掲示板

BBS
アイコン設定
投稿者さん使い方

数学好きの人は、誰でも投稿して下さい。
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/31 11:49 (No.890558)削除
次の文章を完全解説して下さい。

問2.2
整数a,b,m,n(n>1)と正の整数kについて、次のことを示せ。
(1)a≡b(mod mn)⇒a≡b(modm),a≡b(modn)
(2)a≡b(modn)⇔ka≡kb(mod kn)
(3)a≡b(modn)⇒ka≡kb(modn)

証明
(1)a≡b(mod mn)⇔mn|a-b⇒m|a-b,n|a-b
(2)a≡b(modn)⇔n|a-b⇔kn|k(a-b)
⇔kn|ka-kb⇔ka≡kb(mod kn)
(3)a≡b(modn)⇔ka≡kb(mod kn)((2)より)
          ⇒ ka≡kb(modn)((1)より)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

具体的には、(1)と(3)の逆が成り立つ条件を述べ、それを証明して下さい。

おまけ:
https://www.tv-asahi.co.jp/reading/goodmorning/225966/
返信
返信0
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/29 19:52 (No.889074)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201907190000/

何でもありでも解けたら凄いと思います。私は2通り作ってみましたが、20年ぐらいの歴史がありますからね。ある意味出来て当然ですね。確か1つは私のオリジナルです。

おまけ:
https://twitter.com/after6junction/status/1696451285887955098
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/30 07:32削除
解法1 多分、模範解答
点Bを中心に△DBCをBCがBAにくっつくまで回転移動コピーさせ、点Dの行き先をD'とする。
また、点Aを中心に△DABをABがACにくっつくまで回転移動コピーさせ、点Dの行き先をD''とする。
さらに、点Cを中心に△DCAをCAがCBにくっつくまで回転移動コピーさせ、点Dの行き先をD'''とする。
すると、∠D'BD=∠ABC=60°,∠D''AD=∠CAB=60°,∠D'''CD=∠BCA=60°
また、BD=BD',AD=AD'',CD=CD'''より、△BD'D,△AD''D,△CD'''Dはそれぞれ頂角が60°の二等辺三角形より正三角形になる。
よって、△BD'Dは1辺が4cmの正三角形で△AD''Dは1辺が5cmの正三角形で△CD'''Dは1辺が3cmの正三角形になり、△ADD',△BDD''',△CDD''はそれぞれ3辺の長さが3cm,4cm,5cmの直角三角形になる。
よって、六角形AD'BD'''CD''の面積は、
S=3×(3√3/2)×(1/2)+4×(4√3/2)×(1/2)+5×(5√3/2)×(1/2)+3×4×(1/2)×3
=9√3/4+16√3/4+25√3/4+18
=25√3/2+18cm^2
ところで、△ABCの面積はこの半分なので、答えは、
25√3/4+9cm^2

解法2は次回。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/31 07:57削除
解法2
点DのAB,BC,CAに関する対称点をそれぞれD',D'',D'''と置いて、
∠D'AB=∠DAB=○,∠D'''AC=∠DAC=×と置くと、∠BAC=○×で∠D'AD'''=○○××より、∠D'AD'''=60°×2=120°
また、AD'=AD=AD'''より、△AD'D'''は頂角が120°で等辺がAD=5cmの二等辺三角形になる。
同様に、△BD''D'は頂角が120°で等辺がBD=4cm,△CD'''D''は頂角が120°で等辺がCD=3cmの二等辺三角形になる。
よって、頂角が120°の二等辺三角形の二辺比を考えると、D'D'''=5√3cm,D'D''=4√3cm,D''D'''=3√3cmより、△D'D''D'''は3:4:5の直角三角形。
また、頂角が120°の二等辺三角形は半分に切って組み直すと等辺を1辺とした正三角形になるので、
五角形AD'BD''CD'''=3×(3√3/2)×(1/2)+4×(4√3/2)×(1/2)+5×(5√3/2)×(1/2)+(3√3)×(4√3)×(1/2)
=9√3/4+16√3/4+25√3/4+18
=25√3/2+18cm^2
ところで、△ABCの面積はこの半分なので、答えは、
25√3/4+9cm^2

確かこの問題を初めて見たのは「高校への数学 日日のハイレベル演習」で、解法1が模範解答だったと思いますが、私のオリジナルの解法2の方が簡単ですよね。初期のこれしかなかったという記憶が強くて別解を考えられない状態だったのでしょうか。まぁ、伝統とはそういうものだと思いますが。
因みに、私も「フェルマーの最終定理 n=3,4の場合」の初等的な別証明なんて考えもしませんでした。しかも、無限降下法なんてちょっと面倒臭い方法を全く使わないなんて。

おまけ:
https://twitter.com/ATDY6GzGZoYWRWz/status/1696520290111770823
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/30 12:07 (No.889614)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題11
aを正の整数とする。このとき、任意の正の整数k(k>1)に対してaは
a=rnk^n+rn-1k^(n-1)+…+r1k+r0
0<rn<k,0≦rn-1<k,…,0≦r1<k,0≦r0<k
という形に一意的に表されることを証明せよ。aをこのような形に表すことをaもk進法表示という。

証明
(1)表されること:aについての帰納法で示す。a=1のとき、1=1でr0=1とすればよい。
a>1として、a-1まで成り立つと仮定する。aを超えないkの累乗のうち、最大のものをk^nとする。
k^n≦a<k^(n+1)よりk^(n-1)≦a/k<k^n
ゆえに、k^(n-1)≦[a/k]<k^n
ここで、[a/k]<aであるから帰納法の仮定より、
[a/k]=rnk^(n-1)+rn-1k^(n-2)+…+r2k+r1
0<rn<k,0≦rn-1<k,…,0≦r2<k,0≦r1<k
と表される。さらに、練習問題9(4)よりaはa=[a/k]k+r0(0≦r0<k)と表されるから、この式に上式を代入すると次が得られる。
a=k(rnk^(n-1)+rn-1k^(n-2)+…+r2k+r1)+r0
=rnk^n+rn-1k^(n-1)+…+r2k^2+r1k+r0
(2)一意的であること:
a=1のとき、表現が一意的であることは容易にわかる。
a>1として、a-1まで正しいと仮定する。このとき、
rnk^n+rn-1k^(n-1)+…+r2k^2+r1k+r0=0⇒rn=rn-1=…=r0=0
を示せば十分である。仮定の式を変形すると、
rnk^n+rn-1k^(n-1)+…+r2k^2+r1k=-r0
ゆえに、r0≡0(mod k)ここで、0≦r0<kであるからr0=0 したがって、
rnk^(n-1)+rn-1k^(n-2)+…+r2k+r1=0
帰納法の仮定より、rn=rn-1=…=r1=0

演習問題9
xを任意の実数とするとき、xを超えない整数すべての集合において最大のものを記号[x]で表す。これをガウス記号という。このとき、次を証明せよ。
(1)[x]≦x<[x]+1
(2)y≦x⇒ [y]≦[x]
(3)x∈ℝ,a∈ℤ⇒ [x+a]=[x]+a
(4)a,b∈ℤ,b>0,a=[a/b]b+(a-[a/b]b)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

具体的には、

>a-1まで正しいと仮定する。このとき、
rnk^n+rn-1k^(n-1)+…+r2k^2+r1k+r0=0⇒rn=rn-1=…=r0=0
を示せば十分である。

その理由を述べて下さい。0の場合は特別のような気もしますが。
そもそも「aは正の整数」とか色々考えてみて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/30 13:33削除
解説
>a-1まで正しいと仮定する。このとき、
rnk^n+rn-1k^(n-1)+…+r2k^2+r1k+r0=0⇒rn=rn-1=…=r0=0
を示せば十分である。

その理由を述べて下さい。0の場合は特別のような気もしますが。
そもそも「aは正の整数」とか色々考えてみて下さい。

やはり、n進法(ここではk進法)で0の時も任意の整数の場合も同じなので、0の場合が一意的である事を示せば十分という事だろう。「aは正の整数」とかは関係ない。一意的である事を示すのに0の場合を利用するだけだからである。
一応、(1)のようにも示してみよう。
aについての帰納法で示す。
a=1のとき、表現が一意的であることは容易にわかる。
a>1として、a-1まで正しいと仮定する。
aを超えないkの累乗のうち、最大のものをk^nとする。
k^n≦a<k^(n+1)よりk^(n-1)≦a/k<k^n
ゆえに、k^(n-1)≦[a/k]<k^n
ここで、[a/k]<aであるから([a/k]はa-1以下の整数だから)帰納法の仮定より、
[a/k]=rnk^(n-1)+rn-1k^(n-2)+…+r2k+r1
0<rn<k,0≦rn-1<k,…,0≦r2<k,0≦r1<kと一意的に表される。さらに、練習問題9(4)と除法の定理1.5よりaはa=[a/k]k+r0(0≦r0<k)と一意的に表されるから、この式に上式を代入すると次が得られる。
a=k(rnk^(n-1)+rn-1k^(n-2)+…+r2k+r1)+r0
=rnk^n+rn-1k^(n-1)+…+r2k^2+r1k+r0
∴a=rnk^n+rn-1k^(n-1)+…+r2k^2+r1k+r0
rn~r1とr0がそれぞれ一意的なので、この式も一意的に表される。
よって、a-1まで成り立つと仮定してaでも成り立つので、数学的帰納法により一意的である事が示された。

定理1.5(除法の定理)
a,bを整数で、b>0とすると、
a=qb+r,0≦r<b
を満足する整数q,rが存在する。しかも、q,rはa,bにより一意的に定まる。
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

因みに、「a-1まで正しいと仮定」は十分条件である。本当に必要なのは「[a/k]以下で正しいと仮定」である。
そうすれば、
[a/k]=rnk^(n-1)+rn-1k^(n-2)+…+r2k+r1
0<rn<k,0≦rn-1<k,…,0≦r2<k,0≦r1<kと一意的に表せるからである。(最大指数がn-1にも注意。のちにkがかかってnになる。)

おまけ:
https://asagei.biz/excerpt/35185
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/28 16:07 (No.887903)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201907220000/

方程式で解ければ良いです。ただし、受験算数の先生にはなれませんが。当然ですが、東大出ててもなれない人はなれませんね。
私は検索しないで解きましたが、検索しても解けないかもしれません。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/29 18:51削除
問題
今までのテストの平均点は84.6点でしたが、今回のテストの得点が93点だったので、今回のテストを加えた平均点が86点になりました。今回のテストも含めて、全部で何回のテストを受けましたか。

解法1 方程式の解法
今までのテストの回数をx回と置くと、
84.6x+93=86(x+1)が成り立つ。
∴84.6x+93=86x+86
∴1.4x=7 ∴14x=70 ∴x=5
よって、x+1=6
よって、答えは、6回。

解法2 算数の解法

84.6点 86点      93点
 □回            1回

これを天秤算で考えると、
86点と84.6点の差が1.4点
93点と86点の差が7点
より、1.4:7=14:70=1:5
よって、□=5回である。
よって、全部で5+1=6回より、
答えは、6回。

解法3 邪道な解法
今までのテストの平均点は84.6点より、今までのテストの回数は5の倍数である。(合計が整数だから。)
よって、5回としてみると、84.6×5=423点
これに今回の93点を加えると、423+93=516点
これを5+1=6回で割ると、516÷6=86点で合う。
よって、答えは、6回。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/29 11:39 (No.888652)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題10
xを正の実数,nを正の整数とする。1からxまでの正の整数のうち、nの倍数であるものの個数は[x/n]に等しいことを示せ。

証明
演習問題9(1)より[x/n]≦x/n<[x/n]+1 ゆえに、[x/n]n≦x<([x/n]+1)n この式より、1からxまでの整数のうち、nの倍数となるものはn,2n,…,[x/n]nであるから、[x/n]個である。

演習問題9
xを任意の実数とするとき、xを超えない整数すべての集合において最大のものを記号[x]で表す。これをガウス記号という。このとき、次を証明せよ。
(1)[x]≦x<[x]+1
(2)y≦x⇒ [y]≦[x]
(3)x∈ℝ,a∈ℤ⇒ [x+a]=[x]+a
(4)a,b∈ℤ,b>0,a=[a/b]b+(a-[a/b]b)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

分かり易く解説した後、別解を考えてみて下さい。因みに、私は2通り作ってみましたが、1通りはどうでしょう。吟味してみて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/29 13:51削除
演習問題10
xを正の実数,nを正の整数とする。1からxまでの正の整数のうち、nの倍数であるものの個数は[x/n]に等しいことを示せ。

証明
演習問題9(1)より[x/n]≦x/n<[x/n]+1 ゆえに、[x/n]n≦x<([x/n]+1)n この式より、1からxまでの整数のうち、nの倍数となるものはn,2n,…,[x/n]nであるから、[x/n]個である。

解説
演習問題9(1)の)[x]≦x<[x]+1のxの所にx/nを代入すると、[x/n]≦x/n<[x/n]+1 この全ての辺にnを掛けると、[x/n]n≦x<([x/n]+1)n
xは正の実数より、
0<x<nの場合、0≦x<n nの倍数は0個。
n≦x<2nの場合、nの倍数はnの1個のみ。
2n≦x<3nの場合、nの倍数は2nの1個のみ。
3n≦x<4nの場合、nの倍数は3nの1個のみ。



[x/n]n≦x<([x/n]+1)nの場合、nの倍数は[x/n]nの1個のみ。
以上から、nの倍数は、計[x/n]×1=[x/n]個である事が分かる。
よって、1からxまでの正の整数のうち、nの倍数であるものの個数は[x/n]に等しい。よって、示された。

別解
xをnで割った商をq,余りをr(0≦r<n)とすると、x=qn+r ただし、rは整数とは限らない。
この両辺をnで割ると、x/n=q+r/n
∴[x/n]=[q+r/n]———①
ここで、0≦r<nの全ての辺をnで割ると、
0≦r/n<1 また、qは整数より、
[q+r/n]=q———②
①,②より、[x/n]=q
ところで、qはxをnで割った商より、1からxまでの正の整数のうち、nの倍数であるものの個数である。
よって、それが[x/n]に等しいことが示された。

やっぱり、別解は1通りにしました。よく吟味して下さい。

おまけ:
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12817924332.html
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/28 22:21 (No.888250)削除
次の文章を完全解説して下さい。

「ところで、円の面積公式の厳密な証明について、よく「高校数学で習う積分を使うと証明できる」と言う人がいる。
 しかし、その説明方法には大きな欠陥が潜んでいて、三角関数の微分積分の出発点にある極限に関する公式を用いている。
 ところが、この式の証明では扇形の面積公式、すなわち円の面積公式を用いている。それゆえ、円の面積公式から円の面積公式を導く“循環論法”に陥っているので、重大な欠陥論法である。」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/a9e1e7a9628ed6165bba1ed124b7816c5198f3be?page=2

実際に半径1の円の面積を積分で求めて、どこが循環論法になっているか解説して下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/29 07:56削除
解説
半径1の単位円の方程式は、x^2+y^2=1 よって、第1象限だけに限れば、y=√(1-x^2)で表される。
よって、円の面積をSとすると、
S=4∫(0~1)√(1-x^2)dx———☆
これを置換積分でx=sinθと置いて、この両辺をθで微分すると、dx/dθ=cosθ ∴dx=cosθdθ———①
また、1=sinθと置くと、θ=π/2 0=sinθと置くと、θ=0———②
①,②を☆に代入すると、
S=4∫(0~π/2)√{1-(sinθ)^2}cosθdθ
=4∫(0~π/2)(cosθ)^2dθ
=4∫(0~π/2){(1+cos2θ)/2}dθ
=2∫(0~π/2)(1+cos2θ)dθ
=2[θ+sin2θ/2](0~π/2)
=2(π/2+0-0-0)=π
∴S=π
一方、S=1×1×π=πよりOK。(一応、何も見ないで導きました。まぁ、記憶しているだけですが。)

ところで、sinを微分するとcosになるが、この過程を見ると(面倒くさいので他のサイトから引用する)、
https://hiraocafe.com/note/differential_of_sinx.html
(私の手元の参考書は和と積の公式を使っていて、そっちの方が簡単である。)

lim(h→0)(sinh/h)=1を使っている事が分かるだろう。
これを導く時にラジアンによる扇形の面積の公式を利用しているのである。こちらのサイトの図を参照して下さい。https://manabitimes.jp/math/669

因みに、今朝、たまたま見つけたのだが、これを使えば循環論法にならないのではないだろうか。ただし、厳密な証明とは言えないと思うが。
https://www.headboost.jp/derivative-of-sinx/#:~:text=2.-,sin%E3%81%AE%E5%BE%AE%E5%88%86%E3%81%AFcos,%E3%81%AF%20cos%20%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

また、lim(h→0)(sinh/h)=1の定理自体、循環論法説もあるらしい。https://todai-counseling.com/?p=461(そうでない方法でも証明していますね。)

結論として、これ以上深堀しないが、

「ところで、円の面積公式の厳密な証明について、よく「高校数学で習う積分を使うと証明できる」と言う人がいる。
 しかし、その説明方法には大きな欠陥が潜んでいて、三角関数の微分積分の出発点にある極限に関する公式を用いている。
 ところが、この式の証明では扇形の面積公式、すなわち円の面積公式を用いている。それゆえ、円の面積公式から円の面積公式を導く“循環論法”に陥っているので、重大な欠陥論法である。」

「重大な欠陥論法」ではない可能性もあるのではないだろうか。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/26 17:04 (No.885993)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201907300000/

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201907260001/

問題3
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201907260000/

問題4
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201907250000/

問題4は頭の中だけでは無理だと思います。もっとも、目が見えなくて数学をする人はそれが普通だと思いますが。凄いですよね。尊敬。地頭がどうのとか言っている人は爪の垢を煎じて飲んだ方が良い。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/28 07:56削除
問題1の解答
Oと接点2か所を結ぶと、右下に出来る四角形は、3直角から長方形で半径から隣り合う2辺の長さが等しいので、正方形になる。
また、右上の直角三角形(左下の直角三角形でも良い)は全体の大きな直角三角形と相似である。
よって、直角を挟む二辺の比が1:2より、2辺を①,②と置くと、正方形より②の方は縦に変換でき、①+②=3cmとなる。よって、③=3cmより、①=1cm
よって、半径=②=2cm ところで、黄色部分の面積は直角三角形から半円の面積を引いたものなので、
黄色部分=3×6÷2-2×2×3.14÷2=9-6.28=2.72cm^2
よって、答えは、2.72cm^2

一応、「左下の直角三角形でも良い」でやると、①+②=6cmより、①=2cm よって、半径は2cmとこっちの方が速かった。

問題2
10から時計回りに1つ置きに考えると、
10,11,13,16,?,25,31で、
この階差を取ると、1,2,3,□,□,6より、
□を4,5とすると、?=20で合う。
よって、答えは、20

問題3
条件より、
内側の弧+外側の弧=24-5×2=14cm
よって、そのど真ん中の弧の長さは平均より、
(内側の弧+外側の弧)÷2=14÷2=7cm
ここで、黄色部分をまっすぐに伸ばして長方形の面積で考えると、答えは、5×7=35cm^2

しかし、そんな事をして良いのか? 伸ばしたら面積に影響は出ないのか? 一応、普通の方法でも裏を取ろう。中学数学で求めても良いが、ラジアンの公式を使う事にする。

半径をr,中心角をθ,弧の長さをl,弧の面積をSと置くと、公式より、l=rθ,S=(1/2)r^2・θ(S=(1/2)rl)
∴黄色部分=(1/2)(r+5)^2・θ-(1/2)r^2・θ
=(1/2)(10r+25)θ=(5/2)(2r+5)θ
∴黄色部分=(5/2)(2r+5)θ———①
また、l=rθより、rθ+(r+5)θ+5×2=24
∴(2r+5)θ=14———②
②を①に代入すると、黄色部分=(5/2)×14=35
よって、答えは、35cm^2

よって、OK。因みに、似たような便利な方法にパップス・ギュルダンの定理というのがあるので紹介しておこう。https://manabitimes.jp/math/874

念のため、便利という事だけの共通点である。

おまけ:
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023082600339&g=int
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/28 20:34削除
問題4の解答
3点B',D',Cが一直線になった図を描き、
正方形AB'C'D'の中心をO'とすると、3点O,D',Cは一直線上にあり、B'D'⊥AO' 
また、AO':AC=1:2より、△AO'Cは30°,60°,90°の直角三角定規型である。
よって、∠CAO'=60°また、正方形ABCDの中心をOとすると、∠OAO'=60°という事である。
よって、答えは、60°

おまけ:
https://news.yahoo.co.jp/articles/4bba150f9646137b5a05d6c72c7d5e9ebe4688bf
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/28 11:34 (No.887663)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題9
xを任意の実数とするとき、xを超えない整数すべての集合において最大のものを記号[x]で表す。これをガウス記号という。このとき、次を証明せよ。
(1)[x]≦x<[x]+1
(2)y≦x⇒ [y]≦[x]
(3)x∈ℝ,a∈ℤ⇒ [x+a]=[x]+a
(4)a,b∈ℤ,b>0,a=[a/b]b+(a-[a/b]b)

証明
x∈ℝに対して、x-[x]=rとおけば、0≦r<1である。ゆえに、x=[x]+r(0≦r<1)と表される。このとき、次の性質がある。
(1)0≦r<1より[x]≦[x]+r<[x]+1 ゆえに、[x]≦x<[x]+1
(2)y≦x⇒[y]≦[x]:xとyをそれぞれ、
x=[x]+r,0≦r<1 y=[y]+r',0≦r'<1
と表す。仮定より[y]+r'≦[x]+rであるから、[y]-[x]≦r-r' ここで、r-r'<1より[y]-[x]≦0 ゆえに、[y]≦[x]を得る。
(3)x∈ℝ,a∈ℤ⇒[x+a]=[x]+a:x=[x]+r,0≦r<1であるから[x+a]=[[x]+a+r]=[x]+aを得る。
(4)除法の定理1.5よりa=bq+r(q,r∈ℤ,0≦r<b)と表される。これより、a/b=q+r/b(0≦r/b<1) ゆえに、[a/b]=[q+r/b]=qであるからr=a-[a/b]b したがって、a=qb+r=[a/b]b+r=[a/b]b+a-[a/b]b

定理1.5(除法の定理)
a,bを整数で、b>0とすると、
a=qb+r,0≦r<b
を満足する整数q,rが存在する。しかも、q,rはa,bにより一意的に定まる。
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

具体的には、

>[y]-[x]≦r-r' ここで、r-r'<1より[y]-[x]≦0

別に難しくありませんが、誰でも分かるように解説して下さい。

また、(1)~(4)に別解を作ってみました。
ただし、以前の、

問1.23
n,a,bを整数とするとき、次を示せ。
(n,a)=1,(n,b)=1⇒ (n,ab)=1

しかし、nとaが互いに素でnとbが互いに素ならば、a,b共にnと共通因数がないので、それらを掛け合わせたabもnと互いに素に決まっているね。(2023/8/22 13:47からの引用)

的な別解も含まれます。念のため、前回は別解扱いはしなかった。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/28 13:33削除
解説
>[y]-[x]≦r-r' ここで、r-r'<1より[y]-[x]≦0

0≦r<1———① 0≦r'<1———②
②×-1より、0≧-r'>-1 ∴-1<-r'≦0———②'
①+②'より、-1<r-r'<1 
ところで、[y]-[x]≦r-r' 
この左辺は整数より、[y]-[x]≦0 ∴[y]≦[x]

演習問題9
xを任意の実数とするとき、xを超えない整数すべての集合において最大のものを記号[x]で表す。これをガウス記号という。このとき、次を証明せよ。
(1)[x]≦x<[x]+1
(2)y≦x⇒ [y]≦[x]
(3)x∈ℝ,a∈ℤ⇒ [x+a]=[x]+a
(4)a,b∈ℤ,b>0,a=[a/b]b+(a-[a/b]b)

別解
(1)x=a+b———①
(aは整数,bは正の小数(0≦b<1))と置くと、
[x]=[a+b]=a———② 
また、0≦b<1の全ての辺にaを加えると、
a≦a+b<a+1———③
①,②を③に代入すると、
[x]≦x<[x]+1 よって、示された。

念のため、模範解答の後付けで作った訳ではありません。

(2)(1)より、[x]≦x<[x]+1
また、[y]≦y<[y]+1
ここで条件より、y≦xなので、左辺同士,右辺同士も、[y]≦[x],[x]+1≦[y]+1である。
(これはガウス記号の性質より自明とする。)
∴[y]≦[x] よって、示された。

(3)x=p+q(pは整数でqは小数(0≦q<1))と置くと、x+a=p+q+a=(p+a)+q
∴[x+a]=[(p+a)+q]
ここで、p+aは整数で0≦q<1より、
[x+a]=p+a———①
ところで、[x]=[p+q]=p———②
②を①に代入すると、[x+a]=[x]+a
よって、示された。

念のため、これも模範解答の後付けで作った訳ではありません。

(4)a,b∈ℤ,b>0,a=[a/b]b+(a-[a/b]b)

この右辺の括弧を外せば、a=aで成り立つ。
よって、示された。

因みに、[b/a]bにしようが何にしようが相殺されるので成り立ちますが、一応、[b/a]bの時点では何でも整数ですね。別に[a/b]bや[b/a]aとしても特に意味はありませんね。(この命題自体に何か意味があるのでしょうか?)

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/26 14:31 (No.885865)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201907310000/

系は除いて2通り作って下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/27 07:58削除
解法1
∠BDC=∠BECより円周角の定理の逆により、4点D,B,C,Eは同一円周上にある。
よって、四角形DBCEは円に内接する四角形。
∴∠DEA=∠DBC
ところで、△DBCは直角二等辺三角形より∠DBC=45°∴∠DEA=45°
よって、答えは、45°

解法2
BDの延長とACとの交点をFとすると、FB⊥CD,FC⊥BEより、BEとCDの交点をHとすると、点Hは△FBCの垂心である。
よって、FHの延長とBCとの交点をGとすると、FG⊥BC ∴∠HGC=90°
ところで、△DBCは直角二等辺三角形より∠DCB=45°∴∠HCG=45°∴∠CHG=45°
よって、対頂角より∠DHF=45°
また、∠FDH=∠FEH=90°より四角形FDHEは円に内接する四角形。よって、円周角より∠DEF=∠DHF=45°よって、答えは、45°

因みに、AB=ACとなっているが、全く意味がない。むしろ、惑わせているのだろうか。

因みに、解法1の系なら色々作れる。
1つだけ挙げると、
△EDCの内対角の和より∠AED=∠EDC+∠ECDで、円周角より=∠EBC+∠EBD=∠DBC=45°となる。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/24 20:37 (No.884188)削除
問題1
https://www.excite.co.jp/news/article/E1692199790227/

何でもありの別解を作って下さい。

問題2
https://www.excite.co.jp/news/article/E1692199575120/

普通に別解と何でもありでも解いて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/26 07:56削除
問題1の別解
正方形を左上の頂点から反時計回りにA~Dと振り、正方形の内部の点をEとする。
ここで、∠ECD=●と置くと、△ECDの内角の和より、∠EDC=90°-●
よって、∠EDA=90°-(90°-●)=●
よって、∠ECD=∠EDA
今、EからADに垂線を下ろしその足をHとし、EH=xcm,正方形の1辺の長さをycmと置くと、直角と●の2角が等しいので、△CDE∽△DEH よって、
y:6=6:xが成り立つ。∴xy=36———①
また、△EAD=xy/2———②
①を②に代入すると、△EAD=18cm^2
よって、グレー部分の面積は、18cm^2

問題2の別解
AB+BC=6cmより、ABの延長上にBC'=BCとなる点C'を取ると、AC'=6cm
また、△CBC'は直角二等辺三角形になるので、∠CC'B=45°
ここで、正方形の右上の頂点をDとすると、∠ADB=45°より、∠ADC=∠AC'C
また、∠CAD=∠CAC'より、2角が等しいので△CADと△CAC'は相似で、ACを共有しているので合同である。
よって、AD=AC'=6cm
ところで、正方形の面積は対角線×対角線÷2より、
答えは、6×6÷2=18cm^2

何でもありの解法
右上の頂点をDとし、正方形の1辺の長さをxとすると、AD=√2xcm
ここで、△ADBで角の二等分線の定理を使うと、
DC:CB=AD:AB=√2:1
∴BC={1/(√2+1)}DB=x/(√2+1)cm
よって、条件より、
x+x/(√2+1)=6が成り立つ。
∴(√2+1)x+x=6(√2+1)
∴(√2+2)x=6(√2+1)
∴x=6(1+√2)/(2+√2)
=3(1+√2)(2-√2)
=3(2-√2+2√2-2)=3√2
∴x^2=18
よって、答えは、18cm^2

おまけ:
https://www.msn.com/ja-jp/sports/other/%E5%96%A7%E5%98%A9%EF%BC%93%EF%BC%90%EF%BC%90%EF%BC%90%E6%88%A6%E7%84%A1%E6%95%97%E3%81%AE%E6%89%80%E6%B2%A2%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3-%E3%81%82%E3%82%93%E3%81%AA%E8%8C%B6%E7%95%AA%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%82%88-%EF%BD%82%EF%BD%92%EF%BD%85%EF%BD%81%EF%BD%8B%EF%BD%89%EF%BD%8E%EF%BD%87%EF%BD%84%EF%BD%8F%EF%BD%97%EF%BD%8E%E4%BC%9A%E8%A6%8B%E3%83%89%E3%82%BF%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3-%E8%A8%88%E9%87%8F%E3%82%82%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%81%A0%E3%82%88/ar-AA1fLtJi?ocid=msedgntp&cvid=c0ea3bce89314c218be5d394a3581717&ei=31
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/25 11:07 (No.884677)削除
問題
自然数nに対し、r(n)を、十進数表記で1をn個並べてできる自然数とする。例えばr(2)=11, r(5)=11111である。
(1) r(n)をnの式で表せ。
(2) kを自然数とするとき、次を示せ。
 「r(n)が3^kの倍数 ⇔ nが3^kの倍数」
引用元:https://twitter.com/math_TomoK/status/1694575285759582263

(1)は簡単です。(2)はちょっと難しいと思います。因みに、こちらの方とは違うやり方です。https://twitter.com/K_Nagatoshi/status/1476775204114546692

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/25 20:04削除
問題
自然数nに対し、r(n)を、十進数表記で1をn個並べてできる自然数とする。例えばr(2)=11, r(5)=11111である。
(1) r(n)をnの式で表せ。
(2) kを自然数とするとき、次を示せ。
 「r(n)が3^kの倍数 ⇔ nが3^kの倍数」

解答
(1)
r(n)=10^(n-1)+10^(n-2)+…+10+1

(2)数学的帰納法で示す。
(ⅰ)k=1の時、「r(n)が3の倍数⇔nが3の倍数」を示す。
(ア)r(n)が3の倍数⇒nが3の倍数の証明
r(n)が3の倍数より、111…1(1がn個)が3の倍数。よって、3の倍数の判定法の逆により1+1+1+…+1は3の倍数。 よって、1の個数が3の倍数。よって、nが3の倍数。よって、示された。
(イ)nが3の倍数⇒r(n)が3の倍数の証明
nが3の倍数より、111…1の1の個数が3の倍数。よって、1+1+1+…+1も3の倍数。よって、3の倍数の判定法によりr(n)=111…1は3の倍数。よって、示された。
(ア),(イ)より、k=1の時、成り立つ。
補足:https://rikeinvest.com/math-a/sanbaisu/
(ⅱ)k=mの時成り立つと仮定すると、
「r(n)が3^mの倍数 ⇔ nが3^mの倍数」
また、k=m+1の時、3^(m+1)=3・3^mより、
k=mの時の3倍で、r(n)=111…1の3倍より、
r(n)=111…1|111…1|111…1
(本当は|(区切り)はない。)
帰納法の仮定より、111…1の1の個数は3^mの倍数より、111…1|111…1|111…1の1の個数は3^(m+1)の倍数である。
よって、nは3^(m+1)の倍数。
また、111…1|111…1|111…1は111…1で割り切れ、
111…1|111…1|111…1=111…1×(100…0100…01)となる。(例えば、111111を電卓で11で割れば10101となる事からも分かる。)
ここで、100…0100…01は3の倍数の判定法より3の倍数である。また、帰納法の仮定より111…1は3^mの倍数。よって、111…1|111…1|111…1は3^(m+1)の倍数である。
よって、k=m+1の時も成り立つ。
(ⅰ),(ⅱ)より、数学的帰納法により示された。

因みに、(1)は、等比数列の和の公式を使えば、
r(n)=(10^n-1)/9と表される。こっちの方が模範解答だろう。ただし、私の方も間違いではないので、このままにしておこう。

おまけ:
https://dmokabusikigaisya.com/2018/06/23/seank-eigo/
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/25 11:48 (No.884699)削除
次の文章を完全解説して下さい。

演習問題7
2^r+1が素数であれば、rは2のベキであることを示せ。2^r+1の形の素数をフェルマーの素数という。

証明
r=sk=2^e・k,(k,2)=1,2^e=sとおけば、1≦sかつ1≦kである。rが2のベキでないとすると、kは奇数である。このとき、k=2t+1とおけば
2^r+1=2^sk+1=2^(2t+1)s+1=(2^s+1)(2^2ts-2^(2t-1)s+…+2^2s-2^s+1)
と分解される。1<2^s+1,1<2^2ts-2^(2t-1)s+…+2^2s-2^s+1であるから、2^r+1は素数ではない。対偶によって、2^r+1が素数であれば、rは2のベキになる。
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著より

普通の中学生にも分かるように解説して下さい。念のため、「ベキ」とは「累乗」の事と考えて良い。厳密には、累乗は自然数や整数でベキ乗は実数や複素数全般だそうである。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/8/25 13:27削除
解説
演習問題7
2^r+1が素数であれば、rは2のベキであることを示せ。2^r+1の形の素数をフェルマーの素数という。

解答
まず、rを奇数とすると、因数分解の公式より、
2^r+1=(2+1)(2^(r-1)-2^(r-2)+…-2+1)
    =3(2^(r-1)-2^(r-2)+…-2+1)
となり、素数ではない。
次に、rを素因数に奇数を含んだ偶数とする(例えば6とか)と、r=st(sは偶数,tは奇数)と置け、
2^r+1=2^st+1=(2^s)^t+1
=(2^s+1){(2^s)^(t-1)-(2^s)^(t-2)+…-2^s+1}
となり、これも素数ではない。
よって、rが2のベキ乗数でないならば2^r+1は素数ではない。
(2のベキ乗数は、素因数に奇数を含まない偶数で余事象だから。)
この対偶を取ると、
2^r+1が素数ならばrは2のベキ乗数である。
よって、示された。

対偶とか余事象とか知らない人でも、「これも素数ではない。」から、2^r+1が素数になるにはrが奇数を含まない偶数しかあり得ない事は分かるだろう。(残りの場合はそれしかないから。)
よって、2^r+1が素数ならばrは2のベキ乗数である。

因みに、因数分解の公式はこちら。https://manabitimes.jp/math/576(下の方。)

おまけ:
返信
返信1

Copyright © 数学, All Rights Reserved.