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壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/28 11:43削除
問題1の解答
48-30=DF+CE=18cm
また、DF=CEより、DF=CE=9cm
よって、AD=BC=9÷3=3cm
よって、AF=AD+DF=3+9=12cm
ところで、AB+AF=48÷2=24cm
よって、AB=24-12=12cm
よって、長方形ABCD=12×3=36cm^2

問題2の解答
条件より、ア=イ この両辺に白い部分の図形を加えると、四分円=台形になる。
よって、2×2×3.14×(1/4)=(x+3)×2÷2
よって、3.14=x+3 よって、x=0.14cm

問題3
3<√a<4を満たす整数aは何個ありますか?

解答
全ての辺を2乗すると、9<a<16
よって、a=10,11,12,13,14,15
よって、答えは、6個

問題4
15番目の数は何?
1,2,2,4,3,6,4,・・・

解答
1番目から1つ置きで、1,2,3,4,・・・
2番目から1つ置きで、2,4,6,・・・

15番目の15は奇数より上段である。
1,3,5,・・・,2×□-1,(番目)
1,2,3       □   (対応する数)

2×□-1=15とすると、□=8 
よって、答えは、8である。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/27 11:47 (No.917709)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題4
次を証明せよ。
(1)nが偶数のとき、φ(2n)=2φ(n)であり、nが奇数のとき、φ(2n)=φ(n)である。
(2)nが3の倍数であるとき、φ(3n)=3φ(n)でありnが3で割り切れないとき、φ(3n)=2φ(n)である。

証明
(1)(ⅰ)nが偶数であればn=2^e・a(1≦e,2∤a)と表される。(2^e,a)=1だから、定理3.2より
φ(n)=φ(2^e)φ(a)=2^e(1-1/2)φ(a)=2^(e-1)φ(a)
一方、2n=2^(e+1)・aだからφ(2n)=φ(2^(e+1))φ(a)=2^e・φ(a) ゆえに、φ(2n)=2φ(n)を得る。
(ⅱ)nが奇数であれば(2,n)=1だから、定理3.2よりφ(2n)=φ(2)・φ(n)=φ(n)
(3)3|nのとき、n=3^e・a(1≦e,3∤a)と表される。したがって、
φ(n)=φ(3^e・a)=φ(3^e)φ(a)=2・3^(e-1)φ(a)
φ(3n)=φ(3^(e+1)・a)=φ(3^(e+1))φ(a)=2・3^eφ(a)
∴φ(3n)=3φ(n)

定理3.2
オイラーの関数は乗法的である。すなわち、n=n1・n2のとき、次が成り立つ。
(n1,n2)=1⇒φ(n)=φ(n1)・φ(n2)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

具体的には、

>φ(n)=φ(2^e)φ(a)=2^e(1-1/2)φ(a)=2^(e-1)φ(a)

>φ(n)=φ(3^e・a)=φ(3^e)φ(a)=2・3^(e-1)φ(a)

あとは補足として、(2)の「nが3で割り切れないとき、φ(3n)=2φ(n)」の証明ですね。

ついでに一般化出来ないか検討してみて下さい。

おまけ:
https://www.uta-net.com/song/330994/
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/27 13:34削除
解説
>φ(n)=φ(2^e)φ(a)=2^e(1-1/2)φ(a)=2^(e-1)φ(a)

定理3.3より、
φ(2^e)=2^e(1-1/2)=2^(e-1)だから。

定理3.3
n=p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es(piは互いに異なる素数,ei≧1)であれば、次の等式が成り立つ。
φ(n)=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

>φ(n)=φ(3^e・a)=φ(3^e)φ(a)=2・3^(e-1)φ(a)

定理3.3より、
φ(3^e)=3^e(1-1/3)=3^e・(2/3)=2・3^(e-1)だから。

>あとは補足として、(2)の「nが3で割り切れないとき、φ(3n)=2φ(n)」の証明ですね。

3∤nのとき、3とnは互いに素より定理3.2により、
φ(3n)=φ(3)φ(n)=2φ(n)(φ(3)=2より)
∴φ(3n)=2φ(n)

>ついでに一般化出来ないか検討してみて下さい。

定理
nが素数pの倍数であるとき、φ(pn)=pφ(n)でありnがpで割り切れないとき、
φ(pn)=(p-1)φ(n)である。

証明
p|nのとき、n=p^e・a(1≦e,p∤a)と表される。したがって、
φ(n)=φ(p^e・a)=φ(p^e)φ(a)———①
ここで、定理3.3より、
φ(p^e)=p^e(1-1/p)=p^e{(p-1)/p}
=(p-1)p^(e-1)———②
②を①に代入すると、
φ(n)=(p-1)p^(e-1)φ(a)———☆
また、φ(pn)=φ(p^(e+1)・a)=φ(p^(e+1))φ(a)
再び、定理3.3より、
φ(p^(e+1))=p^(e+1)(1-1/p)
=p^(e+1){(p-1)/p}=(p-1)p^e
∴φ(pn)=(p-1)p^eφ(a)———☆☆
☆,☆☆より、φ(pn)=pφ(n)
p∤nのとき、pとnは互いに素より定理3.2により、
φ(pn)=φ(p)φ(n)=(p-1)φ(n)(pは素数よりφ(p)=p-1より)
∴φ(pn)=(p-1)φ(n)
よって、示された。

因みに、ちょっと検索した感じでは見当たりませんでした。まさか、新定理ではないですよね。次回は、別解をやりますね。念のため、私のオリジナルです。

おまけ:
https://twitter.com/satndRvjMpc4tl7/status/1705210978558963767
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/28 07:56削除
演習問題4
次を証明せよ。
(1)nが偶数のとき、φ(2n)=2φ(n)であり、nが奇数のとき、φ(2n)=φ(n)である。
(2)nが3の倍数であるとき、φ(3n)=3φ(n)でありnが3で割り切れないとき、φ(3n)=2φ(n)である。

別証
定理3.3
n=p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es(piは互いに異なる素数,ei≧1)であれば、次の等式が成り立つ。
φ(n)=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より
ただし、p1<p2<・・・<psとする。

(1)(ⅰ)nが奇数のとき、p1~psは全て奇素数より、
2n=2・p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es
∴φ(2n)=2n(1-1/2)(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=φ(n)
∴φ(2n)=φ(n)
(ⅱ)nが偶数のとき、
2n=p1^(e1+1)・p2^e2・・・・・ps^es
∴φ(2n)=2n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=2φ(n)
∴φ(2n)=2φ(n)
(2)(ⅰ)nが3の倍数でないとき、p1~psに素数3はないので、
3n=3・p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es
∴φ(3n)=3n(1-1/3)(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=2n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=2φ(n)
∴φ(3n)=2φ(n)
(ⅱ)nが3の倍数のとき、
3n=p1^e1・p2^(e2+1)・・・・・ps^es
∴φ(3n)=3n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=3φ(n)
∴φ(2n)=3φ(n)
よって、示された。

念のため、3n=p1^e1・p2^(e2+1)・・・・・ps^esは一例として挙げただけである。
3n=p1^(e1+1)・p2^e2・・・・・ps^esの可能性もあるが同じ事だから。

定理
nが素数pの倍数であるとき、φ(pn)=pφ(n)でありnがpで割り切れないとき、
φ(pn)=(p-1)φ(n)である。

証明
n=p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es(piは互いに異なる素数,ei≧1)と素因数分解する。
(ⅰ)nがpiの倍数の時、
pi・n=p1^e1・・・・・pi^(ei+1)・・・・・ps^es
よって、定理3.3より、
φ(pi・n)=(pi・n)(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=pi・n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=pi・φ(n)
∴φ(pi・n)=pi・φ(n)
∴φ(pn)=pφ(n)
(2)nがpの倍数でない時、pはp1~psにないので、
pn=p・p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es
よって、定理3.3より、
∴φ(pn)=pn(1-1/p)(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=pn{(p-1)/p}(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=n(p-1)(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=(p-1)・n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=(p-1)φ(n)
∴φ(pn)=(p-1)φ(n)
よって、示された。

因みに、この定理は別証のお陰で思い付きました。

おまけ:
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/25 22:05 (No.916202)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201910240000/

何でもありで解いて下さい。因みに、私は算数を入れて4通り作ってみました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/26 07:56削除
解法1
∠PAC=●と置くと、∠PAB=60°-●
よって、△PABの内角の和より∠PBA=180°-120°-(60°-●)=●(これは図形的に考えれば算数で分かる。)
よって、∠PAC=∠PBA
ここで、APを延長してAP=PQとなる点Qを取ると、AQ=BP また、AC=BAより、二辺挟角が等しいので、△PBAと△QACは合同になる。
よって、∠QCA=∠PAB=60°-●より、∠QCB=60°-(60°-●)=●(これも図形的考えれば算数でわ分かる。)
よって、CQの延長とBPとの交点をRとすると、∠PAC=∠RBC=∠QCB=●より対称性で△PQRは正三角形になる。
よって、あとはこちらhttps://www.msn.com/ja-jp/lifestyle/other/%E5%9B%B3%E5%BD%A2%E5%95%8F%E9%A1%8C-%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%88%86%E3%81%AE%E9%9D%A2%E7%A9%8D%E3%82%92%E6%B1%82%E3%82%81%E3%82%88-vol-219/ar-AA1haaaJ?ocid=msedgntp&cvid=edba4aa54a534e8c9d0436904ac1aa5f&ei=6の模範解答のように解けば、全体の1/7の面積である事が分かる。
よって、答えは、1/7cm^2

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/26 11:35削除
解法2
∠PAC=●と置くと、∠PAB=60°-●
よって、△PABの内角の和より∠PBA=180°-120°-(60°-●)=●(これは図形的に考えれば算数で分かる。)
よって、∠PAC=∠PBA
よって、1つの角が等しい三角形の面積比の公式より、
△APC:△BPA=AP×AC:BP×BA=AP:BP=1:2(△ABCは正三角形よりAC=BAだから。)
よって、△APC:△BPA=1:2———①
この公式を使わない場合は、PからAB,ACに垂線を下ろして、相似を利用して高さの比を求めれば良い。(底辺がAB=ACで等しいから面積は高さの比と等しい。)
また、∠PAB=∠PBC=60°-●より、△APBと△BPCで1つの角が等しい面積比の公式を使うと、
△APB:△BPC=AP×AB:BP×BC=AP:BP=1:2
よって、△BPA:△BPC=1:2———②
これも公式を使わなくても上と同様に求められる。
①,②より、
△APC:△BPA:△BPC=1:2:4
よって、△APC=❶と置くと、△BPA=❷,△BPC=❹ よって、△ABC=❶+❷+❹=❼=1cm^2 よって、△CAP=❶=1/7cm^2
よって、答えは、1/7cm^2

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/26 19:18削除
解法3
△APCを点Aを中心にACがABにくっつくまで60°回転させ点Pの行き先をP'とすると、AP=AP',∠PAP'=60°より△AP'Pは正三角形。
ここで、AP=xと置くと条件よりBP=2x また、正三角形よりPP'=x,∠APP'=60°
また、条件より∠APB=120°より∠BPP'=120°-60°=60°
よって、BP:PP'=2x:x=2:1で∠BPP'=60°より△BPP'は1:2:√3の直角三角形である。
∴∠BP'P=90°,BP'=√3x
∴∠AP'B=60°+90°=150°
∴∠APB=150°∴∠BPC=360°-120°-150°=90°また、PC=P'B=√3x
ここで、APの延長上にCから垂線を下ろしその足をHとすると、∠CPH=30°より△CPHは1:2:√3の直角三角形。∴CH=PC/2=√3x/2
∴△APC+△APB=△AP'B+△APB=△AP'P+△BP'P=x・(√3x/2)・(1/2)+x・√3x・(1/2)=√3x^2/4+√3x^2/2=3√3x^2/4———①
また、△PBC=BP・CP・(1/2)=2x・√3x・(1/2)=√3x^2———②
①,②より、△ABC=3√3x^2/4+√3x^2=7√3x^2/4=1が成り立つ。
ところで、△CAP=x・(√3x/2)・(1/2)=√3x^2/4より、△CAP=1/7cm^2(7√3x^2/4=1より)
よって、答えは、1/7cm^2

因みに、△BPCを点Bを中心にBCがBAにくっつまで,△APBを点Aを中心にABがACにくっつまで,△BPAを点Bを中心にBAがBCにくっつまで回転移動させても出来るが、△CPAを点Cを中心にCAがCBにくっつまで,△CPBを点Cを中心にCBがCAにくっつまで回転させても出来ない。これで全部で6通りだが、結局120°に関連付けられないと解けないという事。
別解はあと2通り。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/26 20:18削除
解法4
点PのABに関する対称点をP',BCに関する対称点をP'',CAに関する対称点をP'''とすると、
AP=AP',AP=AP'''より、AP'=AP'''
また、∠PAB=∠P'AB=○,∠PAC=∠P'''AC=●と置くと、
∠P'AP'''=○○●●=2∠A=120°
ここで、条件よりAP=xと置くと、BP=2x
よって、△AP'P'''は頂角が120°の二等辺三角形でAP'=xより、P'P'''=√3x
同様に、△BP''P'も頂角が120°の二等辺三角形でBP'=2xより、P'P''=2√3x
∴P'P''':P'P''=√3x:2√3x=1:2
また、∠AP'P'''=(180°-120°)÷2=30°
∠BP'P''=(180°-120°)÷2=30°
また、∠AP'B=∠APB=120°より、
∠P''P'P'''=120°-30°-30°=60°
よって、△P''P'P'''はP'P''':P'P''=1:2,∠P''P'P'''=60°より、1:2:√3の直角三角形。
∴P''P'''=√3P'P'''=√3・√3x=3x
また、△CP''P'''も頂角が120°の二等辺三角形より、CP'''=P''P'''/√3=√3x ∴CP=√3x
∴六角形AP'BP''CP'''=△AP'P'''+△BP''P'+△CP'''P''+△P'P''P'''
=√3x・(x/2)・(1/2)+2√3x・x・(1/2)+3x・(√3x/2)・(1/2)+√3x・3x・(1/2)
=√3x^2/4+√3x^2+3√3x^2/4+3√3x^2/2=2√3x^2+3√3x^2/2=7√3x^2/2
∴六角形AP'BP''CP'''=7√3x^2/2———①
また、六角形AP'BP''CP'''=2△ABC=2cm^2———②
①,②より、7√3x^2/2=2 
∴7√3x^2/4=1———☆
ところで、∠AP'''C=∠AP'''P'+∠P'P'''P''+∠CP'''P''=30°+90°+30°=150°
∴∠APC=150°
よって、APを延長してCから垂線を下ろしその足をHとすると、△CPHは1:2:√3の直角三角形。
∴CH=CP/2=√3x/2 ∴△CAP=AP・CH・(1/2)=x・(√3x/2)・(1/2)=√3x^2/4
∴△CAP=√3x^2/4=1/7(☆より)
よって、答えは、1/7cm^2

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/27 07:55削除
解法5
△BPCを点Bを中心にBCがBAにくっつくまで60°回転移動させ点Pの行き先をP',△CPAを点Cを中心にCAがCBにくっつくまで60°回転移動させ点Pの行き先をP'',△APBを点Aを中心にABがACにくっつくまで回転移動させ点Pの行き先をP'''とすると、
△BP'P,△CP''P,△AP'''Pはそれぞれ頂角が60°の二等辺三角形より正三角形になる。
また、∠APP'=120°-60°=60°となり、条件よりAP:BP=1:2で正三角形よりBP=P'Pより、AP:P'P=1:2
よって、△APP'は1:2:√3の直角三角形になる。また、証明は簡単で省略するが三辺相等で△APP'≡△P''BP≡△PP'''Cとなる。
よって、条件よりAP=x,BP=2xと置くと、△PP'''Cは△APP'と合同な1:2:√3の直角三角形なので、CP=√3x,∠CPP'''=90°
∴∠APC=60°+90°=150°
ここで、APを延長してCから垂線を下ろしその足をHとすると、△CPHも1:2:√3の直角三角形より、
CH=CP/2=√3x/2
∴△CAP=AP・CH・(1/2)=x・(√3x/2)・(1/2)=√3x^2/4———①
また、六角形AP'BP''CP'''=△APP'''+△BPP'+△CPP''+△APP'×3
=x・(√3x/2)・(1/2)+2x・√3x・(1/2)+√3x・(3x/2)・(1/2)+x・√3x・(1/2)×3
=√3x^2/4+√3x^2+3√3x^2/4+3√3x^2/2=2√3x^2+3√3x^2/2=7√3x^2/2
∴六角形AP'BP''CP'''=7√3x^2/2
また、六角形AP'BP''CP'''=2△ABC=2より、
7√3x^2/2=2が成り立つ。
∴√3x^2/4=1/7———②
①,②より、△CAP=1/7cm^2

おまけ:
https://encount.press/archives/197904/2/
返信
返信5
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/26 11:04 (No.916586)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題3
次の問に答えよ。
(1)φ(n)=(1/2)nを満たす自然数nを求めよ。
(2)φ(n)=(2/3)nを満たす自然数nを求めよ。

解答
(1)nの素因数分解をn=p1^e1・・・・・ps^es(pi>0)とする。このとき、
φ(n)/n=(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
したがって、
1/2=(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
通分して整理すると、p1p2・・・ps=2(p1-1)(p2-1)・・・(ps-1) ゆえに、p1,・・・,psの中のどれかは2である。そこで、p1=2としてよい。1<sとすると、p2・・・ps=(p2-1)・・・(ps-1) この式は成り立たない。よって、p1=2で、p2,・・・,psは現れない。すなわち、φ(n)=n/2を満たす自然数nは、n=2^e1(e1>0)という形をしている。
(2)(1)と同様に考えると、
(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=2/3
より2p1p2・・・ps=3(p1-1)(p2-1)・・・(ps-1) このとき、左辺には必ず3が現れる。p1=3としてよい。s>1と仮定すると、p2・・・ps=(p2-1)・・・(ps-1)となる。ところがこの式は成り立たない。すなわち、nの素因数分解において3の他に素数は現れない。よって、n=3^e(e>0)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

もっとバカでも分かるような解説にして下さい。ただし、φ関数の意味が分かる人(バカ)である。(φ関数の意味を解説しながらでも良いが、逆に分かり難くなってしまう。)
また、簡単に解答の裏を取って下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/26 13:33削除
演習問題3
次の問に答えよ。
(1)φ(n)=(1/2)nを満たす自然数nを求めよ。
(2)φ(n)=(2/3)nを満たす自然数nを求めよ。

解答
(1)n=p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es(piは互いに異なる素数,ei≧1)と素因数分解すると、定理3.3より、
φ(n)=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=(1/2)nと置ける。
∴1/2=(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
ここで、piは素数より最小の素数2をp1に代入すると、1/2=1/2で成り立ち、(1-1/p2)・・・(1-1/ps)は皆1より小さいので成り立つ可能性がないので不要である。
よって、必要なのはp1=2のみで答えは、
n=2^e1(e1>0)

定理3.3
n=p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es(piは互いに異なる素数,ei≧1)であれば、次の等式が成り立つ。
φ(n)=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

(2)(1)と同様に考えると、
(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)=2/3
p1=3を代入すると、2/3=2/3で成り立ち、(1-1/p2)・・・(1-1/ps)は皆1より小さいので成り立つ可能性がないので不要である。
よって、必要なのはp1=3のみで答えは、
n=3^e(e>0)

pythonで裏を取ると、
(1)の場合、n=1000まで調べると、
import math

def φ(n):
count = 0
for i in range (1,n):
if math.gcd(n,i) == 1:
count += 1
return count

if __name__ == '__main__':
ans = [ ]
for i in range(1,1000):
if φ(i) == (1/2)*i:
ans.append(i)
print(ans)
結果:[2, 4, 8, 16, 32, 64, 128, 256, 512]
よって、OK。

(2)同じく、n=1000まで調べると、
import math

def φ(n):
count = 0
for i in range (1,n):
if math.gcd(n,i) == 1:
count += 1
return count

if __name__ == '__main__':
ans = [ ]
for i in range(1,1000):
if φ(i) == (2/3)*i:
ans.append(i)
print(ans)
結果:[3, 9, 27, 81, 243, 729]
よって、OK。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/26 07:40削除
何でもありの別解
ADの延長とBCとの交点をGとして、△CBFと直線GEでメネラウスの定理を使うと、
(GC/BG)(1/1)(2/1)=1 ∴GC/BG=1/2
∴BG:GC=2:1
また、△EBGと直線FCでメネラウスの定理を使うと、
(1/1)(DG/ED)(3/1)=1 ∴DG/ED=1/3
∴ED:DG=3:1 また、AE=EDより、
AE:ED:DG=3:3:1 ∴AG:EG=7:4
まず、△ABG=(2/3)△ABC=(2/3)×35=70/3cm^2  ∴△BAG=70/3cm^2
∴△BEG=(4/7)△BAG=(4/7)×(70/3)=40/3cm^2 ∴△EBG=40/3cm^2
ここで、1つの角を共有した三角形の面積比の公式を使うと、△EFD=(1/2)×(3/4)×△EBG=(3/8)×(40/3)=5cm^2
よって、答えは、5cm^2

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/25 11:58 (No.915577)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題1
φ(n)=6を満たす自然数nを求めよ。

解答
nを素因数分解してn=p1^e1・・・・・ps^esとすると、定理3.3より
φ(n)=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
=p1^(e1-1)(p1-1)p2^(e2-1)(p2-1)・・・ps^(es-1)(ps-1)
そこで、6=p1^(e1-1)(p1-1)・・・ps^(es-1)(ps-1)なる式を考えると、nの素因数として現れるpiはpi≦7でなければならない。このような素数は、2,3,5,7で全部である。このとき、pi-1にあたるものは1,2,4,6である。したがって、nの素因数である可能性のあるpiは2,3,7であることがわかる。すなわち、nは次の形をしている。
n=2^α3^β7^γ(0≦α,0≦β,0≦γ)
はじめに、nは3と7の積の形にはなり得ない。何故ならば、n=3^β7^γとすると
φ(n)=3^(β-1)(3-1)7^(γ-1)(7-1)
=12・3^(β-1)7^(γ-1)≠6
また、n=2^αとすると、
φ(n)=2^(α-1)(2-1)=2^(α-1)≠6
したがって、
n=2^α3^β(0≦α,0≦β)・・・①
n=2^α7^γ(0≦α,0≦γ)・・・②
の場合を考えればよい。
①の場合を調べる。さらに、α=0のとき、n=3^βであるから、
6=φ(n)=3^(β-1)(3-1)=2・3^(β-1)
ゆえに、3=3^(β-1)であるから、β=2である。したがって、このときn=3^2=9
n=2^α3^β(1≦α,0≦β)のとき、
6=φ(n)=2^(α-1)(2-1)3^(β-1)(3-1)
より、3=2^(α-1)3^(β-1) ゆえに、α=1,β=2 したがって、このときn=2^1・3^2=18
②の場合を調べる。さらに、α=0のとき、n=7^γであるから、
6=φ(n)=7^(γ-1)(7-1)=6・7^(γ-1)
ゆえに、1=7^(γ-1)であるから、γ=1である。したがって、このときn=7^1=7
n=2^α7^γ(1≦α,0≦γ)のとき、
6=φ(n)=2^(α-1)(2-1)7^(γ-1)(7-1)
ゆえに、1=2^α7^γであるから、α=1,γ=1である。したがって、このときn=2^1・7^1=14
以上によって、φ(n)=6を満たす自然数は7,9,14,18である。

定理3.3
n=p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es(piは互いに異なる素数,ei≧1)であれば、次の等式が成り立つ。
φ(n)=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

具体的には、

>このとき、pi-1にあたるものは1,2,4,6である。したがって、nの素因数である可能性のあるpiは2,3,7であることがわかる。

ここぐらいですね。

また、これだけでは面白くないので、プログラミングが使える人はそれでも解いて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/25 13:32削除
解説
>このとき、pi-1にあたるものは1,2,4,6である。したがって、nの素因数である可能性のあるpiは2,3,7であることがわかる。

pi=5の時は、pi-1=4=2^2となるので、
φ(n)=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
=p1^(e1-1)(p1-1)p2^(e2-1)(p2-1)・・・ps^(es-1)(ps-1)
のpi-1の所が2^2となり、φ(n)=6=2・3に矛盾するからである。

誤植情報
>また、n=2^αとすると、
φ(n)=2^(α-1)(2-1)=2^(α-1)≠6
したがって、
n=2^α3^β(0≦α,0≦β)・・・①
n=2^α7^γ(0≦α,0≦γ)・・・②
の場合を考えればよい。

①は1≦β,②は1≦γですね。(念のため、私の打ち込みミスではありません。)
β=0の場合は、n=2^αとなりこの場合は上よりあり得ないからである。②も同じ。

>n=2^α3^β(1≦α,0≦β)のとき、
>n=2^α7^γ(1≦α,0≦γ)のとき、

これらの時も1≦β,1≦γですね。

pythonを使った解法
import math

def φ(n):
count = 0
for i in range (1,n):
if math.gcd(n,i) == 1:
count += 1
return count

if __name__ == '__main__':
ans = [ ]
for i in range(1,100):
if φ(i) == 6:
ans.append(i)
print(ans)

結果:[7, 9, 14, 18]

7,9,14,18でOKですね。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/23 20:39 (No.914000)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908080000/

無駄な努力をしないために。中3以上じゃないと解けません。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908070000/

暗算で秒殺でしたが、一応、2通りで解いて下さい。

問題3
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908060000/

一応、小学生も納得するような解法も作って下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/25 07:56削除
問題1
2つの同心円(中心が共通)があります。小さい円に接する大きい円の弦の長さは10㎝であるとき、色部分の面積を求めてください。

解答
同心円の中心をOとして、大円の弦を左から右にAB,ABと小円との接点をTとすると、OT⊥AB
また、半径よりOA=OB また、OTは共通より、直角三角形の斜辺と他の1辺が等しいので、
△OTA≡△OTB ∴AT=BT=5cm
ここで、大円の半径をR,小円の半径をrと置いて△OTBで三平方の定理を使うと、R^2-r^2=5^2
この両辺にπを掛けると、π(R^2-r^2)=25π
∴πR^2-πr^2=25π
よって、大円の面積-小円の面積=25πcm^2
よって、色部分の面積は、25πcm^2

問題2の解法1
右2つの長方形の面積の和は46+24=70cm^2
よって、全体の長方形の縦の長さは、
70÷7=10cm
よって、左の2個の長方形の面積の和は、
9×10=90cm^2 
よって、左上の長方形の面積は、
90-53=37cm^2 
よって、答えは、37cm^2

解法2
53cm^2の長方形の上の辺を右に延長してベージュの長方形を2つに切ると、
下のベージュと緑の長方形の和は、
(7/9)×53=371/9cm^2
よって、上のベージュの長方形の面積は、
46+24-371/9=70-371/9
=630/9-371/9=259/9cm^2
よって、赤い長方形の面積は、
(9/7)×(259/9)=37cm^2
よって、答えは、37cm^2

問題3
①と②ではどちらが大きいですか。
①32332323×32332222
②32332322×32332223

解法1
32332322=x,32332222=yと置くと、
①は、(x+1)×y=xy+y
②は、x×(y+1)=xy+x
ところで、y<xより、①<②
よって、答えは、②の方が大きい。

解法2
例えば、5×4の大きい方の5に1を加えると、
6×4=24
小さい方の4に1を加えると、
5×5=25
よって、小さい方に1を加える方が大きくなる。
この理由は簡単で、5×4を5が4個分と4が5個分と考えれば小さい方に1を加えた方(前者)が全体が大きくなるのは自明だろう。
よって、答えは、②
(32332322×32332222と考えて小さい方に1を加えているのは②だから。)

おまけ:
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%BD%BC%E5%A5%B3%E3%81%AE%E7%88%B6%E3%81%AB-%E5%AE%B6%E6%9F%84%E3%82%84%E5%AD%A6%E6%AD%B4-%E3%82%92%E4%BE%AE%E8%BE%B1%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E7%94%B7%E3%81%8C-%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%9F-%E4%BB%95%E8%BF%94%E3%81%97-%E4%BB%B0%E5%A4%A9%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9-%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%973/ar-AA1ha9RF?ocid=msedgntp&cvid=b5ae6381680d4632a38c081d0bae14dd&ei=16(確かに作り話っぽい。)
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/23 09:19 (No.913376)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908100000/

こういう問題は解けないと思っていたら絶対に解けませんね。逆にあきらめなければ結構解けると思います。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908090000/

何でもありで解いて下さい。因みに、中学数学の解法もちょっとアレンジ出来ます。もっとも、Youtubeの解法の方が分かり易いと思う人も多いでしょうが。私の解法は定石として覚えておくには最適という事ですから。(何も見ないで解く。)

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/24 07:58削除
問題1の回答
1.3分と5分の砂時計を同時にひっくり返す。
2.3分の砂時計が終わったら再びひっくり返す。
3.5分の砂時計が終わると同時に3分の砂時計をひっくり返す。
4.その3分の砂時計の砂が落ち切ったら7分である。

証明
2が終わった時点で3分経過。
3の途中で5分の砂時計が終わった時点で3分の砂時計は5-3=2分進んでいるので残り1分ぶん。ここで、ひっくり返すので3分の砂時計の残りは3-1=2分ぶん。
4が終わると、5分+2分=7分経過している。
よって、示された。

問題2の何でもありの解法
AからBCに垂線を下ろしその足をHとすると、△ACHは1:2:√3の直角三角形で∠BAH=96°-60°=36°よって、cos36°を求めればAHが求まりACも求まる。
そこで、θ=36°と置くと、5θ=180°
∴2θ=180°-3θ 
∴sin2θ=sin(180°-3θ)
∴sin2θ=sin3θ
∴2sinθcosθ=3sinθ-4sin^3θ
sinθ=sin36°≠0より、2cosθ=3-4sin^2θ
∴2cosθ=3-4(1-cos^2θ)
∴4cos^2θ-2cosθ-1=0
∴cosθ=(1±√5)/4
ところで、θ=36°は第1象限の角より、cosθ>0
∴cosθ=(1+√5)/4
∴cos36°=(1+√5)/4
∴AH=(1+√5)/4 ∴AC=(1+√5)/2
よって、答えは、(1+√5)/2cm

念のため、何も見ないで解きました。

中学数学の解法のアレンジ
BCに関して点Aと対称な点を取りA'とすると、△CAA'は正三角形になり、△BAA'は頂角が108°の二等辺三角形になる。
ここで、AA'上にAD=ABとなる点Dを取ると、△ABDは頂角が36°の二等辺三角形になるので、∠ABD=∠ADB=72°∴∠DBA'=108°-72°=36°,∠BDA'=180°-72°=108°また、∠DA'B=∠BA'A=36°より、△DA'Bも頂角が108°の二等辺三角形。∴△BA'A∽△DA'B
また、AD=AB=1cm,AC=AA'=xcmと置くと、DA'=x-1cm
∴1:x=x-1:1 ∴x(x-1)=1
∴x^2-x-1=0 ∴x=(1±√5)/2
x>0より、x=(1+√5)/2
∴AC=(1+√5)/2cm

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/22 16:39 (No.912737)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908130000/

算数と数学の両方で解いて下さい。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908110000/

これも算数と数学の両方で解いて下さい。

4通り全部は結構難しいと思います。念のため、何でもありで1通りずつ作れれば良いです。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/23 07:39削除
問題1の数学の解法
半円ABの中心をO,半円CDの中心をO'とすると、半円CDはABと点Oで接し、O'O⊥AB,O'O⊥CD
また、半径よりO'O=O'D よって、△O'ODは直角二等辺三角形。また、OD=OB=2cm(半径より)
∴O'O=√2cm
また、∠DOB=90°-45°=45°
よって、色部分の面積=2×2×π×(45/360)+√2×√2×(1/2)-√2×√2×π×(1/4)=π/2+1-π/2=1cm^2
よって、答えは、1cm^2

問題1の算数の解法
半円ABの中心をO,半円CDの中心をO'とすると、半円CDはABと点Oで接し、O'O⊥AB,O'O⊥CD
また、半径よりO'O=O'D よって、△O'ODは直角二等辺三角形。また、OD=OB=2cm(半径より)
ここで、DからABに垂線を下ろしその足をHとすると、△O'ODが直角二等辺三角形より四角形O'OHDは正方形になる。よって、正方形O'OHD=O'H×OD÷2=OD×OD÷2=2×2÷2=2cm^2———①
また、正方形O'OHD=O'O×O'D———②
①,②より、O'O×O'D=2———③
ところで、色部分の面積=△O'OD+扇形ODB-扇形O'OD=O'O×O'D÷2+2×2×3.14×(45/360)-O'O×O'D×3.14×(1/4)———④
③を④に代入すると、
色部分の面積=2÷2+3.14×(1/2)-3.14×(1/2)=1cm^2 よって、答えは、1cm^2

問題2の算数の解法
EからBCに下ろした垂線の足をHとすると、EH//AB よって、等積変形より、△BEH=△AEH
よって、色部分の三角形=△BEH+△CEH=△AEH+△CEH=△AHC=HC×AB÷2=2×6÷2=6cm^2 よって、答えは、6cm^2

問題2の何でもありの解法
EからBCに下ろした垂線の足をHとすると、EH//AB
∴△CEH∽△CAB
ここで、EH=xcm,BH=ycmと置くと、x:2=6:yが成り立つ。∴xy=12
∴xy/2=6———①
ところで、△EBC=xy/2———②
①,②より、△EBC=6cm^2
よって、色部分の面積は、6cm^2

おまけ:
https://www.afpbb.com/articles/-/2240366

https://jp.reuters.com/article/people-salman-rushdie-iran-idJPL6N2ZR068
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/21 12:09 (No.911624)削除
次の文章を完全解説して下さい。

例3.6
メビュースの反転公式を利用して∑(d|n)φ(d)=nからφ(n)を求めてみよう。
nの素因数分解を 
n=p1^e1・p2^e2・・・・・pr^er
とすると、
φ(n)=∑(d|n){(n|d)μ(d)}
=nΣ(d|n){μ(d)/d}
=n(1-1/p1-1/p2-・・・-1/pr+1/p1p2+1/p2p3+・・・+(-1)^r・(1/p1p2・・・pr)
=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/pr)

定理3.7(メビュースの反転公式)
F(n),f(d)を整数の集合ℤからℤへの関数とする。このとき、F(n)=∑(d|n)f(d)が成り立てばf(n)=∑(d|n){μ(d)F(n/d)}が成り立つ。ただし、和はnのすべての約数dについての和を表すものとする。
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

初見で解説できる人は凄いと思います。多分、私は3回読んで初めてじゃないでしょうか。因みに、こんな事は滅多にないというか初めてだと思います。(訊ける人がいる人はうらやましい。)

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/22 20:58削除
解説
>メビュースの反転公式を利用して∑(d|n)φ(d)=nからφ(n)を求めてみよう。

定理3.4
nを自然数とするとき、次の等式が成り立つ。
∑(d|n)φ(d)=n
ここで、和はnのすべての約数についての和を意味するものとする。
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

定理3.3
n=p1^e1・p2^e2・・・・・ps^es(piは互いに異なる素数,ei≧1)であれば、次の等式が成り立つ。
φ(n)=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/ps)
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

定理3.7を利用して、定理3.4から定理3.3を求めるという事である。

>nの素因数分解を 
n=p1^e1・p2^e2・・・・・pr^er
とすると、
φ(n)=∑(d|n){(n|d)μ(d)}

定理3.7(メビュースの反転公式)
F(n),f(d)を整数の集合ℤからℤへの関数とする。このとき、F(n)=∑(d|n)f(d)が成り立てばf(n)=∑(d|n){μ(d)F(n/d)}が成り立つ。ただし、和はnのすべての約数dについての和を表すものとする。
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

∑(d|n)φ(d)=nと定理3.7のF(n)=∑(d|n)f(d)を比較して、F(n)=n,f(d)=φ(d)とすると、f(n)=∑(d|n){μ(d)F(n/d)}より、
φ(n)=∑(d|n){μ(d)(n|d)}となる。
∴φ(n)=∑(d|n){(n|d)μ(d)}

>φ(n)=∑(d|n){(n|d)μ(d)}
=nΣ(d|n){μ(d)/d}
=n(1-1/p1-1/p2-・・・-1/pr+1/p1p2+1/p2p3+・・・+(-1)^r・(1/p1p2・・・pr)
=n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/pr)

定義3.2
n=1であるとき    μ(1)=1
nが素数の2乗で割り切れるとき μ(n)=0
nが相異なるr個の素数の積であるとき μ(n)=(-1)^r
として定義される関数μ(n)をメビュース関数という。
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

上の「nΣ(d|n){μ(d)/d}」のdはnの約数で約数の指数が2乗以上の場合はμ(d)は0となり、約数の指数が1乗の場合はμ(d)=(-1)^rとなるので、
nΣ(d|n){μ(d)/d}
=n(1-1/p1-1/p2-・・・-1/pr+1/p1p2+1/p2p3+・・・+(-1)^r・(1/p1p2・・・pr)となる。
あとは、n(1-1/p1)(1-1/p2)・・・(1-1/pr)を展開して考えれば良い。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/22 11:55 (No.912556)削除
次の文章を完全解説して下さい。

定理3.7(メビュースの反転公式)
F(n),f(d)を整数の集合ℤからℤへの関数とする。このとき、F(n)=∑(d|n)f(d)が成り立てばf(n)=∑(d|n){μ(d)F(n/d)}が成り立つ。ただし、和はnのすべての約数dについての和を表すものとする。

証明
dがnのすべての正の約数を動けば、n/dもnのすべての約数を動くから
f(n)=∑(d|n){μ(n/d)F(d)}
を示せば十分である。
n/d=d'とおけば
F(n)=∑(d|n)f(d)=∑(n=dd')f(d)
と表される。ここで、∑(n=dd')はn=dd'を満足するすべての正の整数dについて加えることを意味している。
∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(d|n){μ(n/d)F(d)}
=∑(n=cd){μ(c)F(d)}
ここで、F(d)=∑(d=ab)f(a)であるから
∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(n=cd)μ(c)∑(d=ab)f(a)
=∑(n=cd)∑(d=ab)f(a)μ(c)
=∑(n=abc)f(a)μ(c)
=∑(a|n)f(a){∑(n/a=bc)μ(c)}
=f(n)
上の式の最後のところは、n/a>1のとき∑(n/a=bc)μ(c)=0,n/a=1のとき∑(bc=1)μ(c)=μ(1)=1(定理3.6)より得られる。

定理3.6
nを自然数とするとき、つぎの式が成り立つ。
∑(d|n)μ(d)=1(n=1)
      =0(n>1)
ただし、和はnのすべての正の約数dについての和を表すものとする。
「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著より

個人的には、この証明はおかしいと思っています。よく吟味して下さい。とりあえず、次回は普通に解説しますね。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/22 14:14削除
次の文章を完全解説して下さい。

定理3.7(メビュースの反転公式)
F(n),f(d)を整数の集合ℤからℤへの関数とする。このとき、F(n)=∑(d|n)f(d)が成り立てばf(n)=∑(d|n){μ(d)F(n/d)}が成り立つ。ただし、和はnのすべての約数dについての和を表すものとする。

証明
dがnのすべての正の約数を動けば、n/dもnのすべての約数を動くから
f(n)=∑(d|n){μ(n/d)F(d)}
を示せば十分である。
n/d=d'とおけば
F(n)=∑(d|n)f(d)=∑(n=dd')f(d)
と表される。ここで、∑(n=dd')はn=dd'を満足するすべての正の整数dについて加えることを意味している。
∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(d|n){μ(n/d)F(d)}
=∑(n=cd){μ(c)F(d)}
ここで、F(d)=∑(d=ab)f(a)であるから
∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(n=cd)μ(c)∑(d=ab)f(a)
=∑(n=cd)∑(d=ab)f(a)μ(c)
=∑(n=abc)f(a)μ(c)
=∑(a|n)f(a){∑(n/a=bc)μ(c)}
=f(n)
上の式の最後のところは、n/a>1のとき∑(n/a=bc)μ(c)=0,n/a=1のとき∑(bc=1)μ(c)=μ(1)=1(定理3.6)より得られる。

解説
>dがnのすべての正の約数を動けば、n/dもnのすべての約数を動く

例えば、n=8とすると、nの約数dはd={1,2,4,8}でn/d={8,4,2,1}で一致するので、分かるだろう。

>f(n)=∑(d|n){μ(n/d)F(d)}
を示せば十分である。

メビュースの反転公式の「f(n)=∑(d|n){μ(d)F(n/d)}が成り立つ」事を示すのに、dとn/dを入れ換えた「f(n)=∑(d|n){μ(n/d)F(d)}を示せば十分である」という事である。

>n/d=d'とおけば
F(n)=∑(d|n)f(d)=∑(n=dd')f(d)
と表される。

∑(d|n)f(d)ではnの約数全てのdにおいて総和を取るという事を、∑(n=dd')f(d)と表し方を変えるという事を予告しただけである。念のため、∑(n=dd')もnの約数全てのdについて総和を取るという事である。

>∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(d|n){μ(n/d)F(d)}
=∑(n=cd){μ(c)F(d)}

この初めの式は、メビュースの反転公式の「∑(d|n){μ(d)F(n/d)}が成り立つ」という結果の式である。そして、次の式で先ほどのdとn/dが同じ集合なので入れ換えるという事である。
最後は、上の「n/d=d'とおけばF(n)=∑(d|n)f(d)=∑(n=dd')f(d)と表される」のd'を実戦的にcにしたという事である。つまり、n/d=cと置く。そして、代入しただけである。

>ここで、F(d)=∑(d=ab)f(a)であるから

ここで、メビュースの反転公式の条件の「F(n)=∑(d|n)f(d)が成り立てば」のnをdとして(元の)dをaとすると、この式が出来上がる。また、d/a=bである。
因みに、∑(d=ab)f(a)は∑(a|d)f(a)と同じ事である。

>∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(n=cd)μ(c)∑(d=ab)f(a)
=∑(n=cd)∑(d=ab)f(a)μ(c)
=∑(n=abc)f(a)μ(c)
=∑(a|n)f(a){∑(n/a=bc)μ(c)}
=f(n)

その上の式の両端から、
∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(n=cd){μ(c)F(d)}
このF(d)にすぐ上にF(d)=∑(d=ab)f(a)を代入すると、1行目が成り立つ。次の
=∑(n=cd)∑(d=ab)f(a)μ(c)は自明だろう。次の
=∑(n=abc)f(a)μ(c)も同様。さらに次の
=∑(a|n)f(a){∑(n/a=bc)μ(c)}もこう出来ると信じると、
=f(n)(下に解説が続く。)

>上の式の最後のところは、n/a>1のとき∑(n/a=bc)μ(c)=0,n/a=1のとき∑(bc=1)μ(c)=μ(1)=1(定理3.6)より得られる。

定理3.6
nを自然数とするとき、つぎの式が成り立つ。
∑(d|n)μ(d)=1(n=1)
      =0(n>1)

最後の式の後半∑(n/a=bc)μ(c)でn/a>1の場合は定理3.6より=0で、n/a=1の時=1である。つまり、
∑(n/a=bc)μ(c)=0+0+・・・+1
また、前半の∑(a|n)f(a)=f(a1)+f(a2)+・・・+f(n)である。(aはnの約数という扱いとなるから。)
よって、∑(a|n)f(a){∑(n/a=bc)μ(c)}={f(a1)+f(a2)+・・・+f(n)}(0+0+・・・+1)=f(a1)+f(a2)+・・・+f(n)となって、=f(n)とならないというのが私の主張である。
まず、上から「因みに、∑(d=ab)f(a)は∑(a|d)f(a)と同じ事である」とあり、aはdの約数扱いではないのだろうか。
ただし、
>∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(n=cd)μ(c)∑(d=ab)f(a)
=∑(n=cd)∑(d=ab)f(a)μ(c)
=∑(n=abc)f(a)μ(c)
=∑(a|n)f(a){∑(n/a=bc)μ(c)}
=f(n)

この2行目の段階で、∑(d=ab)∑(n=cd)f(a)μ(c)
=∑(a|d)∑(c|n)f(a)μ(c)だが、3行目の段階から、
∑(n=abc)f(a)μ(c)=∑(a|n)∑(c|n)f(a)μ(c)と出来れば、
=f(a1)・0+f(a2)・0+・・・+f(n)・1
=f(n)
と出来ると思うのだが、これはこじつけだと思う。
そもそも、初めの、
「∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(d|n){μ(n/d)F(d)}
=∑(n=cd){μ(c)F(d)}」
この段階ではdが前半と後半に連動しているのに、次の
「ここで、F(d)=∑(d=ab)f(a)であるから
∑(d|n){μ(d)F(n/d)}=∑(n=cd)μ(c)∑(d=ab)f(a)」
この∑(n=cd)μ(c)∑(d=ab)f(a)の式では前半と後半は連動させているのだろうか。(前半はd(c)で後半はa)
もっとも次の次の式では=∑(n=abc)f(a)μ(c)となっていて問題なさそうにはなっているのだが。
とにかく、他に分かり易い証明があるので、この証明は避けた方が良いのではないでしょうか。私の勘違いだったらすみません。

おまけ:
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壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/21 13:35 (No.911712)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908170000/

普通に解いても面白くないので、pythonで解いてみました。
「出題者の気遣いが感じられる良問!」という理由を述べて下さい。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908160000/

小4の問題だそうですが、何でもありで解ければ良いです。

問題3
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201908140000/

xは簡単ですが、yは意外と難しいかもしれません。地頭に自信がある人は挑戦してみて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/9/22 07:58削除
問題1
次の□に入る数字は何でしょう。
(17-□×77)×(2019/5)=31+3/5-7/13

解答
from sympy import Symbol,solve
from fractions import Fraction

x = Symbol('x')
expr = (17 - x*77)*Fraction(2019,5) - 31 - Fraction(3,5) + Fraction(7,13)
sol = solve(expr)
print(sol)

結果:[20/91]

よって、答えは、20/91

>「出題者の気遣いが感じられる良問!」という理由を述べて下さい。

問題文に2019が入っているので、2019年度の入試問題なのだろう。そこで、解答が20/91で2019という事である。念のため、コ型に読む。


問題2の算数の解法
左右の正方形の底辺をそれぞれ内側に90°折り返すと、真ん中の正方形の2本の縦の長さに組み込まれる。
つまり、25cm+8cm+3cmは真ん中の正方形の3つの辺の長さの和と等しい。
よって、真ん中の正方形の1辺の長さは、36÷3=12cm よって、左の正方形の1辺の長さは、12-8=4cm また、右の正方形の1辺の長さは、12-3=9cm
よって、3つの正方形の面積の和は、4×4+12×12+9×9=16+144+81=160+81=241cm^2
よって、答えは、241cm^2

問題2の何でもありの解法
左の正方形の1辺の長さをx,真ん中の正方形の1辺の長さをy,右の正方形の1辺の長さをzと置くと、
x+y+z=25———①
x+8=y———②
z+3=y———③
が成り立つ。
②+③より、x+z+11=2y———④
①-④より、y-11=25-2y
∴3y=36 ∴y=12
これを②に代入すると、x=4
③に代入すると、z=9
よって、求める面積をSとすると、
S=4^2+12^2+9^2=16+144+81=241
よって、答えは、241cm^2

問題3の解答
∠FAC=60°,∠DAC=45°より、∠GAD=60°-45°=15°
また、∠GDA=60°より、△GADの内対角の和より、∠x=15°+60°=75°
また、ECを結ぶと、DE=DA=DCより△DECはの等辺三角形で、∠EDC=60°+90°=150°
よって、∠DEC=(180°-150°)÷2=15°
ここで、ECとAFの交点をHとすると、△EGHの内角の和より、∠EHG=180°-15°-75°=90°
よって、EC⊥AFよりCH⊥AFで、△CAFは正三角形より点HはAFの真ん中の点である。
よって、△EAFも二等辺三角形。(二等辺三角形の性質だが、凧型EACFを考えても良い。)
ところで、∠EAF=∠EAC-∠CAF=60°+45°-60°=45°より、△EAFは直角二等辺三角形。
よって、∠y=45°
よって、答えは、∠x=75°,∠y=45°

結構、難しい問題だったのではないでしょうか。というより、数学だけ出来る人は解ける人も少ないでしょう。
「教科書発展レベルのありがちな問題!」は大いに疑問ですね。(昔はやらなかった。)

おまけ:
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