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壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/31 11:34 (No.799610)削除
次の文章を完全解説して下さい。

補題2
Kを体、αをKの拡大体Lの元であって、K[X]に属する既約多項式f(X)の根であるとする。このとき、K[X]の多項式g(X)がg(α)=0を満たせば、g(X)はf(X)で割り切れなければならない。

証明
Kにαを添加した体をK(α)とする。準同型写像
σ:K[X]→K[α]=K(α)
  h(X)→h(α)
の核kerσは準同型定理3.5によりK[X]/kerσ≃K(α)を満たすので、f(X)で生成されている(例4.4参照)。
仮定より、g(α)=0であるから、g(X)はkerσに属する。したがって、g(X)はf(X)で割り切れる。

定理3.5(準同型定理)
R,R'を環,f:R→R'をRからR'への準同型写像であるとする。写像
|f:R/kerf→R'
    |a→f(a)
は剰余環R/kerfから環R'への単準同型写像である。すなわち、
R/kerf≃f(R)
また、|fはf=|f◦πを満たす。

例4.4
f(X)をℚ[X]のn次の既約多項式とする。αをf(X)=0の一つの根とし、
ℚ[α]={a0+a1α+a2α^2+…+an-1α^(n-1)|ai∈ℚ}
なる集合を考えると、ℚ[α]は体になる。
このとき、剰余体ℚ[X]/(f(X))とℚ[α]は同型である。
ℚ[X]/(f(X))≃ℚ[α]
(引用終わり)

具体的には、

>kerσは準同型定理3.5によりK[X]/kerσ≃K(α)を満たすので、f(X)で生成されている(例4.4参照)。

>仮定より、g(α)=0であるから、g(X)はkerσに属する。したがって、g(X)はf(X)で割り切れる。

この2ヶ所ぐらいですね。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/31 13:38削除
解説
>kerσは準同型定理3.5によりK[X]/kerσ≃K(α)を満たすので、f(X)で生成されている(例4.4参照)。

K(α)を体としているので、K[X]/kerσ≃K(α)により、K[X]/kerσも体である。よって、定理4.11により、kerσは既約多項式で生成されたイデアルである。

定理4.11
K[X]を体K上の多項式環で、f(X)∈K[X]とするとき、つぎの5つの命題は同値である。
(1)f(X)は既約多項式である。
(2)(f(X))=f(X)K[X]は素イデアルである。
(3)(f(X))=f(X)K[X]は極大イデアルである。
(4)K[X]/(f(X))は整域である。
(5)K[X]/(f(X))は体である。

ところで、f(X)は既約多項式でαはf(X)の根より、kerσ=(f(X))と考えられる。(σはXにαを代入する写像。)
もっと厳密には、
条件よりf(α)=0なので、σ(f(X))=0 ∴f(X)∈kerσ ∴(f(X))⊂kerσ
ところで、条件よりf(X)は既約多項式でもあるので、定理4.11より(f(X))は極大イデアルである。また、定理3.2と定義3.3より、kerσはイデアルである。
∴(f(X))=kerσ(厳密にはkerσ≠K[X]を言う。)
よって、kerσはf(X)で生成されている。

定理3.2
fをRからR'への環の準同型写像とし、0_R'をR'の零元とすると
f^-1(0_R')={x|x∈R,f(x)=0_R'}
はRのイデアルである。

定義3.3
定理3.2の環Rのイデアルf^-1(0_R')を準同型写像fの核という。
環の準同型写像fの核は加法群の準同型写像としての核と同じであるから、加法群の場合と同じ記号kerfを用いて表す。

補足
K(α)を体としているので、K[X]/kerσ≃K(α)により、K[X]/kerσも体である。よって、定理4.11により、kerσは極大イデアルである。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/31 13:46削除
うっかり、もう1ヶ所忘れた。

>仮定より、g(α)=0であるから、g(X)はkerσに属する。したがって、g(X)はf(X)で割り切れる。

g(α)=0より、σ(g(X))=g(α)=0 ∴g(X)∈kerσ
また、上より、kerσ=(f(X)) ∴g(X)∈(f(X))
∴∃q(X)∈K[X],g(X)=f(X)・q(X)
よって、g(X)はf(X)で割り切れる。
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/30 12:09 (No.798769)削除
次の文章を完全解説して下さい。

例6.5
F2={0,1}を2個の元からなる体ℤ/(2),F2[X]をF2上の多項式環とする。X^2+X+1はF2[X]の既約多項式であるから、剰余環
K=F2[X]/(X^2+X+1)
は体である(定理4.11を参照)。
σ:F2→F2[X]/(X^2+X+1)
   a→ |a=aの剰余類
という準同型写像は単射となる(定理3.4)。F2の元のσによる像を同じ記号で書くことにする。この意味でKはF2を部分体として含んでいる。さらに、Kの元|XはF2[X]の多項式の根である。それは、
(|X)^2+|X+1=|(X^2+X+1)=|0
となるからである。
|Xをαと書くことにすればK=F2[X]/(X^2+X+1)の任意の元は、F2[X]の多項式f(X)によりf(α)と表現される。f(X)をX^2+X+1で割れば
f(X)=(X^2+X+1)g(X)+aX+b(g(X)∈F2[X],a,b∈F2)
となるから、結局、
f(α)=aα+b(a,b∈F2)
である。
a=0 のときは f(α)=0 または 1
a=1 のときは f(α)=α または α+1
以上よりK={0,1,α,α^2=α+1}である。αとα+1はX^2+X+1の2つの根となるので、KはF2の拡大体であってX^2+X+1=0の2根を含んでいる。

定理4.11
K[X]を体K上の多項式環で、f(X)∈K[X]とするとき、つぎの5つの命題は同値である。
(1)f(X)は既約多項式である。
(2)(f(X))=f(X)K[X]は素イデアルである。
(3)(f(X))=f(X)K[X]は極大イデアルである。
(4)K[X]/(f(X))は整域である。
(5)K[X]/(f(X))は体である。

定理3.4
体Kから環Rへの準同型写像f:K→Rは単射である。
(引用終わり)

具体的には、

>以上よりK={0,1,α,α^2=α+1}である。αとα+1はX^2+X+1の2つの根となるので、KはF2の拡大体であってX^2+X+1=0の2根を含んでいる。

ここぐらいですね。よく解説して下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/30 13:16削除
解説
>以上よりK={0,1,α,α^2=α+1}である。αとα+1はX^2+X+1の2つの根となるので、KはF2の拡大体であってX^2+X+1=0の2根を含んでいる。

「a=0 のときは f(α)=0 または 1
a=1 のときは f(α)=α または α+1」から、
K={0,1,α,α+1}
ここで、|(X^2+X+1)=|0にX=αを代入すると、
α^2+α+1=0 ∴α+1=-α^2
ところで、「F2={0,1}を2個の元からなる体ℤ/(2)」なので、mod2の世界の話である。つまり、-1=1(-1≡1(mod2))
よって、α+1=-α^2=α^2である。
よって、K={0,1,α,α^2=α+1}となる。
また、X=-(α+1)をX^2+X+1=0に代入すると、{-(α+1)}^2+{-(α+1)}+1=(α+1)^2-α=α^2+α+1=0で成り立つので、X=αとX=-(α+1)はX^2+X+1=0の2つの根であり、-1=1を考えると、X=αとX=α+1はX^2+X+1=0の2つの根である。

ついでに、
>X^2+X+1はF2[X]の既約多項式である

因みに、X^2+1だったら既約多項式ではない。
何故なら、X^2+1=X^2+1+2X(2X≡0(mod2)だから)=(X+1)^2だからである。

誤植も多いし独学には向かない本である。念のため、悪口ではない。その代わり、独学出来れば凄く力が付く参考書だと思う。(大学生向け。)

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/29 11:58 (No.797851)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201903160001/

一応、何でもありでも解いて下さい。簡単ですね。

おまけ:
「パスカルの天才は、実に彼がわずか12歳のときに発露した。・・・・ある日パスカルが父に向って「お父さん、幾何というのはどんなものですか」と問うたが、そのとき父は「正確な図を引いてその線や角度にどんな割合ができるか、どんな関係があるかというようなことを考えていくものである」とのみ聞かされて、「そんなことはもっと年が行ってからのこと、今は問うものでない」といわれたが、パスカルは父のこの一句を幾何学の唯一の定義とし、木炭のかけらをもって廊下の敷石の上に種々の図をかいて自分我流の名前を付け、何とか考えて行くうちに種々の事実の成り立つことに気がつき、その理由を一歩一歩と追及してついに三角形の内角の和が二直角になることを証明し得た。
 パスカルもこの性質に興味を覚えたものとみえ、父に向って「お父さん、どんないびつな三角をかいても三つの角を寄せ集めるとちょうど二直角になるんですよ」とその証明を始めたので、・・・・「一体誰から幾何学を教わったか」と段々と詰問してみると、実は何人からも教わらず、全くこの12歳の一少年が自身の発見創造であったことを知ったとき、彼の父は愕然として驚き、うれし涙に眼を露うした。・・・・そこで、当時の中学生が難解に苦しめられているユークリッドの幾何学書を出して与えたところ、パスカルは元より苦もなくこれを了解し、なおこれに飽き足らずに種々と当時の高等な書をあさって行った。
 このようにして彼が16歳の折、30余ページの一小著を公にしたが、これは円錐曲線すなわち楕円、双曲線、放物線に内接する六辺形の三組の対辺の交点が一直線上にあることの新定理(パスカルの定理)を証明し、これより演繹推論して数多の定理を述べたものであった。・・・・当時の大家デカルトもこれを少年の事業とは信じなかったそうであるが、しかしこれはパスカルと仲の好かった彼の姉妹の話であって事実である。」
「幾何学つれづれ草」秋山武太郎著より
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/30 07:57削除
算数の解法
正方形の左上の頂点から反時計回りにA~Dと振り、辺AB,BC,CD,DA上の点をそれぞれE~Hと振る。
また、中央の正方形の真上の頂点から反時計回りにP~Sと振り、RQの延長とDAの延長との交点をI,SRの延長とABの延長との交点をJ,PSの延長とBCの延長との交点をK,QPの延長とCDの延長との交点をLとすると、
△AIE,△BJF,△CKG,△DLHはそれぞれ直角二等辺三角形になり、AI=BJ=CK=DL=5cmである。
よって、AI=HD=5cmより、IH=ADである。同様に、EJ=AB,FK=BC,GL=CD
ところで、△QIH,△RJE,△SKF,△PLGは直角二等辺三角形でIH=AD,EJ=AB,FK=BC,GL=CDより、これらの三角形を正方形の辺に沿って5cm平行移動させると、ぴったりと正方形ABCDと重なる。
つまり、中央の正方形PQRSの面積と4つの三角形△AIE,△BJF,△CKG,△DLHの面積の和は等しい。
よって、青色部分=5×5÷2×4=50cm^2
よって、答えは、50cm^2

何でもありの解法
上の図の記号を利用する。
DG=xと置くと、LG=x+5で△PLGは直角二等辺三角形より、PからLGに垂線を下ろしその足をMとすると、PM=LG/2=(x+5)/2
∴四角形PGDH=△PLG-△HLD=(x+5)×{(x+5)/2}×(1/2)-5×5×(1/2)
=(x+5)^2/4-25/2
よって、青色部分の面積は正方形からこの面積の4倍を引けば良いので、
S=(x+5)^2-{(x+5)^2/4-25/2}×4=50
よって、答えは、50cm^2

因みに、何でもありで解ければ良いです。ただし、慣れて来ると算数の方がずっと楽ですが。念のため、面白さはまた別の話。
正方形の1辺の長さをxとして、PからADに垂線を下ろしその足をNとすると、△PNHは直角二等辺三角形より、NP=NH=x/2-5
∴PR=x-(x/2-5)×2=10
ところで、対称性より青色部分は正方形。
∴青色部分=10×10÷2=50cm^2

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/29 13:36 (No.797911)削除
次の文章を完全解説して下さい。

定理6.3
体の拡大K⊂LでαはLの元とするとき、次のことが成り立つ。
(1)αがK上超越的であれば
σ:K[X]→K[α]⊂L(X→α)
は環同型写像であり、K[α]の商体K(α)はK上の有理関数体K(X)と同型である。
(2)αがK上代数的であり、αのK上の最小多項式をf(X)とすると、写像
K[X]/(f(X))→K[α]⊂L(|X→α)
は同型写像であり、K[α]は体になる。すなわち、K[α]=K(α)となる。

証明
次のような環の準同型写像を考える。
σ:K[X]→K[α]
  f(X)→f(α)
(1)αがK上超越的であれば、kerσ=(0)なので、写像σは同型写像である。このとき、定理5.2によってσはK(X)からK[α]の商体K(α)に拡張することができる。
(2)αがK上代数的であり、αのK上の最小多項式をf(X)とすると、f(X)は既約であるからkerσはf(X)で生成される。すなわち、kerσ=(f(X)) したがって、準同型定理3.5によりK[X]/(f(X))はσの像K[α]と同型になる。f(X)は既約だから、イデアル(f(X))は極大イデアルとなりK[α]は体となる(定理4.11)。

定理5.2
RとR'を整域とし、その商体をそれぞれKとK'とする。RからR'への環の単準同型写像fは、KからK'への体の単準同型写像~fに一意的に拡張することができる。
特に、fが同型写像であれば、~fも同型写像である。

定理3.5(準同型定理)
R,R'を環,f:R→R'をRからR'への準同型写像であるとする。写像
|f:R/kerf→R'
    |a→f(a)
は剰余環R/kerfから環R'への単準同型写像である。すなわち、
R/kerf≃f(R)
また、|fはf=|f◦πを満たす。

定理4.11
K[X]を体K上の多項式環で、f(X)∈K[X]とするとき、つぎの5つの命題は同値である。
(1)f(X)は既約多項式である。
(2)(f(X))=f(X)K[X]は素イデアルである。
(3)(f(X))=f(X)K[X]は極大イデアルである。
(4)K[X]/(f(X))は整域である。
(5)K[X]/(f(X))は体である。
(引用終わり)

具体的には、

>αがK上超越的であれば、kerσ=(0)なので、写像σは同型写像である。

厳密に解説して下さい。

>このとき、定理5.2によってσはK(X)からK[α]の商体K(α)に拡張することができる。

補足解説して下さい。

>αがK上代数的であり、αのK上の最小多項式をf(X)とすると、f(X)は既約であるからkerσはf(X)で生成される。

>したがって、準同型定理3.5によりK[X]/(f(X))はσの像K[α]と同型になる。f(X)は既約だから、イデアル(f(X))は極大イデアルとなりK[α]は体となる(定理4.11)。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/29 16:01削除
解説
>αがK上超越的であれば、kerσ=(0)なので、写像σは同型写像である。

p.242に「σが単射であればαはK上超越的であり、そうでなければαはK上代数的である」とあるので、ここでのσも単射である。よって、定理3.3よりkerσ=(0)である。

定理3.3
RとR'を環とし、fをRからR'への環の準同型写像とする。このとき、fが単射であるための必要十分条件はkerf=(0)となることである。
f:単射⇔kerf=(0)

また、σは代入(σ:K[X]→K[α]⊂L(X→α))なので、全射である。よって、σは全単射である。
ところで、代入の原理は準同型写像である。

定理4.4(代入の原理)
環LをRを部分環とするような環とし、Lの元αはRのすべての元と可換とする。R[X]の元f(X),g(X)において、次が成り立つ。
(ⅰ)f(X)+g(X)=ε(X)⇒f(α)+g(α)=ε(α)
(ⅱ)f(X)・g(X)=η(X)⇒f(α)・g(α)=η(α)

定理4.4は多項式環R[X]の元f(X)に対してf(α)(∈L)を対応させる写像Φが環としての準同型写像であることを意味している。

話を元に戻して、σは準同型写像で全単射より同型写像である。

>このとき、定理5.2によってσはK(X)からK[α]の商体K(α)に拡張することができる。

「このとき」とは、αがK上超越的な時なので、σが単射の時である。よって、定理5.2の、

定理5.2
RとR'を整域とし、その商体をそれぞれKとK'とする。RからR'への環の単準同型写像fは、KからK'への体の単準同型写像~fに一意的に拡張することができる。
特に、fが同型写像であれば、~fも同型写像である。


単準同型写像(σは代入で準同型写像)の時なので、定理5.2を使えるという事である。

>αがK上代数的であり、αのK上の最小多項式をf(X)とすると、f(X)は既約であるからkerσはf(X)で生成される。

f(X)がαのK上の最小多項式よりf(α)=0
(p.242に「f(X)はαを根とする次数最小のモニックな多項式である。このf(X)をαのK上の最小多項式という」。)
∴σ(f(X))=0 ∴f(X)∈kerσ ∴(f(X))⊂kerσ
ここで、f(X)は既約多項式より定理4.11により(f(X))は極大イデアルだから、(f(X))=kerσ 
念のため、kerσはイデアルだから。厳密には、kerσ≠K[X]を示す必要もあるが省略。(自明な事である。)

>したがって、準同型定理3.5によりK[X]/(f(X))はσの像K[α]と同型になる。f(X)は既約だから、イデアル(f(X))は極大イデアルとなりK[α]は体となる(定理4.11)。

定理4.11により、K[X]/(f(X))が体になるから、それと同型なK[α]も体となるという事。

>「σが単射であればαはK上超越的であり、そうでなければαはK上代数的である」

αがK上代数的であれば、n次方程式だったらn個解があるので写像がn個あり単射ではなく、αがK上超越的であれば、n次方程式に解はなく例えば、aX^2+bX+c→aπ^2+bπ+cという写像になり単射という事だろう。(適当。)

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/28 12:52 (No.796993)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201903170001/

一応、2通りで裏取りました。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201903160002/

いわゆる、なぞなぞですね。検索なしで解けました。(ちょっと考えて、解けなければ検索しないでスルーです。)

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/29 07:56削除
問題1の解法1
左の二等辺三角形をABC(頂点Aから反時計回り)とし、右の二等辺三角形をDCF(頂点がDで右底角がF)とする。
また、横の二等辺三角形の頂点をGとし反時計回りにG~Iと振り、GHとAB,AC,DCとの交点をそれぞれJ,K,Lと振り、GIとAB,AC,DC,DFとの交点をそれぞれM,N,O,Pと振り、HIとDFの交点をQと振ると、
△GMJと△AMNにおいて対頂角と∠G,∠Aがそれぞれ等しいので、残りの1角も等しい。
よって、∠ANM=∠GJM=90°また、∠ACB=∠DFCより同位角が等しいので、ACとDFは平行である。
よって、同位角と対頂角を経ると、∠QPI=∠ANM=90°である。
また、∠PIQ=∠GIH=(180°-28°)÷2=152°÷2=76°
よって、△QPIの内対角の和より、∠PQH=90°+76°=166°
よって、∠ア=166°

解法2
錯角より∠OLH=∠BJK=90°また、△MGJの内対角の和より∠JMN=90°+28°=118°
よって、同位角より∠LOP=∠JMN=118°
また、解法1と同様に∠OPQ=90°,∠LHQ=76°
ところで、5角形の内角の和は、公式より180°×(5-2)=540°
よって、∠PQH=540°-90°-118°-90°-76°=166°
よって、∠ア=166°でOK。

因みに、多角形の内角の和の公式を知らない場合は、五角形OLHQPをOH,OQで3つの三角形に分けて、それぞれの内角の和が180°より、180°×3=540°と求めれば良い。(こういうのを工夫と言うと思うが、そんな事を自分で思い付く人は天才である。パスカルとかそういうレベル。皆(普通の秀才は)、小さい頃に本で読んだりして忘れている(覚えていない)だけである。)
興味がある人はパスカルのエピソードでも読んで下さい。(ガウスと比べるとしょぼいと思ったが、リアルな感じがした記憶がある。)

問題2
次の数列で、11番目の分数は?
1/1,1/2,2/1,1/3,2/2,3/1,1/4,・・・

解答
分子に着目すると、1,1,2,1,2,3,1
つまり、1,12,123,1となっている。
次に分母に注目すると、1,2,1,3,2,1,4
つまり、1,21,321,4となっている。
よって、1,12,123,1234,12345
    1,21,321,4321,54321
とすると、11番目は、1/5

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/27 21:00 (No.796461)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201903180001/

一応、算数でも厳密さは守って下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/28 07:56削除
解答
色が付いた弧(弓形)の所の上の頂点をAとし反時計回りに正方形の頂点をA~Dと振る。(正八角形は2つの正方形の重なりで表される。)
また、弧ABの真ん中の点をEとし反時計回りに正方形の頂点をE~Hと振る。
また、ADとEHの交点をI,BCとEFの交点をJとし、円の中心をOとすると、点Oは2つの正方形の中心で図の4本の線分が1点で交わっている点である。
ここで、OとGの間の色付き三角形をOとEの間の空白の三角形の所に移動させると、色付き四角形OIEJが出来る。
また、ABとEHの交点をKとすると、△AKIは直角二等辺三角形でOAとEHは直交する。OAとEHの交点をLとすると、LはKIの真ん中の点である。また、正方形の性質より△OELは直角二等辺三角形になり、
OL=EL―――① また、△AKIは直角二等辺三角形でAL⊥KIより、AL=IL―――②
①+②より、OL+AL=EL+IL 
よって、OA=EI―――☆
また、AB=IJ(対称性からAI=BJは自明でABJIは長方形だから。)―――ア
ところで、正八角形の1つの内角は135°で1つの中心角は45°より、∠AEB=135°,∠IOJ=45°×3=135°(内側にもう一つ正八角形が出来る。)
よって、∠AEB=∠IOJ―――イ
また、対称性よりOI=OJで正八角形よりEA=EB
よって、△EAB,△OIJはそれぞれ二等辺三角形である。―――ウ
ア,イ,ウより、△EABと△OIJは合同である。よって、△OIJを△EABの所に移動させるとぴったりはまるので、四角形OIEJを△EABの所に移動させてもぴったりとはまり、☆よりOA=EIなので色付き部分は半径2cm,中心角90°(∠IEJ=90°)の扇形になる。
よって、求める面積は、2×2×3.14÷4=3.14cm^2
よって、答えは、3.14cm^2

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/26 22:24 (No.795690)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201902140001/

私は秒殺でしたが、慣れてないと意外と難しいかもしれません。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201903190000/

2通り作ってみましたが、どちらも正解のような気がしません。

問題3
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201903180002/

じっくり考えて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/27 19:39削除
問題1の解答
AからBCに垂線を下ろしその足をHとすると、△ABCは直角二等辺三角形より、AH=BH=CH=2cm
よって、DF=AH=2cm,CD=CB=4cmより、
DF:CD=1:2で∠DFC=90°より、△CDFは30°,60°,90°の直角三角定規型である。
よって、∠BCD=180°-30°=150°より、△CDBは頂角が150°の二等辺三角形。
よって、∠CDB=15°また、∠ECD=180°-45°-30°=105°
よって、△ECDの内対角の和より、∠AED=15°+105°=120°
よって、答えは、120°

問題2の解答1
13の1の2本を8-2=13の-の所と=の所に移動させると、
8+2≠3

解答2
8-2=13の1の2本の上の1本を右に平行移動させ9を作り、下の1本を水平にして9の後ろに置くと、
8-2=9- 
これをひっくり返すと、-6=2-8となる。

多分、こっちが正解かな。検索しても出なさそうなのでしていない。

問題3
一番大きい分数はどれ?
113/231,20/43,5/8,61/132

解答
113×2=226<231より、113/231<1/2
20×2=40<43より、20/43<1/2
5×2=10>8より、5/8>1/2
61×2=122<132より、61/132<1/2
よって、1つだけ1/2より大きいので、
答えは、5/8

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/26 12:08 (No.795117)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201902150001/

一応、2通りで裏取ってみました。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201902140002/

工夫の意味がよく分かりませんが、解ければ良いです。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/27 07:52削除
問題1の解法1
半円の直径をABとし中心をOとする。また、内接円の中心をO'とし半円との接点をCとし、中心角が45°の扇形の弧をBDとする。
ODを結び、内接円との交点をEとすると、∠DOB=45°より∠COD=90°-45°=45°
よって、∠O'OE=45°で半径よりO'O=O'Eなので、△O'OEは直角二等辺三角形である。
よって、∠OO'E=90°
よって、図形CDE=扇形OCD-扇形O'CE-△O'OE=4×4×3.14×(45/360)-2×2×3.14×(1/4)-2×2÷2
=2×3.14-3.14-2=3.14-2=1.14
よって、図形CDE=1.14cm^2―――①
また、図形ACO=4×4×3.14×(1/4)-2×2×3.14×(1/2)=4×3.14-2×3.14
=2×3.14=6.28
よって、図形ACO=6.28cm^2―――②
①+②より、色部分=1.14+6.28=7.42cm^2
よって、答えは、7.42cm^2

解法2
色部分=扇形OAD-円O'+弓形OE
=扇形OAD-円O'+(扇形O'OE-△O'OE)
=4×4×3.14×(135/360)-2×2×3.14+(2×2×3.14×(1/4)-2×2÷2)
=16×3.14×(3/8)-4×3.14+3.14-2
=6×3.14-3×3.14-2
=3×3.14-2=9.42-2=7.42cm^2
よって、答えは、7.42cm^2

問題2
約分してください。12753/12317

解答
「意外と難しい工夫すべき問題」とあるが、知っているか知らないかの「ユークリッドの互除法」を使うだけの問題ではないのだろうか。では、使ってみよう。
12753と12317の最大公約数は、12753÷12317=1・・・436より、12317と436の最大公約数と等しい。
また、12317÷436=28・・・109より、12317と436の最大公約数は436と109の最大公約数と等しい。
さらに、436÷109=4・・・0
よって、12753と12317の最大公約数は12317と436の最大公約数と等しく436と109の最大公約数とも等しく109となる。
よって、12753÷109=117
12317÷109=113より、
答えは、117/113

または、pythonでちゃちゃっとプログラムを組めば簡単にそれぞれの約数を求められるので解決である。(簡単で省略。)または、ネットで拾ってきた素因数分解のプログラムをそのまま使っても良い。(工夫とは何だろうか。笑)

おまけ:
「それよりもこの人類の「大覚醒」に日本が、人類実験のモルモットとして、実験成功の明らかな証拠として、民主経済システムの輝かしい成功サンプルとして、真の世界大改革の「原動力」として、全世界の人々が認める、実に大きな役割を果した、という事実のほうが、改めて見直す必要のある重要な問題なのである。
 この意味では、すでに日本そのものが『救世主』の役割を立派に果した。いや、日本人には、その資格をもったものがいるという「確信」を世界の人々にあたえたといってもいい。」
引用元:https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12701394803.html
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/25 13:42 (No.794234)削除
ライアーゲーム
定理作ってみました。

定理
オイラーのφ関数、φ(n)+1は素数のベキ乗になる。

証明
有限体の元の個数は素数のベキ乗で、定理2.10より、nを法とする既約剰余類全体U(ℤn)は乗法に関して群をなし、U(ℤn)が加法に関して群をなすのは自明なので、U(ℤn)+{|0}は有限体である。
ところで、U(ℤn)の元の個数はφ(n)であるので、有限体U(ℤn)+{|0}の元の個数は、φ(n)+1である。
ところで、有限体の元の個数は素数のベキ乗であったので、
φ(n)+1は素数のベキ乗である。

補足
「位数が素数のべき乗でないような有限体は存在しません。」
引用元:https://manabitimes.jp/math/1341

定理2.10
nを法とする既約剰余類の全体U(ℤn)は剰余環ℤn=ℤ/nℤにおける乗法に関して群をなす。ただし、U(ℤn)={|a∈ℤ|(a,n)=1}

オイラーのφ関数:https://manabitimes.jp/math/667

例:φ(30)=8よりφ(30)+1=9=3^2
φ(35)=24よりφ(35)+1=25=5^2
φ(72)=24よりφ(72)+1=25=5^2
φ(90)=24よりφ(90)+1=25=5^2
φ(588)=168よりφ(588)+1=169=13^2
φ(1089)=660よりφ(1089)+1=661(661は素数)
「演習 群・環・体 入門」新妻弘著(第1章問3.4より)

これは嘘か本当か、誤りがある場合は指摘して下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/25 16:02削除
ライアーゲームの解答
嘘である。

反例:φ(5660)+1=2257=37・61
よって、素数のベキ乗ではない。

理由:U(ℤn)は加法に関して群をなさないので、有限体ではないから。

ただし、φ(6550)+1=2601=3^2・17^2
のように、整数のベキ乗である可能性はある。念のため、φ(5660)+1=2257^1という事。

予想
オイラーのφ関数、φ(n)+1は累乗数である。(指数1も含む。)

興味がある人は証明または否定して下さい。因みに、pythonで好きな数を入力すれば素因数分解するプログラムを作ったのでコピペして試して下さい。

import math

def phi(num):
cnt=0
for i in range (1,num):
if math.gcd(num,i)==1:
cnt+=1
return cnt

def prime_f_list(num):
divisors = []
for prime in range(2, num+1):
while (num % prime) == 0:
divisors.append(prime)
num //= prime
return divisors

if __name__ == '__main__':
n = int(input('適当な自然数を入力して下さい:'))
n = phi(n) + 1
prime_list = prime_f_list(n)
print(prime_list)

結果:適当な自然数を入力して下さい:6550
[3, 3, 17, 17]

指数は見にくくなるのでこうしました。因みに、ネットにあるのを合体させただけです。(今までは自分で作っていましたが。)
適当に試しても素数の積の場合(整数の1乗という事)が多くて反例は探せませんでした。あまり数を大きくすると時間がかかりますし。

補足:累乗は指数が自然数でベキ乗は自然数以外も含む。
https://cognicull.com/ja/4ilu1nmk

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/26 16:46削除
>予想
オイラーのφ関数、φ(n)+1は累乗数である。(指数1も含む。)

興味がある人は証明または否定して下さい。

反例:φ(138)+1=44+1=45=3^2・5
φ(177)+1=116+1=118=3^2・13など。
因みに、φ(200)までで2個でした。

import math

def phi(num):
cnt=0
for i in range (1,num):
if math.gcd(num,i)==1:
cnt+=1
return cnt

def prime_f_list(num):
divisors = []
for prime in range(2, num+1):
while (num % prime) == 0:
divisors.append(prime)
num //= prime
return divisors

if __name__ == '__main__':
L = []
for n in range(2,201):
n = phi(n) + 1
prime_list = prime_f_list(n)
L.append(prime_list)
print(L)
結果:[[2], [3], [3], [5], [3], [7], [5], [7], [5], [11], [5], [13], [7], [3, 3], [3, 3], [17], [7], [19], [3, 3], [13], [11], [23], [3, 3], [3, 7], [13], [19], [13], [29], [3, 3], [31], [17], [3, 7], [17], [5, 5], [13], [37], [19], [5, 5], [17], [41], [13], [43], [3, 7], [5, 5], [23], [47], [17], [43], [3, 7], [3, 11], [5, 5], [53], [19], [41], [5, 5], [37], [29], [59], [17], [61], [31], [37], [3, 11], [7, 7], [3, 7], [67], [3, 11], [3, 3, 5], [5, 5], [71], [5, 5], [73], [37], [41], [37], [61], [5, 5], [79], [3, 11], [5, 11], [41], [83], [5, 5], [5, 13], [43], [3, 19], [41], [89], [5, 5], [73], [3, 3, 5], [61], [47], [73], [3, 11], [97], [43], [61], [41], [101], [3, 11], [103], [7, 7], [7, 7], [53], [107], [37], [109], [41], [73], [7, 7], [113], [37], [89], [3, 19], [73], [59], [97], [3, 11], [3, 37], [61], [3, 3, 3, 3], [61], [101], [37], [127], [5, 13], [5, 17], [7, 7], [131], [41], [109], [67], [73], [5, 13], [137], [3, 3, 5], [139], [7, 7], [3, 31], [71], [11, 11], [7, 7], [113], [73], [5, 17], [73], [149], [41], [151], [73], [97], [61], [11, 11], [7, 7], [157], [79], [3, 5, 7], [5, 13], [7, 19], [5, 11], [163], [3, 3, 3, 3], [3, 3, 3, 3], [83], [167], [7, 7], [157], [5, 13], [109], [5, 17], [173], [3, 19], [11, 11], [3, 3, 3, 3], [3, 3, 13], [89], [179], [7, 7], [181], [73], [11, 11], [89], [5, 29], [61], [7, 23], [3, 31], [109], [73], [191], [5, 13], [193], [97], [97], [5, 17], [197], [61], [199], [3, 3, 3, 3]]

おまけ:
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/24 19:37 (No.793555)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201902150002/

何でもありならすぐ解けましたが、普通に解くのは苦労しました。因みに、解き終わった後に検索してみましたが出ませんでした。こんな単純な構図なのに有名じゃないんですね。もっとも、私も初めてでしたが。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/25 07:56削除
何でもありの解法
ECを結ぶと、折り返しよりEC⊥BM(厳密な証明は△MECと△BECがそれぞれ二等辺三角形になるから。いわゆる凧型だからである。)
そこで、ECとBMの交点をFとすると、∠CFM=∠BCM,∠CMFは共通より2角が等しいので、△CFM∽△BCM―――①
また、折り返しよりMC=ME また、MC=MDより、MC=ME=MD よって、∠CED=90°である。(点Mを中心に半径MCの円を考えれば分かる。)
∴MB//DE よって、同位角より∠CMF=∠MDE
ここで、MからDEに垂線を下ろしその足をHとすると、△MEDは二等辺三角形より、△CFM≡△MHD≡△MHE―――②
①,②より、△MHE∽△BCMで△BCMは直角を挟む二辺の比が1:2より、△MHEも直角を挟む二辺の比が1:2の直角三角形である。
また、折り返しよりBC=BE また、BC=BAより、BE=BA よって、△BAEは二等辺三角形。
そこで、BからAEに垂線を下ろしその足をIとすると、∠ABI=∠EBI また、∠EBM=∠CBMより、∠IBM=90°÷2=45°である。
ここで、マニアックな定理を使うと、∠EBI+∠MBE=45°で△BEMが直角を挟む二辺の比が1:2より、△BIEは直角を挟む二辺の比は1:3である。
https://www.symbolab.com/popular-trigonometry/trigonometry-2349
https://blog.goo.ne.jp/bnkng114/e/06b9aeb2aa43d86e525b6840bc5ef693
ところで、△MHEは直角を挟む二辺の比が1:2であるので、∠BEI+∠MEH=180°-45°=135°となる。∴∠AED=360°-135°-90°=135°
よって、答えは、135°

暗算で解きながら書いたので読み難かったらごめんなさい。
念のため、上の定理は逆が成り立ちます。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/25 20:54削除
普通の解法1
折り返しよりMC=ME また、MC=MDより、ME=MD よって、△MEDは二等辺三角形。
よって、∠MED=∠MDE=○と置くと、△MEDの内対角の和より∠CME=○○
また、折り返しより∠BMC=∠BMEより、∠BME=○
また、折り返しよりBC=BE また、BC=BAより、BE=BA よって、△BAEは二等辺三角形。よって、∠BAE=∠BEA=●と置く。
また、BからAEに垂線を下ろしその足をHとすると、∠ABH=∠EBH,∠EBM=∠CBMより、
∠HBM=90°÷2=45°
よって、四角形HBMEの内角の和より、
90°+45°+○+●+90°=360°
よって、○+●+225°=360°
よって、○+●=135°
よって、∠MDE+∠BAE=135°
よって、∠EDA+∠EAD=90°+90°-135°=45°
よって、∠AED=180°-45°=135°
よって、答えは、135°

普通の解法2は次回。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/26 07:58削除
普通の解法2
ECを結ぶと、折り返しよりEC⊥BM また、MC=ME=MDより∠CED=90°である。
∴BM//ED―――①
また、EからBCに垂線を下ろしその足をHとし、EHとBMの交点をFとすると、EF//DM―――②
①,②より、四角形EFMDは平行四辺形。
∴EF=DM―――③
また、DM=CM=EMよりEF=EM
よって、△EFMは二等辺三角形。―――☆
ここで、ABの中点をNとしてNFを結びBEとNFの交点をGとすると、AN=DM―――④ 
③,④より、AN=EF―――⑤
また、AN//DM―――⑥ ②,⑥より、AN//EF―――⑦
⑤,⑦より、四角形ANFEは平行四辺形。∴NF//AE
ところで、折り返しよりBE=BC また、BC=BAよりBE=BA よって、△BAEは二等辺三角形。
∴∠BAE=∠BEA また、四角形ANFEは平行四辺形より(∠BAE=)∠NAE=∠EFN(=∠EFG) 
また、錯角より∠BEA=∠EGF 
これらより、∠EGF=∠EFG
よって、△EGFも二等辺三角形―――☆☆
今、EからGFに垂線を下ろしその足をI,EからFMに垂線を下ろしその足をJとすると、
☆,☆☆より、∠IEJ=90°÷2=45°(折り返しより∠BEM=90°だから。)
よって、四角形EIFJの内角の和より、∠IFJ=360°-90°-90°-45°=135°
∴∠NFM=135°
ところで、①より、FM//ED また、FN//EA
よって、∠AED=∠NFM(厳密にはFEを延長して2つの同位角の和で示す。)
∴∠AED=135°
よって、答えは、135°

おまけ:
返信
返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/23 20:56 (No.792768)削除
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/24 07:58削除
解法1
OB,OCを結ぶと、円周角と中心角の関係より∠BOC=30°×2=60°で半径より△OBCは頂角が60°の二等辺三角形なので正三角形である。
よって、BC=OB=OC=5cmである。
また、円周角より∠BCD=∠BAD=30°,∠BDC=∠BAC=30°
よって、△BDCは頂角が120°の二等辺三角形より、
BD=BC=5cm また、二辺比よりDC=5√3cm
ところで、∠BCE=∠BAC=30°,∠Bは共通より2角が等しいので△CBE∽△ABC 
よって、△CBEも二等辺三角形である。
∴EC=BC=5cm
∴DE=DC-EC=5√3-5=5(√3-1)cm
よって、答えは、5(√3-1)cm

解法2
OD,OBを結ぶと、円周角と中心角の関係より∠DOB=30°×2=60°で半径より△ODBは頂角が60°のの等辺三角形なので正三角形である。
よって、BD=OB=OD=5cmである。
ところで、∠DBC=180°-∠A=180°-60°=120°また、∠ABC=(180°-30°)÷2=75°より、∠DBA=120°-75°=45°
ここで、DからABに垂線を下ろしその足をHとすると、△DBHは直角二等辺三角形になり、△ADHは1:2:√3の直角三角形になる。
∴DH=BH=5/√2cm,AH=√3DH=√3(5/√2)=5√3/√2cm
∴AB=5√3/√2+5/√2=5(√3+1)/√2
=5√2(√3+1)/2=5(√6+√2)/2cm
∴AB=5(√6+√2)/2cm
また、OAを結ぶと、対称性より∠OAB=30°÷2=15°∴∠OAD=15°+30°=45°
よって、半径より△OADは直角二等辺三角形である。
∴AD=5√2cm
ところで、∠BDE=∠BDC=∠BAC=30°より、∠BDE=∠BAD また、∠DBEは共通より2角が等しいので、△DEB∽△ADB
∴AD:AB=DE:DB 
∴5√2:5(√6+√2)/2=DE:5
∴2√2:√6+√2=DE:5
∴(√6+√2)DE=10√2
∴DE=10√2/(√6+√2)=10√2(√6-√2)/4
=5(2√3-2)/2=5(√3-1)cm
∴DE=5(√3-1)cm

おまけ:
https://news.yahoo.co.jp/articles/8db158e3e048d77bed53365f271a1bac7e7aeec0/comments
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/24 20:55削除
解法3
OAを結ぶと、二等辺三角形と外心の対称性より∠OAB=30°÷2=15°∴∠OAD=30°+15°=45°
また、半径より△OADは1つの角が45°の二等辺三角形になるので直角二等辺三角形。
また、OA=5cmより、AD=5√2cm 
ところで、∠ABC=(180°-30°)÷2=75°よって、円周角より∠ADC=∠ABC=75°
∴∠AED=180°-30°-75°=75°よって、∠ADE=∠AEDより△ADEは二等辺三角形。
∴AE=AD=5√2cm
ここで、DからAEに垂線を下ろしその足をHとすると、△ADHは1:2:√3の直角三角形より、DH=5√2/2cm,AH=5√6/2cm
∴EH=AE-AH=5√2-5√6/2cm
よって、△DEHで三平方の定理を使うと、
DE^2=(5√2/2)^2+(5√2-5√6/2)^2
=50/4+50+150/4-50√3
=100-50√3
∴DE=5√(4-2√3)=5√(√3-1)^2
=5(√3-1)cm
よって、答えは、5(√3-1)cm

解法4
OAを結ぶと、二等辺三角形と外心の対称性より∠OAB=30°÷2=15°∴∠OAD=30°+15°=45°
また、半径より△OADは1つの角が45°の二等辺三角形になるので直角二等辺三角形。
また、OA=5cmより、AD=5√2cm
また、OB,OCを結ぶと、円周角と中心角の関係より∠BOC=30°×2=60°また、半径より△OBCは1辺が5cmの正三角形である。
よって、OからBCに垂線を下ろしその足をHとすると、HC=5/2cm,OH=5√3/2cm,OA=5cmより、AH=5+5√3/2cm
よって、△ACHで三平方の定理を使うと、
AC=√{(5/2)^2+(5+5√3/2)^2}
=√(25/4+25+75/4+25√3)
=√(50+25√3)=5√(2+√3)
=5√2・√(4+2√3)/2=5√2・√(√3+1)^2/2
=5√2・(√3+1)/2=5(√6+√2)/2
∴AC=5(√6+√2)/2cm
また、円周角より△BCDは底角が30°の二等辺三角形でBC=5cmより、DC=5√3cm
ここで、△ADCで角の二等分線の定理を使うと、
AD:AC=DE:CEより、
DE:CE=5√2:5(√6+√2)/2=2√2:√6+√2
∴DE={2√2/(3√2+√6)}DC
={2√2/(3√2+√6)}×5√3
=10√6/(3√2+√6)
=10√6(3√2-√6)/12
=5√6(3√2-√6)/6
=5(6√3-6)/6=5(√3-1)cm
よって、答えは、5(√3-1)cm

おまけ:
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/24 11:33 (No.793203)削除
次の文章を完全解説して下さい。

定理6.1
有限体Kの0以外の元からなる乗法群K^*は巡回群である。

証明
|K|=qとする。K^*の位数はq-1であるから、K^*に位数q-1の元が存在することを示せばよい。このために、K^*の元αの位数mがm<q-1と仮定する。このときK^*の中には位数がmより大なるものが存在することを示せば、K^*に位数q-1の元があることになる。
K^*の元のうち、高々m個の元がX^m-1の根になる(定理4.6)。m<q-1であるからK^*には、ある元βが存在して
β^m-1≠0
このβの位数をnとする。第2章定理3.2より
β^m≠1⇔n∤m
したがって、mとnの最小公倍数をlとすればm<lである。第2章定理3.8によって、K^*には位数lの元が存在する。

定理4.6
K[X]を体K上の1変数の多項式環とする。0でないK[X]の多項式f(X)の次数がnならば、f(α)=0となるKの元αは高々n個である。

第2章定理3.2
群Gの単位元をeとし、Gの元aの位数をnとする。このとき、非負整数k,lについて次が成り立つ。
(1)a^k=e⇔k≡0(modn)
(2)は今回は必要ないので省略。

第2章定理3.8
群Gの可換な2つの元a,bの位数がそれぞれm,nとする。mとnの最小公倍数をlとするとき、Gに位数lの元が存在する。
(引用終わり)

具体的には、

>|K|=qとする。K^*の位数はq-1であるから、K^*に位数q-1の元が存在することを示せばよい。

>このβの位数をnとする。第2章定理3.2より
β^m≠1⇔n∤m

>したがって、mとnの最小公倍数をlとすればm<lである。第2章定理3.8によって、K^*には位数lの元が存在する。

これぐらいですね。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/5/24 13:54削除
解説
>|K|=qとする。K^*の位数はq-1であるから、K^*に位数q-1の元が存在することを示せばよい。

Kは有限体なので位数(元の個数)をqと置ける。また、K^*=K-{0}なので、K^*の位数はq-1である。
ところで、第2章定理3.4より、元aの位数と巡回部分群<a>の位数は等しいので、K^*に位数q-1の元が存在することを示せば(K^*の位数はq-1なので)巡回群である事が示せる。

第2章定理3.4
aを群Gの元とするとき、元aの位数はaで生成された巡回部分群<a>の位数と等しい。すなわち、|<a>|=|a|

>このβの位数をnとする。第2章定理3.2より
β^m≠1⇔n∤m

βの位数がnより、β^n=1 よって、定理3.2より、
β^m=1⇔n|m―――①

第2章定理3.2
群Gの単位元をeとし、Gの元aの位数をnとする。このとき、非負整数k,lについて次が成り立つ。
(1)a^k=e⇔k≡0(modn)

①の対偶を取ると、β^m≠1⇔n∤m
念のため、β^m=1⇒n|mの対偶は、n∤m⇒β^m≠1
また、n|m⇒β^m=1の対偶は、β^m≠1⇒n∤m
2つ合わせて、β^m≠1⇔n∤mという事。

>したがって、mとnの最小公倍数をlとすればm<lである。第2章定理3.8によって、K^*には位数lの元が存在する。

mとnの最小公倍数をlとすればn|mじゃないからm<l
(n|mだったらm=lとなる。)
よって、定理3.8によりK^*の中には位数がmより大なるものが存在するので、K^*に位数q-1の元がある。よって、K^*は巡回群である。

ここからは蛇足だが、

第2章定理3.8
群Gの可換な2つの元a,bの位数がそれぞれm,nとする。mとnの最小公倍数をlとするとき、Gに位数lの元が存在する。

この証明には定理3.6の系が使われていて、

定理3.6の系1
r,sを自然数とする。群Gの元aの位数をrsとすると、元a^rの位数はsであり、元a^sの位数はrである。すなわち、
|a|=rs⇒|a^r|=s,|a^s|=r

だが、定理3.6を見ると、

定理3.6
Gをaによって生成される位数nの巡回群とする。このとき、Gの元a^kの位数はn/(n,k)となる。ただし、(n,k)はnとkの最大公約数を表す。
|a^k|=n/(n,k)

定理3.6は巡回群Gで「定理3.6より、ただちに次の系が得られる」とあるので、定理3.6の系1も巡回群限定ではないのか。因みに、系2もあり参考までに挙げてみよう。

定理3.6の系2
Gをaによって生成される位数nの巡回群とする。このとき、Gの元a^kがGの生成元であるための必要十分条件は、(n,k)=1となることである。
a^kがGの生成元⇔(n,k)=1

ここではやはり巡回群である。この本は誤植が異常に多いので大丈夫なのか。そしそうだとしたら、循環論法となってしまう。(巡回群である事を使って巡回群である事を示す事になるのだから。)
結論から言えば、大丈夫である。理由は、定理3.6の系1は群Gの巡回部分群と考えれば良いだけである。
自分の理解不足で冤罪を疑ってすみませんでした。ただし、他にも疑問点が何か所かあったが、それはいつか。(以前に挙げたはずである。)

おまけ:
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