ⅲ)b|aacd|の||内の入れ換えの場合、同じもののある順列より、
4!/2!=12通り
(ⅳ)cb|aad|の||内の入れ換えの場合、3通り。また、db|aac|の場合も同様に3通りより、計6通り
(ⅴ)cdbaa,dcbaaの場合、2通り
(ⅰ)~(ⅴ)より、“ab”が現れない場合は、12+4+12+6+2=36通り
よって、文字列“ab”が現れる場合は、60-36=24通り よって、解法1よりOK。

おまけ:
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返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/10 20:55 (No.970888)削除
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/11/12 07:58削除
別解
EからBCと平行な直線を引き、BDとの交点をGとすると、△DGEと△DBCは相似で相似比は2:3
ここで、条件よりAD:BC=1:2より、
AD=③,BC=⑥と置くと、
GE=(2/3)×⑥=④
また、AD//GEより、△FDAと△FGEも相似で、相似比は③:④=3:4 
よって、△FDAと△FGEの面積比は、
3×3:4×4=9:16
よって、△FGE=(16/9)×10
=160/9cm^2
また、FD:FG=3:4より、
△DGE=(7/4)△FGE=(7/4)×(160/9)=280/9cm^2
また、初めより△DGEと△DBCの相似比は2:3なので、
面積比は2×2:3×3=4:9
よって、△DBC=(9/4)×(280/9)
=70cm^2
よって、グレー部分の面積は、70cm^2

一応、算数にこだわりました。
また、どうでも良い事ですが、模範解答の方法でDF:FB=2:5と分かった後、錯角で∠ADF=∠DBCより1つの角が等しい三角形の面積比の公式を使うと、
DF:BD=2:7,DA:BC=1:2より、△DFA:△BDC=2×1:7×2=1:7
よって、△BDC=7×10=70cm^2と求まります。

おまけ:
「秘教哲学者の書物からすると、大ピラミッドの構造には、地球上の人類が持つ本性とその宇宙との大変特殊な関係が物質的に表現されているということになる。大ピラミッドの本質は、ベイリー著『秘教占星学』に書かれたプレアデス星団からのメッセージの本質に関わる部分の中に読み取ることができる。これを次に引用しておこう。
「彼らからの光は、他の光とは違っている。それは反応を呼び起こす。―――私は凝結した世界(ヤギ座)の一番奥深い所にいる。私は墓なのだ。そして、私は子宮(カニ座)でもある。私は物質性に深く沈んでしまった岩だ。私は太陽が誕生した山の頂上であり、そこからは太陽が見え、光の最初の光線を把えることができる。―――人類は本日あるがごとく、本日の性質を備えている。母の息子として生まれ、墓から生まれ、誕生してからは光を示すものとなる・・・・」」
「ピラミッド大予言」マックス・トス著
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