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壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/3 13:58 (No.689743)削除
問題 次の各問に答えよ。
(1)剰余環ℤ12の可逆元をすべて求めよ。
(2)剰余環ℤ12の零因子をすべて求めよ。
(3)剰余環ℤ12のベキ零元をすべて求めよ。

解答 ℤ12の単位元は|1である。
(1)|aがℤ12の可逆元
⇔∃|b∈ℤ12,|a・|b=|1
⇔∃|b∈ℤ12,|(a・b)=|1
⇔∃b∈ℤ,ab≡1(mod12)
⇔ax≡1(mod12)が解をもつ
⇔(a,12)|1
⇔(a,12)=1
したがって、ℤ12の可逆元の集合は{|1,|5,|7,|11}である。
(2)|aがℤ12の零因子
⇔∃|b∈ℤ12,|b≠0,|a・|b=|0
⇔∃|b∈ℤ12,|b≠0,|(a・b)=|0
⇔∃b∈ℤ,ab≡0,b≢0(mod12)
⇔a≡0(mod2)またはa≡0(mod3)
⇔|a=|0,|2,|3,|4,|6,|8,|9,|10
したがって、ℤ12の零因子の集合は{|0,|2,|3,|4,|6,|8,|9,|10}である。
(3)|aがℤ12のベキ零元
⇔∃n∈ℤ,(|a)^n=|0
⇔∃n∈ℤ,|(a^n)=|0 
⇔∃n∈ℤ,a^n≡0(mod12)
⇔a≡0(mod2),a≡0(mod3)
⇔a≡0(mod6)
したがって、ℤ12のベキ零元の集合は{|0,|6}である。
(引用終わり)

別解を作ってみて下さい。ただし、(1)以外は口での言い換え(翻訳)みたいな話です。また、

問題 次を証明せよ。
(1)Ⅰを有理数体ℚの(0)でないイデアルとするとき、Ⅰ=ℚである。
(2)可換環Rが体であるための必要十分条件は、Rが(0)とRの他にイデアルをもたないことである。

この意味をイメージ的に解説してみて下さい。念のため、証明ではありません。 

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/3 16:21削除
問題 次の各問に答えよ。
(1)剰余環ℤ12の可逆元をすべて求めよ。
(2)剰余環ℤ12の零因子をすべて求めよ。
(3)剰余環ℤ12のベキ零元をすべて求めよ。

別解
(1)問2.4より、aがRの可逆元であるための必要十分条件はaR=Rなので、具体的に調べてみる。

問2.4
aを可換環Rの元とする。このとき、aがRの可逆元であるための必要十分条件はaR=Rである。

ところで、ℤ12={|0,|1,|2,|3,|4,|5,|6,|7,|8,|9,|10,|11}
|0・ℤ12={0}
|1・ℤ12=ℤ12
|2・ℤ12={|0,|2,|4,|6,|8,|10,|12,|14,|16,|18,|20,|22}={|0,|2,|4,|6,|8,|10,|0,|2,|4,|6,|8,|10}={|0,|2,|4,|6,|8,|10}
|3・ℤ12={|0,|3,|6,|9,|12,|15,|18,|21,|24,|27,|30,|33}={|0,|3,|6,|9,|0,|3,|6,|9,|0,|3,|6,|9}={|0,|3,|6,|9}
|4・ℤ12={|0,|4,|8,|12,|16,|20,|24,|28,|32,|36,|40,|44}={|0,|4,|8,|0,|4,|8,|0,|4,|8,|0,|4,|8}={|0,|4,|8}
|5・ℤ12={|0,|5,|10,|15,|20,|25,|30,|35,|40,|45,|50,|55}={|0,|5,|10,|3,|8,|1,|6,|11,|4,|9,|2,|7}=ℤ12

ここで、初めて、|5・ℤ12=ℤ12が現れた。つまり、5が12と互いに素だからだろう。ただし、裏取りが必要である。そこで、第1章定理2.4を見て欲しい。

定理2.4
(a,n)=1ならば、ax≡b(modn)を満足する整数解xが存在し、nを法として唯一つである。

a=|5とすれば12と互いに素でダブることなく一つと保証されるので、上の推測は正しい事が分かる。

よって、12と互いに素な1,5,7,11より、a={|1,|5,|7,|11}である。
よって、答えは、ℤ12の可逆元の集合は{|1,|5,|7,|11}である。

(2)零因子とは、例えば、|3・|4=|12=|0となるもので、|3や|4の事である。つまり、まず12の約数である。その他にも周期を考えれば24の約数や36,48,60,・・・などの約数もそうである。
つまり、12と互いに素なものを求めてℤ12から除けば良さそうだが、一応、理詰めで求める。
12の約数から、2,3,4,6,12
24の約数から、さらに8
36の約数から、さらに9
48の約数から、なし。
60の約数から、さらに10
0~11までだから以上である。あとは普通の零因子の0を加えると、
答えは、{|0,|2,|3,|4,|6,|8,|9,|10}

検算という訳ではないが、12と互いに素な{|1,|5,|7,|11}をℤ12から引いたものと合う。

(3)ベキ零元とは、a^n=0となるaの事である。
つまり、ℤ12={|0,|1,|2,|3,|4,|5,|6,|7,|8,|9,|10,|11} この中で|5とかは何回かけても12で割り切れない事が分かるので、ベキ零元ではない。そう考えると、12で割り切れるには、12=2^2・3より、2の因子と3の因子が同時に入っていなければならない事が分かる。つまり、この中では|6だけが適格者である。また、|0は別格である。
よって、答えは、{|0,|6}

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/3 20:27削除
問題 次を証明せよ。
(1)Ⅰを有理数体ℚの(0)でないイデアルとするとき、Ⅰ=ℚである。
(2)可換環Rが体であるための必要十分条件は、Rが(0)とRの他にイデアルをもたないことである。

この意味をイメージ的に解説してみて下さい。

まず、イデアルの定義のおさらい。

定義2.1
環Rの空でない部分集合Ⅰについて、次の3つの条件を考える。
(ⅰ)a,b∈Ⅰ⇒a-b∈Ⅰ(加法に関して部分群)
(ⅱ)r∈R,a∈Ⅰ⇒r・a∈Ⅰ
(ⅲ)r∈R,a∈Ⅰ⇒a・r∈Ⅰ
(ⅰ)と(ⅱ)を満足しているとき、Ⅰを環Rの左イデアルといい、(ⅰ)と(ⅲ)を満足しているとき、Ⅰを環Rの右イデアルという。左イデアルでかつ右イデアルであるものを両側イデアル、あるいは単にイデアルという。Rが可換環であれば、左イデアルと右イデアルの概念は一致する。

このRに整数環ℤを当てはめ、aを例えば9とすると、r∈ℤ,9∈Ⅰ⇒9r∈Ⅰより、イデアルⅠは9の倍数である。ここで、

(1)Ⅰを有理数体ℚの(0)でないイデアルとするとき、Ⅰ=ℚである。

有理数体ℚにイデアル9の倍数が存在したとする。例えば、9/13とか9/17とかを9の倍数と捉えても良いとしても1/15に9を掛けた9/15は約分されて3/5となって9の倍数にはならない。つまり、イデアル9の倍数は存在出来ない。そこで、唯一存在出来るのは、イデアル1の倍数である。つまり、Ⅰ=aRのRをℚとするとⅠ=aℚで、イデアル1の倍数しか存在出来ないのでa=1とすると、Ⅰ=ℚとなるという事である。

(2)可換環Rが体であるための必要十分条件は、Rが(0)とRの他にイデアルをもたないことである。

有理数体以降、実数体、複素数体も同様にイデアル(0)かイデアル自分自身しか持たない事が分かるだろう。
因みに、Rが群ならば、a∈R⇔aR=R
    Rが環ならば、aがRの可逆元⇔aR=R
    Rが体ならば、a∈R⇔aR=R
と前回、

問題
aを可換環Rの元とする。このとき、aがRの可逆元であるための必要十分条件はaR=Rである。

の別解を作った時に結論付けたが、「Rが体ならば、a∈R⇔aR=R」を使えば、イデアルaRはRしかないので、Ⅰ=Rが言えるだろう。また、イデアル(0)は常に存在する。(念のため、証明ではない。)

おまけ:https://article.yahoo.co.jp/detail/e84f40c67e5bf0947dfa320da4b4dcb3035054f2
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/1 16:59 (No.687821)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201811190001/

具体的には解いていませんが、(頭の中で)3通り作ってみました。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/2 07:52削除
解法1 思い付いた順
APを結ぶと、折り返しよりAP⊥DE(証明は△EAPが二等辺三角形でEDが∠AEPの二等分線だから。)
APとDEの交点をFとすると、△ADEは3:4:5の直角三角形で、直角三角形の直角から斜辺に垂線が下りている形なので、定石により△FAE∽△ADEである。よって、△FAEも3:4:5の直角三角形。
また、EA=EP=EBより定石により∠APB=90°である。(証明は点Eを中心に半径EAの円を描いても良いし、△EAPと△EBPの底角の和を計算しても良い。また、納得するだけなら長方形を斜め半分に切った形を思い浮かべれば良い。)
よって、EF//BPで△FAE∽△PABである。よって、△PABも3:4:5の直角三角形である。
よって、AP=(4/5)×6=24/5cm,BP=(3/5)×6=18/5cm
∴△PAB=(24/5)×(18/5)×(1/2)=216/25
∴△PEB=(1/2)△PAB=108/25
∴△EBP=108/25cm^2

解法2
APを結ぶと、折り返しよりAP⊥DE
APとDEの交点をFとすると、△ADEは3:4:5の直角三角形で、直角三角形の直角から斜辺に垂線が下りている形なので、定石により△FAE∽△ADEである。よって、△FAEも3:4:5の直角三角形。
ここで、PからABに垂線を下ろしその足をHとすると、2角が等しいので、△FAE∽△HAP
よって、△HAPも3:4:5の直角三角形である。
また、AF=(4/5)×3=12/5cmより、AP=(12/5)×2=24/5cm
∴PH=(3/5)×(24/5)=72/25cm
∴△EBP=3×(72/25)×(1/2)
=108/25cm^2

算数でも解ける問題でしたね。念のため、定石の所は地道に角度を計算しても良い。(●とか〇とか置くという事。)

おまけ:
https://ameblo.jp/ayukilunch/entry-12409178007.html
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/2 15:48削除
解法3
点Bをxy座標の原点に置き、BCをx軸,ABをy軸に取ると、A(0,6),E(0,3)
また、P(x1,y1)と置くと、折り返しよりAPの中点が直線DE上にある。
直線DEの方程式は、y=(3/4)x+3 また、APの中点は、(x1/2,(y1+6)/2)
∴(y1+6)/2=(3/4)(x1/2)+3
∴4y1+24=3x1+24 
∴3x1=4y1―――①
また、折り返しよりAP⊥DE よって、APの傾きが-4/3 ∴-(6-y1)/x1=-4/3
∴3(6-y1)=4x1
∴4x1=-3y1+18―――②
①×3+②×4より、
   9x1=12y1
+)16x1=-12y1+72
―――――――――――――――
  25x1=72 
∴x1=72/25
よって、点Pのx座標が、x=72/25より、
△EBP=3×(72/25)×(1/2)=108/25
よって、答えは、108/25cm^2

おまけ:
https://news.yahoo.co.jp/articles/62c3f47a44d634c42c6f952bcc44ac4f666f1d7f
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/2 11:25 (No.688542)削除
問題
aを可換環Rの元とする。このとき、aがRの可逆元であるための必要十分条件はaR=Rである。

証明
例2.1(3)よりaRは可換環Rのイデアルである。aをRの可逆元とする。a∈aRであるから、イデアルaRは可逆元を含むので、定理2.2よりaR=Rとなる。逆に、aR=Rとすると1∈R=aRであるから、∃b∈R,1=abと表される。Rは可換環だから、ab=ba=1 ゆえに、aはRの可逆元である。

例2.1(3)可換環Rの元aについて、部分集合(a)=aR={ar|r∈R}はRのイデアルである。aRはaを含んでいる最小のイデアルである。すなわち
ⅠはRのイデアル,a∈Ⅰ⇒aR⊂Ⅰ

定理2.2
環RのイデアルⅠが単位元1を含めばⅠ=Rとなる。
したがって、環RのイデアルⅠが可逆元を含めばⅠ=Rとなる。
(引用終わり)

イデアルの知識を全く使わない別解を作ってみました。乞うご期待。
因みに、問2.2の具体例のℤ6は次の問2.3のℤ12を見てパクった訳ではありません。今日気が付きました。まぁ、どうでも良い事ですが。

おまけ:
https://ameblo.jp/hitorinomeaki/entry-12781914265.html
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/2 13:20削除
問題
aを可換環Rの元とする。このとき、aがRの可逆元であるための必要十分条件はaR=Rである。

別証
(ⅰ)aがRの可逆元⇒aR=Rの証明
∀r∈R,a∈Rに対して、ar∈R(Rは環で乗法について閉じているから。)∴aR⊂R―――①
また、aがRの可逆元より、a^-1∈R
∴r=1・r=(aa^-1)r=a(a^-1・r)
ここで、a^-1∈R,r∈Rより、a^-1・r∈R
∴r=1・r=(aa^-1)r=a(a^-1・r)∈aR
∴R⊂aR―――②
①,②より、R=aR
(ⅱ)aR=R⇒aがRの可逆元の証明
aR=Rとすると1∈R=aRであるから、∃b∈R,1=abと表される。Rは可換環だから、ab=ba=1 ゆえに、aはRの可逆元である。(参考書のまま引用。)
(ⅰ),(ⅱ)より、aがRの可逆元であるための必要十分条件はaR=Rである。

ワンポイント:Rが群だったら、a∈R⇔aR=Rだが、Rが環の場合は、aがRの可逆元⇔aR=Rである。つまり、Rが体だったら、a∈R⇔aR=Rに戻るという訳である。(念のため、戻るという表現はおかしいがあえて使った。)

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/2 11:59 (No.688563)削除
問題
次の式を因数分解してください。
a^4+2a^3b-2ab^3-b^4
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201811190002/

解答
暗算で解いてみました。
与式=a^4-b^4+2ab(a^2-b^2)
  =(a^2-b^2)(a^2+b^2)+2ab(a^2-b^2)
=(a^2-b^2)(a^2+b^2+2ab)
  =(a-b)(a+b)(a+b)^2
  =(a-b)(a+b)^3

暗算ではちょっと大変でしたが、この程度ならいけると思います。因みに、pythonで検算すると、

from sympy import Symbol,factor
a = Symbol('a')
b = Symbol('b')
expr = a**4 + 2*a**3*b - 2*a*b**3 - b**4
factor(expr)
結果:(𝑎−𝑏)(𝑎+𝑏)^3 

大人は悩む因数分解とありますが、何でもありなら数学ソフトを使うと楽らしいです。
また、こういうサイトもありました。https://ja.numberempire.com/factoringcalculator.php

「10 またわたしに言った、「この書の預言の言葉を封じてはならない。時が近づいているからである。
11 不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ」。
12 「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。」
「ヨハネの黙示録」第22章10節~12節(口語訳)

「22:10また、わたしにこう言った。「この書物の預言の言葉を、秘密にしておいてはいけない。時が迫っているからである。 22:11不正を行う者には、なお不正を行わせ、汚れた者は、なお汚れるままにしておけ。正しい者には、なお正しいことを行わせ、聖なる者は、なお聖なる者とならせよ。 22:12見よ、わたしはすぐに来る。わたしは、報いを携えて来て、それぞれの行いに応じて報いる。」
「ヨハネの黙示録」第22章10節~12節(新共同訳)

おまけ:
返信
返信0
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/31 20:57 (No.687128)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201811200002/

暗算で2通りで解いてみました。ただし、1つは暗算では難しいかもしれません。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201811200001/

これも暗算で解いてみました。

おまけ:
https://www.oricon.co.jp/news/2143711/full/
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/1 07:39削除
問題1
a+b+c=0のとき、
a(1/b+1/c)+b(1/c+1/a)+c(1/a+1/b)
の値を求めて下さい。

解法1
展開して同じ分母で分けると、
与式=a/b+c/b+a/c+b/c+b/a+c/a
=(a+c)/b+(a+b)/c+(b+c)/a―――①
ところで、a+b+c=0より、a+c=-b,a+b=-c,b+c=-a―――②
②を①に代入すると、
与式=-b/b-c/c-a/a=-1-1-1=-3
よって、答えは、-3

解法2
通分すると、
与式=a(b+c)/bc+b(c+a)/ca+c(a+b)/ab―――①
また、a+b+c=0より、a+c=-b,a+b=-c,b+c=-a―――②
②を①に代入すると、
与式=-a^2/bc-b^2/ca-c^2/ab
=-a^3/abc-b^3/abc-c^3/abc
=-(a^3+b^3+c^3)/abc
=-{(a^3+b^3+c^3)/abc}
=-[{(a^3+b^3+c^3-3abc )+3abc}/abc]
ここで、公式よりa^3+b^3+c^3-3abcはa+b+cでくくれる事が分かるので0である。
∴与式=-3abc/abc=-3

補足:a^3+b^3+c^3-3abc=(a+b+c)(a^2+b^2+c^2-ab-bc-ca)

よって、答えは、-3

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/1 20:31削除
問題2の解答
真上の頂点から反時計回りにA~Hと振り、弓形BDを弓形EG(白い部分)の所に移動させると、色部分の面積は、半円+直角二等辺三角形になる。
また、直角二等辺三角形の斜辺が直径より2cm。よって、直角二等辺三角形の高さは1cmである。
よって、求める面積は、1×1×3.14÷2+2×1÷2=1.57+1=2.57cm^2
よって、答えは、2.57cm^2

おまけ:
返信
返信2
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/1 13:53 (No.687704)削除
問題
可換環Rの元をaとする。このとき、A(a)={x∈R|xa=0}によって定義される集合はRのイデアルであることを示せ。

解答
0・a=0であるから、0∈A(a) ゆえに、A(a)≠φ
(1)x,y∈A(a)と仮定する。このとき、xa=0,ya=0であるから
(x-y)a=xa-ya=0-0=0
よって、x-y∈A(a)である。
(2)r∈R,x∈A(a)と仮定する。このとき、xa=0であるから
(rx)a=r(xa)=r・0=0
以上(1),(2)によって、A(a)はRのイデアルである。
(引用終わり)

今回は、解説は簡単なので、具体例の1つでも挙げて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/1 16:06削除
問題
可換環Rの元をaとする。このとき、A(a)={x∈R|xa=0}によって定義される集合はRのイデアルであることを示せ。

具体例
ところで、ℤnは可換環である。(「群・環・体 入門」新妻弘・木村哲三著 p.155)
そこで、R=ℤ6としa=|3とすると、
A(|3)={|0,|2,|4}である。
まず、加法群である事を確認する。|0+|2=|2,|0+|4=|4,|2+|4=|0より、A(|3)は加法について閉じている。
また、加法の単位元|0が存在する。また、|0の逆元は|0で、|2の逆元は|4で、|4の逆元は|2であるので、全ての元に加法の逆元が存在する。結合律は自明とすると、A(|3)は加法群である。
次に、|0・ℤ6={|0}
|2・ℤ6={|0,|2,|4,|6,|8,|10}
={|0,|2,|4}
|4・ℤ6={|0,|4,|8,|12,|16,|20}
={|0,|4,|2,|0,|4,|2}
={|0,|2,|4}
よって、定義2.1の(ⅲ)r∈R,a∈Ⅰ⇒a・r∈Ⅰが成り立つ事が分かる。
よって、A(|3)はℤ6のイデアルである。

定義2.1
環Rの空でない部分集合Ⅰについて、次の3つの条件を考える。
(ⅰ)a,b∈Ⅰ⇒a-b∈Ⅰ(加法に関して部分群)
(ⅱ)r∈R,a∈Ⅰ⇒r・a∈Ⅰ
(ⅲ)r∈R,a∈Ⅰ⇒a・r∈Ⅰ
(ⅰ)と(ⅱ)を満足しているとき、Ⅰを環Rの左イデアルといい、(ⅰ)と(ⅲ)を満足しているとき、Ⅰを環Rの右イデアルという。左イデアルでかつ右イデアルであるものを両側イデアル、あるいは単にイデアルという。Rが可換環であれば、左イデアルと右イデアルの概念は一致する。

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/1 11:04 (No.687584)削除
次の文章を完全解説して下さい。

例(1)可換環Rの部分集合{0}とR自身はRのイデアルである。この{0}とRを環Rの自明なイデアルといい、そうでないイデアルを真のイデアルという。イデアル{0}は(0)で表すことが多い。
(2)可換環Rの元aについて、部分集合(a)=aR={ar|r∈R}はRのイデアルである。aRはaを含んでいる最小のイデアルである。すなわち
ⅠはRのイデアル,a∈Ⅰ⇒aR⊂Ⅰ
(引用終わり)

具体的には、

>可換環Rの部分集合{0}とR自身はRのイデアルである。

この証明と

>可換環Rの元aについて、部分集合(a)=aR={ar|r∈R}はRのイデアルである。

この証明ですね。また、

>aRはaを含んでいる最小のイデアルである。

これを具体的にどういう事か説明して下さい。

定義2.1
環Rの空でない部分集合Ⅰについて、次の3つの条件を考える。
(ⅰ)a,b∈Ⅰ⇒a-b∈Ⅰ(加法に関して部分群)
(ⅱ)r∈R,a∈Ⅰ⇒r・a∈Ⅰ
(ⅲ)r∈R,a∈Ⅰ⇒a・r∈Ⅰ
(ⅰ)と(ⅱ)を満足しているとき、Ⅰを環Rの左イデアルといい、(ⅰ)と(ⅲ)を満足しているとき、Ⅰを環Rの右イデアルという。左イデアルでかつ右イデアルであるものを両側イデアル、あるいは単にイデアルという。Rが可換環であれば、左イデアルと右イデアルの概念は一致する。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/2/1 13:27削除
解説
>可換環Rの部分集合{0}とR自身はRのイデアルである。

まず、{0}がイデアルである事を示す。
0-0=0∈{0}より、部分群の判定定理により{0}はRの加法の部分群である。
また、r∈R,0∈{0}に対して、r・0=0∈{0}
よって、定義2.1より{0}はRのイデアルである。

次に、R自身がRのイデアルである事を示す。
∀r1,r2∈R,r1-r2∈R(Rは環で加法群だから。)よって、RはR自身の加法の部分群である。
また、r∈R,a∈Rに対して、a・r∈R(Rは環で乗法について閉じているから。)
よって、定義2.1よりRはR自身のイデアルである。(Rは可換環だから両側イデアルという事。)

>可換環Rの元aについて、部分集合(a)=aR={ar|r∈R}はRのイデアルである。

∀ar1,ar2∈(a),ar1-ar2=a(r1-r2)∈(a)(Rは加法群でr1-r2∈Rだから。)
よって、(a)はRの加法の部分群である。
また、r1∈R,ar2∈(a)に対して、r1・ar2=a・r1r2∈(a)(Rは可換で乗法について閉じているから。)
よって、定義2.1より(a)はRのイデアルである。

>aRはaを含んでいる最小のイデアルである。

aR={ar|r∈R} 例えば、Rを整数環ℤとしてa=9とすると、aRは9の倍数の集合である。そして、a=3とすると3の倍数の集合になり9を含む。ところで、3の倍数の集合と9の倍数の集合では3の倍数の集合の方が大きい。つまり、9を含む最小の倍数の集合は9の倍数の集合である。
まぁ、そんなような意味だろう。(誰に教わった訳でもないので適当です。ご注意。)

おまけ:
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返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/29 20:19 (No.684816)削除
問題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201811210001/

(2)ACとBEの交点をGとして、AG:GCの値を求めて下さい。余裕がある人は2通り作って下さい。

本題の方も暗算で解けます。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/31 07:51削除
解答
AFを結ぶと、ABは直径より∠AFB=90°
よって、3直角より四角形AFCDは長方形である。よって、FC=AD=4cmより、
BC=5+4=9cm 
また、OEを結ぶと、接線と中心の関係より、
OE⊥DC よって、AD//OE//BCで点OはABの中点より、点EもDCの中点である。
よって、台形の中点連結定理より、OE=(4+9)÷2=13/2cm
よって、円の半径が13/2cmより、ABは直径で13cm よって、△ABFは5:12:13の直角三角形より、AF=12cmである。(地道に三平方の定理で求めても良い。)
よって、台形ABCD=(4+9)×12×(1/2)=13×6=78cm^2
よって、答えは、78cm^2

因みに、台形の中点連結定理を使わない場合は、△ABFで中点連結定理を使って、5/2+4=13/2cmと求めれば良い。
または、ACかBCを結んで2つの三角形で中点連結定理を使えば良い。例えば、ACを結び、△ABCと△CADで中点連結定理を使うと、OE=9/2+4/2=13/2cmとなるという事。

改題の方は2通りはハードルが高いと思いますが、頑張って挑戦してみて下さい。念のため、1通り出来れば優等生です。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/31 20:01削除
改題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201811210001/
ACとBEの交点をGとして、AG:GCの値を求めて下さい。余裕がある人は2通り作って下さい。

改題の解法1
AE,BEを結ぶと、ABは直径より∠AEB=90°よって、∠AED=●と置くと、∠BEC=180°-90°-●=90°-●
∴∠EBC=180°-90°-(90°-●)=● 
∴∠AED=∠EBC また、∠ADE=∠ECB=90°より2角が等しいので、△AED∽△EBC
∴∠EBC=∠AED―――①
また、接弦定理より、∠ABE=∠AED―――②
①,②より、∠EBC=∠ABE よって、BEは∠Bの二等分線より、△BACで角の二等分線の定理を使うと、AG:GC=BA:BC―――☆
また、AFを結ぶと、ABは直径より∠AFB=90°
よって、3直角より四角形AFCDは長方形である。よって、FC=AD=4cmより、
BC=5+4=9cm 
また、OEを結ぶと、接線と中心の関係より、
OE⊥DC よって、AD//OE//BCで点OはABの中点より、点EもDCの中点である。
よって、台形の中点連結定理より、OE=(4+9)÷2=13/2cm
よって、円の半径が13/2cmより、ABは直径で13cm
よって、BA=13cm,BC=9cmを☆に代入すると、AG:GC=13:9

本題よりずっと難しくなりましたね。解法2は次回。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/31 20:28削除
改題の解法2
AFを結ぶと、ABは直径より∠AFB=90°
よって、3直角より四角形AFCDは長方形である。よって、FC=AD=4cmより、
BC=5+4=9cm 
また、OEを結ぶと、接線と中心の関係より、
OE⊥DC よって、AD//OE//BCで点OはABの中点より、点EもDCの中点である。
よって、台形の中点連結定理より、OE=(4+9)÷2=13/2cm
よって、円の半径が13/2cmより、ABは直径で13cm よって、△ABFは5:12:13の直角三角形より、AF=12cmである。
ここで、点Bをxy座標の原点に取り、点C(9,0)とすると、A(5,12)また、E(9,6)
よって、直線BEの方程式は、y=(2/3)x―――①
また、直線ACの方程式は、傾きが-3で点Cを通るので、y=-3(x-9)―――②
よって、点Gの座標は①と②を連立させて、
(2/3)x=-3(x-9)を解くと、
(11/3)x=27 ∴x=81/11
よって、GからFCに垂線を下ろしHとし、△CGH∽△CAFを利用すると、
AG:GC=FH:HC=81/11-5:9-81/11=26/11:18/11=26:18
=13:9
∴AG:GC=13:9

座標は慣れていないと盲点かもしれませんね。

おまけ:
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返信3
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/31 14:11 (No.686717)削除
次の文章を完全解説して下さい。

(続き)次に、環Rの加法部分群Ⅰにさらに次の定理2.1の条件(5)により、加法の剰余群R/Ⅰの上に乗法を定義することができる。

定理2.1
環Rの部分集合Ⅰが加法に関して部分群であるとする。このとき、上で定義した同値関係について、次の条件(5)と(6)は同値である。
(5)a≡b(modⅠ),c≡d(modⅠ)⇒a・c≡b・d(modⅠ)
(6)(ⅰ)r∈R,a∈Ⅰ⇒r・a∈Ⅰ
   (ⅱ)r∈R,a∈Ⅰ⇒a・r∈Ⅰ

証明
(5)⇒(6):
rをRの元で、aをⅠの元とする。
a∈Ⅰよりa≡0(modⅠ)また、反射律よりr≡r(modⅠ)であるから、仮定よりr・a≡0(modⅠ),a・r≡0(modⅠ)すなわち、r・a∈Ⅰとa・r∈Ⅰを得る。
(6)⇒(5):
a≡b(modⅠ),c≡d(modⅠ)とすると、
a-b∈Ⅰ,c-d∈Ⅰ
そこで、次のような式を考える。
ac-bd=ac-bc+bc-bd
     =(a-b)c+b(c-d)
ここで、(ⅰ)よりb(c-d)∈Ⅰ,(ⅱ)より(a-b)c∈Ⅰ よって、ac-bd∈Ⅰとなり、ac≡bd(modⅠ)を得る。
(引用終わり)

具体的には、

>a∈Ⅰよりa≡0(modⅠ)

この解説と、群の時の定理4.1の系との関係を述べて下さい。

定理4.1の系
Gを群,HをGの部分群とする。このとき、Gの任意の元aについて次の(1),(2),(3)は同値である。
(1)a∈H(2)aH=H(3)Ha=H

念のため、Ⅰは加法群です。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/31 15:43削除
解説
>a∈Ⅰよりa≡0(modⅠ)

これは前回の、

環Rの部分集合Iが加法に関して部分群であるとする。このとき、Rの元a,bについて
a≡b(modⅠ)⇔a-b∈I
によって、同値関係が定義される。

これにb=0を代入すれば良いですね。

>群の時の定理4.1の系との関係を述べて下さい。

定理4.1の系
Gを群,HをGの部分群とする。このとき、Gの任意の元aについて次の(1),(2),(3)は同値である。
(1)a∈H(2)aH=H(3)Ha=H

HをⅠに変えて、加法群より、a+H=Hからa=0などとやってはいけない。(あくまでもa∈Hである。それに向こうの方は、|a=0である。)

a≡b(modⅠ)⇔a-b∈Iを定義した時点でⅠはただの加法群ではなくイデアルなのである。だから、イデアルならば、a∈Ⅰよりa≡0(modⅠ)という事。
念のため、私の個人的な考えなので裏を取って下さい。(まだこの時点ではイデアルは定義されていませんし、定義は別の形ですからね。)

おまけ:
返信
返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/30 15:53 (No.685634)削除
次の文章を完全解説して下さい。

環Rの部分集合Iが加法に関して部分群であるとする。このとき、Rの元a,bについて
a≡b(modi)⇔a-b∈I
によって、同値関係が定義される。すなわち、この関係は次の条件を満たしている。
(1)反射律:a≡a(modI)
(2)対称律:a≡b(modI)⇒b≡a(modI)
(3)推移律:a≡b(modI),b≡c(modI)⇒a≡c(modI)
また、Ⅰは加法群Rの正規部分群であるから、この同値関係による剰余類
|a={x∈R|x≡a(modI)}=a+Ⅰ
と、さらにこれらの剰余類の集合
R/I={|a|a∈R}
を考えることができる。第2章定理5.1の(3)を加法の言葉で書けば
(4)a≡b(modI),c≡d(modI)⇒a+c≡b+d(modI)
を満足していることがわかる。これより剰余類の集合R/I上に加法が定義される。

第2章定理5.1
Hを群Gの部分群とするとき、次の命題は同値である。
(1)∀a∈G,aH=Ha
(2)∀a,b∈G,a(≡l)b(modH)⇔a(≡r)b(modH)注:(≡l)は左合同,(≡r)は右合同を表す。
(3)∀a,b,c,d∈Gに対して次が成り立つ。
a(≡l)b(modH),c(≡l)d(modH)⇒ac(≡l)bd(modH)
(4)∀a∈G,aHa^-1⊂H
(5)∀a∈G,aHa^-1=H
(引用終わり)

具体的には、

>すなわち、この関係は次の条件を満たしている。

この理由ですね。

>第2章定理5.1の(3)を加法の言葉で書けば
(4)a≡b(modI),c≡d(modI)⇒a+c≡b+d(modI)
を満足していることがわかる。

また、この理由ですね。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/31 13:36削除
解説
>すなわち、この関係は次の条件を満たしている。

a≡b(modⅠ)⇔a-b∈Iが、
(1)反射律:a≡a(modI)
(2)対称律:a≡b(modI)⇒b≡a(modI)
(3)推移律:a≡b(modI),b≡c(modI)⇒a≡c(modI)
を満たしている事を示す。

(1)a≡b(modⅠ)⇔a-b∈Iにb=aを代入すると、a≡a(modⅠ)⇔a-a∈I⇔0∈Ⅰで、Ⅰは加法群なので単位元の零元を含むので、a≡a(modⅠ)を満たしている事になる。

(2)a≡b(modⅠ)⇔a-b∈Iで、Ⅰは加法群よりa-bの逆元-(a-b)を含む。∴-a+b∈Ⅰ ∴b-a∈Ⅰ ∴b-a∈Ⅰ⇔b≡a(modⅠ)
よって、 a≡b(modI)⇒b≡a(modI)が成り立つ。

(3)a≡b(modI),b≡c(modI)ならば、
a≡b(modⅠ)⇔a-b∈I
b≡c(modⅠ)⇔b-c∈Iより、
a-b,b-c∈Iで、Ⅰは加法群より加法について閉じているので、(a-b)+(b-c)∈I
∴a-c∈Ⅰ ∴a-c∈Ⅰ⇔a≡c(modⅠ)
よって、a≡b(modI),b≡c(modI)⇒a≡c(modI)が成り立つ。

>第2章定理5.1の(3)を加法の言葉で書けば
(4)a≡b(modI),c≡d(modI)⇒a+c≡b+d(modI)
を満足していることがわかる。

a≡b(modI),c≡d(modI)ならば、
a≡b(modⅠ)⇔a-b∈I
c≡d(modⅠ)⇔c-d∈Iより、
a-b,c-d∈Iで、Ⅰは加法群より加法について閉じているので、(a-b)+(c-d)∈I 
∴(a+c)-(b+d)∈Ⅰ(a,b,c,dは環Rの元で環は加法群で可換だから。)
∴(a+c)-(b+d)∈Ⅰ⇔a+c≡b+d(modⅠ)
よって、a≡b(modI),c≡d(modI)⇒a+c≡b+d(modI)が成り立つ。

相変わらず、ちょっとくどいと思いますが、初心者向けですから。

おまけ:
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返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/29 07:50 (No.684216)削除
改題
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201811220001/

この図形を使って、15°,75°,90°の直角三角形の三辺比を求めて下さい。ただし、2通り作って下さい。

おまけ:https://instagrammernews.com/detail/3024732007053112120
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/30 07:51削除
改題の解法1
△ABCは直角二等辺三角形より、AB=AC=√6/√2=√3cm また、△ADCは1:2:√3の直角三角形より、AD=1cm,CD=2cm ∴BD=√3-1cm
ここで、DからBCに垂線を下ろしその足をHとすると、△DBHは直角二等辺三角形より、BH=DH=(√3-1)/√2=(√6-√2)/2cm
∴CH=√6-(√6-√2)/2=(√6+√2)/2cm ところで、△CDHは15°,75°,90°の直角三角形より、その三辺比は、
DH:CH:CD=(√6-√2)/2:(√6+√2)/2:2=√6-√2:√6+√2:4
よって、答えは、√6-√2:√6+√2:4

改題の解法2
△ABCは直角二等辺三角形より、AB=AC=√6/√2=√3cm また、△ADCは1:2:√3の直角三角形より、AD=1cm,CD=2cm 
ここで、△ADCをACで折り返して点Dの行き先をD'とすると、AD'=AD=1cm,D'C=DC=2cm ∴D'B=√3+1cm
また、D'からBCに垂線を下ろしその足をHとすると、△D'BHは直角二等辺三角形より、D'H=BH=(√3+1)/√2=(√6+√2)/2cm 
∴CH=√6-(√6+√2)/2=(√6-√2)/2cm
ところで、△D'CHは15°,75°,90°の直角三角形より、その三辺比は、
CH:D'H:D'C=(√6-√2)/2:(√6+√2)/2:2=√6-√2:√6+√2:4
よって、答えは、√6-√2:√6+√2:4

おまけ:
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返信1
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/28 16:36 (No.683568)削除
問題1
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201811220002/

2通り作ってみて下さい。

問題2
https://plaza.rakuten.co.jp/difkou/diary/201811230000/

検索ありで解いてみて下さい。

おまけ:
壊れた扉さん (8ewhcx4n)2023/1/29 07:24削除
問題1の解法1
直線l上の点から直線m上の点まで各頂点をA,B,C,Dと振り、点B,Cから2直線と平行な直線を引き、それぞれl',m'とすると、
錯角より∠m'CD=∠CDm=40°
よって、∠BCm'=67°-40°=27°
また、∠l'BC=∠BCm'=27°
∠ABl'=∠BAl=33°
よって、∠x=∠ABl'+∠l'BC
=33°+27°=60°
よって、答えは、60°

問題1の解法2
直線l上の点から直線m上の点まで各頂点をA,B,C,Dと振り、BCの延長と直線l,mとの交点をそれぞれE,Fとすると、△CDFの内対角の和より∠CFD=67°-40°=27°
よって、錯角より∠BEA=∠CFD=27°
よって、△BEAの内対角の和より、
∠x=27°+33°=60°
よって、答えは、60°

問題2の解答
検索しても見つかりませんでしたが、探しているうちになぞなぞの問題ばかり読んでいたので、脳みそが適応したようです。笑
答えは、イですね。(イの方が文字が大きいから。)

おまけ:
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